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「がんもどき」をスペイン語で言うと?
2009年 07月 09日
a0072316_0213334.jpgこれ、スペイン風でも何でもありまへん。

久しぶりにおいしそうなトマト)を見つけて、でたまたま冷蔵庫に「サラダ豆腐」というのがあって…

そういやイタリアンにはトマトとモッツアレーラ・チーズのサラダ、なんてのなかったっけ?
モッツァレラの代わりに豆腐ってど~よ?

と連想し、スライスしたトマトにサラダ豆腐を和え、塩、オレガノ、オリーブ・オイル、酢を振りかけてみたっていうだけです。

で何故豆腐からモッツァレーラを連想したかっていうと、豆腐とチーズって、原材料は違うけど似てると思うのですね。牛乳が固まったらチーズ、豆乳が固まったら豆腐…ってまあ、そんな単純じゃないかもしれないけれど…(・・ゞ
でも特にモッツァレラのような柔らかいチーズ、固めの豆腐みたいだと思わない?

スペイン語でチーズは queso (ケッソ)といいますが、スペインにはそれより柔らかい requesón (レケソンというものがあり、言ってみればナマのチーズみたいな感じ。
今これ書くために日本語でなんていうのか辞書をひいたら(003.gif)、凝乳、カテージチーズ…いやあ、コッテージ・チーズってレケソンだったのね!?(今更何言ってんだか…008.gif

つまりその、日本でコッテージ・チーズなんていうのが出て来たのは比較的最近の事で、昔はレケソンはレケソンと思ってたって事ですが(…益々何言ってんだか分からんではないか…)

で日本語でなんて言うか調べる前に、スペイン語の定義をスペイン王立アカデミーの辞書でチェックしてたんですが、それによると「ミルクの固まったの」とか、「チーズを作る時の副産物」なんて出てきますデス。

…コッテージ・チーズってチーズ作る時の副産物??023.gif

まいいや、何が言いたかったかていうと、詳しい製法とかは知らないままに、レケソンていうと普通のチーズよりも柔らかくてフレッシュな感じがするので、スペイン人に「豆腐」の説明をする時に「requesón de sojas、つまり大豆のレケソン…みたいなものよ…」っと説明してたワケ。
豆腐だって詳しい製法なんて知らないワケで…
ゴタゴタ説明するより、こういった方が彼らも分かったような顔するワケで…(…ってそれでいいのか?)

でも当らずとも遠からずって感じしない?

でまあ、モッツァレーラ・チーズの代わりに豆腐を入れる、つまり豆腐をチーズもどき、又はレケソンもどきとして使ったワケで…(…ところでモッツァレーラってのはコッテージ・チーズなのか??)

…って思っててヒラメイタ!

そうだ、例の言葉は「もどき」と訳せば良かったのだ! という事。

例の言葉とは: ホームページのおまけとして載せたロシア人のチステ(ジョーク)で「なんだかんだ」とゴタゴタ説明してる、「ロシアの」という形容詞が持つニュアンス、これをひとことで言えば「…もどき」じゃないかと。

普通の肉のステーキを filete というのに対し、ハンバーグ、つまりミンチ・ステーキの事をなぜかロシアン・ステーキと言ったり、

普通のサラダを ensalada というのに対し、ポテト・サラダをロシアン・サラダと言ったり、

更にはスペインで「かにかまぼこ」が出始めた時に、あるバーのボーイがそれをいみじくも「ロシア(人)の蟹」と表現したように、スペイン語でロシアンという形容詞には「正統派・オーソドックスなものとはちょっと違う、少し格下」みたいなニュアンスがあるわけですが、これって「…もどき」って感覚と似てない?

つまりミンチ・ステーキは「ステーキもどき」、ポテト・サラダは「サラダもどき」、そしてかにかまぼこは「蟹もどき」なわけですよ…045.gif

ここで、「普通のサラダよりポテト・サラダの方が好きなんだけど、なんで格下なの?」なんて事は言わないで欲しいの。そもそも、ホームページにも書いてるように、そういうニュアンスを何故「ロシアの、ロシア人の」という言葉で表現するのか、その理由も調べておりませんので…_(._.)_

ここでもひとつ連想したのが「がんもどき」…
…「がんもどき」って「雁もどき」?〈・・・あれって雁と関係あるんですかね??)
…て事は(雁は ganso だから) ganso ruso...041.gif(…てなワケ、ないじゃないか! ないと思う…ありませんので…誤解なきよう…023.gif

という訳で、久しぶりに≪スペイン語ひとくち知識≫でした。

尚、余りにも調べてない事の多いクエスチョン・マークだらけの記事なので、以下ウィキペディアで検索してみました。ご参考に。
カッテージ・チーズ
モッツァレーラ
チーズ

レケソンもモッツァレーラも「非熟成チーズ」の中に入るようで、そういう意味(普通のチーズより「ナマ」って感じ)で一緒にしたのは間違ってなかった?(…我田引水…023.gif

ついでにがんもどきも。

それから写真のサラダは結構満足の行く味に仕上がり、その後「…同じイタリアンでアンチョビ風味ってどうよ?」「アボカド入れてみる?」等々、エスカレートしております。


※ それから↑のトマト、これはスペイン語ひとくち知識とは関係ないけど、
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by peque-es | 2009-07-09 11:08 | その他、色々、なんとなく…
スペインの宝くじ抽選会
2009年 06月 25日
もう2,3週間も前になると思いますが、テレビ見てたらサマージャンボの抽選会というのをやっており、あ、しまった、買おうと思ってたのに忘れた、宝くじは買わなきゃ当らん…

時既に遅しなので、この際スペインの宝くじ抽選会の話でも書こうかと…

というのも、日本の宝くじの抽選会って、見る度に(…って今までに2度くらいしか見た事ないんだけど…)なんかツマンナイと思うのよね。

というのは、スペインの宝くじ抽選会の方が面白いって事で…

とは言っても、その面白さを説明するのは難しいので、YouTube で探してみました。先ずは、去年のクリスマスの宝くじ抽選会の様子からどうぞ。

同じものですが、上のが el gordo と呼ばれる一等? 大賞? が出た時だけなのに対し、下のは他の賞が出た時の様子も少し入っている。


どう? 日本のより面白いと思いません?
マドリッドにあるサン・イルデフォンソ小学校(El Colegio de San Ildefonso)の生徒が伝統的に担って来た、Loteria (宝くじ)の当選番号と賞金額を歌う(cantar)という役割。(ウィキペディアによると2世紀以上前から。学校自体も400年の歴史があるそうで、日本語はありませんがご参考にリンクしときます。)
これには勿論、生徒の中から良く通る声の持ち主が選ばれて、数字を見て即座に歌い上げる練習を前以ってしてるのです。(↓)


でもひとつ言うと、ペセタがユーロになってから、なんか語呂が悪いというか納まりが良くないというか…ペセタの方が桁が多くなるので、賞金額の数字が長くて歌いでがあるというか…その分情緒があったような気が、しないでもない、ような気がする…023.gif

尚、この賞金を歌うメロディを以前≪ちょっとスペインの音色 & petitesmusiques≫「プチ・フィナーレ」というのを作った時に、エンディングに使っております。付けた和音で雰囲気変ってます(?)が、メロディは同じですので。006.gif

ちなみにビンゴ君に上の YouTube のビデオを見せてやったら、しきりに首をかしげておりました。041.gif
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by peque-es | 2009-06-25 21:41 | スペイン:人、物、言葉…
ちょっとスペインの師走
2008年 12月 13日
引き続きドタバタしておりまして、来年まで(?)更新できそうにないので、ちょっと早いですが、「メリー・クリスマス」と「良いお年を」のご挨拶。001.gif

ま、スペインの師走も、日本のような大掃除こそないものの、慌しい気分のするものではあります。
クリスマスと大晦日には家族が集まって食事をする習慣があるので、そのメニュー()を考えて用意したり、明けて新年の6日には Reyes Magos という祭日があって、プレゼント交換をする習慣があるので、特に親戚や友人の多い人は出費が嵩む、それでなくても何となく焦る気分になって来るこのシーズン、必ずしも「好きじゃない」と言う人も結構いたりして…!?

この Reyes Magos というのは日本式に言うと「東方の3賢人」。聖書に出て来る、イエス・キリストが生まれた時に現れた星を見て、「救世主が生まれた」と、東方から贈り物を持ち、そして多分砂漠をらくだに乗って旅して来たと言われる人たち。彼らがイエスのところに着いたのが1月6日とされていて、そんな訳でこの日にプレゼント交換する習慣が生まれたらしい。

クリスマスの飾りや街のイルミネーションなども、この日が済むと片付けられる事が多く、そういう意味では、日本の「松の内」みたいな感じですかね?(…ちょっと違うか…017.gif

※スペインのクリスマスのご馳走は、ターキーや鶏とは決まっていない。特にロースト・チキンは普段でも食べるものなので、クリスマスの食事としてはむしろ地味な料理です。

そんな訳で手抜きですが、2年前のクリスマスに録音したスペインのクリスマス・ソング(villancico、ビジャンシーコと言います)を試聴されたい方はこちらからどうぞ。

又スペインのクリスマスについての古い記事は、ここここにあります。(当時文字数制限の厳しかったブログに書いたので、どちらも舌足らず、というか説明不足気味ですが…

そしてもうひとつ、超有名なビジャンシーコを、YouTube のビデオからどうぞ。
短調の曲なので、ひとりでインストゥルメンタルだけだとクリスマスっぽくならないと思い、2年前には録音を断念(?)したもの。YouTube には、しっとり大人の歌手っぽいのから、フラメンコ、教会の聖歌隊、ハタマタ若者たちが作ったちょっとふざけたビデオまで、色んなバージョンがありますが、スペインのビジャンシーコは普通の子供たちの荒削りなコーラス?で聞くのが、≪ちょっとスペイン≫的には好きです。

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by peque-es | 2008-12-13 18:29 | スペイン:人、物、言葉…
本当のオートロック
2008年 11月 29日
何となくドタバタしておりまして、あちこち、ご無沙汰しております。記事の更新もちょっと間が開いてしまいましたが、やっとひとつ書きました。

以前腰砕けになってしまった記事を、「スペインのオートロック」というタイトルで書き直そうとして、タイトルだけ書いて1年以上も放ったらかしてあった…008.gif

…のを、今度こそ書き上げようと、「本当のオートロック」というタイトルに変えてみました。017.gif

タイトル変えたら書けるってもんでもないかも知れませぬが、実は今回、今までず~っと、「オートロック」の定義を誤解していたのでは? と思い当たったのだ。

初めてスペインに行った頃、マドリッドの集合住宅には既に、「各住居の中からインターフォンを使って集合住宅の入口の戸を開けられるシステム」が付いていて、それ=オートロックというようなイメージが、いつの間にか頭の中で出来上がっていたのだった。

当時は日本のマンションには住んだ事がなく、又オートロック付きのマンションなんてのも殆ど聞いた事がなかったと思う。多分その後出て来たオートロック付きマンションというのを、それがどういうシステムなのか知らないままに、なんとなくスペインの集合住宅の玄関開閉システムと結びつけてしまっていたのだ。

考えてみると、それまでの日本の団地では、集合住宅の玄関というもの自体がなかったですよね? マンションと言っても所謂団地みたいなので、みんな外に長い共用廊下が付いていて、鍵のかかるのは各戸の玄関だけ。

だから、建物全体の玄関があって、それが施錠され、又それを各住居の中から開けられるシステム=オートロック、みたいなイメージでいたんですが、

今回記事を書こうとして気が付いたのは、オートロックというからには、それは「自動的に閉まる」という意味で、インターフォンで錠を開けられるというのは、もうひとつ別の事じゃないか? という事。

ところが、この「自動的に閉まる」というのが、日本の場合又なんというか…不思議なシステム。

例えば今住んでるマンション、通りからの入口=正面玄関にオートロックは付いてますが、その他にもウラノタケヤブや横の階段道等、ら入ろうと思えば入れるところ一杯あり…よく言えば「開放的な作り」で、正面のドアだけが自動的に施錠されても余り意味ないような…

でも、日本のオートロック・システムの一番の難点(?)は、それが電子式だという事かも…
あれって、ドアが閉まってからジーと言って施錠されるまでに、ちょっと間がありますよね?
それに電子式のものって、故障も多いんじゃないでしょか?
うちのマンションのオートロックは、一時ひっきりなしに故障していて、ブザー鳴りっぱなしで、何のためのオートロック?状態になった事があった。

妹のところでは、深夜、住んでる人が帰って来た後、ドアがジーと閉まるまでの間にセンサーにお札を当てて侵入しようとする輩がいたりするそうで…でそうなると、エレベーターが来るまで逃げ場がなくなるらしい。というのも、階段部分に通じるドアも又電子式で、すぐには開かないらしいのだ…!?
玄関ホールだけが密閉空間みたいになるような自動ロックって、何なんですかね? 他の部分は開放的なのに!?
いつも思う事だけど、日本てどうも、何かやろうとするとソフィスティケイテッドにし過ぎる傾向があって、ソノクセ他の部分では抜けてるんじゃなかろ~か?

ここでスペインの「オートロック」の話。

先ず、正面玄関も各住居のドアも、ドアを閉めれば自動的に錠がかかる。うっかり鍵を持たないで外で立ち話してて、ドアが閉まっちゃったら入れなくなるのだ。
電子式ではないので、いわばメカニカル・オートロック?

でもこれぞ本当のオートロックじゃないですかね?

ま勿論それでも、他の人が入った後にすり抜ける事は可能で、それに正規の(?)来客でも、訪ねて来た相手が開けてくれる前に他の住人が帰って来て、ついでに入れてもらうなんて事もよくあるわけだけど。041.gif

でもまあ、日本の電子式オートロックに比べると、ジーと言ってる時間がない分、施錠されるのが早い。

それから玄関ホールから階段や通用口のような部分に入るのに、普通は鍵なんてかかっておらず…だってエレベーターが故障したり緊急の場合には、住人だって階段使わなきゃいけないわけで…ましてや電子錠なんて、アニハカランヤオイテオヤ!?

日本に帰って来た当初、日本のドアは何故閉めても錠がかからないのか?と思ったものだ。
(ついでに言うと、鍵をかけて回す方向、スペインと反対。これは車のドアなどもそうなのですが、スペインだと開けてる方向に回して閉めるので…最初は閉めてるんだか開けてるんだか分からん…041.gif
ドアを開ける方向が反対なのも前に書きましたが「スペインの玄関」「アベコベ日本」)、これはまあ、玄関で靴を脱ぐという日本の住習慣によるものだろうと想像できるものの…

鍵はなんで反対回しなの?

しかも母によると、日本の錠も昔は反対回しだったのに、ある時期からこうなったとか…?
…もしかして、スタンダードを変えて錠や鍵、そしてドアを新しいものに付け替えさせるという陰謀だったりして…???  (誰の?????)
ま、それはともかくとして、日本の家のドア、マニュアルで鍵をかけないと、鍵はかからない。
マンションもそれは同じで、でも正面玄関にはソフィスティケイテッドな電子式の(…そして閉まるのに時間がかかって、故障し易い…)オートロックが付いてるのも、なんとなく矛盾した感じ。009.gif

スペインのように、建物がもっと密閉された構造であって初めて、正面玄関に施錠する意味が出て来る気がする。
そしてドアはメカニカル・オートロックで十分、電子式なんかでなくていい。
インターフォンで各住居から正面玄関を開けるのも、電子式じゃなくてもできるはずで、スペインのは、その古さから言って多分電気的なシステムと思いますが、主観的にはその方が電子式よりも故障に強く、仮に故障したとしても修理や取替えも安い気がする。

ま、技術的な事は専門家に考えて頂いた方がいいですが、個人的にはスペインの「オートロック」の方が、シンプルで実際的、と思うのだ。
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by peque-es | 2008-11-29 19:46 | 街、家、道…
ブログのタイトルが決まらない…
2008年 10月 19日
…日々だったのだ。次は車検の事を書こうと思って、何かこ~インパクトのあるタイトルはないか? などと考えてる内にズルズルと日が経ってました。(・・;)

その間に…
a0072316_122175.jpg←10月も半ばを過ぎたってのに、未だ咲いてるうちのベランダのブーゲンビリア…

…のみならず!

     ↓
     ↓
     ↓

a0072316_124026.jpg
…もう一方の枝にも2週間程前に蕾が付いて、今こんな感じ。

オクテだけれど、頑張ってる!?

ところで、車検の話。

要はもうじきうちの車を車検に出さなくてはいけないワケで…

で、日本の車検って、なんでこんなに高いの? っと前から思ってた事を、書く事にしたワケだけど…

初めて行った頃のスペインには、車検制度がなかった。
新車が少なくて、タクシー(基本的に個人タクシー)なんかでも、かなりキタナイ車が多かった。
空港などのタクシー乗り場では、客待ちをするタクシーの運ちゃんたちが、車のエンジンを止めて、お客が来るまでちょっとづつ、手押しで車を進めて行く光景なんてのが、普通に見られたもんです。ツイゾ聞く事がなかったけど、あれってやっぱり、燃料節約の為なんでしょね? (・・?

まあそれは1980年代前半くらいまでの事だったと思う。
スペインは車検がないから、中古車の値段が日本よりも高いなんていう話もあった。
車検制度ができてからも、目に見えて安くなった訳ではなく、街には結構古い車もまだ走ってたような…2000年頃だったか、下取り補助金制度みたいなキャンペーンがあったので、ま、今のスペインでは、そんなにオンボロ車は目につかないと思う。

でスペインの車検ですが、
制度としては、新車を買って確か4年間は車検を受けなくてもいい。
4年目に最初の車検があって、その後は車の状態にもよるでしょが、大体2年おきの車検となる。
そして10年を過ぎると毎年受けなくてはいけない、っていうのが平均的パターン。

平均的スペイン人の走行距離は、平均的日本人の走行距離より、かなり多いと思う。
毎日の通勤に車を使う人も多く、週末には郊外に出かけたり、ちょっとした連休や夏休みには、車で移動する。

で、普通乗用車の車検料、昔は4000円台って雰囲気でしたが、今幾らになってるか調べてみたら、16%の消費税を入れて、ガソリンで約33ユーロ、ディーゼルで約36.4ユーロっていうのが出て来た。当時よりユーロが円に対して高くなってるので、それを差し引くと5000円位らい?なので、やっぱり少しは値上がりしてる。でも日本よりずっと安いでしょ?

これ、要説明、ですね?

先ずスペインの車検は、自分で持って行くのが基本。国から委託された車検センターが、例えばマドリッドなら、マドリッドから全国各地に出る主要道路のそれぞれにある。交通量にもよりますが、大体15分~30分くらいで行けて、しかも行き易い所にあるワケ。
ちなみにスペインで最後の車検は、当時郊外に移転していたオフィスから、昼休みに行って済ませた。

そして車検で何か不備が発見された場合は、それを自分の好きなところで修理・交換等して、も一度持ってくワケ。
なので、修理費なんてのは上乗せされないワケ。

更に自賠責保険なんていうのも入ってないワケ。これはそういう保険がないのではなく、車を所有したらかけなくてはいけない自動車保険、こっちにそういうのが入ってます。だから自動車保険は日本より割高かも…? あれ? そ~でもないか?? (・・?

そんなこんなで、日本の車検料の、該当部分とだけ比べてみると、ですね…009.gif
ん? どこが該当部分なの? 車検基本料っての? 或いは、それ+予備検査料?? それとも、重量税と印紙代ってのも足す、つまり自動車保険だけを引けばいいのか???

ワケワカラン…033.gif

ユーザー車検っていうの? 自分で持って行って、最低限の事だけすれば、2万幾らで済むらしいのだが、それでもスペインの4,5倍? それに持ってく場所、県にひとつくらいしかない?

で法定点検だか何だか知らんけど、「一応義務があるんですが、でもやらなくても罰則とかはないんです」などという曖昧な部分があって、何をどれだけやって、幾ら払わなきゃいけないのかが、ち~ともはっきりしないではないか?

スペインでは、外国人の初心者でも、ちゃんと自分でやれた車検がですよ!
日本で日本語で話してるのに、何と何をやって幾ら払うのが正解(?)なのか、どうひっくり返しても分からん制度って、一体何?

まあ、日本に帰って最初の車検は、それでもアレヤコレヤ調べて、ディーラーよりは安いとこに持ってったのですよ。

でも、アレヤコレヤ調べる手間と、全然はっきりしない結論を考える時間の割に、節約できる額、少なすぎ…

…なので2回目からは、ディーラー車検にしてしまったのだ…007.gif

日本の車検ってなんか、ディーラー、つまり自動車産業の経営がうまく行くように、つまり収入源の一部として考えられた制度のような気がして仕方ない。

自動車以外にも、そういう事は色々あるような気がするワケで…

日本経済って、大企業の経営を、国民や消費者が助ける(?)ような仕組みになってる? 039.gif

ま、そういう大企業が、日本経済の発展を支えるという考え方なのかも知れませんが…

…なんだかね~…

あ、スペイン語で車検は ITV(イー・テー・ベ)、Inspección Técnica de Vehículos、と言います。045.gif
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by peque-es | 2008-10-19 13:56 | その他、色々、なんとなく…
フローリングって何語?
2008年 09月 28日
前から書こうと思っていた事のひとつなのですが…

フローリングっていうのは木の床の事を言うのかと思っていたら、どうも違うのですね。046.gif

合板や合成樹脂? その他よく分からない素材の上に、超薄い木の皮(?)を貼っつけて作ってあるようなのですね。

特に日本のマンションで使われてるのは、殆どがそういうタイプみたいです?

傷がつきにくいようにとか、年々改良はされてるみたいだけど、所詮超薄い木の皮ですよ…

スペインにも合板の木の床はありますが…

でもあくまでも

という事は、本当の木を使っていて、薄い板を数枚合わせている場合でも、そのひとつの
厚みが、少なくとも数ミリはあるのですよ。

で何年か経って表面が劣化したら、専用の機械を使って表面を薄く削る事ができる。
イメージとしては、電動芝刈り機で芝生を刈るでしょ? あんな感じで床の上を機械を滑らせて行くのですよ。
で削り終わったらニスを吹き付けて、新品の床になる、そういう事を合板でも2,3回は繰り返せる位の厚みがあるのですよ。

a0072316_19335382.jpgちなみに、スペインで家をリフォームした時は、途中でスッタモンダして、自分であっちこっち探した挙句、合板ではなく無垢の樫材?を使った床張り職人さんを見つけました。

←貼ってる(張ってる?)途中の図。

23ミリの厚みがあって、でも節の多い素材を使ってるので、10ミリくらいの節のない素材よりも安かった。勿論節はちゃんと処理されていて、それが模様のようで、節のない高い素材よりも好みだったの。
工場や体育館にも向いてる素材で、確か油仕上げとウレタン・ニス仕上げの2種類あったような…

あ、うちは体育館でも工場でもなかったので、ウレタン・ニス仕上げ。
でワックスなんかかけなくても、週に1回水拭き掃除をして、9年間そのままだった。
メーカーは北欧系だった?…と思って検索したら出て来ました。多分これです。日本でも、これを使って建てた家があるみたい!?

キズがついても、キズの下も木なので、専用の修理液のようなのを使って目立たなくしたり、又何もしなくても、時間と共に陽に焼けて(?)目立たなくなって行ったりするのですよ。

日本の木の皮のフローリングは、表面にキズがついたら木じゃないっていうのがすぐ分かってしまいますね…007.gif
でキズが一杯付いたら、総張り替え?008.gif

日本にも立派な木の床の伝統があったのに、なんでこんなもんがスタンダード?になっちゃったんですかね??

…建築業界の陰謀とか???039.gif

スペインで初めてのマイホームを持ち、そして初めてのリフォームで、ひとつひとつのプロセスが面白く(…大変だったけど…(・・;)…)写真をとってアルバムを作った。
a0072316_19475060.jpgその中から数枚…

見事に壊してますね…041.gif

…で新しい間仕切りを作って…          …新しい床を貼って…
a0072316_19513665.jpga0072316_19545966.jpg

その他モロモロ。結果の中で一番気に入ってたのは…
a0072316_20111792.jpg

…この暖炉のある一画と…
a0072316_2012164.jpg

…建物の建築当初、つまり今から40年くらい前の洗面台(…って言う?)を残した、窓のある浴室、だったかな?045.gif

(…でも、工事の途中で、その洗面器の表面に、キズ付けられちゃったんだけどね…(・・;)

…ところでスペイン語で木の床は suelo de madera、これを英語に直訳(?)すると、floor of wood な訳で…

…そういや確かに、ウッド・フロアとは言ってない訳で…009.gif

………

…フローリングって一体何語? (で意味は??)
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by peque-es | 2008-09-28 20:38 | Japón,Japan,Nippon..
スペイン時間、サマータイム、街灯…
2008年 08月 16日
毎年夏至の頃になると、蒸し返したくなる「スペイン時間、あばしり時間」のテーマ。
でも今年は、もうやめようと思ってたのだった。

cazorla さんのこの記事を読むまでは…

スペインの夏時間、日本の太陽時間と2時間ずれてます。日本の標準時は明石時間なので、関東とだと、2時間半くらいずれてるかも?

スペインの夏は、上の記事にあるように、明るくなるのは8時頃。つまり人間が朝起きて、仕事に出かけたりとか、そういう活動を始める頃に夜が明ける。

普通の人は未だ寝てる時間から明るくなる日本時間よりも、生活時間に合っている、そして人に優しいという気がするのですね、スペイン時間は。

まあ、日本時間で早寝早起きっていう解決法もある訳だけど、これには強固な意志の力を必要とする気がするもんね…(・・;)

最近の日本の夏はヒジョーに暑く、毎年この時期になると、「日本にもサマータイムがあればいいのにネ」「やっぱりシェスタは必要だよ」などという声を、少なからず聞くのですが、そこで必ず、「でも日本じゃサマータイム、過去に何度かトライしたけどダメだったんだってね…」というようなコメントが続くのですね。

でもそれは、一斉にやらない!からじゃないですかね?

スペイン、或いは他のヨーロッパ諸国のサマータイムは、学校の始まる時間とか、会社やお役所の始まる時間とか、病院やお店の時間とか、そして電車やバスの時刻表とか、ハタマタテレビのニュースの時間とか、或いは夜の娯楽番組の終る時間とか、全てが一斉にずれるワケ。
そうやって社会全体が一時間ずれて、初めてサマータイムの効果が出るんじゃないですか?

日本のどこかのように、お役所や一部の企業だけでやったって、そこに勤めてるお父さんたちが寝不足になるだけだと思う。だからうまく行かないんじゃないかと思うんですが…

でも仮にサマータイムが導入されたとして、更にスペインのように、標準時が年間を通して1時間ずれたとしてもですね、太陽と気温の関係は変らない訳で…
という事は、日本の夏は基本的に、日が暮れる頃にならないと涼しくはならないので(日が暮れてもそんなに涼しくない事も多々ありますが)…そこでいつも思う事がもうひとつ…

日本にも、もっと明るい街灯があればいいのに!

今の日の入り時刻は、大体6時半から7時の間? 
で、その頃になると、少しは通りを歩けるようになる感じがするのに、出かけると、すぐ暗くなっちゃうのだヨ。で当然の事ながら、広場にも公園にも、子供の姿なんて見られません。
暗い夜道を散歩してる人もいますが、殆どは健康の為のウォーキングって感じで、タダヒタスラ黙々と歩いてるか、或いは犬の散歩とかで、これもタダヒタスラ散歩してる感じ…だってまあ、周りは真っ暗だし、人は殆ど歩いてないし、たまに誰かと行き違っても声をかけるって雰囲気ではありませんよね?

スペインの夏の夕方から夜にかけて、人々は連なって散歩したり、途中でお茶したり、テラス席で一杯やったりしながら、長~い午後をま~ったりと過ごす。更に日が暮れてからも人通りは途絶えず、レストランのテラス席は満席だし、広場にも未だ人が群れて(?)ペチャクチャやってるし…
それは、日本よりも緯度が高く日が長い事もあるけれど、そして歩き易い歩道や、居易い(?)広場や公園、マドリッドだったら1ブロック毎にあると言っていいくらいのバールなどの力も大きいと思うけれど、そして Trasnochar (夜っぴて過ごす)と表現されるスペイン独特の生活文化のようなものもあると思うけれど、そういった事全てと絡まりあいながら、街灯の明るさも大きな役割を果たしている気がするのですよ。

それがどれ位明るいかというと、例えば東京の都心部などに行っても、夜はそんなに明るくないと感じる(ネオンサインは多いけど!)、それくらい、マドリッドの夜は明るい。

街灯を明るくするのは省エネ・ブームに逆行してると思う人もいるかもしれませんが、でも日本のマンションは夜中灯りが点いているのに比べ、スペインの集合住宅の共用部分の灯りは、その都度必要な人が点けて、で一定時間(例えば5分とか)が過ぎると消えるようなシステムが付いている。道は明るくても節約すべき所ではしている訳で、一概には言えないと思うのですね。

道が明るい方が防犯や治安の面でもいいと思うんですが…

日本の町ももう少し夜が明るくなれば、日本人の過ごし方も変るのでは? 
みんなセカセカと用事の為だけに行き来するのでなく、夕涼みの散歩を楽しんだりもできるのでは?
 
…などと思う今日この頃。

尚、上の trasnochar というのは、どこかの国のように(?)飲み屋やお姐さんたちの居るところで夜が遅くなるというイメージではありませんので、念のため。
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by peque-es | 2008-08-16 17:29 | その他、色々、なんとなく…
犬の喧嘩
2008年 08月 05日
前の記事、青字部分を付け足しました。後始末は飼い主の責任でしょうが、犬に家の外でトイレをする事自体を禁じるのはヘンじゃない?っという趣旨(?)が、今いちクリアじゃなかったような気がして…(・・?

最近のペット飼育事情には浦島太郎なのですが、そもそも犬や他の動物は、自分のテリトリーを示す為に臭いをつけるというのが、当たり前なんじゃなかったっけ?
人と一緒に暮す為に、色んな改良を加えられて来たペットや家畜。でも動物本来の習性まで捨てろというのは、ちょっと酷な気がする。

町内会の回覧が回るようなご時世なので、こんな事書いたら、犬を飼ってない人や、犬が嫌いな人から、ヒンシュクを買ってしまうかもしれませんが…

犬の好きな人に「世の中、犬の苦手な人もいるんだから、迷惑かけないように」というような事は良く言われ、それは同じマンションや地域社会で共存して行く為には、確かに尤もな事だとは思うのだけれど…でも、犬好きが犬の嫌いな人の気持ちを思いやるなら、犬の嫌いな人も、「世の中には犬の大好きな人もいる」っていう事を許容しなくちゃいけないんじゃあ? と思いません?

でなきゃ、喫煙席と禁煙席のように、世の中真っ二つに分けて住まなきゃいけなくなりません?

それに「他人に迷惑をかけない」というの、或る意味日本的で、でも或る意味さびしい考え方なんでは?と思ったりするのだ。
迷惑をかける事によって気持ちが打ち解けたり、絆が深まったりする事だって、あるでしょう?
人間というのは、お互いに迷惑をかけ合う事によって生きて行くもんなんじゃないんだろ~か?
 
あれ? 何だか話が逸れて来てしまった?? (・・?

犬の話に戻って、トイレ以外に書きたかった事をもう少し書いてみます。

マドリッドの犬は余り喧嘩しない。初めて行った頃には、スペインの犬はどうして喧嘩しないんだろう?と思ったものだ。
(全然喧嘩しない訳ではないので、誤解なきよう。その内機会があったら、スペインの犬の喧嘩も記事にします?)

市内のあちこちにある広場や公園には、色んな犬が飼い主と共に集まって来る。大体同じ時間にその公園を散歩する人たちは、お互いに顔見知りになり、犬の事なんか放ったらかしで勝手にお喋りしてる事も多い。で犬は犬で、追っかけっこをしたりしながら遊んで、時にヤンチャが過ぎて飼い主に叱られたり、或いは遠くまで走って行き過ぎて飼い主に呼び戻されたり…

日本で犬を散歩させてた経験から言うと信じられないような光景で…で何故犬が喧嘩しないで、従ってそういう散歩の仕方ができるのか?と考えると、答えは今のところ、ひとつしか思いつかないのだ。
つまり犬は犬同士、お互いに知り合う事によって、徐々に犬の間の力関係が確立されて、自ずと上位に付く犬、その子分になる犬、又仲のいい犬、相性の悪い犬とかが分かって来て、それなりの秩序を保っているに違いない…と。

でもその為には、犬はある程度自由にさせなくてはいけない訳で…
最初に出遭った時に緊迫した空気が流れたとしても、お互いの力を計りながら、致命的な喧嘩は避けるかもしれない。或いは一度は喧嘩になっても、それでお互いの力関係が確立するかもしれない。でもその前こ飼い主が手を出してしまったら、犬同士の関係は、多分正しく築けない、のです。

飼い主にしてみれば、もしかして喧嘩になる? うちの子がやられてしまうかも?っていう時に、ギリギリまで手を出さないで見ているってのは結構大変かもと思いますが、どうもその辺でスペインの飼い主は、一般に日本の飼い主よりも大らかな感じがするのですね。勿論人それぞれですが。

犬にだって知能と知恵がある訳で、色んな対犬関係から学んで行く筈。
そういう「学習」の機会が、日本では犬だけじゃなくって、人間の子供からも、(そして往々にして大人からも?)奪われてる事が多いような気がするのは、私だけですかね?

で最初に戻って犬のトイレですが、ヒンシュク覚悟で言いますと、日本なんて雨が多いし(?)、犬のトイレに対して、もう少し寛容な社会であってもいいような気もするのだけれど…(・・?
あ、これ、小の話ね。大の方は飼い主が持ち帰りましょう。
勿論場所によって、家の建て込んでる所とそうでない所、人通りや交通事情など、色んなTPOがあるでしょうが…

ちなみに、昔は道路に犬の糞が散乱してて、それこそ日本人観光客のヒンシュクを買ってたマドリッドですが、10年ぐらい前から市内のあちこちに、犬の糞を始末する為の黒いポリ袋が設置されるようになった。それと共に、袋持参で散歩する飼い主も、少しは増えたような…041.gif
日本と違うのは、そうやって袋に入れた犬の糞を、そこかしこに置かれているゴミ箱に、そのまま捨ててしまえる事。(…これも日本じゃブツギを醸すかもしれませんが!?)

余談ながら日本じゃ、サリン事件の影響だか何だか、スペインから帰ってみると、公共の場所からゴミ箱が消えてしまっていたのだった。これも、住みにくい世の中になったな~と感じる事のひとつです。時にはバッグにゴミを抱えて持ち歩いてるような感じがするもんね…(@@;)

ちなみに幼稚園の頃だったか(…かなり大昔…(・・;))、近所の空地にヨモギが生えてるのを母が見つけ、つんで来てヨモギ餅? それともオハギ? にした事があった。食べた後になって作った当人が、「…でももしかしたらあの辺、犬のオシッコが一杯かかってたかも知れないね~…」などと言った記憶が…041.gif
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by peque-es | 2008-08-05 20:55 | その他、色々、なんとなく…
アベコベ日本
2008年 08月 03日
ペルシアナと遮光カーテンの記事にう~さんから頂いたコメントで思い出したんですが…

日本の玄関ドアって、開き方がアベコベなんだって、皆さん知ってました?

これは以前にも書いた事があるのですが、当時のジオログは文字数制限1000文字で、殆ど何も説明できなかったに等しい。002.gif

で何がアベコベかって言うと、スペインの玄関ドアは家の内側に開くのに、日本の玄関ドアは家の外側に開くのだヨ!

お客さんが来た時に、スペインだと「いらっしゃ~い!」って迎え入れる感じになるのに、日本だとお客さん、一歩下がって待ってる? (…その前に、自分が家に入る時も、一旦下がる訳ですが!)
でこっちはお客さんが入って来られる位ドアを開けようと思ったら、靴やつっかけなどを履いて土間に降りないといけない訳で…宅配便なんていうのが来た日にゃあ、更に複雑なオペレーションを要求される訳で…不便だな~…なんでやねん?? と思ってたんですが…

…ある時気づいた。
…日本は家の中では靴を脱ぐのが習慣。
…だから玄関は靴を脱ぐところ。
…なので玄関土間には普通靴が一杯置いてある。

…という事は、ドアを内側に開けると靴にぶつかっちゃうんですよね?

う~さんが仰ってた昔の日本の玄関。ガラガラ~っと横に開いて、そして中には広い土間。
これが日本の生活習慣には合ってたのよね?
昔は鍵も余りかかってなかったので、外から来る人はガラガラ~っと開けながら「こんちは~」っとか、その他色々、中に声をかける。で中の人は玄関に出てって、でも土間に下りたりせずとも話ができたのですね。

鍵をかける、かけないは別の問題なのでちょっと置いといて…
逆に言うと「玄関ドア」には、「靴を履いたまま家に入る」という生活が合ってた訳で、それならば、狭い土間に所狭しと靴が置かれ、ドアを開けると先ず目に飛び込んで来るのは、脱がれた靴が散乱(?)してる光景、というような状況も起こらない訳です。

余談ながら、日本に初めて来る外国人にとって、これはかなり異様な光景だと思う。

以前「和洋折衷の落とし穴」という記事で、日本人は「両方のいい所を取り入れる」と言いながら、実は「取り入れ易いところ」「都合のいいところ」だけを取り入れてるんじゃないか? その結果、どっちつかずの訳のわからない物やシステムが増えてるんじゃないか?というような事を書いた事がありますが、この玄関ドアの仕様も、言わば和洋折衷。洋式のドアにするなら全て洋式、「靴を履いたまま家の中に入る生活」と、その為に必要な他の生活習慣、道具や素材といった全てのものを輸入する代わりに、スペースを節約した玄関に外国のドアだけ持って来て、ドアを外開きにしちゃった…という感じがして来たのだった。

ついでに言うと、錠のしくみも全然違っていて、スペインのドアは閉めると自然にロックがかかる。そして鍵を回す方向、まるでアベコベです。なんで?039.gif

で、そういうネタを逐次取り上げるために、「日本標準、世界標準」っていうカテゴリー作ってたんだけど、記事が書けてないのよね…(・・;)

それを今日こうやって、別の枠(?)で書いてしまったのは、もひとつ別の「アベコベ」がある訳で…(・・ゞ

それは町内会で回って来る回覧板。その中に、「ペットを飼われてる方へ」というのが時々入るんですが…

…それに「犬のトイレは家で済ませてから散歩しましょう」っていうのがあるのだヨ!

これってやっぱ、どっかアベコベ…っじゃないスか? (・・?

別の町内会でも同じような回覧が回るらしく、それを読んだ知人(犬ではなく猫を飼っている)曰く、「犬って、トイレの為に散歩するんじゃなかったの?」…はぁ、私もそう思ってましたが…026.gif

糞の始末は確かに飼い主の責任でしょうが、だからって、犬に「トイレを済ませてから外出しましょうね~」って言うんですかね? (・・? (・・?

確かに、どうしても散歩に行けない時は、家でしてくれた方が、犬も飼い主も楽だとは思うけど…

昔の日本の犬は、外に繋がれてるか、或いは外で放し飼い。
余談ながら、昭和レトロの田舎では、ヨソの犬なのに毎日うちに朝ご飯を食べに来る犬なんてのがいた。
野良犬も多くて、5,6頭が群を作って野犬化して、危険だと問題になった事もあった。

当時飼ってた、どんな犬とでも遊ぼうとする犬を、今考えると、よく子供だけで散歩させたな~…と思う事もある。野良犬や放し飼いの犬と遭遇してしまった時には、どうしてたんだっけか?…(・・?

これは昭和30年代の話で、その後昭和40年代から飼った犬には、外国の犬ように(?)放して散歩できるようにしようと、我流で色々訓練(?)したものですが、今の日本じゃ、リードを付けずに散歩すると、法律違反になっちゃうそうで…009.gif

初めて行った頃のマドリッドでは、犬は放して散歩させてるのが普通だった。深夜の公園には、いつもその時間になると散歩してる大型犬たちが集まって、飼い主同士で話してる間、犬は犬同士、或いは勝手に遊んでたりとか…一度、そうやって夜散歩してる犬に、危ないところを助けられたエピソードは、長くなるので又いつか。034.gif

今のマドリッドは、当時より人も車も多くなって、大型の雑種犬を飼っていた友達は、うちの近所では犬を放して歩けなくなった、いつどんなトラブルに巻き込まれるか分からないからと嘆いていたものですが…

でも今でも、スペインの家は基本集合住宅で、犬もその中で飼われてるのが当たり前。ま、家に入るのに靴を脱がない訳だから、犬もそのまま入れる訳で…003.gif

(…だからって、スペインの家が日本より汚い訳では、決してありません。掃除は水拭き掃除が基本。一度じっくり記事にせねばと思っているスグレモノのモップもあって、掃除機だけでお茶を濁してる(?)最近の日本の家よりは、ずっと奇麗だと思う事も多い。ついでに言うと、土足でなくても家は汚れるのですよ。)

…で、家の中でも犬は、ごくふつう~に、つまりフリー!で、そこに居ます。
ちなみに友達の大型犬は、日本で言うと地上6階、60㎡位の小さめの家の中で、ごくふつ~に暮しておりました。散歩もできるところでは全てフリーで、友達が車を買う前は、タクシーに乗ってうちに遊びに来た事もあります。

そんなスペインに住んでた間に日本にはペット・ブームが到来したらしく、最近のペット用品、もんのすごく充実してるんですが…ペット・トイレだとか、室内ケージだとか、キャリー・バッグだとか洋服だとか…更には犬の靴だとか靴下?だとか…スペインでは(…そして昔の日本でも…)見た事もなかったようなグッズが一杯あって…ちょっと浦島太郎的気分なのだ。026.gif
そして犬自体も昔より小型化されてるような?…(・・?

もしかして、屋内でペットを飼う為に本当に必要な知識やしつけ、そして社会全体の理解や枠組みといったものを輸入(?)する代わりに、とりあえず今の日本の家と、社会の枠組みの中で、犬を飼える為のグッズが氾濫してるとか?…更には飼い易いように犬を改良(?)したりとか?…などと勘ぐってしまったのだった。

先日もちょっと書きましたが、ペット・ブームの陰で、信じられないような繁殖の仕方をしてるブリーダーがいたり、そして飼い主にいとも簡単に放棄されてしまう犬も後を絶たないらしい。
最近は、「大型犬を飼える」「ペットと共生できる」マンションなんてのも出て来たようですが、一般にはまだまだ、そこまで行ってないですよね?
ブームやビジネスが先行して、本当の「ペットと共生できる社会」には程遠い現状みたいで…

その他色々、なんだか人間も動物も、住みにくい世の中だな~…みたいな事、多々あり。009.gif
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by peque-es | 2008-08-03 14:09 | Japón,Japan,Nippon..
空の色
2008年 07月 29日
…ちょっと遅れてますが、昨日の午前中の空はこんなでした。
a0072316_19185587.jpg

いつも思うのだけど、写真の方が、碧の色が濃く見える!?

1,2ヶ月前にスゴク湿度の低い日があった。
日本に帰ってから思うのは、気温がそんなに高くなくても、とにかく汗をかく。しかもそれが乾かないっ! ので、一度汗をかいたら着替えるっきゃないのです。
冬でも動くと汗をかいて、そのままで居ると風邪をひいてしまう。
夏は夏で、汗かいたまま冷房のキツイところに行くと、やっぱりヘンになりますね。冷房といっても湿った風が出て来るし…

スペインでは真夏は40度を超す事も珍しくないけれど、木陰や建物の中は意外に涼しい。
湿度が低いと汗は直接蒸発してしまうらしく、そして暑い時や暑い所で動けば、そりゃ汗はかくけれど、すぐ乾く感じ。
日本のように汗グッチョリになった服が、いつまでもベタ~ッとまつわりついてる感じがないのです。

で、1,2ヶ月前のその日は、そんなスペインみたいな気候だったのですね。
夜のニュースで確かめたら、その日の湿度は15%。
…という事は、スペイン(マドリッド)の湿度って、それ位だったんだな~…と思ったのでした。

普段「湿度30%くらい」で、「爽やかな一日でした」などと言われる日でも、やっぱり汗かくもんね…と思ってたんだけど、更にその半分だったのねと、納得。045.gif

で高温多湿の日本の夏は、午後には又どんよりと雲って蒸し暑く、青空のかけらも見えなくなりましたが、夕方になって青空復活! そして、こんな夕焼けが見えたのでした。a0072316_1939365.jpg

いつもこれ位青空が見えるといいのにね…

…昔の日本は、もう少し青空が見える事が多かったような気もするのだけれど…
026.gif

…気のせいですかね?…(・・? 039.gif
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by peque-es | 2008-07-29 20:04 | その他、色々、なんとなく…