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どんぶり勘定のススメ
2008年 11月 08日
スーパーのレジで、例えば合計の下3桁が723円になったとする…
で722円なら小銭で払えるって時に、日本のレジのお姉さん(又はオバさん、最近は若いお兄ちゃんなんて事も結構ある?)たちは、なんで「じゃ、1円オマケ」と言ってくれないんだろう? と思ってしまう≪ちょっとスペイン≫です。

何故なら、財布から小銭を出しながら、え~と7百2十…あ~でも1円玉2個しかないや…って言ってると、スペインだったら先ず間違いなく、「あ、2円でいいですよ」とか、「1円貸し、ね」とか言って、それでOKになる。この場合「貸し」と言っても、後から1円持って来られる事を期待してる人は先ずいないので、「1円オマケ」と言うのと同じ事。(興味のある方は、フラッシュバック・スペインの「お店の人」に少し書いてますので、ご参照下さい。)

そういう国に長く住んでたもんで、たった1円のために、無言で1000円札がもう一枚出て来るのを待ってる日本のレジ嬢たちが、すご~く無口でブアイソに思えるのだ…emoticon-0140-rofl.gif

実はこれ、オツリの話として、「日本標準、世界標準」の最初のネタにしようと思ってた話。
というのも、世界中で見ると、多分スペイン式の方が多いんじゃないか?って気がするのだけれど…どうでしょう?

以前ウィーン在住の友達に聞いたところでは、オーストリアもスペインのような感じらしかったし…
但し、その話をしていた時、こっちは「日本のレジって、そういう時になんで何にも言ってくれないんだろう?」(つまり、「日本人て杓子定規過ぎない?」)と言ったのに対し、彼女は「…そういうので、1日の誤差がかなりの額になる事もあるんだってサ…」(つまり、「外国人ってなんていい加減なの?」)というニュアンスの違いがあった事に、後から気がつきましたが!emoticon-0107-sweating.gif

でも、スペインでは、上の「お店の人」に書いたように、逆にレジに小銭がなかった時は、「1円借り、ね」と言われてしまうので、大きい目、長い目で見たらトントンというか、お互い様というか…少なくとも、こういうシステム(?)だからって、スペインのスーパーが日本のスーパーに比べて経営不振だとか、景気が悪いっていう感じはしないし、お客の方も、それで金持ちになったとかいう話は聞かないのだ…

日本でも、昔の八百屋さんとかだったらオマケしてくれた気がするのですが…

人生も世の中も、余りに杓子定規だと息が詰まる…だけでなく、細かい事ばかり気にしてると、本当に大事な事を見逃してしまうんじゃないか? 今の日本社会は、どうも枝葉末節にこだわり過ぎて、大きなところで無駄又は損をしてるんじゃないか? っと思うのです。

例えば上のようなシチュエーションでも、1円足りなかった為にかかる時間と、オツリを払う手間、更には、いつなんどき、どんなオツリでも払えるように準備しておく手間とかを考えると、1円より多くなるとか…???
それに、「じゃ1円オマケ!」「ありがとう!」っていう会話のチャンスもなくなるし!?


前にも書いた事があるけど、電気代等光熱費の集計。日本は水以外は毎月だけれど、世界中でそういう国はどれ位あるのか? あれをスペインのように2ヶ月毎にするだけで、もしかすると今値上げしようとしてる分くらいのコストは削減できるんじゃない?と思うのだ。(少なくとも、それ位の努力をした上で値上げの話をして欲しい、のだ。)

ついでに言うとスペインでは、例えば電気でも電話でも、家を替わる時に、新契約を結ぶ代わりに前の人の契約を受け継いで名前を変えられる制度があって、その方が新規の契約よりも安くできたり、只だったりする。
で、その間の電気代とかはどうするか?っていうと、やっぱりどんぶり勘定で、例えば該当する2か月分の請求書を折半で払うとか、テキトーに取り決めるわけです。

日本人同士だと、その辺も難しそうですかね…
でも…そうやって、何の不都合もなかったよ! 
どっちが100円損したとか、500円得したとかって事よりも、高い契約をしなくて済むように話し合える相手だった事がラッキーじゃないですか?
電力会社の方でも、その方がカウンターをチェックしたりって手間が省けて、その分コストが下がるから、そういう制度があるんじゃないですかね?

あと近郊路線やバス、地下鉄などの交通費! これも前にも書いたけど(「私はスイカと暮さない」)、パリやローマやマドリッドのように、一定区間を一律料金にしてくれたら、ず~っと簡単で、発券システムや改札システム、精算システム、その他モロモロのメンテナンスやコストが削減できて、その分運賃を安くできるんじゃないですかね?

…っていうような事で、どんぶり勘定のススメ、です。emoticon-0144-nod.gif

(今思い出したのですが、これは「融通利かな過ぎ?」で、「このテーマ、もちっと掘り下げたいのですが…」と書いた、その「掘り下げ」に当るかも…でも、結局そんなに掘り下げられなかったかも…emoticon-0108-speechless.gif

※緑字部分、修正しました。日本語にも「オマケ」って言葉があったのを思い出した…(・・ゞ
(2008年11月10日)

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by peque-es | 2008-11-08 20:16 | Japón,Japan,Nippon..
日本の遮光カーテンとスペインのペルシアナ
2008年 07月 19日
…もうかれこれ1週間以上もダラダラと書いてるのに、長くなるばっかりで、ちっともまとまらんじゃないか…emoticon-0120-doh.gif ってな記事なんですが…(・・;)
a0072316_20292467.jpg暑い夏の日中、うちじゃこんな風に、遮光カーテンを半ば閉めたままにしてある。差し込む陽射しの強さと量によって調節するが、時間帯によっては4分の3以上閉めてる事もある。それは…

日本の窓にはペルシアナが付いてないっemoticon-0101-sadsmile.gifからなのだ。(ついでに言うと、日本のマンションの窓には雨戸も付いておりません…emoticon-0132-envy.gif

真夏時には気温40度を超える事も珍しくない、スペインの暑い夏。
ま、40度といっても湿度が低いので、体感温度としては日本の30度位の感じですが…

その暑さを避ける為の昔からの知恵のひとつが、ペルシアナ。シャッター・ブラインドのような作りで、昔は木製。最近は軽量のアルミ製が増えている。

a0072316_13392110.jpg右の写真はスペインの家の居間。右側に見えてるのがペルシアナです。

引越し前に撮った写真なので、カーテンもかかっておらず(…ペルシアナがよく見える?)、棚がやけにガランとしておりますが、夏の日中、こんな風にかなり下まで下ろして日除けにする。でも完全に閉めなければ、隙間から入って来る光で、部屋の中はかなり明るいのだ。ちなみにこの写真は、照明もフラッシュもなしで撮ってます。

いつぞやの記事にも書いたように、夏の間スペイン人は、日中ペルシアナを下ろして、外の熱気と陽射しを遮断する。湿度の低いスペインでは、レンガや石で作られた建物の中は意外に涼しく、暑い昼間窓を開けると、逆に外の熱気が入って来てしまうのだ。で昼間は熱気を遮断して、夜涼しくなったら雨戸、つまりペルシアナを開けて冷気を取り込む訳。

スペインのペルシアナの優れた所は、こうやって隙間から光や風が入って来るように出来ていて、でもかなりの陽射しと熱気を遮る事ができる事。勿論ピッタリと閉める事もできるので、暑くない季節の夜は日本の雨戸のように使える訳。スペインには台風は来ないが、暴風雨の時にはペルシアナを下ろすと窓が汚れるのを防げたりもする。

1980年、初めてスペインに行った時、友達のお母さんが、暑い時はペルシアナを閉めて、で部屋が暗くなり過ぎたら電気を点けても、その方が暑くないというのを聞いて「え???…ンなバカなぁ!」と思った…
でも昔から暑かったスペインの、昔からの生活の知恵、侮れませぬ。
この「陽射しを遮る」「熱気を遮断する」というの、結構有効なのです。emoticon-0144-nod.gif

湿度の高い日本の、素材や構造の違う家で、ペルシアナではなく遮光カーテンでは、100%それを真似る事はできないが、でもこうやって一部陽を遮るだけで、温度がかなり違う。エアコン稼働率が低くなるのだ。

a0072316_1358778.jpgこれは今のマンションのもうひとつの窓→

写真は逆光で撮ってるので、遮光カーテンの部分がやけに暗くみえますが、実際の部屋の中は写真よりも明るく、パソコンもできるし、本の字も読める。

昭和レトロの日本では、気温が30度を超えるのはよっぽど暑い日だった。そして昭和レトロの日本の家は、作りや素材が今とは違った…

最近、うちの近所、建築ラッシュ?です。開発されて3,40年になる新興住宅地なので、今までも、いつもどこかで家が建ってたんですが、最近は建て直しも多く、戸建だけでなく団地も建て直されてるし…残ってた空地に新しいマンションが建ったりもしていて、おまけに古い水道管の工事だとかなんだとか…正に犬も歩けば工事に当る状態。

で壊される家や新築される家を見ていると、最近は戸建でも雨戸(ブラインド)の付いてない窓が結構ある?
ペアガラスとかで、断熱は大丈夫って事なんですかね? でも防犯や暴風雨対策は?
そして当然の事ながら、遮光効果はないですよね?

外壁は殆どが新建材のパネル? 内壁は当然のようにクロス…そして取り壊される古い家からは、その廃材が山のように出てる? 
(未だ半世紀も経ってないのに、丸ごと建て直しになる家も少なくないのは何だかな~…というような事を前にも書いたのですが、いつ頃どんなタイトルで書いたか思い出せない…(・・;)…いずれにしても、この建築廃材、既に環境問題にもなってるらしい。)

マンションの場合、壁の中はコンクリですが、外側は大体タイルで覆ったりとか…内側はやはり当然のようにクロスで…ちなみにコンクリのマンションで、遮光カーテン開けてガラス窓を閉めた日にゃ、これは温室みたいなもんですね…(うちのマンションはちょっと古いのでペアガラスにはなってないけど、これがペアガラスだったりしたら、陽が射し込む時間はもう熱帯ですね…emoticon-0137-clapping.gif

で、元に戻って、同じクーラーかけるのでも、温室や熱帯の中でかけるのと、こうやって陽を遮ってからかけるのでは、全然効果が違います。

ヒートアイランド現象に悩む日本の夏。そして、テレビを点けると聞こえて来る「地球温暖化防止」や「温室効果ガス削減」の各種省エネキャンペーン…
そういうのを聞く度に、でもそういった事よりも、建物の構造や素材、そして暮らし方を、もっと根本から見直すべきなんじゃあ? と思う。

古くからの知恵を切り捨てて(?)洋風建築の多くなった日本。でもあくまでも洋…素材や構造の肝心のところはまるで違ってる気がするのです。
「レンガ造りの家」で書いたように、スペインの一般住宅の壁は、戸建・集合住宅を問わず、基本レンガを積み上げて、石膏と漆喰系の塗料で仕上げてある。コンクリやパネルの外壁なんて、少なくとも普通の家では見た事ないし、クロスの内壁なんてない。そして窓には雨戸、ならぬペルシアナが付いてる!のです。工場だの、オフィス・ビルだのは知りませんが…

雨戸がないので遮光カーテンを付ける。木(ベニヤ?)やコンクリの壁を、外はパネルや磁器タイル、中はビニール・クロスで覆っておいて、で換気システムはどうとか、断熱システムがこうとかってェ、なんか順序が逆じゃない?emoticon-0138-thinking.gif

ちなみに、湿度が低いとは言え、スペインの一般家庭でのエアコン設置率は、日本よりずっと低いと思う。(冬の間の暖房費、即ち燃料消費が日本よりずっと少ない事も、以前書きました…あれ? ここにもペルシアナの写真載っけてましたね。おまけにケーブル込みで…emoticon-0136-giggle.gif

a0072316_20443654.jpg余談ながら現在住んでる家では、内壁をこんな風に(見えるぅ?)珪藻土で塗りました。クロスは嫌っ、呼吸する壁がいいっ!と粘ったら、工務店さんが、マンションの壁にも塗れる素材と、そしてそれのできる職人さんを探して来てくれました。多少紆余曲折はありましたが…emoticon-0141-whew.gif…そして中味がコンクリなので限界はありますが…emoticon-0108-speechless.gif…でもそれなりの効果はあります。調湿作用があり、匂いがこもり難く、そしてクロスより長持ちする…筈…

…という、延々堂々巡り? の記事でした…_(._.)_
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by peque-es | 2008-07-19 12:02 | 街、家、道…
空気の読めない日本人?
2008年 07月 05日
(一部書き直しと追記があるので、日付を変えてアップします。)

KYが「空気」「読めない」のイニシャル(?)であると、つい最近になって知った、ちょっと遅れてる≪ちょっとスペイン≫です…(・・;)

でタイトルの意味ですが…

最近家族の通院で、いつぞやの処方箋薬局に通う(…薬屋にも「通う」って言うんだろうか?…)ハメに…そしたら相変らず効率ワリィの…emoticon-0114-dull.gif

行く度に、中にいる薬剤師の数(いつも10人位はいる?)と、待ってる客の数を数えるのだけど、ほぼ拮抗状態か、お客の方がせいぜい2,3人多いくらいで…って事は、待ち時間は2,3人の筈、じゃないですか?

…なんか10人位待たされてる気がするんだけど…(・・?

今回新たに発見したのは、医者の処方箋をコピーかスキャナーのようなものにかけている?
(…医者の処方箋はそっちに残るんだから、ワザワザそんな事してたら、時間と紙又は電気代、ムダでしょがっ!emoticon-0112-wondering.gif

そして、初めてという事で書かされるアンケート(?)に新しい項目がひとつ?
(…と言いながら、実は前回もあったのかどうか、定かでないのだ…(・・;)…なんせあの時は、高熱出てたもんで…)

その項目とは:

薬の効能や副作用についての説明を、1.詳しく聞きたい、 2.簡単に聞きたい、 3.その他…みたいな感じ。わはは、説明なんか要らないから早くしてくれっていうお客が、他にもいたらしい。(そして、それを口に出して言ってしまったお客も?)

で、 「3.その他」に○して、「医者に聞いた内容以外の事があれば説明して下さい」とか、書いてやったのだった。emoticon-0116-evilgrin.gif

それにしても…なんでアンケートで、こんな事聞かなあかんねん!?…と思ったのです。

わざわざ前以って書かせなくても、相手の顔見ながら少し話したら、自然に分かるんじゃないですか?
あ、この客は分かってなさそうだから、きちんと説明しないとアブナイ、っとか、
こちらはお年寄りで、繰り返し、ゆっくり説明してあげた方が良さそうだ、っとか、
この人は分かってそうだし、それに具合悪そうだから早く切り上げた方がいい、っとかとかとかっ!

そういえば日本はお医者さんも、初診の時に色々書かされるところ、多いですよね?
スペインのお医者さんは、自分で聞いて書いてくんだけど…既往症、アレルギー、生活習慣、その他モロモロ…その方が、用語が微妙なのとか聞けるし、お医者さんも「?」と思ったところを確認できるので、いいと思うんスが。

事前にアンケートに記入しても、アンケートの設問って、平均値というか最大公約数というか、まあそんなもん?だから、肝心な事は結局お医者さんと直に話す事になるような気がするし…それとも日本人は忙しいから、少しでも問診時間を少なくしようとして、アンケートするんですかね?…(・・?

で、薬屋のアンケートに上のように答えたにもかかわらず、何回目かの今日、若い薬剤師が、「前回と同じお薬ですね…」とか、「でも前回より多く出てますが…」とか、「未だかなり痛みますか?」とか、他にも色々聞いたり説明したりしようとして来たのは…ど~してですかね?…(・・? (・・? (・・?

薬剤師は医者ではない。患者の病気が何なのかも、こっちが話さない限り知らない筈だ。出る薬によって推定できる病名というのはあるでしょが…
そして病状や薬の効果その他、既にお医者さんと話してる訳で、その結果出してくれてる薬なのに、なんでこんな余計なヤリトリを付け加えなくてはいけないのか???

ちょっと勘違いしてない? と言いたくなるのを呑み込んで…▲●■…可能な限り簡潔に(?)答えていたら、まあ空気は多少読める人だったようで(emoticon-0140-rofl.gif)、途中からソソクサと(?)切り上げてはくれましたが!

考えてみると、その他一般、日本人はどうも、相手と話して、その場で判断しながら何かを進めて行くというような事がヘタというか、避けたがる傾向にあるような?…スペイン的臨機応変? 融通無碍? に慣れてしまうと、やたら馬鹿丁寧で面倒に感じる事、いと多し…emoticon-0125-mmm.gif

あ、ファミレスなどのマニュアル対応も、言ってみれば同じようなもんですね!?

もしかして日本人、人と直接話しながら空気を読んで行くのが苦手とか?
…あれ? でも普段、日本人の言葉遣いのあやというか、逆に本音というか、中々分からなくて嘆いてるのは、こっちだったりして…(・・;)…犬の気持ちの方が分かり易いっとか、文句言ったり…(・・ゞ 
…我ながら、なんか矛盾してる…(・・?

で、そうか! 日本人が苦手なのは、空気を読む事じゃなくて、空気を発する(?)方なのかも…? と思ったのですが…

日本人は表情が少ないとか、感情表現が苦手であるとか…
(大袈裟なジェスチャーや表現は恥ずかしいとか、奥ゆかしくないとか…)

そして、最近はそうでもないようですが、少し前の日本人は、相手の目を見て話すのが苦手というか、気まずいというか…そういう人が多かった?
で何故か昔から、話す時には相手の目を真っ向から見てしまう日本人だった≪ちょっとスペイン≫(?)は、大学の同級生がある時、「そんな事、できる訳ないじゃない?」みたいな事を言うのを聞いて、かなり困惑したもんです。

…話が薬屋からアチコチに跳び(飛び?)ましたが、日本人の対人関係のあり方、みたいなものに、ちょっと思いを馳せた(?)のでありました。まあ、直接話すよりもワン・クッション置いた方がいい場合も、多々ありますが…

※尚、本日たまたま別の薬局に、自分の眼科の処方箋持って行ったのですが、そこにもやっぱりアンケート(?)が!
でも中々リーズナブルなクエスチョンで、薬を渡す時の説明も馬鹿丁寧ではなく、そこまでは良かったのですが…

…土曜の○時以降は休日料金で120円追加されるんだと!
そこは、普通のドラッグストアの中に調剤薬局もある、みたいな感じなのですが…
そもそも、いつも行く眼科と同じビルにある薬局、先日眼科に行った時に寄る時間がなくて、今日になって寄ってみたら土曜の午後は閉まっており…ビルの下のドラッグストアは処方箋扱ってなくて、でもそこで尋ねた結果、○○ビルの中にないですかね?と言われて行ってみたのだった。

スペインの薬屋さんは、夜間も土・日・祭日も持ち回りで、一定の区域に必ず1軒は開けるシステムになってるんスが(勿論追加料金なし)…24時間開いてるところもあるんスが…日本の処方箋薬局は…う~む…emoticon-0138-thinking.gif
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by peque-es | 2008-07-05 20:44 | Japón,Japan,Nippon..
商店街の衰退と日本漁業の危機
2008年 06月 29日
…が、実は連動しているというような話を、テレビでやってたのでした。(…もしかして、かなり勝手に結び付けたかも? …(゜゜))

先ず最初は、日本人が魚離れしているという話があって、その要因は:

食べる側としては、「生臭い」、「骨があって食べにくい」、などなど。

料理を作る側は、魚の「調理法が分からない」、「下ごしらえや調理がメンドクサイ」、「生ゴミが捨てられる日が決まっていて、ワタを取って捨てるとゴミが臭くなり、衛生上も問題がある」、「肉よりも高い」、などなど。

一方でスーパーや量販店が増えて、マグロや鮭など扱い易い魚が多くなり(…言われてみると確かにそうかも…)、売られる魚の種類が減った事が又、日本の食の魚離れに拍車をかけているとか…

でここで、要はスペインの魚屋さんみたいに、欲しい魚を欲しい量だけ、奇麗にソージして、それも皮付き、皮なし、骨付き、骨なし、用途に合わせて下ごしらえしてくれる魚屋さんがいたら、最近の日本の主婦も、もっと魚を料理するんでないの? 骨を取ってあれば食べ易いし…などと思って見ていたら、正にそういう魚屋さんが出て来たのだった。
そこでは料理の仕方が分からない買い物客に、どの魚はどんな料理が向いてるかアドバイスしたり、それに合わせて調理したりして、お客の魚離れを防ぐ為に頑張ってるらしい。

そういえば…うちの近所のスーパーで、パックの魚を「調理」してくれる魚屋さんのあるところ、一度「これ洋風にオーブンで焼いたりできます?」と聞いた事があったのだけれど、魚屋さん、「???」だったもんね。でも東京のその魚屋さんじゃ、店員さんの方から、これはイタリアンでもいいですよ~!な~んちってた。 

そういう魚屋さんが頑張ってるところでは、魚の種類もスーパーより多く、お客も一杯。

…みたいな事をやってたのですよ。

でもそういう魚屋さんは減るばかりなので、日本の漁業はかなりの危機に直面してるらしい。
現に、漁協とやら(?)では、来月の漁船稼働率20%減、とか決定しちゃったらしい。
輸入魚に押されてる?

そこで今度は、前の前の記事でう~さんとやりとりした、最近の日本の魚は…っていうのと、ちょっと繋がっちゃったである。日本の魚が大きくなった気がするのは、やっぱり輸入だったんですかね? ん? ちょっと自己矛盾的文章…(・・?

上のモロモロの理由の他に、個人的には、魚を焼くとレンジが汚れる…っというのを付け加えたい気がする。たった1匹、或いはひと切れの魚を焼くのに結構時間がかかり、その後レンジ中をソージするハメになるのはど~も気が進まないのである…日本漁業には悪いけど…

アンケート調査によると、魚を食べる割合を増やしたいという人は結構いるみたいなのだけど…

これがスペインだったら、定食やランチのメニューは、通常肉料理と魚料理、最低ひとつづつあったりするので、外食で魚を補えるんですが、このご近所のオプションって言ったら、ハンバーグ中心のファミレス、ラーメン、うどん・そば、カツどん…う~む、魚は何処に…

あとスペインには、白身の魚の切り身の冷凍っていうのがあって、買い置きしとくと結構便利だったんですが、日本じゃ全部フライになってから冷凍されてる!? 衣、要らないんスが!
 
あ、これ、前にも書きましたね? でフライになってない魚は、なぜか全部、わざわざ解凍されて出てるんですが! シツコイけど、それじゃ、その日食べるものしか買えないではないですか?

買い物プランニングが、ど~もうまく行かない日本なのだ…emoticon-0108-speechless.gif

魚に限らず、日本の食糧自給率は確か40%。日本漁業の危機をこのままほっとくと、日本の将来は大変な事になると、水産庁のお役人(?)も言ってたのですが…何か打つ手はあるんですかね?
元凶の(?)「商店街の衰退」については、ず~っと前に書きかけて、永遠に凍結されたかに見える記事がひとつあるんだけれど…いつ解凍する???
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by peque-es | 2008-06-29 01:12 | Japón,Japan,Nippon..
スペインの野菜…
2008年 05月 01日
…という記事と、ニンニクの芽の卵とじという記事を、ず~っと前に書く予定だった…のだった。

a0072316_192213100.jpg先ず、ず~っと前に近場のスーパーに出ていた2つの野菜→

写真手前のは、スペイン語で cebolleta (セボジェータ)という野菜に似てる、そして奥の、緑の茎みたいに見えるものは、これぞ ajete (アヘーテ)! と思って、買ったのだった。

セボジェータは cebolla - セボージャ(玉葱)から来ていて、意味は「玉葱の子供」、みたいな感じですかね? そしてアヘーテは ajo (アホ…ま、実際にはアッホというような感じ…)から来ていて、これがニンニクの事なのですね。

で、アヘーテはアホの…何なの? と思ってたんですが…日本名を見ると芽?
でも茎に見えるんだけど…(・・?a0072316_1539194.jpg


…で、このニンニクの芽をジャガイモにプラスして作った tortilla (トルティージャ=スパニッシュ・オムレツ)の方は、ず~っと前記事にしてあったのですが…

 (↓ と →)


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…材料の写真は載せてなかった、その訳は…
スペインの野菜という別記事を書こうと思ってたからで…
…更にもうひとつ、

a0072316_19421559.jpgこういうもの(→)

…を作ろうと思ってたからで…

ニンニクの芽の卵とじ、スペイン語名 Revueltos de ajetes、です。

ず~っと前に実際に作って、スペインふう家庭料理のメニューにもず~っと前から入れてあって、そして写真もず~っと前から撮ってあって、だのにず~っと前から記事にしてなかった…(・・;)

…のを、adriatic-sea さんのこの記事のお陰で、思い出だしました。emoticon-0137-clapping.gif
adriatic-sea さんが使った野菜はワイルド・オニオン…という事は…ajete は ajo、つまりニンニクので、そしてそれは野生の玉葱…なんスかね?…(・・?
でも adriatic-sea さんのワイルド・オニオンにはちゃんと葉っぱが付いている…という事は、これはやっぱりという事で………それとも全然別の野菜? 少なくとも親戚だと思うんだけど…emoticon-0138-thinking.gif

テキト-な大きさに切って、炒めて卵でとじただけです。写真では、その時あったスペイン産生ハムの切り落としを入れたりして、ちょっと贅沢感(?)を出してありますが…
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by peque-es | 2008-05-01 19:27 | スペインふう家庭料理
エストール
2008年 03月 02日
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百円ショップで見つけたロール・カーテン&別売の部品(それぞれ100円)



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                 →
スペインで自作した2代目のストール(スペイン語式に発音するとエストール)の中の1枚

…を組み合わせたら、ある場所に掛けるストールが作れるのではないか? と思いつき、上記購入して実行。
a0072316_19363992.jpg
←これは布の一部拡大(? 写真は縮小ですが…)。縫い目の裏は右下のようになっていて、グラスファイバー製の棒を通す筒状の布と、ストールを引っ張り上げるための紐を通す輪っかを付けてある。でもグラスファイバーの棒、日本では見た事ないなあ、何で代用しようか…と思っているうちに…
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…でもキレを持って帰ったんなら、棒も持って帰ったんではなかったか?と思い始め…
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…あった! 未だ運送屋のテープが付いたまま、仕舞ってあった!

ヨクゾ持って帰ったものよ、そしてヨクゾそれを思い出したものよと、暫しひとりで感動し…a0072316_1938114.jpg

    
…でも一緒にテープで留めた鉄のバー →

…タペストリー風のハギレ(?)を壁に掛けるためにワザワザ買って持って帰ったのに、今の家にはそれを付けられる壁がないのよね…
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…ちなみにその部品も持って帰った筈だけど、どこに仕舞ったっけか? と探して、
 
←あった、これこれ…とちょっと脱線し…
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100円のロールカーテンに戻って、プラスチックのバーの端を引っ張ってみると、思った通り蓋(?)が外れ、布を引っ張り出す事ができる…

なるほど、こういう仕組みねっと…

a0072316_19573832.jpgロールカーテンの端に縫い付けてある厚紙様の物の代わりに使える物はないかと、ここで又100円ショップに戻る。(余談ながら、日本は百円ショップ、充実してます…商店街の代わり?)

← でゲットした竹ひご(?)をスペインの布の端に縫い付けて、見事成功!emoticon-0116-evilgrin.gif 元の生地より厚いので、最初挟み込むのにちょっと苦労しましたが!

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     完成図 →


  リビングから台所への入口。

台所は玄関を入った所からも入れるようになっていて、そこにはスライド式のドアが付いてるのですが、こっちかわには何もなかったのよね。

リビングの暖房効率が、これで少しは良くなるか??

あとは来客時の目隠し用…

a0072316_19405695.jpg半分引き揚げるとこうなる。

グラスファイバーの棒は、こうやって生地が拠れたり歪んだりしないで、タックを取りながら(?)巻上げられる為に通す。スペインではデパートやホームセンターなど、インテリアやカーテンを扱ってるところで、ストール用の部品や棒も買える。
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…ちょっと微調整すべき所が残っておりますが… →

元々微妙に長過ぎて、生地の巾一杯一杯だった棒が…生地が洗濯で更に縮んでしまったのだ…って、サッサと棒を切って直せばいいのですが、暫く、このまま放って置きそうな予感。


…但し問題がひとつ…
百円ショップの部品の仕組みだと、リビング側からはストールを引っ張り上げられない。強引に手を回して紐を引っ張ったり、或いはカーテンのように押し開けたりも、できなくはないけれど…まあ取りあえず数歩歩いて、台所に入る時は玄関側からにしますか?emoticon-0140-rofl.gif

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…で、100円のロールカーテンの生地は、又いつか、何か思いついた時に使えるかも知れないので、とりあえず置いておく…っと。
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by peque-es | 2008-03-02 21:16 | コーヒー・ブレーク
日本経済の駐車場コスト
2008年 02月 26日
スペインから帰って来た直後、日本の銀行に行くと、やたらと従業員が多い気がした。窓口やATMコーナーは余りにも無防備だし、何だかその「遅れた雰囲気」にショックを受けた。
暫くすると日本の銀行には「失われた10年」というものが存在した事が分かった。
最近では、支店の従業員の数も少し減ったような気がするし、各銀行とも合理化に色々努力している最中なんでしょうか?

でマイ・バンク、クレジット・カードの使用明細と一緒に、毎月色んな宣伝を送って来る。中に、○○保険を申し込まれた方に、障害保険を無料でプレゼント、というようなのがあり、でもよく読んでみるとその額は50万…だったか…(…ビラ捨ててしまったもんで、分からなくなった…(・・;)

ウソでしょ? スペインの銀行は、給与を自動振込みにするだけで、確か1500万円位の障害保険が付いて来たゾ、VISAのゴールド・カードも付いて来たゾ! 日本の銀行、幾らなんでもシケ過ぎてないか?と思ったのですが…

ここいらの新興住宅地では、各銀行の支店、その殆どが駐車場を持っている。マドリッドみたいに1ブロックに必ずひとつは銀行がある()ような街ならともかく、この辺じゃ徒歩15分圏内にマイ・バンクがあればいい方? そして道路には、マドリッドのような路駐スペースはないのだから、当然と言えば当然の話なのですが…

で、自前の駐車場がない駅周辺の支店などでは、別途「お客さま用」の駐車場を借りることになるのですね。
例えばオトナリの駅前にある某銀行の支店では、近くのコイン・パーキングのサービス券を出してくれる。でも駐車券のサービスって、銀行に融資の相談に来る人とか、多額の投資商品を契約する人が対象だろうと思っていたら、聞いてみると、ATMを使うだけでも貰えるんだってサ!
…でも、そこにはATMが20台くらいも並んでる自動サービス・コーナーがあるんだけれど…仮に5千円の振込みを1件するだけでも、300円の駐車券が出る?…これって割に合うんだろうか…(・・?

まあ、同系列の会社の駐車場を安く借りてる…なんて事もあるのかも知れないけれど…(・・?

でも仮に、自前の駐車場があったとしてもそれは、スペインの銀行だったら「考えなくてもいいスペース」を考慮に入れて建物を作らなくてはいけないという事であり…

「路駐が普通」のスペインの銀行には、こういうコストは要らない訳で、考えてみると日本の銀行って、スペインの銀行に比べて大きなハンディを背負ってるのかも…などと、つくづく考えたのでした。

銀行だけではない。近所のスーパー、ファミレス、コンビニ、ラーメン屋…日本の住宅地では、どんな商売をするにも「駐車場」が要る。
もしかして「路駐スペース」がないという事は、日本経済にとって、路駐スペースのある国では必要のないコストがかかっているという事にならないだろうか??

他にも、道幅の狭さ、その他インフラの問題が、余分なコストを生み出していると思う事が結構ある。例えば道路の補修、ガスや電気の工事、マンションの建設や家の建て直し、そういう事がある度に、片側一車線でかつかつ対抗してるこの辺りでは、交通整理をする係の人を雇わずには出来ない、のであります。
…で、行け行けって身振りで、「でも向こうから車来てるよ、見てないけどいいの?」というような交通整理をしてくれる「係の人」、結構居たりして…?

最近騒がれていた、道路税のナンタラカンタラというの(…すみません、不勉強で、正確な名前知りません…)、ある議員が国会での質問に持ち出した統計を見ていると、日本は諸外国に比べて「その他の道」というのが、圧倒的に多かった。これは高速道路とか、国道級とか、そういうような分け方をして、それぞれが全国で何キロメートルあるか?というような表だったんですが、その他の道って、要はこの辺の道のようなのを言うのだろうか?…(・・?
こういう道、きっと日本中あちこちにあるもんね?
道幅が狭く、歩道もないか、あっても超オソマツ、街灯は暗く、電信柱があちこちに突っ立っていて、時に意味のないガードレールなどが付いている、そんな道?
車社会にも、高齢化社会にも対応していない、日本の住宅地の道…

どういう財源を、どういう事に充てようと審議してるのか知りませんが、新しく道路を建設して「道路の長さを増やす」のではなく、「その他の道」の道幅を何とかして、歩道や街灯なども整備する事を考えている政治家はいるのだろうか? と思ったりして…emoticon-0138-thinking.gif

)注: スペインでは、税法上の優遇措置なども関係していたらしいのですが、銀行の支店の数が実に多い。最初にスペインに行った時、同居のアメリカ人女性に、「店などを壊して改築してるところがあったら、その後に出来るのは先ず、バールか銀行よ」と言われて、ふ~んと思ったものですが、その後見てると、ほんとにそうなのだ!
で、新しく開発される区域などでも、地上階の商業用スペースに先ず入るのが銀行とバール。住民が入る前に生活にとってバイタルなサービスが揃う感じで、結構いいな~、と思うんですが!?emoticon-0100-smile.gif
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by peque-es | 2008-02-26 21:09 | 街、家、道…
Pescado a la plancha (スペイン風焼き魚?)
2008年 02月 26日
a0072316_13135198.jpgこれは厳密に言うと「焼き魚」ではなく、フライパンに油を垂らして焼いた魚。スペイン語だと a la plancha (ア・ラ・ランチャ)…plancha はここでは鉄板の事なので、要は鉄板焼きですね。emoticon-0100-smile.gif

でもスペインにも「焼き魚はある。「a la parrilla」と言って、炭火焼のようなもんですが、普通の家で炭火焼は、ちょっと難しい。日本の魚焼き器のような調理用具は、スペインにはないのですね。で家庭での魚の食べ方で一般的なのは、揚げる、炒める、茹でる…(あれ? 結構あるな~…更に、boquerrones a la vinagre のように生でマリネのようにするのもあるし、それから炒めたり揚げたりした他の物と一緒に煮込むというのも…それにオーブンで焼くっていうのもあるじゃあないか…)

…挿入句が長くなって来た(・・;)ので、一挙に結論(?)に飛ぶ事にする。

事ほど左様に、色々ある魚の食べ方、それはつまり、スペインが日本と同じく、「魚介類を沢山食べる国」だからですね。ところがさ、魚の国日本でスペイン風の焼き魚を食べようと思ったら、それが以外に難しいのよ…というお話。

それは何故か?
築地の魚市場にでも行けば別かもしれないけれど、近所のスーパーのオサカナたち、ちっちゃい切り身やお刺身、或いはお刺身用のサクになってるのが圧倒的に多く、それでは、スペインのあのど~んと言う焼き魚の醍醐味を味わえないのである…emoticon-0101-sadsmile.gif

スペインの焼き魚は、お皿に乗るサイズの魚なら一匹丸ごと(…と言っても、オカシラ付きではない)か、大きな魚の場合は切り身ですが、その切り身が日本のに比べると、かなり大きい!のであります。

で例えば、カツオの胴体丸ごと、厚み2,3cm位の輪切りにしたのを、じゅ~じゅ~言わせて焼いて、それを切り分けて食べる…という雰囲気は、日本の懐石用(?)の切り身では出せないのでありますね…下線部の食べ方は、あるスペイン女性に教わったものですが、ニンニクを楔形に切ってカツオの身のあちこちに差し込んで、あとは塩と油、時間をかけて焼くだけ。こうするとニンニクが焦げないのである。
でも日本の小さな切り身じゃ、ニンニクの楔を打ち込む余地がないのだ…emoticon-0125-mmm.gif

a0072316_2320304.jpg中で比較的大きい切り身を見かけるのが、このカジキ! でもこの時は、この切り身を見つけて、スカサズ買って来たのはいいけれど、パセリがなかった…これはニンニクとパセリで風味をつける事が多い。スペインでもこのカジキ(emperador と言う事が多いが、emperador と言って別の魚が出て来るところもあり、でもそれはもう少し白くて、別のところでは pez espada という名前で出て来る魚だったりする事もあり…まあ、日本でも同じ魚を時期によって別の名前で呼んだり、地方によって名前が違ったりする事はありますが…)

又しても挿入句が長くなりましたが、要はこの魚、スペインでも、安い定食屋などでは、結構薄い(でも面積は広い)切り身で出て来たりする。…ので、まあまあ感じ出てるんですが…

a0072316_13264599.jpgやっぱりパセリがあった方が感じ出るかも…と思って最近やり直したのが、こちら→

肝心のパセリがなんんとなく固まっておりますが、これはパセリの調達と、比較的大きいカジキの切り身の調達に2週間以上の時間差があったからで…(・・;)

或る日、おぉっ、生きのいいパセリが出てる、とりあえず買っとこ…と思い、
一度には使い切れない量だったので、萎れる前に洗って、刻んでから冷凍しとこうと思い、
日々他の食材を出す時に、冷蔵庫を開けるとパセリが見える。で「そうだ、これを刻んで冷凍しておかねば」と思うのに、閉めると忘れてしまい…(・・;)
そうする内に1日、2日と過ぎて行き…(・・;)(・・;)
うむ、これはもう冷凍室に入れないと、折角のパセリがムダになる、この際このまま入れてしまおう…と袋ごと冷凍庫に入れていたのを…

或る日、このカジキの切り身、結構良いかも…それにお買い得?…と思い、
でもその日は別のオカズにしたのでとりあえず冷凍しておき…
その2,3日後に、今日のオカズはカジキに決定!っと思い…

…カジキの切り身を焼き始めてから思い出したのよね…(・・;)(・・;)(・・;)

そうだ! 冷凍パセリがあったじゃないか! 乾燥パセリじゃなくてアレを使おう!
と思いついて、パリパリに凍ったパセリの枝をもいで、洗ってなかったので簡単に振り洗いして、それをみじん切りにして、取り急ぎ振りかけたら…こ~なったである。emoticon-0107-sweating.gif

尚この切り身は120gほどありましたが、、面積(?)は小さめで、お皿に乗っけると、こんな感じ…a0072316_1342206.jpg
…量は同じ位かも知れないけれど、やっぱり上の、面積の大きい方がスペインっぽく見える…

で話が後先になりましたが、今まで色々やった中で、一番「ど~ん」という感じを出せたのが、最初に載っけた写真だったのだ。
…が実はこれは……赤魚の干物だったのである。emoticon-0140-rofl.gif

一般にスペインの魚は、日本で売ってるものより魚臭くない。これは何故なのか?といつも思ってるんですが、新鮮なまま干された(?)干物を使ってみるのも一手かも?と思って、生干し(?)っぽい赤魚の開きを見つけて、試してみたのだった。
赤魚の干物(…ニンニクが少々焦げておりますが、そしてパセリは乾燥ですが…)、アッサリしていて肉厚で、身も締まっていて(…干物だからね!emoticon-0136-giggle.gif)中々感じが出ておりました。emoticon-0100-smile.gif 
でもこれってシーズンが限られてるようで…日本でスペイン風焼き魚を食べるのは、食材ゲットのタイミングが色々と難しい…のだった。

ちなみに、日本では非常に普及してる「干物」という食べ方、スペインでは一般的ではない。でも、ある日本人に聞いたところによると、海辺の町で、朝市のようなところで魚を売ってた漁師のオカミサン(?)、売れ残った魚をその場で処理して、半干しにして持って帰ったそうな。
昔からの保存の知恵なのでしょう。
最初に書いた炭火焼、そして鉄板焼きなども、海辺の観光地などに行くと、結構安くて、色んなオサカナがた~っぷり食べられるお店があったりします。そういう所に行く機会があったら、是非お試しあれ。目印は現地の人、つまりスペイン人がいっぱい入ってる店!emoticon-0105-wink.gif

ところで日本のオサカナ屋さん、どうして「解凍」して売るんスかね?
スペインでは冷凍パックになった魚介類を、ごく普通に売っていて、結構便利です。
メルルーサの切り身の冷凍パックとか、フライ用に衣を付けた状態で冷凍されてるのもある。
でも日本では、圧倒的に解凍してから売ってるのが多いみたい…
 
一度解凍したものを又冷凍すると、品質が落ちるそうで、毎日買い物に行く訳ではないので、冷凍できない食材、つまり「解凍」の表示のあるものは買わないようにしてるんですが…
それに解凍の切り身って、身が柔らか過ぎたりして、どうもおいしくなかったりするのである…
日本人、その日食べるものを毎日買い物に行くって人が殆どなのだろうか…?
折角新鮮なまま(多分!?)冷凍されてるものを、解凍せずに売る方法を考えてくれっと思う人、他に居ない?…(・・?
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by peque-es | 2008-02-26 21:08 | スペインふう家庭料理
本当においしいパンの定義
2007年 07月 28日
スペイン風ミックスサラダの記事で aoi さんから「スペインではパンに何をつけて食べますか?」という質問を頂きました。(ちなみに、その時 aoi さんが書いていたパンの記事はこちら)。

で、この際、前から書こうと思っていた「本当においしいパンの定義」っていうのを書く事にしました。その定義は、コメントの返事にも書いたように、「何もつけなくてもおいしいパン」というのですが…

…先ず、スペインで普段食事の時に食べるのは、こういうパン。日本ではバゲットとか、昔は(?)フランス・パンと言われてたタイプ。スペインでは amigoplaza さんの記事にあるように、ピストラ(pistola、ピストルのことです)とか、pan de barra (棒のパン)と言う。
スペインではこういうパンを切り分けて、普通食事の時には、何もつけないで食べます。日本でおかずの合間に白いご飯を食べるような感じ。毎日、その日食べる分を買って来る、つまり焼きたてを買って食べるのが原則で、だから通常の店は閉まってる日曜にも、パン屋さんだけはメインの食事である昼頃までは開いてる事が多い。そしてもしかしたら、パン屋さんは日本のお豆腐屋さんみたいに、スペインで一番早起きな職業かもしれない?と思う。

初めて行った頃のスペインには大家族が多かったので、昼前のパン屋さんに行くと、この棒パンを2本、3本と買って行く人も多かった。一方で1人暮らしの人などは「棒半分(media barra)頂戴」と言うと、長いパンを半分に切って売ってくれたりもしたのです。(その辺の事は≪フラッシュバック・スペイン≫の「6.お店の人」にも書いているので、興味のある方はどうそ。)

でスペイン人のパンの食べ方を学んだ者としては、日本でスペインふうの料理を作ったりすると、それを試食する人にも「パンには何もつけないで、日本のご飯のような感じで食べる」というのを強要(?)していたのですが…

…どうもそれじゃ、食べさせられる方に欲求不満が残るようなのですね…「え~と…バターかマーガリン、ある?」とか、言われてしまう…
…確かに日本のレストランじゃ、パンには必ずバターが付いて来るし…
そういえばスペインだって、朝食のトーストにはバターとジャムなんてつける訳だし…高めのレストランだと好みでバターをつけられるように置いてある事もあるし…でも、それでもつけないで食べる人も多いし…フレンチの本場パリでも、お昼の定食にバターは付いてこなかったゾ…??

…などなど考えておりましたが、ある時ふと、「そういえば日本のバゲットは、スペインの棒パンほどおいしくないではないかっ!」という事に思い当たったのだった。

スペインふうの手料理を引き立てる(?)ために、バゲットを焼いてるパン屋さんをあちこち捜し、そして食べる直前に買って来ても、どうも感じが違うのです。

その一: 日本のバゲットは一般に、なんか皮だけが妙に硬くて、噛み切れないんスが…
その二: そのクセ中味は、妙にフニャフニャで、存在感に薄いんスが…

その結果、出来立ての筈なのに、再度トーストしないと食べにくかったりする事も…

スペインやフランスのバゲットは、一見日本のより硬いのだけど…でも、噛み切れる!! 中はフニャフニャでなく、もっと詰まった感じがして、そして何もつけなくてもおいしい!

そう! パンに何もつけないで食べるのは、何もつけなくてもおいしいパンだからなのだ…っという事に気がついたのであります。

でもこの差って何? 一体どこが違って、何もつけなくてもおいしいパンと、フニャフニャなのに噛み切れないパンになるのでせう?? 
原料の小麦粉が違う? それともこね方? こねたあとの焼き方? 焼きあがったあとの環境…つまり空気中の湿度?…などなど、色々理由を考えてはみるのだけれど、例によってまともに調べるという事はしておりません…(・・;)

ただヒタスラ想像力(?)を駆使するのみで…でもかなり確信を持ってる(?)のは、日本のパンは「膨らませ過ぎ」なのではないか?という事です。
その証拠に、余ったバゲットを袋に入れて、冷蔵庫などで保存すると、数日で体積が半分以下になっちゃうんもんね…

パンはその日のものを食べるのが原則のスペインでも、必ずしもその日に、計算通りに食べきれる訳ではない。昼、夜と食べて余ったパンは、まあ翌朝の朝食でトーストしたりして食べ切れれば理想なのですが、もっとずっと古くなってしまったらどうするか? トリッハ(torrija-s)のようなお菓子にしたり(いつもチャレンジ精神旺盛な MICAN さんの記事をご参考に)、その他の料理に使ったり、パン粉にしたり…色々な知恵がある。でそうやって置いておいても、日本のバゲットみたいに縮んじゃわない気がするんスが…

ちなみにこれは、近所では一番人気の、フランス風(?)パン屋さんのパン…
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by peque-es | 2007-07-28 20:07 | スペインふう家庭料理
Ensalada mixta (スペイン風ミックス・サラダ)
2007年 07月 10日
a0072316_23184943.jpgタイトル予告をした記事2つ、何とかアップ。

下のゴミの記事は文をかなり書いていたのに、昨日写真を追加したのですが、このサラダの記事は、逆に写真だけアップして、なんと2月から放ってあった…(冬から夏になってしまったやん!)

…え~と、文はですね…ミックス・サラダ(Ensalada mixta-エンサラーダ・スタ)をスペイン風にするには?というお話なんですが…

先ずスペインのミックス・サラダに欠かせない材料から…
…え~と、トマトにレタス…(…って、日本と同じやん?)?
スペインのレタスはちょっと種類が違っていて、白菜を小さくしたような縦長の形をしてますが…(…というか、スペイン人は白菜を初めて見た時、大体「あのレタス (lechuga- レチュガ)の大きいようなのは一体何だ?」と言います。)…味はそんなに変りません。トマトは…スペインの方がおいしいような気がする…(T_T)「コシヒカリの経済」

それに好みによっては玉ねぎを少し…(…これも日本と一緒やん??…あ、でもスペイン人は普通、水で晒すなんていうソフィスティケイテッドな事はしないな…)

…で、ここからがちょっと違う。

キャベツの千切りは入れない。伝統的なスペイン料理では、キャベツは茹でるか、コシードのような煮物やスープの中に入ってるのが普通で、生のキャベツというのは余り食べません。最近はアメリカンなファースト・フードの店でコール・スローみたいなのを売ってて、スペイン人も食べてますが…。
それから生のキュウリも普通は入ってない。ピクルスを入れる事はあるかもしれないけど…

替わりに(?)入れるもの: aceituna-s (アセイトゥー、オリーブの実)の漬けたの、ゆで卵、缶詰のツナなど。
ホワイト・アスパラの缶詰を入れると、ちょっとゴージャスになる。
コーンや人参を入れる事も…要はミックスだから、何でもあり、なんですが、普通の「ミックス・サラダ」をスペインふうにするには、アセイトゥーナ、ゆで卵、そして、ツナなどの魚の缶詰、この3つは必須かも…特にオリーブの実があると、ぐっとスペインらしさが増しません?(マシマスマシマセ…)


日本のツナ缶を使う時は、フレークはやめませう。あれはちょっと細か過ぎ。
スペインだと miga-s (ミー-パン屑の事ですが、こういうものにも使います)と言われるものでも多少身の形があるのだけど、日本のフレークは全然身の形が見えないもんね…

ツナの替わりにオイル・サーディン(sardina-s en aceite)やアンチョビ(anchoa-s)などを入れたり…
ツナはスペイン語で atún (アトゥン)ですが、bonito (ボニート)と言うカツオを使う事もあり…又オイル漬けの代わりに en escabeche (エン・エスカチェ)と言って「酢漬け」の缶詰を使ったり…

…やっぱり何でもありか?(・・;)

で材料が揃ったところで、作り方…(…って、そんなん、盛り付けるだけやん? ドレッシングかけてェ…混ぜ合わせてェ…???)

…いいえっ、違います。
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by peque-es | 2007-07-10 13:34 | スペインふう家庭料理