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「がんもどき」をスペイン語で言うと?
2009年 07月 09日
a0072316_0213334.jpgこれ、スペイン風でも何でもありまへん。

久しぶりにおいしそうなトマト)を見つけて、でたまたま冷蔵庫に「サラダ豆腐」というのがあって…

そういやイタリアンにはトマトとモッツアレーラ・チーズのサラダ、なんてのなかったっけ?
モッツァレラの代わりに豆腐ってど~よ?

と連想し、スライスしたトマトにサラダ豆腐を和え、塩、オレガノ、オリーブ・オイル、酢を振りかけてみたっていうだけです。

で何故豆腐からモッツァレーラを連想したかっていうと、豆腐とチーズって、原材料は違うけど似てると思うのですね。牛乳が固まったらチーズ、豆乳が固まったら豆腐…ってまあ、そんな単純じゃないかもしれないけれど…(・・ゞ
でも特にモッツァレラのような柔らかいチーズ、固めの豆腐みたいだと思わない?

スペイン語でチーズは queso (ケッソ)といいますが、スペインにはそれより柔らかい requesón (レケソンというものがあり、言ってみればナマのチーズみたいな感じ。
今これ書くために日本語でなんていうのか辞書をひいたら()、凝乳、カテージチーズ…いやあ、コッテージ・チーズってレケソンだったのね!?(今更何言ってんだか…)

つまりその、日本でコッテージ・チーズなんていうのが出て来たのは比較的最近の事で、昔はレケソンはレケソンと思ってたって事ですが(…益々何言ってんだか分からんではないか…)

で日本語でなんて言うか調べる前に、スペイン語の定義をスペイン王立アカデミーの辞書でチェックしてたんですが、それによると「ミルクの固まったの」とか、「チーズを作る時の副産物」なんて出てきますデス。

…コッテージ・チーズってチーズ作る時の副産物??

まいいや、何が言いたかったかていうと、詳しい製法とかは知らないままに、レケソンていうと普通のチーズよりも柔らかくてフレッシュな感じがするので、スペイン人に「豆腐」の説明をする時に「requesón de sojas、つまり大豆のレケソン…みたいなものよ…」っと説明してたワケ。
豆腐だって詳しい製法なんて知らないワケで…
ゴタゴタ説明するより、こういった方が彼らも分かったような顔するワケで…(…ってそれでいいのか?)

でも当らずとも遠からずって感じしない?

でまあ、モッツァレーラ・チーズの代わりに豆腐を入れる、つまり豆腐をチーズもどき、又はレケソンもどきとして使ったワケで…(…ところでモッツァレーラってのはコッテージ・チーズなのか??)

…って思っててヒラメイタ!

そうだ、例の言葉は「もどき」と訳せば良かったのだ! という事。

例の言葉とは: ホームページのおまけとして載せたロシア人のチステ(ジョーク)で「なんだかんだ」とゴタゴタ説明してる、「ロシアの」という形容詞が持つニュアンス、これをひとことで言えば「…もどき」じゃないかと。

普通の肉のステーキを filete というのに対し、ハンバーグ、つまりミンチ・ステーキの事をなぜかロシアン・ステーキと言ったり、

普通のサラダを ensalada というのに対し、ポテト・サラダをロシアン・サラダと言ったり、

更にはスペインで「かにかまぼこ」が出始めた時に、あるバーのボーイがそれをいみじくも「ロシア(人)の蟹」と表現したように、スペイン語でロシアンという形容詞には「正統派・オーソドックスなものとはちょっと違う、少し格下」みたいなニュアンスがあるわけですが、これって「…もどき」って感覚と似てない?

つまりミンチ・ステーキは「ステーキもどき」、ポテト・サラダは「サラダもどき」、そしてかにかまぼこは「蟹もどき」なわけですよ…

ここで、「普通のサラダよりポテト・サラダの方が好きなんだけど、なんで格下なの?」なんて事は言わないで欲しいの。そもそも、ホームページにも書いてるように、そういうニュアンスを何故「ロシアの、ロシア人の」という言葉で表現するのか、その理由も調べておりませんので…_(._.)_

ここでもひとつ連想したのが「がんもどき」…
…「がんもどき」って「雁もどき」?〈・・・あれって雁と関係あるんですかね??)
…て事は(雁は ganso だから) ganso ruso...(…てなワケ、ないじゃないか! ないと思う…ありませんので…誤解なきよう…)

という訳で、久しぶりに≪スペイン語ひとくち知識≫でした。

尚、余りにも調べてない事の多いクエスチョン・マークだらけの記事なので、以下ウィキペディアで検索してみました。ご参考に。
カッテージ・チーズ
モッツァレーラ
チーズ

レケソンもモッツァレーラも「非熟成チーズ」の中に入るようで、そういう意味(普通のチーズより「ナマ」って感じ)で一緒にしたのは間違ってなかった?(…我田引水…)

ついでにがんもどきも。

それから写真のサラダは結構満足の行く味に仕上がり、その後「…同じイタリアンでアンチョビ風味ってどうよ?」「アボカド入れてみる?」等々、エスカレートしております。


※ それから↑のトマト、これはスペイン語ひとくち知識とは関係ないけど、
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by peque-es | 2009-07-09 11:08 | その他、色々、なんとなく…
スペインの宝くじ抽選会
2009年 06月 25日
もう2,3週間も前になると思いますが、テレビ見てたらサマージャンボの抽選会というのをやっており、あ、しまった、買おうと思ってたのに忘れた、宝くじは買わなきゃ当らん…

時既に遅しなので、この際スペインの宝くじ抽選会の話でも書こうかと…

というのも、日本の宝くじの抽選会って、見る度に(…って今までに2度くらいしか見た事ないんだけど…)なんかツマンナイと思うのよね。

というのは、スペインの宝くじ抽選会の方が面白いって事で…

とは言っても、その面白さを説明するのは難しいので、YouTube で探してみました。先ずは、去年のクリスマスの宝くじ抽選会の様子からどうぞ。

同じものですが、上のが el gordo と呼ばれる一等? 大賞? が出た時だけなのに対し、下のは他の賞が出た時の様子も少し入っている。


どう? 日本のより面白いと思いません?
マドリッドにあるサン・イルデフォンソ小学校(El Colegio de San Ildefonso)の生徒が伝統的に担って来た、Loteria (宝くじ)の当選番号と賞金額を歌う(cantar)という役割。(ウィキペディアによると2世紀以上前から。学校自体も400年の歴史があるそうで、日本語はありませんがご参考にリンクしときます。)
これには勿論、生徒の中から良く通る声の持ち主が選ばれて、数字を見て即座に歌い上げる練習を前以ってしてるのです。(↓)


でもひとつ言うと、ペセタがユーロになってから、なんか語呂が悪いというか納まりが良くないというか…ペセタの方が桁が多くなるので、賞金額の数字が長くて歌いでがあるというか…その分情緒があったような気が、しないでもない、ような気がする…

尚、この賞金を歌うメロディを以前≪ちょっとスペインの音色 & petitesmusiques≫「プチ・フィナーレ」というのを作った時に、エンディングに使っております。付けた和音で雰囲気変ってます(?)が、メロディは同じですので。

ちなみにビンゴ君に上の YouTube のビデオを見せてやったら、しきりに首をかしげておりました。
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by peque-es | 2009-06-25 21:41 | スペイン:人、物、言葉…
中間報告
2009年 06月 03日
腱鞘炎は一進一退しながら良くなって来てますが、もう少しお休みします。
で以下、中間報告というのもヘンだけど、この間のビンゴ君と「ちょっとスペイン」を断片的?に…
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先ずシャンプーされたら眠たくなっちゃったビンゴ君。まあそういう時間を狙ってシャンプーしたワケだけど…

昨日の夕方の散歩で、初めて片足を上げてシー! 
今までに2度程、あれ? 足上げてる? という感じの時があったのだけど、足を上げると言うよりも「片足が浮いちゃった?」みたいな感じだったのが、今回ははっきりと足を上げて、今朝の散歩でも2回の内1回は、足を「上げた」雰囲気。
a0072316_10245469.jpgついでに上の寝顔と肉球(↓の2枚)のアップ。

雨の後の散歩や、シャンプーの後の奇麗になった肉球、寝顔やヘソ天の寝姿と同じく、見飽きません。

a0072316_10251644.jpga0072316_10253118.jpg
8ヶ月半を過ぎて、元々小柄なのと、お腹の調子が安定しなかったりで増え悩んでいた?体重もやっと5キロを超えて来た感じだし…
そのお腹も落ち着いて来て、フィラリア予防の第1回も終わったところで、牛革チューインガム、デビューしてみた。

a0072316_1041506.jpg初めてやった時は、夢中になって噛む事噛む事!
寝るのも忘れてクッチャクッチャやってたのが、今日あたりはもう、途中で飽きて?放り出し(→)

取り上げなくても寝るようになりましたが、他のオモチャに比べて「ひとり遊び」が持続するのは確かで、丸呑みしないように時々チェックはするものの、家具をかじってゲホしないか(↓写真参照…)、
a0072316_1215895.jpgトイレシートを食べちゃわないかと、四六時中見張ったり、オモチャを咥えたところでワザと追い掛け回して遊んでやったりするのに比べると、飼い主超ラク。
クッチャクッチャやってる間に虎刈りだった毛を揃えてやって、小虎刈りくらいになったし!
ところで、ナショナルの犬用バリカン、欲しい方いらっしゃいませんか? ビンゴ君が赤ちゃんの時に、いずれ使うかもとネットで買ったのですが、結局ハサミでカットしちゃってるので、もし使って下さる方がいれば、お安くします。未使用で未だ保証期間内です。興味のある方は非公開でメール・アドレスを書いてくだされば、詳細をお知らせします。

a0072316_16301912.jpgヨダレでグチャグチャにならないようにマット敷いてやると、一応マットの上で噛んでます、時々ハズれてますが…(ハートのエースが見える写真に変えました。

a0072316_10543724.jpgこれは昨日の、クッチャクッチャの後の昼寝。
片足上げてオシッコするようになってもマダマダ赤ちゃん。できるだけ長く赤ちゃんで居て欲しい気持ちもあるし…
年の割に落ち着いているとよく言われ、飼い主もそう思うのですが…
他の犬に対しては超フレンドリーで、大型犬とも小型犬とも、又年上の子とも自分より小さい子とも、吼えたり乗ったりする事無く、落ち着いて接する事ができ、獣医さんも「このまま(他の犬や人から)イヤな思いをさせられないように気をつけて2,3歳まで行けば、元々積極的で、本質的に怖がりじゃないから、どこにでも連れて行ける犬になりますよ」と。

大型犬にも怖がらずに近づき、怖がりの子にも優しく接する事ができて、それぞれ飼い主さんから喜ばれるので、こっちは飼い主として鼻高々? 鼻の下が伸びる?? とにかく、一緒に散歩するのがとても楽しい子です。
余り会えないけれど、会うと必ずレスリングになるプー君(豆柴)やモコ君(保護犬だったと言うハイパーなトイプー君)、体も歳も大きいけれど一緒に遊んでくれるアム君(黒ラブ)やルーク君(アイリッシュ・セッター)やハニーちゃん(ゴールデン)、その他ビデオにでも撮りたいようなシーン満載のビンゴ君の散歩なんだけど、飼い主依然としてカメラを持って散歩する余裕なし…

大型犬といえば、先日以前預かって貰ったアリーナ・ドッグスクールに久しぶりに行ってみたら、グレートデンのブラック君が遊びに来て、先生が「ビンゴも入る?」
近所のお友達は、大きくても黒ラブ止まり…あ、あとニューファンドランド??…なので、大きいと言っても、ビンゴ君が後足で立てば胸に前足が届く体高なのだけど、
初体験のグレートデンはさすがに大きくて、トレーナーの先生曰く、「ちょっと固まってますね」。
だって背伸びしても届かないんだもんねえ、ビンゴ君…背中ツンツン突っつかれちゃったし…
でもシッポを仕舞う事なく、最後は「遊んで、遊んで」ってやってた?
途中でこっちを探して頼るような目つきをしたのが、飼い主としてはひとつの収穫。そういえば散歩の途中でも、自分の行きたいところと飼い主の行きたいところが一致しない時? どっちに行っていいか分からない時? こちらを見上げて目を合わせるようになった。誰にでも付いてっちゃいそうで、又興味のあるものにドンドン行っちゃうので、呼び戻しなんてできるんだろうか? と心配してた飼い主ですが、信頼関係が少しづつ出来て来たかな?と思う今日この頃です。

飼い主的には、同じワイヤーといつか遊ばせてやりたいな~と思うのですが、先日そのワイヤーが出没(?)すると聞いて行った公園、その時は来てなくて残念。

そういえば、以前のお泊りの時の写真がこの辺にあります。
あの頃は耳が折れていて、今回スタッフのみんなから「耳立っちゃったねえ」と言われたビンゴ君。
まあ立ったら立ったでいいかと、毛を切らないのみにしてるのですが、全然切らないでいたら余りにもボアボアでデカ耳に見えるので、今回毛先だけちょっとカット。
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…あんまり効果が分からん…

これは散歩に行こうと胴輪を着けたら、「ドライブなら行く」とばかりに、ドライブ用のエコバッグの所に行って座ってるところ。

サークルに逃げ込んで居ても、このバッグを玄関に持って行くとトットコ出て来て自分から入るし、先日なんて、前の日もドライブしたので今日は普通の散歩だなあと思ってたのが、他にドライブする用事が出来て、「じゃあ今日もドライブにしますか?」と言ったら、ワンとのたもうた…
でも夕方の散歩は、ドライブがなくても1時間は軽く行くのに、朝の散歩はどうも省エネ気味で、極端な時はマンションの入り口から表通りまで、せいぜい10数メートルを往復して、でも行きにC、帰りにUとか、効率のいい?ビンゴ君です。

ビンゴ君の近況報告が終わったところで、ちょっとスペイン的に最近思った事ふたつ。
a0072316_1147293.jpg先ず、最近スーパーでゲットしたリモ・ナーダという飲み物。念のために商標消しましたが、説明によるとスペインが発信地らしいの。
でリモ・ナーダはスペイン語でレモネードの事、とあるのだけれど…
商品名 LIMON & NADA は正確に言うと「レモン・アンド・ナッシング」の事。
つまりレモンだけしか入ってないって事で、炭酸が入ってないレモン・ジュースは好みでいいのですが、スペイン語のレモネードは LIMONADA (リモナーダ)であって LIMON & NADA ではないのが、ちょっと気になる…
ま、大した事じゃないんでせうが…
ちなみにスペイン語で LIMON & NADA を読むと、リモン・イ・ナーダ。で多分リモンの最後と次のイが繋がって、リモニナーダ、みたいな発音になるかと…
以上、ミニ「スペイン語ひとくち知識」。

もうひとつ、コンビニで薬を販売というニュースで思った事。
薬を売るというのは生活にとってバイタルなサービスのひとつなので、スペインの薬局は元から24時間態勢。同じ地区の薬屋同士で当番を決めて、夜間、休日でも必ず開いているところがあるという風になっている。
それに比べて日本の処方箋薬局ってどうよ? というような記事を前にも書いたけど、その隙間をコンビニが埋めるわけね?

…今の日本、コンビニがなかったらど~なる??
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…というようなところで…

…んじゃオヤスミナサイ…モゴモゴ…(薄目を開けてこっちをチェック)






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……







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by peque-es | 2009-06-03 13:12 | その他、色々、なんとなく…
今年の課題
2008年 12月 27日
少し前からブログも殆ど更新できてなかったドタバタの理由、実はこれ…
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…でした。

子供の頃に昭和の田舎で飼ってたのと同じ、フォックス・テリアの男の子。
縁あってうちの子になってくれたビンゴ(Bingo)君。ただ今3ヶ月と10日余り。まだ当分ドタバタが続く予定。

a0072316_1762693.jpgでも、パソコンの椅子で踏み潰してしまいそうで怖かった最初の頃と比べると、大分安心して見てられる大きさになった。

昭和の飼い主、ドッグフードもペットシートも、屋内用のケージやサークルなんて物も使った事がなく、ワクチンの事も知らず、おまけにスペインに住んでた間に日本の犬を取り巻く環境が大きく変わったようで、戸惑う事、分からない事だらけ。更に仔犬に関しては初心者に近い状態で、一事が万事、手探りと試行錯誤の連続の毎日。やっと少し慣れて来た今から考えると、頑張ってそれについて来てくれた小っちゃな命に、只々感謝。

そして、それ以前に、ブログを通じて最近の犬事情を教えて下さった方達、色んな事を考えるきっかけを与えてくれた犬たちにも感謝です。

もう一度犬を飼うという事は、人生の asignatura pendiente (アシグナトゥーラ・ペンディエンテ)、残った課題のようなものだった。(※)
スペインに住んでた間は、いつか日本に帰ったら…と思ってたのに、イザ帰って来ると色んな事が起こり、中々決心のつかなかった数年間。
でも自分の年齢を考えると、最後まで責任持って面倒見てやるには今年くらいがタイム・リミット?と気がついて、具体的に考え始めたのが2月頃だったか?

以来、ネットで色んな犬情報を検索し、その内、今の日本には膨大な数の里親探しをしている犬たちがいる事を知り、個人で里親探しをしておられた方(とその犬)に会ったり、保険所に収容される犬の保護活動をされている団体のサイトや、レスキューされた犬の預かりボランティアをされてる方たちのブログを見たり…

…里親希望を出しかけた事も何度かあった。
でも色々具体的に考え始めると決心がつかず…

要は未だ自信がなかった、そして機が熟してなかったって事ですね。

でもそうやって、ひとつひとつの条件を具体的に考える度に、自分の気持ちが整理でき、生活環境を見直し、色んな意味で準備ができて来た、丁度その頃に出遭ったビンゴ君。尤もその時は、ビンゴという名前が似合ってるかどうかも未だ分からない赤ちゃんだったけど…

ビンゴに出遭えて決心する事ができたのも、そういったひとつひとつのきっかけを与えてくれた里親募集犬たちのお陰です。

あと2週間くらいで散歩に出せる、というとこまでこぎ着けました。
お互いペースも掴めて来たので、も少ししたら、もちっと記事が書けるかも? (…書けないかも…)

そんなこんなで仔犬の世話に追われて、いつもはネットなどで図柄を探して自分で作るスペイン向けのクリスマス・カード、今年は準備する暇がなく、ドロナワで仔犬の写真に字を入れてメールで出したのが最初の1枚。

日本の皆さまには、これ又手抜きですが、スペイン語のメリー・クリスマス「FELIZ NAVIDAD」を、「ありがとう! よいお年を!!」と読み変えて頂きたく…(…年賀状はど~すんだ?

尚、左下の白い文字は、「みんなに平和と幸福がありますように」って意味です。

というわけで、今年の課題、何とかひとまずクリア。でもこの課題、これから10数年続くペンディング事項なのだ…

※asignatura は学校などの勉強の課目、pendiente は英語のペンディング、つまり落第して翌年に持ち越してしまった課目のような事ですが、勉強以外の様々な場面(例えば政治、経済、会社等々)でも、「残された課題」「今後やらなくてはいけない事」の意味で使われます。

それにしても、ひとりで仔犬の写真を撮るの…
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by peque-es | 2008-12-27 19:10 | やっぱりテリア
ブログのタイトルが決まらない…
2008年 10月 19日
…日々だったのだ。次は車検の事を書こうと思って、何かこ~インパクトのあるタイトルはないか? などと考えてる内にズルズルと日が経ってました。(・・;)

その間に…
a0072316_122175.jpg←10月も半ばを過ぎたってのに、未だ咲いてるうちのベランダのブーゲンビリア…

…のみならず!

     ↓
     ↓
     ↓

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…もう一方の枝にも2週間程前に蕾が付いて、今こんな感じ。

オクテだけれど、頑張ってる!?

ところで、車検の話。

要はもうじきうちの車を車検に出さなくてはいけないワケで…

で、日本の車検って、なんでこんなに高いの? っと前から思ってた事を、書く事にしたワケだけど…

初めて行った頃のスペインには、車検制度がなかった。
新車が少なくて、タクシー(基本的に個人タクシー)なんかでも、かなりキタナイ車が多かった。
空港などのタクシー乗り場では、客待ちをするタクシーの運ちゃんたちが、車のエンジンを止めて、お客が来るまでちょっとづつ、手押しで車を進めて行く光景なんてのが、普通に見られたもんです。ツイゾ聞く事がなかったけど、あれってやっぱり、燃料節約の為なんでしょね? (・・?

まあそれは1980年代前半くらいまでの事だったと思う。
スペインは車検がないから、中古車の値段が日本よりも高いなんていう話もあった。
車検制度ができてからも、目に見えて安くなった訳ではなく、街には結構古い車もまだ走ってたような…2000年頃だったか、下取り補助金制度みたいなキャンペーンがあったので、ま、今のスペインでは、そんなにオンボロ車は目につかないと思う。

でスペインの車検ですが、
制度としては、新車を買って確か4年間は車検を受けなくてもいい。
4年目に最初の車検があって、その後は車の状態にもよるでしょが、大体2年おきの車検となる。
そして10年を過ぎると毎年受けなくてはいけない、っていうのが平均的パターン。

平均的スペイン人の走行距離は、平均的日本人の走行距離より、かなり多いと思う。
毎日の通勤に車を使う人も多く、週末には郊外に出かけたり、ちょっとした連休や夏休みには、車で移動する。

で、普通乗用車の車検料、昔は4000円台って雰囲気でしたが、今幾らになってるか調べてみたら、16%の消費税を入れて、ガソリンで約33ユーロ、ディーゼルで約36.4ユーロっていうのが出て来た。当時よりユーロが円に対して高くなってるので、それを差し引くと5000円位らい?なので、やっぱり少しは値上がりしてる。でも日本よりずっと安いでしょ?

これ、要説明、ですね?

先ずスペインの車検は、自分で持って行くのが基本。国から委託された車検センターが、例えばマドリッドなら、マドリッドから全国各地に出る主要道路のそれぞれにある。交通量にもよりますが、大体15分~30分くらいで行けて、しかも行き易い所にあるワケ。
ちなみにスペインで最後の車検は、当時郊外に移転していたオフィスから、昼休みに行って済ませた。

そして車検で何か不備が発見された場合は、それを自分の好きなところで修理・交換等して、も一度持ってくワケ。
なので、修理費なんてのは上乗せされないワケ。

更に自賠責保険なんていうのも入ってないワケ。これはそういう保険がないのではなく、車を所有したらかけなくてはいけない自動車保険、こっちにそういうのが入ってます。だから自動車保険は日本より割高かも…? あれ? そ~でもないか?? (・・?

そんなこんなで、日本の車検料の、該当部分とだけ比べてみると、ですね…
ん? どこが該当部分なの? 車検基本料っての? 或いは、それ+予備検査料?? それとも、重量税と印紙代ってのも足す、つまり自動車保険だけを引けばいいのか???

ワケワカラン…

ユーザー車検っていうの? 自分で持って行って、最低限の事だけすれば、2万幾らで済むらしいのだが、それでもスペインの4,5倍? それに持ってく場所、県にひとつくらいしかない?

で法定点検だか何だか知らんけど、「一応義務があるんですが、でもやらなくても罰則とかはないんです」などという曖昧な部分があって、何をどれだけやって、幾ら払わなきゃいけないのかが、ち~ともはっきりしないではないか?

スペインでは、外国人の初心者でも、ちゃんと自分でやれた車検がですよ!
日本で日本語で話してるのに、何と何をやって幾ら払うのが正解(?)なのか、どうひっくり返しても分からん制度って、一体何?

まあ、日本に帰って最初の車検は、それでもアレヤコレヤ調べて、ディーラーよりは安いとこに持ってったのですよ。

でも、アレヤコレヤ調べる手間と、全然はっきりしない結論を考える時間の割に、節約できる額、少なすぎ…

…なので2回目からは、ディーラー車検にしてしまったのだ…

日本の車検ってなんか、ディーラー、つまり自動車産業の経営がうまく行くように、つまり収入源の一部として考えられた制度のような気がして仕方ない。

自動車以外にも、そういう事は色々あるような気がするワケで…

日本経済って、大企業の経営を、国民や消費者が助ける(?)ような仕組みになってる? 

ま、そういう大企業が、日本経済の発展を支えるという考え方なのかも知れませんが…

…なんだかね~…

あ、スペイン語で車検は ITV(イー・テー・ベ)、Inspección Técnica de Vehículos、と言います。
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by peque-es | 2008-10-19 13:56 | その他、色々、なんとなく…
フローリングって何語?
2008年 09月 28日
前から書こうと思っていた事のひとつなのですが…

フローリングっていうのは木の床の事を言うのかと思っていたら、どうも違うのですね。

合板や合成樹脂? その他よく分からない素材の上に、超薄い木の皮(?)を貼っつけて作ってあるようなのですね。

特に日本のマンションで使われてるのは、殆どがそういうタイプみたいです?

傷がつきにくいようにとか、年々改良はされてるみたいだけど、所詮超薄い木の皮ですよ…

スペインにも合板の木の床はありますが…

でもあくまでも

という事は、本当の木を使っていて、薄い板を数枚合わせている場合でも、そのひとつの
厚みが、少なくとも数ミリはあるのですよ。

で何年か経って表面が劣化したら、専用の機械を使って表面を薄く削る事ができる。
イメージとしては、電動芝刈り機で芝生を刈るでしょ? あんな感じで床の上を機械を滑らせて行くのですよ。
で削り終わったらニスを吹き付けて、新品の床になる、そういう事を合板でも2,3回は繰り返せる位の厚みがあるのですよ。

a0072316_19335382.jpgちなみに、スペインで家をリフォームした時は、途中でスッタモンダして、自分であっちこっち探した挙句、合板ではなく無垢の樫材?を使った床張り職人さんを見つけました。

←貼ってる(張ってる?)途中の図。

23ミリの厚みがあって、でも節の多い素材を使ってるので、10ミリくらいの節のない素材よりも安かった。勿論節はちゃんと処理されていて、それが模様のようで、節のない高い素材よりも好みだったの。
工場や体育館にも向いてる素材で、確か油仕上げとウレタン・ニス仕上げの2種類あったような…

あ、うちは体育館でも工場でもなかったので、ウレタン・ニス仕上げ。
でワックスなんかかけなくても、週に1回水拭き掃除をして、9年間そのままだった。
メーカーは北欧系だった?…と思って検索したら出て来ました。多分これです。日本でも、これを使って建てた家があるみたい!?

キズがついても、キズの下も木なので、専用の修理液のようなのを使って目立たなくしたり、又何もしなくても、時間と共に陽に焼けて(?)目立たなくなって行ったりするのですよ。

日本の木の皮のフローリングは、表面にキズがついたら木じゃないっていうのがすぐ分かってしまいますね…
でキズが一杯付いたら、総張り替え?

日本にも立派な木の床の伝統があったのに、なんでこんなもんがスタンダード?になっちゃったんですかね??

…建築業界の陰謀とか???

スペインで初めてのマイホームを持ち、そして初めてのリフォームで、ひとつひとつのプロセスが面白く(…大変だったけど…(・・;)…)写真をとってアルバムを作った。
a0072316_19475060.jpgその中から数枚…

見事に壊してますね…→

…で新しい間仕切りを作って…          …新しい床を貼って…
a0072316_19513665.jpga0072316_19545966.jpg

その他モロモロ。結果の中で一番気に入ってたのは…
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…この暖炉のある一画と…
a0072316_2012164.jpg

…建物の建築当初、つまり今から40年くらい前の洗面台(…って言う?)を残した、窓のある浴室、だったかな?

(…でも、工事の途中で、その洗面器の表面に、キズ付けられちゃったんだけどね…(・・;)

…ところでスペイン語で木の床は suelo de madera、これを英語に直訳(?)すると、floor of wood な訳で…

…そういや確かに、ウッド・フロアとは言ってない訳で…

………

…フローリングって一体何語? (で意味は??)
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by peque-es | 2008-09-28 20:38 | Japón,Japan,Nippon..
ホームページの≪スペインふう家庭料理≫統合
2008年 08月 17日
少し前に、ブログからもホームページの≪スペインふう家庭料理≫を参照できるように書いていたメニュー記事なのですが…
…現在記事の更新はブログでやってる訳なので…
…ホームページの方の記事はもう増えない訳なので…
それならば、ホームページをブログに統合した方がいい? と考え直してしまったのだった。
で、セッセ、セッセ…

…メデタク記事の引越し終りましたので、お知らせ。

で≪スペインふう家庭料理≫というカテゴリーを新設したら、同じ名前のタグと重複してしまった…けれど、別カテゴリーで記事を書く事もある?
タグをクリックすると、カテゴリーをクリックしても出てこない記事の一覧が出てくるし…メニュー代わりにもなる?
…ので、このまま残して置きます。

別のところにあった記事なので、リンク等おかしなところ、もし見つかりましたらお知らせ下さいマセ。

あ、ホームページから前書きも持って来たので、ご参照下さい。

あ、それから、各記事の日付は、オオヨソのところで散りばめて(?)ありますので悪しからず…(・・ゞ

以下、今回ホームページ≪スペインふう家庭料理≫から引っ越して来たメニューです。その他のメニュー及び記事一覧は、下の≪スペインふう家庭料理≫のタグをクリックして下さい。

※尚、日本語のメニューに当るスペイン語は、本当は Carta (カタ)です。メニューという言葉は menú del día (メ・デディア)などと使われて、本日のメニュー、定食、ランチというような意味になります。念のため…

引越しメニュー(menú)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Tortilla españla (スパニッシュ・オムレツ)

¿Chorizo seco? (ドライ・チョリソ?)

Gazpacho chapuza (手抜きガスパッチョ)

ガンバルゾ!の缶詰?(Cocido madrileño)

Chopitos (ホタルイカの天ぷら)

Chipirrones a la plancha (ヒイカの鉄板焼き)

Marmitako (マルミタコ)

本当の生ハムの定義 (Definición del auténtico "Jamón serrano")

生ハムの食べ方(Cómo comer "Jamó serrano" ?)

Chocolate con ... (チョコラテと…スペインの朝食)

Patatas con costillas (ジャガイモとスペアリブの煮込み)

Pulpo a la galleta (タコのガリシア風)

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by peque-es | 2008-08-17 13:28 | スペインふう家庭料理
スペイン時間、サマータイム、街灯…
2008年 08月 16日
毎年夏至の頃になると、蒸し返したくなる「スペイン時間、あばしり時間」のテーマ。
でも今年は、もうやめようと思ってたのだった。

cazorla さんのこの記事を読むまでは…

スペインの夏時間、日本の太陽時間と2時間ずれてます。日本の標準時は明石時間なので、関東とだと、2時間半くらいずれてるかも?

スペインの夏は、上の記事にあるように、明るくなるのは8時頃。つまり人間が朝起きて、仕事に出かけたりとか、そういう活動を始める頃に夜が明ける。

普通の人は未だ寝てる時間から明るくなる日本時間よりも、生活時間に合っている、そして人に優しいという気がするのですね、スペイン時間は。

まあ、日本時間で早寝早起きっていう解決法もある訳だけど、これには強固な意志の力を必要とする気がするもんね…(・・;)

最近の日本の夏はヒジョーに暑く、毎年この時期になると、「日本にもサマータイムがあればいいのにネ」「やっぱりシェスタは必要だよ」などという声を、少なからず聞くのですが、そこで必ず、「でも日本じゃサマータイム、過去に何度かトライしたけどダメだったんだってね…」というようなコメントが続くのですね。

でもそれは、一斉にやらない!からじゃないですかね?

スペイン、或いは他のヨーロッパ諸国のサマータイムは、学校の始まる時間とか、会社やお役所の始まる時間とか、病院やお店の時間とか、そして電車やバスの時刻表とか、ハタマタテレビのニュースの時間とか、或いは夜の娯楽番組の終る時間とか、全てが一斉にずれるワケ。
そうやって社会全体が一時間ずれて、初めてサマータイムの効果が出るんじゃないですか?

日本のどこかのように、お役所や一部の企業だけでやったって、そこに勤めてるお父さんたちが寝不足になるだけだと思う。だからうまく行かないんじゃないかと思うんですが…

でも仮にサマータイムが導入されたとして、更にスペインのように、標準時が年間を通して1時間ずれたとしてもですね、太陽と気温の関係は変らない訳で…
という事は、日本の夏は基本的に、日が暮れる頃にならないと涼しくはならないので(日が暮れてもそんなに涼しくない事も多々ありますが)…そこでいつも思う事がもうひとつ…

日本にも、もっと明るい街灯があればいいのに!

今の日の入り時刻は、大体6時半から7時の間? 
で、その頃になると、少しは通りを歩けるようになる感じがするのに、出かけると、すぐ暗くなっちゃうのだヨ。で当然の事ながら、広場にも公園にも、子供の姿なんて見られません。
暗い夜道を散歩してる人もいますが、殆どは健康の為のウォーキングって感じで、タダヒタスラ黙々と歩いてるか、或いは犬の散歩とかで、これもタダヒタスラ散歩してる感じ…だってまあ、周りは真っ暗だし、人は殆ど歩いてないし、たまに誰かと行き違っても声をかけるって雰囲気ではありませんよね?

スペインの夏の夕方から夜にかけて、人々は連なって散歩したり、途中でお茶したり、テラス席で一杯やったりしながら、長~い午後をま~ったりと過ごす。更に日が暮れてからも人通りは途絶えず、レストランのテラス席は満席だし、広場にも未だ人が群れて(?)ペチャクチャやってるし…
それは、日本よりも緯度が高く日が長い事もあるけれど、そして歩き易い歩道や、居易い(?)広場や公園、マドリッドだったら1ブロック毎にあると言っていいくらいのバールなどの力も大きいと思うけれど、そして Trasnochar (夜っぴて過ごす)と表現されるスペイン独特の生活文化のようなものもあると思うけれど、そういった事全てと絡まりあいながら、街灯の明るさも大きな役割を果たしている気がするのですよ。

それがどれ位明るいかというと、例えば東京の都心部などに行っても、夜はそんなに明るくないと感じる(ネオンサインは多いけど!)、それくらい、マドリッドの夜は明るい。

街灯を明るくするのは省エネ・ブームに逆行してると思う人もいるかもしれませんが、でも日本のマンションは夜中灯りが点いているのに比べ、スペインの集合住宅の共用部分の灯りは、その都度必要な人が点けて、で一定時間(例えば5分とか)が過ぎると消えるようなシステムが付いている。道は明るくても節約すべき所ではしている訳で、一概には言えないと思うのですね。

道が明るい方が防犯や治安の面でもいいと思うんですが…

日本の町ももう少し夜が明るくなれば、日本人の過ごし方も変るのでは? 
みんなセカセカと用事の為だけに行き来するのでなく、夕涼みの散歩を楽しんだりもできるのでは?
 
…などと思う今日この頃。

尚、上の trasnochar というのは、どこかの国のように(?)飲み屋やお姐さんたちの居るところで夜が遅くなるというイメージではありませんので、念のため。
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by peque-es | 2008-08-16 17:29 | その他、色々、なんとなく…
「知らない」事を知ってる事
2008年 03月 09日
新カテゴリー≪日本標準、世界標準≫の第二弾は「お釣り」の話になる予定、だったのですが、昨日(8日)の朝のテレビ(NHKの「課外授業 ようこそ先輩」)で、第一弾で言いたかった事と重なる部分のある事をやってたので、ちょっと寄り道(?)。

番組では、戸井十月さんという人が、母校(?)の小学校で、子供達にある課外授業をする。

先ず前置きとして、
世界には色んな国があって、色んな人がいるけれど、みんなお互いの事を知らない。そしてあちこちで戦争してたりするけれど、戦争というのは、相手の事を知らないから起こるのだ…

というような話をして、子供たちに外国の人と会って、話を聞いて、写真を撮って来る、という課題を与える。詳細は省きますが、子供たち、写真は撮れても中々話が聞けなかったり、色々試行錯誤しながら、グループ毎に課題をやってく訳です。

住民の3割が外国人だという新宿の大久保、そこにあるこの小学校では、クラスにも5人外国人の生徒がいる。そういう環境にいる子供達でも、事前アンケートでは、外国人に対して「どこかコワい」というイメージを抱いている生徒が多かったそうだ。

で番組のメッセージとしては、知らないという事が一番恐ろしく、恥ずべき事なのだという、「知る事の大切さ」のような事が語られておりましたが、≪ちょっとスペイン≫のメッセージとしては(笑)それにもう少し付け加えたいのですね。

何かを知る為には、自分が今「それを知らない」という事に気が付かなくてはいけない…という事です。で、「日本標準、世界標準」の第一弾で言いたかったのは、今の日本では、その自覚のようなものが薄れているのではないか? それって心理的な鎖国状態、みたいなものではないか? …というような事だったのだ…という事が、タイムリーな番組のお陰でまとまりました。

スペインの諺に、「自分が知らない事(は何か)を知ってる者が、本当に知ってる者」…El que sabe lo que no sabe, es el que verdaderamente sabe…っというのがある。

(これは≪スペイン語ひとくち知識≫のサブ・タイトル(?)にも使った諺で、その最初の記事「違いの分かる人の…」にも出て来ますが、内容は本題とは関係なく、スペイン語のちょっと専門的な話なので、そういうのに興味のある方だけ、お読み下さい。)

…そういえば日本にも、ありますね…「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」…とか!…ちょっと違う?…けど似てる??

「知らない」ものは恐怖を与える事がある。
何かを「知らなかった」と知るのは、あんまり嬉しくない時がある。
「知らない」と知っていても、それを認めるのが嫌な事もある。
でも『「知らない」事を知った』時、人の心はひとつ大きくなり、そうやって少しづつ、「自分とは異質なもの」が「受け入れられる」ようになるんじゃなかろうか? などなど思う。
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by peque-es | 2008-03-09 13:13 | Japón,Japan,Nippon..
スペインの水道屋(フォンタネーロ)さん
2008年 02月 03日
温水暖房の記事とコメントから思い出した事が幾つかあるので、今回はその「続き1」という事で(…つまり「続き2」もあると、暗に示唆している?)…先ずは「壁の中の配管」という話から思い出した、スペインの配管業者-フォンタネーロ(fontanero)と言います-のお話。日本の水道屋さんと重なるところが多い職業だと思うので、以下水道屋さんと言う。

f0073246_17483725.jpg先ず、温水による集中暖房が、何故日本では普及しないのか? その理由のひとつは、壁の構造にあるんじゃないか? という事を書きましたが、じゃスペインの壁って、どういう構造? と思った方…  こんなです…→

これは内壁。これを更に石膏で固めて、その上に塗料を塗って仕上げる訳ですが、このレンガは「レンガ造りの家」でも書いたように、日本で良く見かけるレンガ・タイル(?)のようなものとは全然違い、多分低温度の素焼き。外壁用のレンガとも違っていて…もっと簡素で低価格?…そういえば以前、近所の百円ショップのガーデニング用品のところで、似たようなのを見かけたっけ…(・・?
ちなみに外壁に使われるのは、例えばこういうの。a0072316_13275626.jpg
この外壁レンガは多分、内壁用のものより固く焼き上げられていて、値段も大分違うんでは? と思う。日本で今、「輸入レンガの家」などと言って(?)売られているのに近い質感??
ひと口にレンガと言っても、色々あるのです。

で話は戻って、上のような壁に水道や給湯、更には温水暖房の配管が通ってる訳ですが…
つまり、こういう風にレンガを積み上げた内壁の上に配管して、一緒に(?)石膏で固めちゃってる? そして更に上から塗料(漆喰系が多い)やタイル(台所や浴室)、壁紙などで表面を仕上げる訳ですね。

スペインで最初に住んだ家(…という事は、1980年頃の話…)では、アメリカ人留学生の女性(当時30代半ばだったか…ふと考えてみると、名前忘れてしまってるゾ…(・・;)…以下米女と略す事にする…)が家主と契約を交わして、それを他の2人(内1人=me)とシェアしていた。この米女、いつもスペインとアメリカを比較し、何でも自分のやり方がいいと思ってるところがあって、フラット・メイトとしては今イチ。ま、こっちも初めて親元を離れ、又初めての外国暮らしで、色々未熟でトンチンカンなところもあったと思いますが…それやこれやで、その家には3ヶ月位しか住まなかった。その短い期間の或る日、米女が「浴室と廊下の間の壁に湿気のしみみたいなのが出てる。心配だ…」と言い出した。

当時はスペインの家どころか、日本の家の作りについてもノー・アイデア。言ってみればそんな事、それまでの人生で気にした事もなかった訳で…でも「へ~そ~」位は言ったかと思う…(・・?

米女が言うには、「何か配管のトラブルじゃないだろうか…もしそうだったら、誰に修理を頼んだらいいのか…スペインの水道屋なんて全然当てにならないし…どうしたらいいんだろう…」

こっちは配管がそんな所を通っている事さえ知らなかった。日本の家だって、何か問題があった時には親が処理してた訳で、そんな私に相談されてもね~…(・・ゞ

で数日後、彼女、遂に決心したらしく、管理人の紹介だという水道屋がやって来たのですが…

浴室と廊下の間の壁の、しみが日に日に大きくなっていたあたりを廊下側から壊して行くと、問題の配管が出て来て、最後はそれに穴が開いていた部分に行き当たった。

でもそれって、どういう事かと言うとですね。今までは壁のレンガや石膏にジワジワと染み出していた水が、廊下に向けて、細いながらも勢いよく噴出す事にっ!(@@;)

大急ぎで元栓を閉めて戻って来た水道屋のアンちゃん、そこで「今日の仕事はもう終り。後は明日…」って…まあ夕方だったし、修理に必要な材料とか揃えなきゃいけないので出直し…って事も、考えられなくはないけれど、それならそれで、そんな中途半端な時間に始めなきゃいいじゃない?

でそれはどういう事かと言うとですね、その部分に通じる水道の元栓を閉めたままにして置かなくてはいけないという事で…

「えぇっ? それじゃ今晩はシャワー使えないの?」と聞いた私にアンちゃん、「栓を開ければ廊下でシャワーが浴びれるぜ」…っとか、不敵な(?)冗談を言ったのだった…

米女曰く、「仕事を途中で放り出して帰るなんて、こんな事、スペインじゃなきゃ起こらない。誰に頼んだらいいか分からないから、管理人に相談したんだけど、あれは水道屋が管理人にコミッションか何かやって、仕事を回させてるに違いない。ほんとにタチの悪い管理人なんだから…」って…知ってて相談するあなたも悪いでしょうが…とは言うものの、外国で何かあると、どこのどの業者に頼んだらいいか分からないってのはありますね。…自分の国でもよく分からんか…!?

米女は管理人と水道屋の悪口を散々言い、未熟な日本人のフラット・メイトは、「もう少しあのまま様子を見てても良かったんじゃなかろうか? そうすれば今晩はシャワー使えたのに…」などと呑気な事を、内心思っっていたかも…です…(・・ゞ

でもその水道屋さん、翌日(?)戻って来て、一応直してくれました。米女、今度は「この修理代、大家に請求しなきゃいけないけど、きっとナンタラカンタラ言って払おうとしないのよね、全くウンザリするわ、この国…」と言っておりましたが。

その後、自分でも水道屋と付き合わなきゃいけない場面や、大家と交渉しなくてはいけない場面に何度か行き当たったが、まあ水道屋(或いはその他の業者、職人)、そして管理人や大家も、ピンからキリまで色々あります。日本と違って不動産屋が中に入らない、つまり直接交渉が多い分、それに慣れてない日本人にとっては厄介で、そしてうまく行かない事もあるけれど、結論としては「郷に入れば郷に従え」、その国に住むからには、その国の一般的なやり方をマスターするっきゃないのです。

話が逸れてしまいましたが、要はこういうシステムなら、多分かなり自在に配管を通す事ができ、しかもトラブルがあった時には、壁の一部を壊して修理し、その上から又石膏を塗って壁を作る。そして時期を見て、壁全体を塗り直せばいい、のです。
上の写真の壁は薄っぺらい内壁ですが、外壁部分や戸境などでは、多分その外壁の内側に内壁があったり、内壁レンガが二重になっているかも…でもし、そういうところを温水暖房の配管が通っているのだとしたら、断熱効果も暖房効率も高まる気がしません? それに、これは一度センモンカの方に聞いてみたいのですが、レンガや石膏って、木やコンクリよりも熱伝導率というのが低い、つまり断熱効果が高い気がしてるのですが、どうでせう?

ちなみに下の写真は、配管ではないですが、天井に新しく照明器具を付ける為に電気の配線工事をして貰った時の、その跡。a0072316_11551262.jpg電気屋さんと albañil (アと呼ばれる職人さん-辞書などには「左官屋」と出てますが、日本の左官屋さんとはかなり違う部分もある気がするので、以下スペイン語のまま)がやって来て、先ず電気屋さん(electricista-これは日本とほぼ同じ?)が、部屋の隅等にある配線ポイント(caja de electricidad)や、他のコンセント、照明器具などの位置から、部屋の配線ルートを想像し、新しく工事したい場所に向けて、どこからどのように配線するかを考える。そして albañil のオッちゃんに、壁のどことどこを壊せと指示する。壊した穴から穴へ配線をめぐらして、照明を取り付け終わったら又 albañil のオッちゃんの出番で、壊した所を石膏で埋めて均す…というような手順。
壁の部分は多分レンガと石膏が主体で、色んな隙間があるらしく(?)、ところどころ穴を開けただけで電線を通せたのですが、天井の部分はさすがに、セメントでガッチリ固められていて、壁から灯具のあるところまで、その上塗りの石膏を、配線に沿ってずっと壊した跡が見えますか? あの中に、配線パイプ(?)を埋めたのです。

上の水道屋さん、そういう albañil の仕事もやってくれた訳で、今から考えると、そう悪い人でもなかった?? …とも思うのだけど…(・・??? 

日本より古い家が多いという事は、当然水漏れその他の事故も多い訳で、考えてみると、20年以上に渡るスペイン滞在中に住んだ、そのどの家でも、必ず一度は水難に遭遇している?
中でも最大の水難事故については、≪フラッシュバック・スペイン≫の「7.終の棲家?」のこの辺に出て来ますので、興味のある方はどうぞ。

という訳で、スペインに一定期間住もうと思ったら、fontanero という単語は必須です。
2,3日家を留守にする時は必ず水の元栓を閉めて行くという人もいた。
未熟だった日本人も、数年後には、新しい家に引っ越したら水の元栓の位置を確認するようになった。イザって時にすぐ閉められるようにね…
家(フラット)全体に水(&お湯)を配給している元栓の他に、普通は浴室などに、その部分だけの元栓がある。

で今の日本のマンションに来た時にも、クセで(?)確認しようとしたのですが…
…洗面所の下にはそれと思しきものがあるけれど、台所の流しの下には見つからへん…
…トイレの水もお風呂の水も、そして洗濯機の水も、一体どっから来てるんだか…
…日本の家の配管って、ど~なってるの???

日本より古い建物や家の多いヨーロッパ、
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by peque-es | 2008-02-03 18:27 | スペイン:人、物、言葉…