ニッチとミス・マッチ~>マス・メディア
2007年 09月 28日
a0072316_1913822.jpg←日本の「酸っぱいリンゴ」(青リンゴのグラニー・スミスほどではないけれど…)紅玉です。市場に出て来るのは1,2週間先?…と思っていたのに、先日ゲット!

座布団にのっかって(↓)a0072316_19204934.jpg







3個480円也。

お隣に、紅玉が出てくるまで、これで命を繋ごうと思っていた「さんさ」が出ていた。3個499円也。
ついでに分かった事: さんさは「ガラとあかねを交配した…」って、値段の下に書いてあった。カソルラさんがスペインで買ってて、紅玉みたいと教えて下さったガラと、親戚だったのね。

座布団なし、1個百円のリンゴが山積みになっていたけれど…これは酸っぱくないのダヨ!

前の記事のコメントを総括(?)すると、このブログでは何故か、「酸っぱいリンゴが好き」という方が圧倒的(?)多数なんですが、これは「類は友を呼ぶ」っていうだけで、日本全体ではやっぱりマイノリティなんですかね?…(・・?

でこっから、6月の記事で予告してあった「マス・メディア」というテーマに突入…
どう入るかというと…


日本にも実は酸っぱいリンゴの好きな人、或いは食べてみたら結構おいしいっていう「潜在的ファン」、もう少し居るんじゃないかと思うんだけど…

マジョリティではないにしても、少なくとも市場の一部、つまりニッチ(?)を占める程度には、居るんじゃないだろうか?
けれど生産者は、ヒタスラ酸っぱくないリンゴを作る事に一生懸命???

「酸っぱいリンゴ」の記事のコメントに書いたように、生産者と消費者のミス・マッチ、みたいな事が、どっかで起こっているような気がしてしょうがないのですね。

もしかすると、物流のシステムとか、お店やビジネスの仕組みとかが、「本当は売れる」ものを排除しちゃってるのではないか?と疑ってみたり…

で、以前から書きたいと思っていた「マス・メディア」に、頭が飛んだのです。

例えば書籍やCD、
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# by peque-es | 2007-09-28 12:04 | Japón,Japan,Nippon..
酸っぱいリンゴが好きなのに…
2007年 09月 24日
a0072316_1264565.jpg…何故か日本じゃ、酸っぱくないリンゴばっかり売ってるんですね。

子供の頃、青リンゴというのがあった。あれはそういう品種だったのか、それとも早生みかんのように、普通のリンゴが熟れる前の状態だったのか?
酸味が強く…そして固かったように思う。いつの間にか市場から消えてしまって、もう長い事食べてないので、記憶もオボロゲですが…

スペインにはその青リンゴを大きくしたようなリンゴがあった。確かグラニー・スミスという品種名で、やはり酸味が強かった。
スペインはどちらかというと暑い国で、リンゴの産地ではないようなイメージですが、でもリンゴ、一年中売ってます。赤いの黄色いの、そして青いの(…って、実際には緑色ですが、信号と同じで「青」って言っちゃうのね、日本人は…)…中には梨のような色をしたのもあった。

味も甘いの酸っぱいの…日本の甘くて赤いフジリンゴも、15年くらい前から(?)リオハ辺りで栽培されて、売られております。

そんな中で約20年間ほぼひと筋に買い続けた、昔の日本の青リンゴの兄貴分みたいな上記グラニー・スミス。夏場の1ヶ月ほど、新鮮なのがなくなる事はあったけど、一年中あったし…

ところが最近の日本じゃ、最初に書いたように、酸味が余りないリンゴばかりなのですね。
日本人、お酢は好きでも、リンゴの酸っぱいのは嫌い?

今日本で売ってるリンゴで、唯一酸味があっておいしいと思うのは、紅玉(こうぎょく)くらいなのですね。
でもこれが中々売ってなくって、しかも出る季節が限られているのですね。

リンゴの国というイメージの(?)イギリスには、1日1個のリンゴで病気知らず(one apple a day keep you from ナントカ away)という諺があるそうなのですが、今の日本でそれを実行するのは、個人的に不可能なのですね。
一年の半分くらいはリンゴなしで生きております。

でも日本人はほんとに皆、甘いリンゴが好きなんでしょか?
酸っぱいリンゴが好みの日本人は、他にいないんでしょか?

まあでも、スペインでも、グラニー・スミスが好きっていう人は少数派かも?…考えてみると、他の人が買ってるのを余り見た覚えがないような…でも店にいつも出てたって事は、他にも買う人がいたんだよね…(・・?
どっちかって言うと甘いもの好きのスペイン人、エクスプレッソのコーヒーに入れる砂糖なんて、日本の3倍くらいだし…それなのに、酸っぱいリンゴもちゃんと売ってるんですね。
なんで??(*注)

写真に写っておりますリンゴの夫婦(?)は、ヒダリが玉林とかいう甘~いリンゴ。紅玉が店先から消える春頃から、ず~っとリンゴを食べてなかったら、リンゴ欠乏症(?)に罹ったみたいで、無性に食べたくなり、この玉林、余りに青かったので、もしかしたらグラニー・スミスみたいかも?と思って先日買ってしまったのですが…完全に色に騙されてしまった(…ってェ、勝手に思い込んだ自分が悪いのでは?)…甘いばっかりで、全然食べられません。
そしてミギは、この「さんさ」っていうの、紅玉ほどではないけど、割合酸味があっておいしいよと言われて買ってみたら、結構おいしかった。食べられました。

紅玉が出て来るまであと暫く、これで何とか命を繋げそう?
…でも近所のスーパーは、年中フジばっかりなんですね…(;一.一)

*注: なんで??… と思ったもので、
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# by peque-es | 2007-09-24 11:53 | その他、色々、なんとなく…
ハッパかけたら…
2007年 09月 21日
a0072316_0222415.jpg…咲いちゃったんですが…

…という、ちょっと嘘みたいな話。
先日、野ボタンとバンマツリの花が咲いた時の記事で、クレマチスとブーゲンビリアは、買った翌年から一度も花をつけてない。「来年はチミタチも頑張ってね~」と書いた、そのブーゲンビリアの花が、なんと今頃咲いちゃったではないですか!

今日、部屋の中からベランダを、視界の隅でボーっと見てると、あれ? ブーゲンビリアの葉っぱ、なんかヤケに白っぽくない? …ん? 葉っぱじゃないよ…花だよ、花! ブーゲンビリアの花が咲いてるっ!

あんな記事書いたから、頑張って、今年の内に花を付けたのかしらん???
もう夏も終ろうかっていう時期に…なんかいじらしいというか、記事でハッパかけた事にちょっと罪悪感を感じたりしております…(・・;)…ってェ…花にもブログが読めるのだろうか?????(@@?)

そういえば、2株買った内のひとつは白い花だった…というのを忘れるくらい、咲いてなかったのに、です。花に見えるのは、ほんとはガクだそうですが。
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# by peque-es | 2007-09-21 00:50 | コーヒー・ブレーク
お稲荷さんとスペインの関係?
2007年 09月 18日
このブログの検索キーワードで毎月トップ10に入ってる言葉がある。(今月は今のところ、堂々のトップ1)…それはなんと…お稲荷さんっ!

以前こういう記事を書いたからですね。
でも「お稲荷さん」を探してやって来た人は、「ちょっとスペイン」のタイトルと、グラナダはアランブラ宮殿(Alhambra: 日本ではアルハンブラと言われる事が多いけど、スペイン語では h は発音されません)の薄暮の写真(ホアン一色さんの傑作です)を見て、一瞬ちょっと「???」になるんじゃないかと思う。

実は少し前に、「スペイン語 HERO」とか「HERO スペイン語」とか、書き方は違うけれど、そういう検索ワードでこのブログに辿りつく人が、急に増えた事がある。
でその時は、こっちが「???」となって…考えてみたら、勝手にリンクさせて頂いてウォッチしてた某ブログのタイトルに、ヒーローに関係のある言葉が入ってたのですね。そのブログ、非常においしそうなブログだったのですが、無断リンクでミスリード(?)では何だか申し訳ない気がして、リンク取ってしまいました。

で、もしかすると、「スペイン語でヒーローって、どう言うのか知りたい」という方が結構いるのでは?…と思ったんだけど…!??

スペイン語のヒーローは héroe と書いてエーロエと読みます。アランブラ宮殿と同じで h は発音されず、最初のにアクセントが付くので、これをちょっと伸ばす感じになる。
スペイン語のアクセントには、非常に明快なルールがあって、そのひとつは母音又は n, s で終る単語は、最後から2番目の音節にアクセントが来るというもの。但しその場合は「普通の発音」な訳で、アクセント記号をつけなくても良く、逆にそのルールから外れる場合には、常にアクセント記号を付けて表記しなくてはいけないのです。
つまり同じ綴りで仮にアクセント記号がついてなかったとすると、真ん中の o にアクセントが付いてエローエのような発音になってしまうのだ。

ま、日本人でも書けない漢字があったりするのと同じで、スペイン人でもアクセント記号を付け間違えたり、或いは全然付けなかったり、発音されない h をつい抜かして書いちゃう事もあるのですが、ルールは一応そうなっておりますので。

ちなみにスペイン語でヒロインは heroína (エロイーナ、「エロイな~」ではないので、お間違えなきよう…)となって、麻薬のヘロインと同音異義也。
この i にアクセント記号が付くのは、上とは別のルールで、hiato (イアート)と言う現象…強母音の o と弱母音の i が繋がってくっついちゃう、つまり二重母音=1音節とならないようにするルール…だったと思う。エ・ロ・イー・ナは4音節だけど、仮にアクセント記号がなかったとしたらエ・ロイ・ナ…つまり、本当にエロイナ~になっちゃうのである!?

蛇足ながら、スペイン人、綴りやアクセント記号を間違える事はあっても、サスガに耳から入った発音は間違えませんので。
日本でスペイン語を勉強すると、どうしても耳より綴りから入る事が多いので、アクセントのルール、最初はちょっとメンドウかと思いますが…でも結構明快なルールなので、覚えちゃうと楽だと思う。

…ところで又、「HERO スペイン語」でこのブログに辿りつく人が増えるのだろうか?…
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# by peque-es | 2007-09-18 13:24 | スペイン:人、物、言葉…
失敗作が溜まって来たので…(fracasos acumulados...)
2007年 09月 17日
…まとめて載せてみます。≪スペインふう家庭料理≫の話です。

≪スペインふう家庭料理≫は、そもそも料理のページというよりは、日本でスペインふうの家庭料理(…ふうのもの)を食べるにはどうすればいいか?という、シコーサクゴの実験室、という主旨でスタートしたので、まいっか…て事で…でも写真は小さめにしました…(・・ゞ
a0072316_123069.jpg
←先ずこちら、アリオリ・ポテト(Patatas alioli)の失敗作。
何が失敗って、残ってたパセリを、え~い、全部入れちゃえ!と使ったら、ちょっと多すぎたんダナ…(^^ゞ
これはほんとは、アリオリ・ソースというのを作って和えるのですが、「ちょっとスペイン風」にはマヨネーズ&ニンニクとパセリのみじん切りで代用…でそのマヨネーズも、ちょっと多かったんダナ…(゜.゜)
a0072316_12302076.jpg
次にこちら(→)は、スペイン語でパドロンのピーマン(Pimientos de Padrón)と呼ばれる、所謂シシトウの揚げたの…の失敗作。これもほんとは、油で素揚げのようにして作るものなのだけど、シシトウがはぜると非常にコワイものがある!…ので、「ちょっとスペイン風」にはいつも、炒める程度の油で焼き目を付けて、あとはフライパンにちょっと水を入れて蓋をする。すると蒸し焼きされて、揚げたのと同じ位柔らかくなる…という手順なのですが、洗いものとか、他の事をやりながら片手間にやってたら、焼き目焦げ目になってしまったんダナ…(・・ゞ
スペインでパドロンのピーマンを食べる時、誰かが必ず口にする Pimientos de Padrón, algunos pican y otros no (パドロンのピーマンは、辛かったりそうでなかったり)という言い回しについては、又別の機会に。
a0072316_12303359.jpg←そしてこちらの失敗作は、Marmitako (Marmitaco)と呼ばれる、バスク地方の料理。
リンク先に書いているように、生のカツオの代わりに「カツオのナマリ」を使う事を思いつき、暫くそれでやっていたのですが…新鮮そうなお刺身用のカツオのカタマリを見つけて、久しぶりに思い立って作ったら…煮込み時間が絶対的に不足してるんダナ…(++;

煮物はやっぱり時間をかけて煮込まないと、味が出ない…急に思い立って作っちゃダメなのです!?
それからイタリアの「裏ごしトマト」っていうのがあったので使ってみたのだけれど…トマト味が(そして色も!)強くなり過ぎてしまったんダナ
…それともうひとつ、ないので仕方ないのだけれど、こういう白いスープ皿よりは、やっぱりスペインの土鍋というか、赤土色の焼き物の器に盛った方が、感じの出る料理なんダナ…と思ってしまったのダナ

a0072316_23501272.jpg最後の失敗作は、↑で余ったイタリアの裏ごしトマトを使って、キューバ風ライス(arroz a la cubana)というのにしたかったのだけれど…

…一瞬の差(数瞬の差?)で目玉焼きが焼けすぎて、固くなってしまったんダナ…(@@;)…(でもこれだけは昼間作って、自然光で撮ったので、写真は奇麗?

全部、「それなりにおいしかった」のではあるけれど…けれどけれど…ちょっと欲求不満…
料理はちょっとしたタイミングのズレや量の違いで変ってしまう。幾ら実験でも、やはり雑に作ってはダメだった、のでした…反省っ…(--;

ちなみに「失敗(作)」はスペイン語で、fracaso(s) と言います。
いつか成功作が出来たら、又載せますんで…_(._.)_
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# by peque-es | 2007-09-17 22:31 | スペインふう家庭料理
スペインの身分証
2007年 09月 15日
前の記事のコメントで miriyun さんが「年金問題」に触れて下さったお陰で、前から一度書こうと思っていた事を思い出した。

a0072316_23474749.jpg≪フラッシュバック・スペイン≫の「5.アイデンティティー」という章にも書いた、健康保険カードのエピソード。
スペインでかれこれ10年以上も前くらいに導入された物で、写真の一番上に置いてあるのがそれです。それまでの紙の保険証に替わって、磁器データの入ったカードが作られる事になり、それを申請したら、何故か2枚、違う番号のカードが出来ちゃったのでした。

スペインの健康保険と年金制度は、同じ省庁の管轄。で「年金がダブって支払われる」なら別にいいか?って気もしたのだけど、先ずそういう事はありそうもないし、逆に「万一何かの間違いがあって、年金が貰えなくなったら大変だ、早い内にはっきりさせとけ」…と、同僚のスペイン人たちが口を揃えて言うもので、半日潰して社会保険の診療所に行き、でも結局そこではラチがあかず、社会保険庁のナンタラ部という所にタライを回されて…

でもまあ数日後に、どっちのカードが無効ですと、向こうから連絡して来て、それで余ったカードを返却して、一件落着したのでした。

で当時、こういう事が起こるのはスペインだからだよね? 日本じゃあり得ないよね?…と話し合ったのに、日本に帰ってみたらそうでもない。日本の年金も色々揉めていて…そもそも年金制度の始まった時には、今のような情報管理システムなんて、世界のどこにもなかった訳で、日本のお役所の方がきちんとしてるというのは、一種の幻想だったんじゃないだろうか?というような感想を、上記ホームページの元になった原稿に書いたのが、今から3年くらい前だった。

このところ、その感想が裏付けられるような年金問題のニュースで、なんだかな~と思っております。

写真の中の残り2枚のカードは、身分証明書(「外国人」なので、正確には在留&労働許可書)と、上記ホームページにも出て来る納税者番号のカード。いずれも個人データ及び番号などは消させて頂いておりますが…a0072316_0301785.jpg

…そして真ん中の身分証明書の裏にはしっかりと、本人の指紋が捺印(?)されているのであります!→

今からかれこれ30年近くも前の古い話ですが、日本では、身分証によって国民を管理するのは「人権侵害」だというようなロンギが確かあった。あれって、指紋を取られるからだったんですかね?
でも初めてスペインに行った時に、在留許可証を貰うのに指紋を取られて、だからって別にどうって事ないよな?と思った覚えがある。
それに当時から、確か日本でも、外国人には指紋を登録させてるんじゃなかったっけ?

で現在の日本には住民番号制度のようなのがありますが、でもあれって身分証制度ではないんですよね?
で、それで管理されたら困るというか、何か抵抗のようなものが、やはりあるようなのですが、それって何に抵抗してるんでしょう??
日本に居なかった間に導入されてた制度で、詳しい経緯を知らないのですが、どういう反対があったのか? その「反対の理由」みたいなのを、どなたか簡単にまとめて、教えて頂けないでしょか?(゜.゜)
…事ある毎に住民票や戸籍抄本を発行して貰うより、身分証1枚持ってた方がずっと簡単な気がするんだけど…(・・?

尚「健康保険」、つまり医療保険制度についても、昔は、公立の病院でも民間の開業医でも同じように使える、日本の健康保険の方が、使い易くて便利と思ってたんスが、日本じゃ未だ紙の保険証で、救急診療を断られて流産しちゃった女性のニュース…なんていうのを聞くと、これ又なんだかな~と、複雑な気持ちになる昨今であります。でもスペインの救急病院の話をすると、又長くなるので、今日はここまで…
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# by peque-es | 2007-09-15 01:40 | スペイン:人、物、言葉…
ミギかヒダリか…
2007年 09月 09日
≪村人生活@スペイン≫のcazorla さんによると、今スペインで与党となっている社会党(PSOE)と野党の民衆党(PP)の争点のひとつに、移民問題があるらしい…

そっから又、水平思考(?)をしちゃったのですが…

少し前にあるブログで、アメリカの共和党と民主党、そのどちらもが実は「民主主義」と知って、ビックリしたというような事が書いてあった。
これは「民主主義」だの「何々主義」という言葉が、日本では曖昧に使われていて、勘違いしちゃってたから…ではないでしょか?

「民主主義」っていうのは、絶対王政や独裁政治に対して言うのだと思うのですが…

だから今世界の大半の国は民主主義…ですよね?
特に所謂先進国とか、西欧に属する国では全て、制度は異なっても「普通選挙」による民主政治が行われてる筈。

でその民主政治の中で、社会主義とか資本主義がある?

…ところででも、社会主義って一体何よ?と思ったのですが…

だって資本主義(経済)に対するのは共産主義(経済)?
でも共産主義経済っていうのは、世界の殆どの国で、ある意味破綻してるんでは??
今、欧米先進国の間で、社会主義の政党を与党に抱いている国はあっても、純粋な共産主義経済を取っている国はないのでは?

強いて言えば、みんな民主主義なんだけど、その中で福祉を重視する政策を取るのが社会主義政党とか…???

そういえば「保守」だの「革新」だのって言葉も、一体何を指すのか、訳が分からなくなって来てるような…

ベトナム戦争時代、或いは冷戦時代には、タカ派、ハト派なんて言葉も使われましたが…(今でも使ってる?)…でその頃は、アメリカの共和党はタカ派で、民主党はハト派だったんだよね?

社会科学系、つまり政治・経済・社会・地理・法律・歴史…といった課目には、まるで向いてない人間なので(…何に向いてるんだ…(・・?)、色々見当違いをしてるかもしれませんが…

そういえば去年スペインを再訪した時、目を惹いた事のひとつが、バールなどの入口にあった「Se permite fumar」(煙草吸えます)の表示。普通は「Se prohibe fumar」、つまり「禁煙」って書くんじゃあ?…

…と思ったら、過去2,3年の間に、スペインでは、現在与党である社会党が、禁煙法みたいなのを通して、公の場所で煙草を吸えなくしちゃってたのですね。レストランやバールなどでも、喫煙コーナーと禁煙コーナーが分けられて、更に喫煙コーナーが許可される為には広さや換気などの条件が整ってないとダメとか…
でスペインの首都マドリッドは、国政レベルでは野党に回ってる民衆党が政権を握っているのですが、社会党に対抗して、喫煙できる場所を増やす条例を通したとか通そうとしてるとか…

笑い話みたいで、実際話してくれたスペイン人の友人も笑ってましたが、ほんとの話らしい。

「煙草吸えます」って入口に書いたバールの写真、どっかで撮った気がして探したのに見つからない…あっちこっちにあったので、今度撮ればいいやって思ってて、結局撮れなかったんだっけか?…ので、写真はなしです。(*)

ところで福祉を重視する政策を取るには資金が必要で、そのせいか、社会党政権下のスペインでは、日本に比べて税金が高かった。同じ年収で比較して倍くらいの税率の所得税を取られてた気がする。…でも、民衆党政権に変わってから税率が下がった訳でもなかったか…?

日本は先進国の中で福祉に充てられる予算が最低だとか…

スペインの職場では、結構政治の話が出る。特に男性職員の井戸端会議(?)の2大テーマは、政治とサッカーと言っていいと思う。
オレはミギだ、ヒダリだ、オマエはアカだ、クロだと、お互いに相手を罵りながら(?)、でも冗談交じりで、何か政治的なニュースがある度に、つまり毎日のように延々とやり合いながら、でも仕事は仕事で一緒にやっていく…そういうスペイン人の精神風土(?)みたいなの、結構面白くて好きだったりするんですが…でもまあこれは、職場にもよるのかも知れません。

スペイン第一次社会党政権の初期は、フランコ時代に非合法、つまり地下で社会主義運動をしていたような、ある意味気骨のある政治家やカリスマ性のある党首もいて、その政府の下にスペインはEC加入を果たし、バルセロナ・オリンピックやセビージャ万博に向けて経済発展をして行く(彼らの経済政策は、ある意味でむしろミギ寄りだったと言える)のですが、その末期には汚職事件や大臣のスキャンダルなどが続発した。
当時「自分はヒダリだ、今までず~っとヒダリを支持して来た」というスペイン人が、「今回はミギに投票する、ヒダリは色々間違った事をした、間違いは罰しなくてはいけない、これは罰投票なんだ」と言った事があった。ミギがヒダリよりいいからではなく、ヒダリを罰するためにミギに投票するという事ですね。
その時の選挙で社会党は負け、民衆党政権になったのですが、その民衆党政府はイラクに派兵して、そして2004年のマドリッドの大テロ事件が起きた。
同じ年にあった選挙で、今度は民衆党が負けて、「イラクからの撤兵」を掲げた今の社会党政権になった…と記憶している。

自分の回りの人と話をすると、誰も今の政治に満足してるようには思えないのに、日本は政権が変らないのは何故だろう…と、選挙の度に思います。もしかして、日本人って「罰する」のが嫌い?
人の間違いを罰する社会では、自分が間違えた時にも罰せられる…のではありますが…でも逆に正しい事をした時には、それをちゃんと認めてくれる社会、頑張ったら報われる社会、であって欲しいと…そう思いません?

…その他、色々、なんとなく…でした。

(*)追記: cazorla さんがコメントで、カソルラ村の例をひとつ、紹介して下さってます。
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# by peque-es | 2007-09-09 14:38 | その他、色々、なんとなく…
三びきの子ブタの家
2007年 09月 02日
a0072316_134957.jpgこれは、子供の頃の最大の愛読書のひとつ、イギリス童話集。

石井桃子さんの名訳で、主にジョーセフ・ジェイコブズ(Joseph Jacobs、ご参考)という人がまとめた、イギリスやアイルランドなどの昔話が集まっている。ジェイコブズっていうのは、言ってみればイギリスのグリム兄弟…みたいな人だったのだと思う。大人になってからも何度も読み返して、サックはご覧の通りボロボロです。

その中に入ってる「三びきの子ブタ」、昔は結構有名でしたよね?
NHKの幼児番組「ブーフーウー」は、この子ブタたちからインスピレーションを受けて作られたキャラクターじゃないかと、ず~っと思ってたんですが…

念のために「3びきの子ブタ」のストーリを書いて置きます。
~~むかし、あるところに3匹の子豚がいて、最初の子豚は藁束を持ってる男に遭って、分けてもらったワラで家を作る。a0072316_2194363.jpgするとオオカミがやって来て、ワラの家を「フッとふいて、プッとふいて」吹き倒し、中に居た子豚を食べてしまう。二番目の子豚はハリエニシダを持った男に遭って、ハリエニシダを貰って家を作るけれど、やっぱりオオカミに吹き倒されて、食べられてしまう。3番目の子豚はレンガを持った人に遭って、レンガを貰って家を作る。オオカミがやって来て吹き倒そうとするけれど、レンガの家は倒れない。そこでオオカミは、今度は子豚を誘い出そうと色んな事を言うのですが、a0072316_21142217.jpg子豚はその度にオオカミを出し抜いて、最後は逆にオオカミをやっつけ、オオカミ鍋にして(?)食べてしまったのデシタ、メデタシメデタシ~~
ちなみにNHKのブー、フー、ウーは兄弟で、一番上のブーはいつもぶうぶう言ってる文句たれ?、真ん中のフーはいつもふうふう言ってる弱虫?、そして一番下のウーが一番のしっかりもので頑張り屋、というような性格設定だった。

ある時、当時ロンドンに居た若い友達のブログに、この「3匹の子豚」の話が登場。彼女は確か英語の本を読んで、「日本の気候や風土には木の家の方が合ってる」「レンガの家が木の家よりいいというのは、何でも自分たちのものが一番という、偏見から作られた話ではないか」…というような感想を書いていたのだった。

そんな風には考えた事がなかったので、へぇ~っと思ったのですが…でもジェイコブズは、この話を創作した訳ではなく、古くから民間に伝わる話を編集したので、これは他の多くの民話と同じく、「人生の寓話」のようなものだと思う。
…けれどもしかすると、今の日本では、昔話としての「3びきの子ブタ」、昔ほど有名じゃなくなったのかしらん? (「ブーフーウー」も??)

で話は変るのですが、その後、他のブログでも、「ヨーロッパの家は奇麗だけれど、日本の風土には合わないのではないか? 日本はやっぱり木の家がいい」というような意見を、幾つか目にしたのですね。

…これって、どういう事なんだろう?
…だって、日本の伝統的な家は、必ずしも木で出来てた訳じゃないと思うんスが…

…というような事を、実は書いてみたかったのデシタ。
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# by peque-es | 2007-09-02 20:44 | Japón,Japan,Nippon..
咲いたっ!
2007年 08月 31日
発表会の日の昼間、初めての「自作自演」でどういう事になるのやら…と落ち着かない気持ちで居た頃、ふとベランダを見ると、去年の秋に買った野ボタンと、今年の春に買ったバンマツリに、こないだから付いてた花芽(…らしきもの)が、急に膨らんで来ていて…咲くのだろうか? ほんとに咲いたら、なんか応援してくれてるみたい?と思ってたら…

…翌日ほんとに咲いてたっ!
a0072316_12244974.jpg…先ずこれが野ボタン。去年の秋から冬にかけて、本当に沢山の花を付けて楽しませてくれた。小さい内は北風に当らないようにと言われてたので、暖冬の間中、お手製の簡易温室で保護してたのに、そろそろあったかくなって来たからと、それを外した途端に寒波襲来!
葉が一旦全部落ちてしまった後で、下の方から出て来た枝に先ず3輪。他にも花芽が!
…でも上の方に残ってる枯れ枝(?)はこれからどうなるのか…(・・?
a0072316_1228610.jpg(↓の写真で分かるように、上の方は丸裸になってしまったのデアル…今は枝を全部、短く切ってありますが…

…それからこっちはバンマツリ。

春にさんざん楽しませてくれた後、真夏に1,2輪狂い咲き(?)しておりましたが、今度のは狂い咲きじゃなくって、又次々と咲く気配? 
春より花が小さめの感じではあるけれど…

…もしかして春と秋、年に2度も、ケナゲに花を付けたり…するんでしょか???

野ボタンも、去年最後の花が落ちたのは今年に入ってからだったから、今から咲くという事は、一年の半分近くも咲いてる計算になり…実にケナゲ!
a0072316_12312732.jpg
野ボタンの右に並んでるクレマチス(写真中)とブーゲンビリア(同右)は、買った翌年から一度も花を付けてないんスが…

…来年はチミタチも頑張ってね~…
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# by peque-es | 2007-08-31 13:01 | コーヒー・ブレーク
スタンウェイのピアノ…
2007年 08月 27日
a0072316_12572155.jpg…というのを、初めて弾いた。(…弾かせて頂いたって言うべきかも?)

実は、作曲を習っている音楽教室の発表会があったのです。
写真は、参加者全員に一輪づつ頂いた薔薇の花。他の方たちは声楽やピアノ、バイオリンなどの生徒さんで、作曲からはこの日はひとりだけ。
当初7月15日の予定だったのが台風で急遽延期となり、それから約1ヵ月半…控え室では先ず一様に、「いやあ今回は長かった…」という声が…

いや、その前にね、私の場合は、最後に人前でピアノを弾いたのは高校生の時でして(汗)…それから実に、ン十年のブランクがあるのですよ!
それに子供の頃のピアノの発表会なんて、先生に言われた曲を、言われた通りに練習してただけで、当日どんな気持ちで弾いたか、な~んて事は全然覚えてない!…という事に、今回気がつきました。唯一覚えているのは、最初は緊張で指が鍵盤に着かないような上ずった感じがするのが、2,3小節ダーッと弾くとその緊張が解けて、指が鍵盤に着くようになるという事。でも今回最初に弾く事になった曲には、その「ダーッと弾くところ」が一箇所もない…つまり緊張が解ける場所がなくて、「指が鍵盤に着かない」感じが、曲の終わりまで続いてしまうのダ…(@_@;)…でも、作ったのは自分だから、文句言えないのダ…

最初に発表会の話があってから、先ず出るか出ないか、どの曲で出るのか、そしてそれを自分で弾くか、それともプロの方にお願いするのか…紆余曲折を経て、最後は自作自演で出る事にしたものの、ン十年ぶりの発表会で、しかも自分の曲を初めて聴いていただくという情況で、どんな心理状態になるものやら、最後まで見当つかず…

もしかしたら緊張でガチガチになって、ずたずたボロボロの演奏になるのではないか?
…イヤもしかしたら、案外大丈夫かも?…という2つの予測の間で…
…先生の気持ちも大きく揺れ動いてたようでありました…(・・; (先生、本気で心配して下さって、ありがとう!)

結果としては、ガチガチぶるぶるにになったおかげで、ずたずたボロボロになる余裕がなかったというか…(・・? (1曲目はやはり緊張で腕がぶるぶる震え、それを鍵盤に伝えないように弾くのに必死で、余計な事を考えてる暇がなかったのデス…2曲目で、作曲者としては痛恨のミスタッチ1ヶ所…その他もろもろ…でも、大きな崩れはなかったような…?)

ホールで聴いてた先生が、弾き終わった後ひと言「良かった!」と、本当に喜んで下さってた(ように見えた…)し…(自分では、「どう弾けた」のか、全然覚えておりまへん…先生によれば、1曲目ちょっと早かったようです。なんせ、1曲目をとにかく早く弾き終えて、2曲目に入りたいと、ソレバカリ思っておりましたので…(゜゜)_(._.)_

でも先生、続けて…「いやあ、想定外だった」…(って何が??)

…え~、本人の感想としましては、直前には「もう2度と自分では弾かないゾ、ピアノの練習にエネルギー取られすぎるもん…」って思ってたんスが、スタンウェイのピアノ、又弾いてみたいような…?

…ヨシッ、宝くじが当たったら、スタンウェイのピアノと、それを置ける家を買うゾ!…
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# by peque-es | 2007-08-27 14:26 | 土曜年
ちょっと秋…
2007年 08月 23日
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cazorla さん、日本の空もこんなだよ…って、一瞬だけど、青い空に秋の気配の雲が見えたので、珍しく不精せずに(?)カメラを持ち出して、撮ってみました。2,3時間前。今は全体にどんよりと曇っていて…予報通り、雷雨になるのだろうか??
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# by peque-es | 2007-08-23 16:48 | その他、色々、なんとなく…
アダージォ・イン・タクシー~>スペインのカーナビ
2007年 08月 21日
前の記事に日本のタクシーについてのコメントを色々頂いて、あの記事だけではマドリッドのタクシー、超お安いままで終ってしまうので、やっぱりその前に書いてた記事を出すべきではないか?と思いました。今のマドリッドでは100円台で行ける所はありません。最低料金1,85ユーロ? だそうです。

でも、「先に書いてた」前の記事を出す前に先ず、「あとから書いた」前の記事で取り上げた AZCA の地下トンネル、図面があった方がいいかなと思って…
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…地図に白い点線で描いた楕円形(?)が、地下トンネルのルートです。(あくまでもイメージ図?ですので…)
これに沿って、複数車線の一方通行道路が、地下1階と2階の2層になってあります。

そしてオレンジ色の点が、地上の道路からこの地下の巨大ロータリーのような道路への入口又は出口(通りによっては両方)のある所。これも大体だけど…

分かり易い図面がなかったので、こんなんでお許し下さい。

(…でも、結構手間がかかったんだけど…ぼそぼそ…)

で、こっからが、「先に書いてた」前の記事です。あんまりうまくまとまってないんですが…
挿入エピソード(?)は ck-photo さんの記事を読んで、思い出したものです。

a0072316_19394781.jpg…これも去年の11月に撮った写真なのですが、タクシーを撮った訳ではないので(…何を撮ったんだっけか…(・・?)…ちょっと分かりにくいのだけど、この写真の左端に半分だけ写ってる、白地に赤い線が斜めに入ってるのが、マドリッドのタクシーです。大昔は、白地じゃなくて黒地だった気もするのだけど…なんせ古い話なので記憶が定かではありません…(・・;)

この大きさだと見えないのですが、赤い線の上の方に水色で、マドリッド市の旗印(Escudo de Madrid(*)、そして下に5桁のライセンス番号が入ってます。スペインのタクシーは基本的に皆個人タクシーで、ライセンス制なのです。…あれ? その他に、「営業してはいけない曜日」、つまり週に1日、必ず休まなくてはいけない日がタクシー毎に決まっていて、そのイニシャルが書かれてた筈なのに…なくなってる? それとも、写真に写ってない後のドアに書いてあるんだっけ?…(・・???

それにしても、最近のマドリッドのタクシーは随分と奇麗になった。
…1980年代のタクシーは、エアコンも付いてないのが殆どで、外も中も、日本のタクシーでは考えられないくらい汚いのもあった。ま、一般の車も、当時と今では大分違います。全般に奇麗になって、新車が増えたという事です。

空港などのタクシー乗り場では、燃料節約のためか、客待ちのタクシーが全部エンジンを切ってて、それを運ちゃん達が手で(肩で?)押しながら、ちょっとづつ前に進んでた、そんな時代でした。2000年代に入ってから、ある日そういう運ちゃんを家の近くのタクシー乗り場で見かけて、「こういうタクシーがまだ居るんだ…」と、妙に懐かしい気がした覚えがある。

…マドリッドのタクシーがちょっとづつ奇麗になって、ちょっとづつ料金が上がり始めた、多分1990年前後のある時、ちょっと毛色の変ったタクシーに乗り合わせた。先ず運転手さん、「タクシーの運ちゃん」というよりは何というか、物静かなインテリというか…ちょっと老けた大学生というか…そんな物腰と服装なのですね。「…大学は出たけれど就職難で、とりあえずタクシーやってるとか?」…などなど、勝手な想像をしてると、彼が合わせていたラジオのチャンネルから、なんとも心に沁みいるような、クラシック音楽が流れて来た。アダージォとかラルゴとか、そんな感じのオケの曲。

スペインのラジオは日本に比べて、圧倒的にFM放送が多い.。それも局ごとに、スペインの歌ばっかりかけてるのとか、英語のポップスばっかりかけてるのとか、かなり専門化されてます。
で普通の運ちゃんがやってるタクシーは、大抵ちょっとふざけたトーク番組とか、ニュースとか、合間にどちらかというと泥臭いスペインの歌謡曲が流れたりとかするチャンネルに合わせてる事が多い。後にも先にも、クラシック・チャンネルに合わせてたタクシーは、この時だけです。

当時はクラシック音楽なんて殆ど聞かなかったのに、ラジオから流れて来る曲を追ってる内に自ずと無言になって、聴き入ってしまった。会社の用事で外出した帰りで、目的地のオフィスは、リマ(*)という大きなロータリーの手前、進行車線とは反対側のビルにある。ロータリーを回るとタクシーのメーターがひとつ上がっちゃう可能性がある。いつもはロータリーに入る前に「ここでいいから」とタクシーを降り、広~い道路を徒歩で横断してたのに、この時は無言のままロータリーに突入…そして回り終わってオフィスの前に車が停まった丁度その時、音楽も静か~に終ったのです。思わず「音楽をありがとう」って、チップあげてしまったような気がする。意図的ではなかったと思うけど、あれって、お客に「ワン・メーター」ケチらせないための、非常にスマートな方法だったと思う。

≪フラッシュバック・スペイン≫の「10.車」の章の最初に、上にグレーの字で書いた「昔の客待ちタクシー」の話が出てきます。それから20数年後、日本に帰国する直前に乗ったタクシーには、初めてカーナビが付いていたのだった。

カーナビといえば、去年の11月に再訪した時、車にGPSという一種のカーナビ装置を付けたスペイン人の友人が増えていて、暫しGPS談義…私の中では、マニュアル嫌いのスペイン人(?…自分の事なのでは?…)とカーナビって、余り結びついてなかったので、ちょっと意外だった。…というか、GPS=カーナビと最初は理解できてなくて、話について行けなかったんですけどね…(・・;)
でも中に、頑として抵抗してるバイク乗りが約1人いて、「オレはGPSなんかぜ~ったい!付けんゾッ。道に迷ったらナ、例えばお前みたいな(…つまりGPSを付けた…)ドライバー見っけて、そのお尻にくっついて行くんだ。その方がずっといい!」(…うん、私もそれがいいかも…(゜゜)
そして、ある友人のカーナビは「音声方式」で、行き先をインプットすると女性の声で「…次の信号を右に曲がって下さい。その直後に、最初の角をもう一度右に曲がって下さい。そして…」とか、ちゃんとを作って、早口のスペイン語でひっきりなしに喋るのです。…ちょっと不思議な感じでした。

スペイン語でも「タクシー」はシ(taxi)ですが、「タクシーの運ちゃん」は(タクシ・ドライバではなく) taxista(タクシスタ)と言います…念のため。

(*)注1: マドリッド市の象徴、マドローニョと呼ばれる木に寄りかかる熊のシルエットです。

(*)注2: 最初の写真、地図の上方に見えるメトロのマークがある所がリマのロータリー、通りの斜め向かいにあるのは、レアル・マドリッドのホーム・スタジアム、サンティアゴ・ベルナベウ・サッカー場です。そして下のメトロがヌエボス・ミニステリオスの駅、その下側の巨大ブロックにはミニステリオス、つまり国の省庁の一部が入ってる…筈です。
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# by peque-es | 2007-08-21 00:44 | スペイン:人、物、言葉…
1946年の都市プラン
2007年 08月 19日
マドリッドの旧市街よりは北側、ヌエボス・ミニステリオス(Nuevos Ministerios)という鉄道の駅(*)の近くに、AZCA (アカ)と呼ばれる一帯がある。正確には市内を南北に走るカステジャーナ通り(Paseo de la Castellana)に沿って、その西側の、ヌエボス・ミニステリオスと、レアル・マドリッドのサッカー場があるリマ(Lima)という交差点(ロータリー)の間辺りです。

リンク先の写真でご覧になれるように、高層ビルの集まったモダンな地域。…これは一帯を北側から見たもののようですね。
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…そういえば去年の11月に、自分で撮った写真があったんだ…

…AZCA の丁度真ん中辺りに立って、北の方の高層ビルを眺めた写真(→)と…

…反対側のデパートの入り口を撮った写真(↓)
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余談ながら、大きい方の写真の右奥に見える、丸いビルの中のオフィスに、一時勤めてました。

1985年頃には未だ完成しておらず、人気の少ない時間帯に通るのは、ちょっと物騒なような空地が残ってましたが、今は公園や噴水も整い、旧市街の趣きはないけれど、まあ奇麗なところになりました。

で書きたかったのは、実はこの下にある地下トンネルについて。
この一画を囲むような形で、数車線ある地下道路が、それも地下1階と2階の2層構造で造られており、その何箇所かに地上道路への出入り口がある。いわば超巨大なロータリーのようなものが、地下にあるのです。
周辺の高層ビルやデパート、ショッピング・センターの地下駐車場とも繋がっていて、そしてこのトンネルを利用すれば、地上の道路や交差点の渋滞を避けて、目的地に近道する事ができる。但し、選ぶ車線を間違えると、目指したのとは別の道路に出ちゃいますけどね。

実は次の記事として、あるタクシーの事を書こうと思ってたんスが、今イチうまくまとまらず…でもうひとつ別のエピソードを付け足してみたりとか、そのためにネットで検索してみたりとか…してたら出て来たのが、このスペイン版 Wikipedia の記述

それによると、この AZCA のプランが最初に承認されたのは、なんとっ、1946年だというではないですか!
その頃、この一帯は未だ「マドリッドの外」で、鉄道の駅やオフィス・ビル、遊歩道などを含む、新都心計画のようなものだったらしい。
最初はオペラ座や図書館、植物園などの文化的な施設も含む計画だったのが、プランの規模が縮小されてこうなったそうです。

…なんかね、ふと、自分の死後100年以上もかかって建設される事になる、サグラダ・ファミリアを設計した、建築家ガウディの生まれた国なんだよな…って思ってしまった…関係ないですかね?

すぐ側を通るカステジャーナ通りも、本線、側線、バス専用路線…横断するのに信号3つはある大通りで、出来た時代を考えると、これはかなりスゴイ事だ。車の増えた現代でも、マドリッドの南北方向は、この通りのお陰で比較的渋滞が少ない。昔の名前をフランコ総統通りといい…こういう広い通りは「独裁者」でなくちゃ造れないんだ…と言った日本人がおりましたが…

…今行われてるマドリッドの大工事(「マドリッド工事中」)、50~60年後にはどんな感じで捉えられるんでしょね?

ところで、上の検索をするきっかけになったエピソード:
確か1985年頃のある日、乗り合わせたタクシーが、AZCA のトンネルの中で車線を間違えて、その結果ぐる~っと廻って、入ったのと同じ道路に出て来てしまった!
「…すいません、未だ新米なもんで…この分は貰いませんから…いつもは幾らかかります? ほんと、いつもと同じ料金でいいですから!」

当時のマドリッドのタクシーはとても安くて、市内のどこでも100円台で行けるような感じだったんだけどね…

(*)注: ヌエボス・ミニステリオスは鉄道の駅ですが、地下にあります。スペインの南部に向かう鉄道路線が集まったアトチャ(Atocha)駅と、同じく北部に向かう路線が集まるチャマルティン(Chamartín)駅を結んで、鉄道がマドリッドの地下を通ってます。
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# by peque-es | 2007-08-19 01:16 | スペイン:人、物、言葉…
昔住んだところ
2007年 08月 14日
…毎日暑いですね…お盆ですね…夏休みモードですね…書きかけの記事を仕上げる気力ないですね…何となく回顧モードですね…

…という訳で、昨年11月、マドリッドを再訪した時に撮って来た写真の中から何枚か…

a0072316_1362459.jpg…初めてスペインに行ったのは1980年の8月の終り…そういえば当時の日本は、夏でも、こんなに暑くならなかった…30度を超えたらもう、猛烈に暑い感じがしたと思うのですが…

…そして語学学校と陶芸学校に通いながら、マドリッドに2年間滞在した、その頃に住んでた辺りです。

マドリッドの中心部に比較的近い、アンドレス・メジャード(Andres Mellado)という通りの62番地、ここに1年間。
最初の3ヶ月間、アメリカ人の女性とスイス人の女の子と、いわゆる「シェア」をして住んでたピソ(Piso、英語のフラットです)を出て、次に住んだところです。

部屋貸し、つまり下宿のような形だったけど、大家さんと同居ではなく、台所や、小さいけれどサロンも使えたので、ピソのシェアに近い感じでもあった。

a0072316_1372169.jpg外から見ると建物の玄関の左側、その1階だったので…多分この写真の、日本で言うと2階部分に窓が3つ並んでる…その一番左の、木の葉に隠れた窓が、自分の部屋だった筈…と思って撮った一枚。

この家で起こった色々な事件については、『フラッシュバック・スペイン』のこの辺に、ほんのちょっとだけ書いてます。いつかもう少し詳しく…特に大家のオバサンのゴジについては、是非書きたいと思ってるんですが…いつ書くんだろう?…(゜.゜)

a0072316_138147.jpg部屋の窓から見えた向かいの建物の、日本で言う1階部分には、映画館シネ・カリフォルニアがあった…今は入り口にレンガが積まれて…閉鎖されちゃったみたい。

このシネ・カリフォルニアには、一度、語学学校の同級生だったフィリピン人の女の子が、「『エレファント・マン』を見たい」と言って一緒に行った覚えがあるのだけれど…あんまり好きな映画じゃなかったナ…(@_@;)
a0072316_1381735.jpg通りを少し下に行った反対側にあった Mercado (メルカード、市場)の入口…これも閉鎖されちゃったのか? それともこの日は、普通のお店はみんな閉まる祝祭日だったんだっけ…?

メルカードというのは、中に色んな個人商店が沢山入ってるような感じなのだけど、≪フラッシュバック・スペイン≫の「6.お店の人」に出て来る、八百屋さん魚屋さんなどは皆このメルカードの中にあったお店で、パン屋さんや、卵屋さん…というか鶏肉屋さんは、このメルカードの通りを挟んだ反対側にあった。
「1ペセタ貸し」のシステムを初めて教えてくれた(?)肉屋さんは、メルカードの中の…確か2階の一番手前辺りにあったような…
a0072316_138417.jpgBar (バール) Los Chicos (ロス・チコス)は、昔のまま!
ここには陶芸学校で知り合った友達に連れられて、よく来た。この日も同じ友人たちと一緒だったのだけど、中に入る時間がなかったのは、ちょっと残念。

…せめてもう少し近づいて、店の名前が見えるところで写真をもう一枚(↓)。

a0072316_1385112.jpgそういえば2002年の終り頃、同じ職場の同僚が、数年机を並べて仕事をした後で、ある日突然この地区の出身だと分かり、「え~っ、その頃どっかですれ違ってたかも…」「ロス・チコスのパタタス・ブラバスは最高だったよな…」という話で、暫し盛り上がったものだった。

パタタス・ブラバス(Patatas Bravas)というのは、スペインのバールで出てくる、典型的なジャガイモ料理のひとつで…、≪スペインふう家庭料理≫のメニューにも、ず~っと前から載っけてるんですが…未だ作ってみてない…いつか載っけますので_(._.)_

この辺は旧市街に比較的近く、でも旧市街に比べると道が広くて、碁盤の目のように整然と並んでいる。

でも中には、以前「マドリッドの路駐事情」で紹介したような狭い道も…(…って言っても、日本の「新興住宅地」であるこの辺より広いけどね…(・・?

a0072316_13545021.jpg友達のお父さんは、アンドレス・メジャード 62 番地から歩いて5分くらいのところにあるこの通りで、家具の町工場をやっていた。
そのお父さんが亡くなったあと、工場は閉められてしまったが、友達のお母さんは、今もその上にある小さな家で、同じく未亡人となった妹と一緒に暮している。

a0072316_17194779.jpgこの通りには、古くて、どちらかというと質素な家が並んでいる。建物もあまり高くないですね。
マドリッドっ子の友達が子供の頃には、未だこの辺りに牛屋さん(…とでも訳せばいいのか?) - vaquería というのがあって、牛を数頭(?)飼って、牛乳を売っていたとか…
写真の左手前は、古い建物が取り壊しになった跡の空地。そのすぐ隣は、窓の感じなどから見て、新しく建て直された建物のよう。

昔住んだところ…日本も含めて沢山あるのだけど…初めての海外暮らしをしたこの辺りと、マドリッドで最後に住んだ家の辺りが、やっぱり一番思い出が濃いかも…

スペイン語で El tiempo pasa... (時は過ぎて行く)と言います。

追記: アンドレス・メジャード通りのメルカード(市場)、記憶を辿ってみると、未だ続いているけれど、中に入ってるお店の数がグンと少なくなって、寂れた感じだと、友達との会話で出てきたような…写真を拡大してみると、入口には未だ Mercado と書かれているし…この日はやっぱり、祭日だったのでしょう。(2007年8月15日)
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# by peque-es | 2007-08-14 20:52 | その他、色々、なんとなく…
久しぶりにプチ・ジャズ…
2007年 08月 02日
…を、もうひとつのブログ:≪ちょっとスペインの音色 & petitesmusiques≫にアップしました。

音楽ブログを再開した訳ではないのですが、休止中にもかかわらず:ヤフー・ポッドキャストで番組を登録して下さった方が100人を超え、ただお礼言うだけではなんなので(…って何なんだ?)、ひとつ録音してみました。
こちらで試聴して頂けます。

登録して下さった方たち、そして音楽を聴いて下さってる方たち、ありがとうございます。
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# by peque-es | 2007-08-02 20:34 | その他、色々、なんとなく…
本当においしいパンの定義
2007年 07月 28日
スペイン風ミックスサラダの記事で aoi さんから「スペインではパンに何をつけて食べますか?」という質問を頂きました。(ちなみに、その時 aoi さんが書いていたパンの記事はこちら)。

で、この際、前から書こうと思っていた「本当においしいパンの定義」っていうのを書く事にしました。その定義は、コメントの返事にも書いたように、「何もつけなくてもおいしいパン」というのですが…

…先ず、スペインで普段食事の時に食べるのは、こういうパン。日本ではバゲットとか、昔は(?)フランス・パンと言われてたタイプ。スペインでは amigoplaza さんの記事にあるように、ピストラ(pistola、ピストルのことです)とか、pan de barra (棒のパン)と言う。
スペインではこういうパンを切り分けて、普通食事の時には、何もつけないで食べます。日本でおかずの合間に白いご飯を食べるような感じ。毎日、その日食べる分を買って来る、つまり焼きたてを買って食べるのが原則で、だから通常の店は閉まってる日曜にも、パン屋さんだけはメインの食事である昼頃までは開いてる事が多い。そしてもしかしたら、パン屋さんは日本のお豆腐屋さんみたいに、スペインで一番早起きな職業かもしれない?と思う。

初めて行った頃のスペインには大家族が多かったので、昼前のパン屋さんに行くと、この棒パンを2本、3本と買って行く人も多かった。一方で1人暮らしの人などは「棒半分(media barra)頂戴」と言うと、長いパンを半分に切って売ってくれたりもしたのです。(その辺の事は≪フラッシュバック・スペイン≫の「6.お店の人」にも書いているので、興味のある方はどうそ。)

でスペイン人のパンの食べ方を学んだ者としては、日本でスペインふうの料理を作ったりすると、それを試食する人にも「パンには何もつけないで、日本のご飯のような感じで食べる」というのを強要(?)していたのですが…

…どうもそれじゃ、食べさせられる方に欲求不満が残るようなのですね…「え~と…バターかマーガリン、ある?」とか、言われてしまう…
…確かに日本のレストランじゃ、パンには必ずバターが付いて来るし…
そういえばスペインだって、朝食のトーストにはバターとジャムなんてつける訳だし…高めのレストランだと好みでバターをつけられるように置いてある事もあるし…でも、それでもつけないで食べる人も多いし…フレンチの本場パリでも、お昼の定食にバターは付いてこなかったゾ…??

…などなど考えておりましたが、ある時ふと、「そういえば日本のバゲットは、スペインの棒パンほどおいしくないではないかっ!」という事に思い当たったのだった。

スペインふうの手料理を引き立てる(?)ために、バゲットを焼いてるパン屋さんをあちこち捜し、そして食べる直前に買って来ても、どうも感じが違うのです。

その一: 日本のバゲットは一般に、なんか皮だけが妙に硬くて、噛み切れないんスが…
その二: そのクセ中味は、妙にフニャフニャで、存在感に薄いんスが…

その結果、出来立ての筈なのに、再度トーストしないと食べにくかったりする事も…

スペインやフランスのバゲットは、一見日本のより硬いのだけど…でも、噛み切れる!! 中はフニャフニャでなく、もっと詰まった感じがして、そして何もつけなくてもおいしい!

そう! パンに何もつけないで食べるのは、何もつけなくてもおいしいパンだからなのだ…っという事に気がついたのであります。

でもこの差って何? 一体どこが違って、何もつけなくてもおいしいパンと、フニャフニャなのに噛み切れないパンになるのでせう?? 
原料の小麦粉が違う? それともこね方? こねたあとの焼き方? 焼きあがったあとの環境…つまり空気中の湿度?…などなど、色々理由を考えてはみるのだけれど、例によってまともに調べるという事はしておりません…(・・;)

ただヒタスラ想像力(?)を駆使するのみで…でもかなり確信を持ってる(?)のは、日本のパンは「膨らませ過ぎ」なのではないか?という事です。
その証拠に、余ったバゲットを袋に入れて、冷蔵庫などで保存すると、数日で体積が半分以下になっちゃうんもんね…

パンはその日のものを食べるのが原則のスペインでも、必ずしもその日に、計算通りに食べきれる訳ではない。昼、夜と食べて余ったパンは、まあ翌朝の朝食でトーストしたりして食べ切れれば理想なのですが、もっとずっと古くなってしまったらどうするか? トリッハ(torrija-s)のようなお菓子にしたり(いつもチャレンジ精神旺盛な MICAN さんの記事をご参考に)、その他の料理に使ったり、パン粉にしたり…色々な知恵がある。でそうやって置いておいても、日本のバゲットみたいに縮んじゃわない気がするんスが…

ちなみにこれは、近所では一番人気の、フランス風(?)パン屋さんのパン…
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# by peque-es | 2007-07-28 20:07 | スペインふう家庭料理
スペイン人は日本人より…天真爛漫?
2007年 07月 17日
バルセロナの gyu さんがこの記事に書かれてているエピソードに目が留まりました。

記事はシャンパニエットという名前のお店についてなのですが、そのお店が開くのを待っていたら、パン屋さんからお店用のバゲットを15本預けられちゃったとか…
…読んでる内に、全く記憶の底に沈んでいた出来事がじゎ~っと甦って来て…記事にコメントした事を、もう少し詳しく書くと:

≪フラッシュバック・スペイン≫「10.車」…え~と、これはかなり長いので…この辺から登場する、近所の修理工場(スペイン語で taller mecánico-タジェール・メニコと言います)。親方マリアーノは「王様とあなた」の記事の終わりの方にも書いたように、Usted を使って話すのを聞いた事がない。どんな客とも「オレ、オマエの仲」という徹底した人柄(?)でしたが、その飾り気のない性格と、飾り気のない請求書に惹かれてか、工場はいつも満杯状態。

でスペインの個人商店は大体、午後1時半から2時頃になると一旦閉めて、お昼を食べに帰り、午後4時か5時頃に又開けて、あとは大体8時頃までやってるのですが…

このマリアーノ親方の修理工場で、午後店が開くのを待ってた事があるのです。どういうトラブルだったのかはもう忘れちゃったけど…

そこへオートバイでやって来た部品屋さん…いや、この修理工場では、タイヤとかバッテリーとか、スタンダードな物はストック置いてあるんですが、特定の車種の、例えばサイド・ミラーの付け替えなんて事が必要になると、その場で部品の卸屋さんみたいなのに電話する。するとそこから、若い男の子がバイクで部品を届けに来る。部品屋さん、10分くらいで着いちゃう距離にあるらしくて…機動力があるというか、レスポンスがいいというか、客にとっては便利なシステムです。

で、そういう物を付け替えて貰って請求書を見ると、大体部品の正価しか書いてないのね。
一度だけ、排気管だったかを取り替えた時は、30分くらいの手間賃を取られましたが、後から識者に聞くと、「それは30分で出来る作業じゃない、お前はラッキーだった」…というような、まあ車のメカの事なんて殆ど知らない人間にとって、余りボラレル心配をせずに頼める、貴重な修理屋さんだったのですよ。

その日は多分、午前中の最後の時間に何か必要な部品が出て、午後一番に届けてくれ、とか、そういう事になってたんだと想像するのですが、バイクでやって来たお兄ちゃん、私が修理屋のシャッターの前に立ってるのを見ると…

「君、ここで待ってるの?」…
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# by peque-es | 2007-07-17 12:40 | スペイン:人、物、言葉…
Ensalada campera ~> スペインのキュウリ
2007年 07月 15日
前の記事cazorla さんが、アンダルシアではサラダにキュウリを入れるとコメントを下さり…

…そういえばマドリッドでも(? 全国的に?)、必ずキュウリを入れるサラダがあるではないか!
エンサラーダ・カンペーラ(Ensalada campera)といって、田舎のとか、田舎ふうのサラダという意味です。田舎っていうのは…ジャガイモが入ってるからかしらん??

a0072316_19384923.jpg夏のプリメーロ(Primero、食事のひと皿目)としてポピュラーな料理なので、≪スペインふう家庭料理≫でも紹介しようと、ず~っと前からメニューに入れてあるのですが、そして日本に帰ってから何度も作ってるのですが…未だに写真撮った事がない…(・・;)

この際作るか、久しぶりに…っと、トマトとキュウリを買って来て作り始めたのはいいのだけど…ほぼ出来上がりという頃になって…ガァ~ン、アセイトゥーナがなかったやん!

オリーブの実の缶詰を切らしていたのである…ぐやじい

…なので写真は、本当のエンサラーダ・カンペーラではありません…スン

あ~ぁ…折角写真撮ったのに、又しても記事にできないではないか…という事で、とりあえず…「スペインのキュウリ」の話でもする?

スペインのキュウリ(Pepino-s、ペピー)は、日本のキュウリより、一般に太くて短い。そして皮の緑色が薄い。
太いという事は育っているという事で(?)、それも一様ではなく、大きさも不揃い。これは野菜一般に言える事ですが、多分「収穫」のタイミングが、日本ほど緻密じゃないのです? 従って(?)種は日本のより大きく、そして時には中がスカスカと乾いてしまってるのも…(スペインのスーパーなどで、セルフサービスで野菜や果物を取って量れるようになってるところがありますが、そういうところでキュウリを買う時は、いつもサイズの割に重たい「手重り」のするのを選んでおりました。)
皮は日本のキュウリより厚くて固め。普通は剥いて使う。丸剥き(…なんて言葉ある?…)ではなくて、ナイフでザクザク縦に剥いて行って、間に残った皮はそのまま残すような感じにする事が多い。その方が緑の色が残って奇麗だし…写真は日本のキュウリを同じように剥いたんですが…分かる?

そういえばある時、全部剥いちゃうと「苦くなる」ので「皮を残さなくてはいけない」と言ったスペイン人がおりましたが、これは多分迷信?
そういうキュウリは最初から苦かったんだと思うんだけど…日本でも昔は時に、苦ァいキュウリってのがありましたよね??

キュウリはかなりポピュラーな野菜で、みんなよく買う。でもそれを普通のサラダには余り入れず、又スペイン人はキュウリモミだのタコ酢なんていうのも作らない。ヌカヅケなんてものもない訳だし…という事は、一体何に使うのか?と言うと…
a0072316_1311216.jpg←コレ!

そう、スペインの夏の代表的な料理ガスパッチョには、キュウリが不可欠!

でも実はこれ、手抜きガスパッチョなので…

MICAN さんのこのレシピや、
AMIGOPLAZA さんのこの記事も、
ご参考になさって下さいマシ。

Posdata (追伸): 現在スペインにお住まいの方ほか、この記事からリンクできるような、「スペインのキュウリの写真」を提供して頂けないでしょうか? そういう写真(キュウリ?)をお持ちの方、是非お知らせ下さい。よろしくお願いします。スペイン以外でも、多分地中海沿岸は同じようなキュウリがあるのではないか?と想像してるのですが…

追記: cazorla さんから早速、こういうサイトをご紹介頂きました。画面をずずず~っと下の方に進んで、カーソル半分を過ぎた辺りで、[Pepino corto y pepinillo (“tipo español”)]というところに出て来る写真が、スペインのキュウリです。記憶よりもちょっと色が濃いんですが…もう少し色の薄いの、なかったかしら…(・・;) (2007年7月16日)
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# by peque-es | 2007-07-15 12:37 | コーヒー・ブレーク
Ensalada mixta (スペイン風ミックス・サラダ)
2007年 07月 10日
a0072316_23184943.jpgタイトル予告をした記事2つ、何とかアップ。

下のゴミの記事は文をかなり書いていたのに、昨日写真を追加したのですが、このサラダの記事は、逆に写真だけアップして、なんと2月から放ってあった…(冬から夏になってしまったやん!)

…え~と、文はですね…ミックス・サラダ(Ensalada mixta-エンサラーダ・スタ)をスペイン風にするには?というお話なんですが…

先ずスペインのミックス・サラダに欠かせない材料から…
…え~と、トマトにレタス…(…って、日本と同じやん?)?
スペインのレタスはちょっと種類が違っていて、白菜を小さくしたような縦長の形をしてますが…(…というか、スペイン人は白菜を初めて見た時、大体「あのレタス (lechuga- レチュガ)の大きいようなのは一体何だ?」と言います。)…味はそんなに変りません。トマトは…スペインの方がおいしいような気がする…(T_T)「コシヒカリの経済」

それに好みによっては玉ねぎを少し…(…これも日本と一緒やん??…あ、でもスペイン人は普通、水で晒すなんていうソフィスティケイテッドな事はしないな…)

…で、ここからがちょっと違う。

キャベツの千切りは入れない。伝統的なスペイン料理では、キャベツは茹でるか、コシードのような煮物やスープの中に入ってるのが普通で、生のキャベツというのは余り食べません。最近はアメリカンなファースト・フードの店でコール・スローみたいなのを売ってて、スペイン人も食べてますが…。
それから生のキュウリも普通は入ってない。ピクルスを入れる事はあるかもしれないけど…

替わりに(?)入れるもの: aceituna-s (アセイトゥー、オリーブの実)の漬けたの、ゆで卵、缶詰のツナなど。
ホワイト・アスパラの缶詰を入れると、ちょっとゴージャスになる。
コーンや人参を入れる事も…要はミックスだから、何でもあり、なんですが、普通の「ミックス・サラダ」をスペインふうにするには、アセイトゥーナ、ゆで卵、そして、ツナなどの魚の缶詰、この3つは必須かも…特にオリーブの実があると、ぐっとスペインらしさが増しません?(マシマスマシマセ…)


日本のツナ缶を使う時は、フレークはやめませう。あれはちょっと細か過ぎ。
スペインだと miga-s (ミー-パン屑の事ですが、こういうものにも使います)と言われるものでも多少身の形があるのだけど、日本のフレークは全然身の形が見えないもんね…

ツナの替わりにオイル・サーディン(sardina-s en aceite)やアンチョビ(anchoa-s)などを入れたり…
ツナはスペイン語で atún (アトゥン)ですが、bonito (ボニート)と言うカツオを使う事もあり…又オイル漬けの代わりに en escabeche (エン・エスカチェ)と言って「酢漬け」の缶詰を使ったり…

…やっぱり何でもありか?(・・;)

で材料が揃ったところで、作り方…(…って、そんなん、盛り付けるだけやん? ドレッシングかけてェ…混ぜ合わせてェ…???)

…いいえっ、違います。
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# by peque-es | 2007-07-10 13:34 | スペインふう家庭料理
ゴミの収集時間~>日本の「最新式」ゴミ・トラック?
2007年 07月 10日
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…予告済みのタイトルを、又々変更してしまった理由はあとに書くとして、これはうちの近所の階段道に今を盛りと咲いている…ムクゲ? 下の方に覗いている青い色は紫陽花の花です。

さて、今を去る事ン十年、昭和40年代に大学生だった世代の事ですが、猛烈サラリーマンになりたくない(? ちょっと文学青年っぽいような?)学生達の間で密かに人気のある就職先は「清掃局」だっていう話があった。
理由は、公務員なので生活は安定してるし、朝ゴミを集めちゃえば、それで仕事は終わり、自分のやりたい事、好きな事をする時間が取れるからというような事だったのだけれど…

でも最近の清掃局の仕事は、そんなに甘くないみたい。日本のゴミが増えすぎたのか…
朝だけどころか、午前中一杯かかってもゴミの回収が終らない。近所の戸建地帯では夕方になってもゴミの山がそのままという光景もしばしば。
ま、暗くなってから回って来る清掃車というのは見た事ないので、残業まではしてないかもしれないけど…?

実はマドリッドのゴミ収集車は、その夜間…というか真夜中に回って来たのですね。
マドリッドでの最初の一夜、そのゴミ・トラックの騒音で起こされてしまった話はホームページのこの辺にも書いた事がありますが、不思議なことに、人間って慣れると、目が覚めなくなるのですね。

a0072316_18242771.jpgこちらは以前このブログでも取り上げたマドリッドのゴミ・トラック…あれ? そういえば、この地域では昼間にゴミ・トラックが来てたのね。地域によるのか? それともマドリッドの清掃局員の待遇が変ったのか?
でも、街の美観から言っても、交通の問題から言っても、夜中にゴミの回収をするのって、結構理にかなってたんだなと思いつつある昨今なのです。

というのも、今住んでいるこの辺りでは、普通ゴミの回集日が週4回から週3回に減ってしまい、
そうすると1回に収集されるゴミの量は当然増えて、
収集日のゴミ置き場は今までよりゴミ袋の山が大きくなり、
清掃車がゴミ袋を回収するのにより時間がかかる…

…という訳で、清掃局のスグお隣に住んでる方はどうか知りませんが、この辺ではあっちでもこっちでも、お昼をかなり過ぎないと清掃車がやって来ない、という情況になったのであります。

閑静な住宅地に、幾ら洒落た家を建て、丹精込めた庭を作っても、道路がこれじゃあ、街の美観も何もあったもんじゃない。最初の写真のすぐ側にも、実はゴミ箱とそれに入りきらなかったゴミの山があり…「美しき国ニッポン」も、この辺りじゃ、週に3回はゴミに覆われてるのが現状なのです。(*)

というような話をしようとして、
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# by peque-es | 2007-07-10 01:23 | Japón,Japan,Nippon..
『スペイン電話事情その後』…の、その後…の追記
2007年 07月 03日
前の記事に書こうと思っていた事、他にもあったのに、忘れてしまってました。あんまり長く放っておいたからだよね…再度_(._.)_

忘れていた事のひとつめ:

現在スペインでは、固定電話とADSLを合わせた定額サービスのようなのが普及しているらしく、泊めて貰った友人宅でもそれに加入していた。インターネットと国内の固定電話への通話料が定額で、国内の固定電話なら市外でもかけ放題。

そもそも滞在中、自分のケータイを持とうと思った理由は、泊めて貰う友人以外の人との連絡用に、彼女の家の電話を余り使い過ぎて迷惑をかけたくないと思ったからなのですが、このサービスのお陰で、地方にいる友人にも、心置きなく電話をかけさせて貰った。
問題の定額料金はプロバイダーによって違うと思いますが、別の友人の話を思い出してチェックしてみると、ADSL20Mb+固定電話で月20ユーロ足らずのパックがあるみたい(*注)。電話だけで10ユーロ足らずのオファーもあります。下の記事に頂いた cazorla さんのコメントにある「国内かけ放題」というのも、これと同じようなサービスでしょうか?

ちなみにこのプロバイダー、スペインで初めて自宅でのインターネットを始めた時、フリーのサービスを利用したところです。当時は普通の電話回線でしたが、確か1時間1ユーロくらいの市内通話の電話料金のみでインターネットが利用でき、当時としてはスピードもあって、中々良かった。

で、後から考えると、固定電話への連絡は滞在した御宅の固定電話を利用させて貰い…
そして日本への電話は、前の記事に書いたインターネットのロクトリオを利用した…
…という事は、プリペイド携帯の課金方法は「携帯電話への通話料が一番安くなる」タイプを選べば、もっと節約できたんだよね…「固定電話と携帯への通話料が一律」なのを選んじゃったので、ちょっと損したかも?…と思っております。

そしてふたつめ:

滞在していた2週間の間、バスや地下鉄、そして一度は電車の近郊連絡線を利用して移動してたのですが、その間一度も、一度もっ!ですよ、ケータイでメールしたり、ゲームをやってる若者を見かけなかったのです。日本の電車の中のあの光景って、やっぱり異常な感じがしてしまうんだけど…

(*注: オファーをよく読むと、月額20ユーロ足らずというのは最初の3ヶ月間のプロモーションでした。以後の定額料金は、付加価値税込みで月34.74ユーロだって。今ユーロが高いので…でも6000円弱? 付加価値税というのは日本の消費税のようなもので、商品の種類によって税率が違い、電話は「サービス」なので、確か一番高い税率の16%です。)
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# by peque-es | 2007-07-03 11:48 | スペイン:人、物、言葉…
『スペイン電話事情その後』…の、その後
2007年 06月 29日
先日の記事で予告(?)したタイトル、早々に変更…_(._.)_
というのも『スペイン電話事情その後』というタイトルは、以前こちらの記事で既に使っていた…のを発見したのでありました。
前の記事では固定電話について、電話の加入権が「日本はスペインよりもかなり高い」という話をしたのですが、今度は「携帯電話も日本は高い」というお話。

a0072316_23312958.jpgスペインから日本に帰って来て、携帯電話を買おうとしたら、スペインで使ってたようなプリペイドの選択肢が殆どなくて困惑。日本には何故プリペイドが少ないのか? 携帯電話をそれほど使わない人まで、プリペイドじゃなくて「契約」にするのは、どうしてなのか?…というような事を、ホームページのこの辺にも書いてますが、当時思ったのは、要は日本の電話市場は、未だ本気で自由化されてないんじゃないか??というような事ですね。

でソフトバンクがボーダフォンを買収した時、当時別のブログだった≪ちょっとスペイン…の玄関≫に、実はこういう記事も書いたのだった。
今使っているケータイは、この時と同じ「子供用」のプリペイド、2ヶ月毎に3000円、近くのコンビニでリチャージしております。(→)
このリチャージ、ちょっとややこしい自動機を使うのですが、携帯電話の店でアテンド順を延々待ってたのに比べると楽になった。

a0072316_23434130.jpgさて、今までの経緯はこの位にして、左の写真は去年の11月、マドリッドに2週間滞在した時に使ってた、スペインのケータイ(+α)。電話機は友達の、今は使ってないお古をタダで借りて、確か18ユーロくらい払って「携帯電話番号」を買い、滞在中使えるようにしたのです。18ユーロには6ユーロくらいの通話料が含まれていたと思う。その後最低金額の5ユーロづつ、4,5回料金をリチャージしたと思う。日本にも1,2度かけて、最後に少し余った金額は、電話機を貸してくれた友達にそのまま付けて返しました。課金方法を選べば、市内やケータイへの通話料がもっと安くなったのだけれど…いずれにしても感覚的には計5,6千円で、2週間の旅行中携帯電話が使えたという感じ。
追加料金のリチャージは、泊めて貰った家の隣にあったスーパーのレジ、携帯電話店、煙草屋さんなど街のあちこちで可能。スーパーのレジでリチャージすると、レシートに電話番号などの情報の入ったバーコードが印刷されて出て来る。次からはそれを見せて、レジのスキャナーで読んで貰えばいいだけなので、チョー便利だった。(…えーと、サンプルにレシートを一枚残しておいた筈なのに、時間が経ち過ぎて、居場所が分からなくなってしまった…(・.・;) もし見つかったら、あとから写真を載せます。)

何故こういうことができるのか?
それは最近日本でも話題になってる(?)携帯電話のカギってヤツが、スペインの携帯電話には「かかってない」からですね。つまり最初に18ユーロ、引くことの6ユーロ、イコール12ユーロ出して買ったモノは、そのカギ=SIMカード。上の写真の「+α」は、そのSIMカードの付いてた台紙…(電話の右のMの字が書かれた紙に、小さい長方形の穴がくり抜かれてるの見えますか? あそこにSIMカードがあったのです。それをくり抜いて、電話機の中にセットします。)…や使用マニュアルなどなど、だったのだ。
それにしても、総務省が市場の活性化、自由化の促進の為に、ケータイ各社に「カギ」=SIMカードの使用制限の解除を働きかけるっていう事は…お上が企業に、君タチもっと競争しなさいって言ってる??
ちょっと古いこの記事によると「夏までに検討」なんて書いてあるけど、答えはもう出たんでせうか?

a0072316_23482287.jpgそしてこちらは、2003年当時、既に街のあちこちにできていて、ホームページでも触れている、インターネットによる電話を使ったロクトリオ(locutorio)という電話屋さん。今回(…って、もう半年以上前ですが…)泊めて貰った家のすぐ近くに1軒あったので、日本に電話するのに2,3度利用しました。
中には電話のブースが幾つかあって、普通にダイアルして電話をかけた後で料金を払う。でも普通の電話回線に比べてチョー、チョー、超お得! 日本と10分くらい話しても1ユーロとか、そんな値段です。今マドリッドの人口のかなりのパーセンテージを占めてると思われる移民達も、こういうロクトリオを使うと、心置きなく国の家族に電話する事ができるのですね。
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ついでにこれは、街で見かけたネット・カフェ?…だったと思うんだけど、1.95ユーロっていうのは何の値段だったんだろう…???(*注)

尚今年になって、ボーダフォン変じてソフトバンクが、月額使用料1000円っていう契約携帯電話を売り出した時、これなら契約にしても見合うじゃないか? スペインのテレフォニカが数年前に英断(?)した「月額使用料ゼロ、但し月の通話料金=最低1500ペセタ」というのに肩を並べるケータイが、日本にもやっと現れた?(3年前の読みが当った???)…などなど思って、プリペイド・ケータイから契約ケータイへの宗旨替えを検討したが、余り安くない電話機を新たに買わねばならない上に、第3世代とかになったら電波の情況がどう変るか予測不可能…とかとか、お店の人に言われて、今暫く見合わせてしまったのだった。こ~なったらSIMカード解禁(?)まで「子供用ケータイ」で…待つ?

(*注: 元の写真を拡大してみたら、下の方に「1/2h」という文字が見えたので…つまり、半時間当たりの使用料?)
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# by peque-es | 2007-06-29 20:20 | スペイン:人、物、言葉…
シクラメンの種! ~>執事が欲しい?
2007年 06月 23日
a0072316_12253019.jpg先日の記事でお話ししたシクラメンの花のあとに出来た球状物体…



←こんな風になりました。




先ず段々乾いていって、写真左のようになり(↓拡大図)a0072316_12273157.jpg







…それがはじけて中央のようになり(↓同じく拡大図)a0072316_12304981.jpg









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中にはこういう黒っぽい(実物はもう少し茶色です)ものが一杯入っておりました…(→)

これってやっぱり種ですよね?

今週はこれで終わりなのですが、ブログを読んで下さってる方たちに「言い訳」をひとつ。

ブログを始めてつくづく自覚したのは、自分は書くのがヘタだという事。
週一の更新がやっとなのに、書きたい事は次から次へと浮かんで来る→書けないでいる内に、頭がこんぐらがる→イザ書こうとすると話が飛んで、まとまらなくなる…という悪循環で、やっとこさ書いても、ダラダラと長い文になってしまい、それを何とか少しでも整理しようと無駄な努力をして、時間ばっかりかかる、という事を繰り返しております。
いつも分かりにくい長文に付き合って下さってる皆さま、ほんとにありがとうございます。こんなブログですが、これからもよろしくお願いします。

ちなみに、今書こうと思ってる…というか前から書きたいと思っていて、中々書き始められないでいるテーマ…

1.見えないゴールを目指す力
2.大人もゆとり教育?
3.日本経済の駐車場コスト

…あ、でもその前に、以前書こうとして、既に写真をアップロードしてるのが幾つかあったんだった…
4.スペイン風ミックス・サラダ
5.スペイン風焼き魚
6.スペイン電話事情その後

…そういえば「記事編集」なんていうメニューがあった筈…とオサライしたら、最近になって、こういう記事も書こうとしていたのだった…
7.ゴミの収集時間
8.これって…DINKS?(新築マンションの掲示板)
9.スペインとフランス

…それから、この間思いついた、≪スペイン語ひと口知識≫の番外編も忘れないようにしなくちゃ…
10.象は鼻が長い 

…とそして、「記事編集」を更に昔に遡ると、こんな記事も書きかけていたのだった…
11.マス・メディア
12.執事が欲しい…

…執事って、色んなものをきちんと整理整頓して、スケジュールを管理して、必要な調べ事をして…なんか身の回りをオーガナイズしてくれるような気がしません? ちょっと(かなり?)憧れてるんですが…で「先ずこれから書くのがよろしいのでは?」とか言ってくれたりして…?
…そうだ、これで12.は書けた事にしよう(…っていいのか?)

真面目な話、一番最初にモノにすべきは、やっぱ既に写真をアップロードしている4.から6.、特に6.の「スペイン電話事情その後」かな?と思ってるんですが…だって、去年の11月にマドリッドに旅行した時のネタだもんね…
我ながら「…ったく! タイトルばっかりあっためて、どうすんねん…」と思いますが、ちょっと「言い訳」&「自己プレッシャー」でした。…あ~あ、遅筆…

追記(同日): タイトル変更しました(「~>執事が欲しい?」を付け足し)。12.はこれでいい事にしようという魂胆です?
…さんざん「書いては消し」するくせに、いつも出してから又直してるような…_(._.)_
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# by peque-es | 2007-06-23 00:20 | その他、色々、なんとなく…
シクラメンの種?
2007年 06月 14日
a0072316_1852204.jpgなんだか慌しく過ぎてしまった1週間。
おまけに、エキサイトのサーバー不調で、他のブログの訪問やコメントも、思うようにできなかったけど…果たして記事は書けるのか? 

この写真、冬に買って寄せ植えしたガーデン・シクラメンが、ず~っと次から次へと花を咲かせて、でもここへ来て、さすがに花も葉っぱももう終りだなぁ…という図なんですが…
画面左下の方、植木鉢からはみ出た軸の先に付いてる丸いもの、見える?
花が終ったあとが、こんな風に膨らんで来て、直径1.5cm位の球体になってるんですが。
シクラメンって球根だったと思うんだけど…でもこの丸いものが段々乾いて行って、種のようになって、それを植えてみたらちゃんと芽が出て、シクラメンになった、と言う人がいるので、目下観察中。

そういえば球根だって最初は何かからできる筈(?)で…何からできるんだろう? とか…

この丸い物が地面に潜って球根になるのだろうか?? とか…

…思いながら、見ておりまする…

(写真では分かりにくいのですが、先に丸い物の付いた茎が土に向かって行く感じなのです。花が付いてた間は上を向いて立ってた茎が、しおれるというのではなく、しっかりしたままで下の方に曲がって行く。画面手前の中央より少し右、植木鉢の土が見えている空間に、そうやって地面に達した丸い物がひとつあります。)

a0072316_1855685.jpg追記&写真追加: 実は上の写真は少し前のものだったのですが、今日見たら球状の物体は全て地面に着地しておりました。ので、アップで写真を撮り直し…丁度デジカメの電池が切れてしまい、一枚しか撮れなかったのですが…こんな感じ→

ほらね、地面に潜って行きそうな感じがするでしょ?(2007年6月15日)
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# by peque-es | 2007-06-14 21:29 | コーヒー・ブレーク
王様と「あなた」
2007年 06月 07日
スペイン語の「あなた」には Usted (ローマ字読みでいいのですが、語尾の d には母音が付いてないので「ウステッ」という感じ)と Tú (同じくローマ字読みで「トゥ」)の2種類あって、それをどう使い分けるのか? という話です。

その前に、日本語の「あなた」って、あれ比較的新しい言葉ですよね?
時代劇で「あなた」って言ったら、ちょっと違和感がある。(最近増えてるような気もするけど…)
現代でも面と向かって話をする時には、「あなた」というより「○○さん」と、名前で呼ぶことの方が多いんじゃないでしょか? 特に目上の人やお客さんに「あなた」っていうのって、抵抗ありません?
本来の日本語では、2人称代名詞というものがなかったというか、そもそも自分に対して相手、そしてそれ以外の彼、彼女なんていう概念が薄かったというか…そんな考察を大昔、新聞か何かで読んだ気がするのですが。

でスペイン語には「あなた」という概念は存在すると思うのだけれど、その「あなた」によって、代名詞、そしてそれに対応する動詞を使い分けるのですね。

一般に Usted の方が丁寧な言葉で「あなた」(*)、 それに対して Tú の方は、例えば「君」(…「お前」「あんた」「貴様」「おぬし」「おのれ」「ワレ」…あれ?)とか…というような説明もあるけれど…

…でも目上の人や年配の人に対しても、お互いに Tú で話す事も多い。
…上司と部下の関係は、お互い Tú で呼べる方が、うまく行っていると言える。
…かと思うと、先日の記事で紹介した「蝶の舌」という映画では、ひと昔前のスペインの小学校で、定年を迎える歳の先生が、子供の生徒に対して Usted を使っている。

Usted と Tú の違いは、年齢差や社会的な上下関係よりも、むしろ人間関係における距離感のようなものにあって、Usted の方が「距離がある」という説明の方がいい気がします。例えば…

勤めていた会社で、ある時、今まで Usted で話していた客のエライさんが、初めて Tú で呼んでくれたと、大喜びしてた営業部長がいた。それは彼にとっては、自分を対等に扱って貰えた象徴だったのですね。
逆に、慣れ慣れしくして欲しくないヤなヤツには、ワザと Usted で話して、相手にも Tú とは言わせないようにするってのもアリだし…

でも、「あなた」という概念さえ確立していない(?)日本人にとって、どういう「あなた」が Tú で、どういう「あなた」が Usted なのか、年齢や上下関係に拠らないとすると、益々判断が難しくなってしまう場合も多い。
友達や同僚の間なら、普通は年齢などには関係なく全て Tú でOKなのだけど、でも例えばその友達や同僚の親とか祖父母に紹介されたら…どうしたもんですかね?
一般に初対面の時、中にはむこうから「Tú で話そう」と言ってくれる人もいるけれど、そうでなければ、どっちにするか迷ってしまう…

そういえば、日本でも知られている映画監督のペドロ・アルモドバールは、テレビなどで見てると、自分の母親を Usted と呼んでいた。今のスペインで、子供に自分を Usted で呼ばせる親は先ずいないので、初めてそれを聞いた時は「へぇっ」という感じだった。仮にペドロ・アルモドバールと知り合いになってお母さんを紹介されたとしたら…やっぱり Usted で話すんでしょね?
でも友達の両親の中には、Usted なんて止めてくれっていう人もいたし…
一方で、自分の母親には Tú で話してるのに、姑には Usted で話してたりする友達もいるし…

これはもしかしたら、スペイン人にとっても、時には微妙な使い分けを必要とするものなのかもしれない?

でもね、スペイン中でただひとり、誰に対しても Tú で話せる、というか「話すべき」人がいると思う。それはスペイン国王!

実は平民が王様と話す時には、Usted より更にややこしい言い方をしなくてはいけないのですが、ま、そんな機会は余りないと思うので…要は「直接呼びかける」には畏れ多い存在ということで、その majestad (マヘスタッド…これも「マヘスタッ」っていう感じ、意味は英語のマジェスティですね)に対して呼びかけるという事なのだと思うのだけど。

でも王様の方は「我が民」に対して Usted なんていうヨソヨソシイ呼びかけをしてはいけないのだと思う。そして他のヨーロッパ王室や皇族の方々に対しても、常に同等の親しい関係でなくてはいけないんじゃないでしょか?

だから王様が Usted を使うところって聞いた事がない…と思ったのだけれど、考えてみれば、王様が誰かに話すのを、直に聞いた事がある訳でもなかったのでした。(笑)

でも、ごくたまに、テレビのニュースなどで王様が庶民と触れ合ってる姿を見た事があって、Tú で話してた記憶が…少なくとも、行事におけるスピーチなどで国民に呼びかける王様、常に Tú の複数形である Vosotros を使ってるよね? Usted の複数形である Ustedes を使ってるの、聞いた事ない。親しみを込めて「オマエタチ」って言ってる感じがするんですが。

…あ、それから、もうひとり! 中古のマイカーを修理に持って行ってた近所の町工場の親方、マリアーノは、誰に対しても Tú だったっけ…ホームページのこの辺にも書いた事があったけど…実に徹底してました!(思い出したので一応リンクしときましたが、記事とは余り関係ありません。)

…で、ふと思ったのだけど、あのマリアーノ親方がスペイン国王と話すような事があったら、彼は王様をどう呼ぶのだろう…???(…と想像したら笑えて来た…わははっ)

*追記: ちなみに Usted は、実は Vuestra merced という古い敬称が約まったもので、直訳すると「あなた方の恵み、慈悲、御意」というような意味になる。だから(2人称なのに)動詞が3人称単数形になるのですが…で、この「あなた方」も実は「おまえ達」だったりして(ややこしくてスミマセン)、複数なのに2人称単数の敬称として使われたようで、スペインの時代劇を見てると、昔の騎士なんかが使ってる。日本語の「お前」も、本来の意味は「オンマエ」だったりするので、面白いなあと思うのですが、どうでしょう?(2007年6月8日)
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# by peque-es | 2007-06-07 20:33 | スペイン:人、物、言葉…
スペインの電圧と日本の電力会社
2007年 06月 01日
a0072316_1830782.jpg…はて、これは何?

…と思われた方、実はこれは、右下の写真に写ってるものを、裏(?)から覗いて見たものでした。
スペインの電気製品を日本で使う為に、はるばる秋葉原まで出かけて買って来た、コンセント・プラグのアダプター…
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目のように見えるのはネジの穴…こんなに大きいとは知らなかったヨ。
このアダプターを使えば、ヨーロッパ・サイズの、直径5mmくらいの頑丈なプラグが付いた電気製品を、日本のコンセントに繋いで使える訳です。もし電圧さえ違わなければ…ネ。

前の記事の中で、日本の掃除機のパワーが今イチなのは、家庭用電圧が100Vと「低い」事も影響してるのかも?と書いたけど、実は、初めてスペインに行った1980年頃のマドリッドには、確か電圧が110Vの家と220Vの家があった。古い家は110V、新しい家は220V。それが今では全て220Vの筈です。

マドリッドでは地区によって、2つの電力会社が電力を供給している。料金は同じだけれど…
そして、そのどちらもが、110Vから220Vへの切り替えを敢行したんじゃないかと思う…詳しい事は知らないのだけれど…

110Vのところと220Vののところが混在していた言わば「過渡期間」が、いつ頃始まって、いつ頃終了したのか、これも詳しくは知らないのですが、ある時気が付いたら、家電売り場で物を買う時に「電圧はどちら?」と聞かれなくなってたのだ。ま、家電なんてしょっ中買う物ではないからね…

そこで思い出すのが、日本の電力会社、関西と関東で周波数が違うって事。
1960年代の半ばに関西から関東へ引越しした我が家では、家電類を全て買い直さなくては行けなかった筈…まあ当時の家電類って、今に比べたら数が知れてますが、古いビクターの蓄音機を、親が親戚に譲ってた記憶がある。

その約35年後、スペインから日本に帰って来て買った家電類、気が付いたら、周波数の仕様がみんな「50Hz、60Hz共用」となってる…そりゃそうだよね、この狭い日本で、関東向け製品と関西向け製品を分けて開発して、分けて売って…なんて、やってらんないですよね?

そういう企業努力は勿論必要だと思う。でも国や電力会社が、同じ国の中で周波数が違うという問題を放置(?)してるのって、ど~ゆ~事なんだろう?と考えてしまうのです。

周波数と電圧じゃ技術的な難しさが違うのか?とか、専門的な事は分からないのですが、でも場所によって電力供給の仕様が違うのって、日本の家電メーカーのコストを圧迫してる筈…という事は、海外の企業と比べて、日本企業の体質を弱くしてる筈…(そして最終的なツケは消費者が払ってる筈?)…などと思ってしまうのですが(・・?

スペインで使ってた家電製品、大きいものは家と一緒に置いて来たけど、持って帰ったものの中に、パソコン用のモニターとプリンターがあった。電圧の仕様は100V~240V。どういう事かというと、多分世界中のどの国でも使えるって事です。
日本でそれをパソコンと繋いで、最初に写真を載せたアダプター経由でコンセントに差して、何の問題もなく立ち上がった時には、おおッ、これぞほんとのマルチナショナル!と感動したものだった。
ちなみにモニターは聞いた事のない名前の中国製、プリンターは日本でも有名なアメリカン・ブランド。でもどちらも実にインタナショナル!

それに比べると日本のメーカーは、多くの製品で、海外仕様と国内仕様を分けてるんじゃないかって気がするんですが…(・・?
例えば掃除機のように、ヨーロッパ向け製品は重厚なデザインで、パワフル且つシンプルなのに、日本向け製品はなんかプラスチックのおもちゃみたいで、力が弱く、しかも使いづらい?…とか(・・??

で電圧の話に戻りますが、日本でも、やろうと思えば200Vにできる、200Vは既に家のすぐそこまで来てると聞いた事があるのだけど…なら、どうして、やらないんでしょ?
スペインで電圧が切り替えられた裏には、国の方針とか、指導とか、奨励策とか、従って企業や消費者への補助金とか、色んな要素があったのだろうと想像はするのだけど、同じ事を日本では、何故できないのだろう?

というのも、電圧には許容範囲というものがあるらしく、200Vならば220V用の製品も使えるらしいのです。だから日本の電圧が200Vになれば、家電メーカーも輸出もし易くなるのでは?っていうのは素人考えですかね?

それから日本国中到るところで見られる醜い電線と電柱は、いつになったら地下に埋まるのでせう?
そういえば、クレーン車が電柱にぶつかって電線が切れ…じゃなくって電線にひっかかって電柱が倒れ、だったか…とにかく人身事故も起っていて、それはクレーン車側の過失だけではなく、電線が規定より低かったからで、実は日本中で、送電線や配電線が規定の高さより低いところが、かなりあるのだ、というレポートを最近見たのですが、引用しようと思って検索したら、い~っぱい事故(?)があって、どの記事なのか分かんなくなってしまったので省略…
実際近所を歩いていて、ふと目を上にやると、今これらの電線のどれかが、何かの事故で切れて垂れ下がってきたら…とゾッとするくらい沢山の電線が見える。風の強い日なんか、かなりゆれてるもんね…
近所で建設中のマンションの工事現場で、一帯の電線が全て覆われているのも、多分事故防止の為だろうと想像するのですが、これをやる手間とコストは一帯どれ位?…などなど考えてしまうし…(・・ゞ

a0072316_2315584.jpgそれ以外にも、少し前の記事に書いたような、こういう狭い歩道に立ってる電柱の問題もあるし、


f0073246_10244054.jpg折角のお花見も邪魔してるし…

これは2006年のお花見だったのですが(→)、




…実は2007年のお花見では…
a0072316_1952371.jpg電線や電柱が写らないように配慮したり、撮った写真から電線やガードレールをカットしたり(←)…してたのでした。

83年から85年にかけて、日本で何人かのスペイン人たちと仕事をする機会があった。
彼らが一様に言った事:

日本の道は狭いのに、何故ヨーロッパ式の小型車じゃなくて、アメリカ式の大型車が多いのか?
そしてあの醜い電柱と電線が、どうして街中にあるのか? 何故地下に埋めないのか?

…あれからもう20年以上も経つのに…ほんとに、何故?

どなたかテーマに詳しい方がいらしたら、教えて下さい!

それから各電力会社さんは料金の値下げ…
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# by peque-es | 2007-06-01 20:03 | Japón,Japan,Nippon..
掃除機の[持つとこ]?
2007年 05月 26日
使っていた掃除機が不調となり、掃除機の購入を決意したのだけど…
実は日本に帰って来て家電類を揃えた時、一番最後まで選べなかったのがソージ機なのだ。他の家電類も「要らない機能」が色々付いていて、選ぶのに結構苦労しましたが、お値段その他で妥協しつつ、できるだけシンプルなモデルを選んだのだった。冷蔵庫、トースター、電子レンジ、ちょっと難航したけど洗濯機…だのにソージ機だけ、いつまでたっても、これというのが見つからない…
そもそも「吸い込み仕事率」とかっていうの…あれ何? スペインでソージ機買った時、そんな事を気にした覚えは一切ないのですが、日本のソージ機にはみんなソレが書いてあって、結構重要なデータみたい…(・・?
で例えば1000Wのソージ機なのに、仕事率は500Wとか600Wとか…ソージ機なんて、とにかく使い易くて、ゴミをよく吸ってくれればそれでいいのだけど、その肝心の「吸い込み」がですね、1000Wの製品を買っても、5,600W分しか仕事しないって事なのか(・・??
(…なんかサボってるというか、電気代損してるんではないのか(・・???)
更に、その「仕事率」が500Wと600Wでは、お値段ほどの違いがあるのか(・・????

ナントカ式だとか、カントカ機能だとか、色々書いてはあるけれど、みんな似たりよったりに見えて来るので、最後は値段でテキトーに決めちゃおうと決意して買いに行ったんスが、一番安いモデルにも付いてるヘンなもの…
a0072316_17301399.jpg日本のソージ機のこれ、この取っ手のようなものは、一体誰の発明なんでしょう? 昔お菓子のCMで「持つとこあるよ」っていうのがありましたが、掃除機の持つとこ、少なくとも私にはちっとも持ち易くないんスが…(大体、箒に取っ手を付けるか?って…(・・??????)
掃除機はパイプを直に、両手で持って動かせた方が、腕も手もずっと楽です。更にそのパイプが長ければ、腰を曲げなくていいので腰も楽。その証拠に、業務用でこんな「持つとこ」が付いたのはないんじゃないかしらん(・・??

ま各社、微妙に形が違ってますが…
          これも…                …これも…a0072316_17312754.jpg
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…みんな「持つとこ」あるよ…     a0072316_17311065.jpg
これなんかおまけに、パイプに色んなものがくっついてて重そ~だし…a0072316_17322617.jpg


これなんか非常に持ちにくそ~なんスが…



スペインでソージ機を買った時は、デパートへ行って、テキトーな値段のを選んだだけだった。ほぼ即決。余計な機能は一切なしで、そして「持つとこ」もなし。確か1200W。吸い込み仕事率っていうのは分かりませんが、パワフル且つシンプル。そしてメーカーは日本のSメーカー

ホームページ≪フラッシュバック・スペイン≫の「2.ヨーロッパの田舎」では、あのシンプルで使い易いソージ機を、日本の同じメーカーが、なぜ日本向けには作ってくれないのだろうと嘆いたものだけど、その後段々分かって来た事は、それにはそれなりの理由があるんじゃないだろうか?という事…

例えば、①日本じゃ収納場所が狭いので小さい製品にしなくてはならず…②…という事は大きなモーターを取り付ける事ができない? ③…そもそも家庭用の電圧が100Vと低いのも、パワーに限界がある理由かも? ④…その結果、ソージ機の性能にも限界があり、各メーカー共に「コレ」という決定打がない? ⑤…ので、パイプにも電線通してみたりとか…⑥…その他余分な(?)機能を色々つけて、差別化して売ろうとしている?? ⑦…でも結局大差ない?…というような事なのではないのかと…(・・?????

で結局、とりあえず人から貰った、超シンプルな、でも余り有名ではないメーカーのソージ機を使ってたのです。
そのモデル、「持つとこ」なしでシンプルなのはいいけれど、でも例えば、上の「吸い込み仕事率」っていうの、たった180W。モーターは1000Wなのに。それから吸い込み口の動きが今イチで隅っこの掃除がしにくい。そして、専用の紙パックは普通の店には置いてないので、「…或いは○○社の各社用紙パックをお使い下さい」と説明書に書いてあったのを使ってたんスが、その取り付け方がなんだか決まらなくて…で先日紙パックを取り替えたらフタが閉まらなくなり(!)「仕事率」が更に落ちてしまった…

で、これを機に「普通」の市販品を買う事にしたのですが、でも結局前と同じで中々思うようなのはないんだろうなぁ…と思ってたら、某デパートの通販のカタログに、Sメーカーの超シンプルなソージ機が登場してるではないですかッ! 少なくとも「持つとこ」がないよっ!!

そこで某家電量販店のホームページで探したのですが…上の写真のように、全て「持つとこ」付き…通販のみの製品で、普通には売ってないのか…
a0072316_17333637.jpg…と諦めかけたところで見つけた! 「軽いおすすめ掃除機」の最後のページで、Sメーカー製、紙パック掃除機、8980円也! デパートの通販よりかなり安い…
「吸い込み仕事率」540W。「パワーが強いおすすめ掃除機」のところに出ている5万から7万もするようなモデルと、100Wも違わないじゃないですか? そして何よりも、軽くて持ちやすそうな、この取っ手…じゃなかった、パイプ!
但し、電話で聞くと、その量販店の一番近い店舗には展示されてないとか…

a0072316_18382580.jpgで、こちらその実物。そ、モノを見ずに決めてしまいました。性能的には多分大差ない、使い易さは使ってみなくては分からない、なら使ってみるべし…。
ネットで注文して、コンビニで払って、丸2日で到着。早速試運転してみましたが、前のソージ機に比べてパワーもあり、吸い込み口も使い易そう。腰も曲がらないし…かなり満足。更に前のソージ機を捨てようとして分かったのですが、掃除機って、30センチ以下ならば「粗大ゴミ」料を払わなくても捨てられるのね。で古い方は30センチ以上あるのだけど、新しく買ったのはギリギリ30センチ以下に作ってある…日本でも、中々やってくれるじゃないか、Sメーカー!
ところでこのモデル、2006年8月販売開始って…もしかしてSメーカーさん、≪ちょっとスペイン≫のホームページを読んだ…な~んてこた…ないよね(・・??????

ついでにスペインのデパートまで行って…
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# by peque-es | 2007-05-26 00:04 | Japón,Japan,Nippon..
これって…一億総ファミレス化?
2007年 05月 20日
些細な出来事だけど、これってちょっと何だかなあ…と思う事が結構ある。シリーズ化してみようかしらん…??

ま、とりあえず、ひとつ?
食堂街の「うどんやさん」で「○○うどん」を注文したら、ウェイトレスさんがメモを取ってから、「…ご注文を確認させていただきます…」

…え? ここはファミレスじゃないでしょ? あなた、ご注文たって、私ひとりよ、○○うどんひとつだけよ…と目を丸くしてると、若いウェイトレスさん、「○○うどんの暖かいのをおひとつですね?」と言う口調が、いかにも気まずそうだ。分かりきった事を繰り返して聞く恥ずかしさみたいなものが漂ってる。…そうよね、たったひとつの注文なんだから、よっぽどボーっとしてたんでない限り、自分の取った注文に自信あるわよね…

そこで思ったのですが、これはお店が、アルバイトへの教育として義務付けてるに違いない? 1.注文を取り終ったら、「ご注文を確認させて頂きます」と言う事。 2.メモした注文を読んで、最後に「…ですね?」又は「…でよろしいでしょうか?」を付ける事。…とか? 

でも、お客の注文をちゃんと取れる人にそんな事を強制するのは、教育でも何でもないんじゃないでしょか? ついでに言うと、分かりきった注文を復唱して、お客に「これでよろしいでしょうか?」なんて言うのは、サービスでも何でもない! (ファミレスのあれって、注文を間違えた時の責任をお客に押し付けてるような、或いはお客に注文の取りまとめをさせてるような感じがするのって、私だけでしょうかね?)必要な時だけ聞き返すのがサービスで、いつそれが必要な時かを教えるのが教育じゃないの?

こっちは○○うどんを早く食べたいだけなんだからネッ。

「うどんやさん」にミシュランの三ツ星フレンチのメトレのサービスは期待してませんが、だからってファミレスのマニュアルの真似をしなくてもいいんじゃないの?…というか、絶対に真似して欲しくないッ! 「一億総ファミレス化」なんて、考えるだに恐ろしくないですか?

そういえばそのファミレスで、最近ついに声を荒げてしまった。
時々行く近所で唯一のファミレスなのだけど、そこのおばさんウェイトレスさんたち、注文を復唱するのが全然恥ずかしくなさそうで、マニュアル通りにやることに一切疑問を抱いてないみたい。
でも今回声を荒げてしまったのは、その「注文の復唱」ではなくってですね、お皿の下げ方!
食べ終わるや否や、見張っていたかのようにやって来て「お下げしてよろしいでしょうか?」と言いつつ食器を下げて行く、あのやり方。それでいて、こっちが何か頼みたい時には、全然見てないくせに。

まあ「ファミレスだからしょうがないや」と半分諦めてるのだけど、でもどうも気になるのは、そのおばさんウェイトレスさんたちが、「お皿を早く下げるのはいい事だと確信してるように見える」事。そうする事が「いいサービス」で「テキパキとよく働いてる証し」、みたいな雰囲気が充満してるし…

食後の食器はいつ下げるのか? これは飲食店のサービスにおいて、かなりソフィスティケイテッドなポイントだと思うのですが、少なくとも、お客が箸を置くや否や現れて、ソソクサと片付けて行くっていうのは、お客に「早く帰れ」と言ってるようなもんじゃないですか? 「どうぞごゆっくり」と言うのが、いかにも口先だけのマニュアル用語に聞こえてしまう!?

で「そんなのはサービスでも何でもなく、むしろお客に対して失礼な事」なのだと、誰かが教えてあげなきゃいけないのかと思って(笑)、前から気になってたのですが、一々注意するのにもエネルギーがいるもんで、「お下げしてもよろしいでしょうか?」と言われる度に、不本意ながら黙って頷いてたのですね。

それが先日、ついに口に出して言ってしまいました。「いいえっ。ちょっと待って下さいっ」と、怒りのトーンで。
ガラガラの店内で、同席者たちは未だ食事中、そして私も一応箸は置いたけど、食器には未だ食べ物が残っている。一体何を根拠に、お皿を下げに来るのか? しかも「お客が食べ終わるのをちゃんと見ていて、素早く駆けつける私、サービスいいでしょう?」みたいなノリで来られたら、つい「あなた、それは違うわよ」って感じですね。

…でも考えてみると、こ~ゆ~事って、何も飲食店に勤めたり、サービスのイロハを習わなくっても、普通に育てば、ごく常識的に分かることですよね?

私だって別にそう教えられたわけではないけど、分かってるし…!?

…という事は、このファミレスの、おばさんウェイトレスさんたちの、問題は…何なのだろう?

(ついでに言うと、先のウェイトレスさん、定食のお盆に既にかけてた手を慌てて引っ込めて、「大変失礼しました」とかナントカ、早口でモゴモゴ言って、そそくさと帰って行きましたが、断られて慌てるくらいなら、せめて客の返事が終るまで、手を出さないで待ってりゃいいんじゃないでしょか?)
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# by peque-es | 2007-05-20 13:37 | Japón,Japan,Nippon..
たまにはね…
2007年 05月 17日
a0072316_1213276.jpg…っと載っけてみた、バンマツリの花の写真…

…なのですが…近い物体を撮る時はどうとか…ちゃんとマニュアル(デジカメの)を読まないとダメな事が分かった?

同じ木に、薄紫から白まで、色んな色合いの花が咲いてるように見えるとこが気に入ってる。

今日はお天気が悪いのがちょっと残念…ん? ウラノタケヤブ(ニタケタテカケタ)のタケは、繁り過ぎて、枯れ始めてるんじゃあないだろ~か?
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# by peque-es | 2007-05-17 12:29 | コーヒー・ブレーク
脱「バラエティー」…旧人類? 新人類? ??
2007年 05月 10日
入ったばかりのケーブル・テレビ(「チャンネル・オプション」)でナショナル・ジェオグラフィック(…どうでもいいけど、画面を見るとジオグラフィックって出てくる。ジェオ…っていうのはスパングリッシュかしらん?)にチャンネルを合わせると、人類誕生についての2時間ドキュメンタリーをやってたのでした。見たのは後半の1時間くらいですが…

脱「所謂バラエティ」という事で…いいミステリーのない時は、こ~ゆ~ドキュメンタリーも見るのです。

人類進化の系統樹みたいなのですね。実はこ~ゆ~の、嫌いじゃないのだ。でも逆に、そ~ゆ~の、あんまり好きじゃないという方の為に(?)、ど~ゆ~のか、ごくごく大雑把に説明しますと…昭和レトロの小学校では、「北京原人ジャワ原人が居て、それからネアンデルタール人が居て、それからホモ・サピエンス」というような、言ってみれば「一本道」の「人類の歴史」を習ったと思うのですが、最近では、「人類の系統樹には、実は色んな枝葉があって、もっと色んな「人類」が生まれて、そして消えていったのだった、しかもその内の幾つかは同時代に共存していたのだった」…という事になっておりまする。

昔読んだ本に「ルーシー」というのがあり、それは南アフリカで発掘された、当時「最古の人類?」と言われたアウストラロピテクスの骨格化石(?)発掘にまつわる話。それが発見された時、発掘現場に(?)ビートルズの ♪Lucy in the sk~~y with d~iamonds...という歌が流れていた事から、その「人骨」はルーシーと命名されたそうで…(…あれ? リンクを貼ろうとしてアマゾンで検索したのに、出て来ないではないですか? もしかして絶版? そんな事ってあるのだろうか??)

…手元の本を見ると、「1986年8月18日発行」…(…これって初版??)…3800円也(…こんなに高い本を買ったのか? 我ながら信じられん…)…株式会社どうぶつ社…やっと見つけた!…でもやっぱり(?)品切れだそうです。(…なんでやねん?)

今回、ナショナル・ジオの番組後半を見て分かったのは、この地球に現れて、そして消えていった人類の中には、巨人のようなゴライアスという種類や、逆に小人のようなホビットという種類があった…

…「今の人間の半分くらいの背丈しかなかった」ホビットって、一体いつ頃発見されたの?と思って探したら、2004年の Hot Wired Japan の記事でこ~ゆ~のが見つかりました。
 
…なるほどね、日本の地上波以外にチャンネル・オプションがなかった間の出来事だったのですね…というのも、スペインに居た頃、向こうのディスカバリー・チャンネルで、やはり「人類の歴史」みたいなシリーズを見た覚えがあるのです。多分帰国する直前の、2003年の前半頃ですが…それには未だホビットは出て来なかったのだ。

その時面白かったのは、例えば現人類の祖先達がヨーロッパに達して、ネアンデルタール人と遭遇する場面の再現。初期の現人類とネアンデルタール人を、いずれもメークした現在の人間が演じてたんですが、なんか不思議なロマンを掻き立てられるような、ワクワク感があった。

で上記ホビットですが、この人類も、ネアンデルタール人と同じく、現人類と同じ時代に共存していたらしい。インドネシアあたりで。そして、2つの人類は出遭っていた筈、つまりお互いを知っていた筈だ!という事です。

(…という事は…昔話の「巨人」や「小人」って、やっぱり実在した「異人類」の、遠い無意識の記憶なんじゃないですか?)

それにしても、「ホビット」で検索したら先ず出て来たのがウィキペディアの記述だったのだけど…日本のウィキペディアって、トールキンの童話に出てくるホビットについてしか書かれてないのよね…(…そりゃまあ、そっから名前をとって骨に命名した訳でしょうが…)

で何か関連した記事はないかと、「旧人類」と入れて検索してみたら、出て来たのがこれ…「旧人類(きゅうじんるい)とは1985年前後に登場した新しい価値観を与えた新人類と呼ばれた著名人に対して、昭和戦中以降生まれで1970年代前半から1980年代前半までに登場し各種のエリート的存在であり、若者たちの神々と呼ばれた著名人のこと…」

…あれ? 考古学や人類学の話じゃないですね? 日本の現代の、社会現象の話?(でも、所謂新人類に対して「旧人類」とは言わないって…!?!?!?)

どうも古人類と入れなくてはいけなかったらしい…でも、この記事、4年前の(スペインの)ディスカバリー・チャンネルと比べても、ちょっと内容が古いような…?

同じ時代に生きていた、ホビットと現人類の祖先なんですが、ホビットの方は絶滅してしまった。その理由は、火山の大噴火と、それに伴う地球上の気候の激変だったらしい。
でもその時、ホビットだけではなく、他の生物や他の人類たち、つまり現人類のご先祖さま達だって絶滅の危機に瀕したわけなので…実際、生き残った「現人類の祖先」は、なんと僅かに2000人だったらしい!

つまり今世界中に散らばってる(蔓延してる?)人類の遺伝子を分析すると、僅か2000人のご先祖さまに行き着くという事だそうです。なんか黒人だの白人だの、ヨーロッパだのアジアだの、或いは北だの南だのっていう次元じゃないよ…

…てかあ~た、旧人類だの新人類だのって、日本の20世紀末だけで、言ってる場合じゃ、ないんじゃ、ないですか?
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# by peque-es | 2007-05-10 01:36 | その他、色々、なんとなく…