エコバッグを使えない理由
2008年 04月 15日
a0072316_19585157.jpg上から順に、

車の定期点検で、何故かおまけに付いて来たエコバッグ、

スペインの生ハムを探しにいった、ちょっといいスーパーで、5000円以上買い物したら付いて来たエコバッグ、

そして上の2つの間に、近所のスーパーで、デザインが気に入って自ら購入したエコバッグ…

…3つもエコバッグがあるのに、何故か余り使えておりません。

どれも、スーパーの大きな袋に入る位の買い物ができるようなサイズで…特に一番下のはマチもたっぷりあって断面はほぼ正方形、おまけに中にもう一枚、はみ出した買い物を覆って上を絞れるようなあて布が付いている。つまりこの4倍(?)のボリュームが入るようになっている。素材は薄くて、しかも濡れても平気…とワザワザ400円出して買ったのに、ですよ…

で、何故だ? …と考えてみると…emoticon-0138-thinking.gif

食料品や日用品の買い出しに行くのは週に1,2回…
という事は、お財布や鍵、免許証などは、他のバッグに入ってる訳で…
それをいちいち入れ替えるのは面倒な訳で…
という事は、エコバッグは普段のバッグに入れて持ち歩けるようなのがいい訳で…
でも上の2つはごっついズック地(…なんて言う? 今どき…(・・?)で、嵩張り過ぎる訳で…

…そして要は、スーパーの大きなレジ袋はゴミ袋に使えるので、エコバッグで買い物しなくてもエコな訳で…emoticon-0108-speechless.gif

…それにひきかえ、中途半端な大きさのレジ袋は確かにエコじゃない、でも、量が少ない時はレジ袋がなくても、普段バッグ代わりに持ち歩いているリュックにそのまま入れてしまえる訳で…emoticon-0140-rofl.gif

それにしても去年の秋くらいから(?)、どこでもここでも一斉にエコバッグ…
近所のスーパーでも、レジ袋不要なら2円引きます…っとか…エコ・ポイントが5ポイント付きます…っとか…

…ンな事言いながらトマト2個(時には1個!)をトレイに乗っけて、ラップかけて売るのは、もういい加減やめたらど~よ?…っと思うのは、私だけですかね?…(・・?
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# by peque-es | 2008-04-15 20:54 | Japón,Japan,Nippon..
昔の味
2008年 04月 15日
a0072316_19451243.jpg…酸っぱくって味が濃~い、昔の味がした夏みかん…

地元の植木屋さんがやってる花屋の店先で、1個百円。ダンボール箱の中に、無造作に放り込まれた感じで置いてあった。

春の嵐が吹き荒れた日で、手には傘と荷物…2個しか買えなかったのが、イト、クヤシ!
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# by peque-es | 2008-04-15 20:53 | コーヒー・ブレーク
デジャヴュ?
2008年 04月 12日
…で前の写真のもう少し前、未だ寒かった頃に、こういう写真も撮ってたのでした。
a0072316_1862165.jpgこれはデジャヴュ? つまり既視感というか、ちょっとそういうものを覚えた夕陽の反射。

それが起こった時は、もっと強烈な陽がマンションの部屋に差し込んで来て、部屋の壁に物の影がくっきりと映る位だったのに…そして、今度起こったら絶対写真を撮ろうと決めてたのに、中々それが再現されないの…で或る日、ま、反射光だけでも撮っとくか…っと撮った写真。

マドリッドで最後に住んでたのは、
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# by peque-es | 2008-04-12 19:56 | その他、色々、なんとなく…
ドタバタしてるうちに…
2008年 04月 06日
…もう散ってますが…
a0072316_17231227.jpg

…少し前に

こういう写真を撮っていたのだった…先ず真下から…

…でも写ってない?emoticon-0108-speechless.gif



…少し離れてみる?

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…やっぱり見えない…





…更に遠景(↓)



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…やっぱりダメだった…(…って何が?)



実は、満開の桜の枝を飛び移る小鳥たちを撮ってたのでした…多分写らないとは思ったけれど、ダメ元で…emoticon-0140-rofl.gif


…何度か、そして色々な角度で(笑)トライはしたんだけどねー…まあ、黒っぽい地味な鳥だったので、曇りの日の逆光では、しろ~とにはちょっと無理でしたね。


a0072316_1731392.jpg…桜は普通に撮ったほうがいいという事ですね…

で、撮った写真の事を忘れてドタバタしていたのは、下の音楽を録音してたり、そしてこ~ゆ~表を作ってたり、してたからなのでした。emoticon-0140-rofl.gif

という訳で、最後にオマケの拡大図(↓)


…もう散ってしまいましたが(笑)
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…毎年最後は同じ木で終るような…(・・?
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# by peque-es | 2008-04-06 19:25 | コーヒー・ブレーク
テーマ・ミュージック?
2008年 03月 31日
≪ちょっとスペインの音色...& petitesmusiques≫に、「テーマ・ミュージック?」というのをアップしました。よかったら、ご試聴下さい。
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# by peque-es | 2008-03-31 14:00 | コーヒー・ブレーク
日本にもあったシエスタ・タイム!?
2008年 03月 16日
昭和37年の日本のデパートでは、従業員の健康の為に、12時から3時までの3時間、店を閉めてたそうだ。で店員はその間、昼寝をしたり、おしゃべりをしたりして、休んでた…というのを、ほぼ1週間前、チャンネルの通りすがり(?)に見て、忘れないように非公開でメモしてたのでした。何チャンネルだったかはメモってないけど、「昭和のデパート○○」というようなタイトルだったかも?

日本にもシエスタ・タイムがあったのか!? と、ちょっと感動したような、そして目からウロコ的気分?

シエスタ(siesta)というのは、スペイン語で「昼寝」の事。元々は、夏の暑い日中はできるだけ体を休めるという、昔からの生活の知恵だったと思うのですが、そのテレビ番組によると、日本のデパートがそんな勤務体制を採っていたのも、暑い夏の昼間は従業員の健康保持の為に…というような理由だったらしい。

で思ったのですが、当時はデパートといえども、冷房なんてなかったとか…??

昭和37年と言うと、未だ四国の田舎に住んでた小学生。その工場町には、2階建てのデパート(一応大丸)しかなく、そこに鳴り物入りで(?)エスカレーターが出来たのは、確か中一の時。エスカレーター開通(?)の翌日には、同級の男子生徒たちが、「あれ、逆向きに駆け上ると面白いゼ」みたいな事を言ってはしゃいでいた。

たま~に行く都会(大阪)のデパートがどんなだったか、非常に断片的なイメージしか残ってないし…それに考えてみると、行ったのはいつもお正月前後、つまり冬だったので、冷房があったのかどうか、分からない。
ちなみに大阪は経由地で、行き先は母の実家がある和歌山。一応県庁所在地なので四国の工場町に比べると大きなデパートがあったけれども、そこも食堂のBランチしか覚えてないし…

昔の日本の夏は今ほど暑くならなかったけれど、湿度の高い日本で、デパートのような密閉された構造で、仮に冷房がなかったとしたら、確かに夏の昼間はかなりキツかったかも…と思うのですが…

それにしても、お昼の3時間、従業員の健康の為に店を閉めるなんて、今の日本や日本人からは考えられない大らかさ、ではないですか? 

…もしかして昔の日本人は、ちょっとスペイン人みたいだった…とか?emoticon-0140-rofl.gif

でもスペインじゃ、個人商店はお昼(といっても午後2時頃)に閉めるところが多いが、そのかわり4時~5時頃に又開けて、後は8時頃までやっている。夏の間は午後は休みの店とか、バカンスで2週間~ひと月閉める店というのはあるけれど、一日の営業時間は8時間位。
デパートは夏も冬もなく、昼も閉めないので、一日の営業時間は10時間以上。
最近では大型スーパーやショッピング・モールの中の店など、デパート以外でも、昼休みに閉めないところ、が増えて来てるし…
会社などで夏だけ勤務時間が変るところは結構あるけれど、その分朝早く出勤したり、夏以外の勤務時間が長かったりするし…

日本のデパートは、昔は閉店が6時頃だったと思うのですが、昼間3時間閉めて、閉店時間はそのままだったりしたら、なんか丸得みたい??…でも1ヶ月のバカンスは取れなかっただろうから、トントンですかね?(…って何が?emoticon-0108-speechless.gif

最近昭和レトロとか、昭和は良かったとか、昭和が一種のブームになってるようですが、そういう昭和って、多分昭和30年代まで…と、個人的には感じている。東京オリンピックがひとつの区切り?

少し美化され過ぎて、それがある意味では貧しい時代だった事は、触れられないで置いとかれてる気がするけれど、確かにのどかで懐かしいものが色々あった。リアルタイムでそれを知らない若い人たちにとっては、一種の外国のようなものかも知れない。

当時住んでた木造の古い社宅は、夜になると天井裏をネズミが走る音が聞こえ、雨の日には雨漏りがし、台風が来るという度に、親は雨戸を、木で打ち付けて留めていた記憶がある。
昔のおくどさんが勝手口の外に付いていて、電気釜が現れるまでは、実際に使っていたような気もする。

…で、昭和レトロについて色々考えている内に、初めて行った頃のスペインは、ある意味でスペインの昭和だった?…というような気がして来た…フランコの死後と日本の戦後が、一部重なるような気もするし?emoticon-0138-thinking.gif…という事はつまり、昭和を2度生きたラッキーな人生…ですかね?
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# by peque-es | 2008-03-16 20:08 | その他、色々、なんとなく…
「知らない」事を知ってる事
2008年 03月 09日
新カテゴリー≪日本標準、世界標準≫の第二弾は「お釣り」の話になる予定、だったのですが、昨日(8日)の朝のテレビ(NHKの「課外授業 ようこそ先輩」)で、第一弾で言いたかった事と重なる部分のある事をやってたので、ちょっと寄り道(?)。

番組では、戸井十月さんという人が、母校(?)の小学校で、子供達にある課外授業をする。

先ず前置きとして、
世界には色んな国があって、色んな人がいるけれど、みんなお互いの事を知らない。そしてあちこちで戦争してたりするけれど、戦争というのは、相手の事を知らないから起こるのだ…

というような話をして、子供たちに外国の人と会って、話を聞いて、写真を撮って来る、という課題を与える。詳細は省きますが、子供たち、写真は撮れても中々話が聞けなかったり、色々試行錯誤しながら、グループ毎に課題をやってく訳です。

住民の3割が外国人だという新宿の大久保、そこにあるこの小学校では、クラスにも5人外国人の生徒がいる。そういう環境にいる子供達でも、事前アンケートでは、外国人に対して「どこかコワい」というイメージを抱いている生徒が多かったそうだ。

で番組のメッセージとしては、知らないという事が一番恐ろしく、恥ずべき事なのだという、「知る事の大切さ」のような事が語られておりましたが、≪ちょっとスペイン≫のメッセージとしては(笑)それにもう少し付け加えたいのですね。

何かを知る為には、自分が今「それを知らない」という事に気が付かなくてはいけない…という事です。で、「日本標準、世界標準」の第一弾で言いたかったのは、今の日本では、その自覚のようなものが薄れているのではないか? それって心理的な鎖国状態、みたいなものではないか? …というような事だったのだ…という事が、タイムリーな番組のお陰でまとまりました。

スペインの諺に、「自分が知らない事(は何か)を知ってる者が、本当に知ってる者」…El que sabe lo que no sabe, es el que verdaderamente sabe…っというのがある。

(これは≪スペイン語ひとくち知識≫のサブ・タイトル(?)にも使った諺で、その最初の記事「違いの分かる人の…」にも出て来ますが、内容は本題とは関係なく、スペイン語のちょっと専門的な話なので、そういうのに興味のある方だけ、お読み下さい。)

…そういえば日本にも、ありますね…「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」…とか!…ちょっと違う?…けど似てる??emoticon-0138-thinking.gif

「知らない」ものは恐怖を与える事がある。
何かを「知らなかった」と知るのは、あんまり嬉しくない時がある。
「知らない」と知っていても、それを認めるのが嫌な事もある。
でも『「知らない」事を知った』時、人の心はひとつ大きくなり、そうやって少しづつ、「自分とは異質なもの」が「受け入れられる」ようになるんじゃなかろうか? などなど思う。
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# by peque-es | 2008-03-09 13:13 | Japón,Japan,Nippon..
エレベーターの「閉」のボタン
2008年 03月 05日
「5年目の日本」で、エレベーターの「閉」のボタンについての「注」を追記していて、更に思い出した事があるので、別記事。

本題に入る前に、この記事に春巻さんと yokocan さんに頂いたコメントから、アメリカやトルコのエレベーターにも「閉のボタンがある」という事が分かった。戦後日本はアメリカをお手本にして来た(せざるを得なかった?)事、そしてトルコが「日本の明治維新をお手本にする」と、言ってたような気がする事、などを考え合わせると、非常に興味深いです。この際、他の国のエレベーターについても知りたいもんです。ヨーロッパ(…と言っても知ってる国は限られてますが…)にはなかったと思うけど、例えばニュージーランド、中国、インド、ケニア、メキシコ…なんて国のエレベーターには、「閉」のボタンがあるのかないのか?

これは少し前に思いついた「日本標準、世界標準」というカテゴリーの記事が書けそうになって来たので、新カテゴリー創設。
実は「日本標準、世界標準」の第一弾は、「お釣り」に対する考え方の違い、のような話を書くつもりだったのですが、それは第二弾(?)になる予定。
新カテゴリーの意味は、日本人が「標準」と思っている事でも、世界に出ると必ずしもそうではない、というような事になる予定。
更に、日本人が「これが日本の標準だ」と思っていても、必ずしも昔からそうではないのでは? というような事についても書く予定。
更に更に、日本人は「外国から来たものだから、これは『世界標準』だろう」と思っていると、全然違ってるんでは? というような事についても書く予定。

…全て、あくまでも予定…です。

さて、記憶がかなりオボロゲながら、上の追記を書いている内に、日本のエレベーターも昔は「閉」のボタンなんてなかったのでは?…というような気がし始めた。

地方都市に住んでいた子供の頃、市内にエレベーターというものがあったかどうか、覚えていない。たまに大都市のデパートなどに行っても、エレベーターのボタンを自分で押す機会はなかったし…エレベーター・ガール、っていうのが居たのよね…あれもやっぱり、スペインに住んでた間になくなった気がするな…

で昭和40年代の終り~50年代の前半位にかけては、職場があった東京のオフィス・ビル等で、自分で行き先階のボタンを押すエレベーターを経験してるのですが、それに「閉」のボタンが付いていたかどうか、記憶が定かでない。

なのに何故、「昔は閉のボタンがなかった」ような気がするか?というと、あれは日本特有のものだったという感覚があるから…なのだ。
多分20代の頃に、「こんなの、日本だけだよ、日本人、何でそんなにアクセクするのか!」というようなコメントを、新聞などで一度ならず目にした気がするのだ。
そしてそれは、それまでなかった「閉」のボタンが、その頃現れたからではなかったか??emoticon-0138-thinking.gif…と思うのだ。
 
これは多分、当時エレベーターがあった都会のビルで、既に十年位(?)仕事をしていたような、少し年上の人に聞いてみないと、分からない。

で、前の記事でも引用した昔の記事やコメントを読み返していて、そ~か、今の若い人(?)にとっては、エレベーターに「閉」のボタンが付いているのは当たり前で、それが日本だけかもしれないというような感覚はないのだ! と気がついたのですね。

スペインに行ってる間に日本のエレベーターは更に進化(?)したらしく、最近のは行き先階を押すとすぐドアが閉まるように出来てるみたいだ…という事に気づいてから、全員(?)が乗り終るまで行き先階を押さないで待つようにしていたら、ある時妹と一緒に外出した際、後から入って来た妹に、「こういう時は先ず行き先のボタンを押して、それから「開」のボタンを押して待っているもの」だと言われ、暫し愕然。そんな事、頭をよぎった事もなかったのですね。

前述の追記にも書いたように、スペインのエレベーターには「閉」のボタンなどないので、ある階に止まってドアが開いたら、一定時間経つと自動的に閉まるという仕組み。人が出入りするのはセンサーで感知しているので、誰も出入りしなくなって一定時間が経過したら、というような仕組みなのかも知れない。
その間に、ちょっと離れた所から駆けて来る人、カートなどを入れようとして、或いは子供連れや老人で遅れる人が居たら、中に居る人が「開」のボタンを押して待ってあげる、という事ですね。

余談ながら「閉」と「開」のボタンが並んでると、慌てて押そうとする時に手が彷徨ってしまい、開けてあげるつもりが閉めてしまった…という事も多い気がするのですが…

日本では当たり前の事が、世界に出ると必ずしもそうではないと言うと、そんな事、充分分かってると思うかも知れませんが、人間、自分が「当たり前」と思っている事には疑問が湧かないものなので、意外に気づいていない事も多い…自分自身、日本のエレベーターの正しい乗り方(?)が、日本に帰ってから4年以上も、頭をよぎった事さえなかった、という事実からも、それは明らかです。emoticon-0140-rofl.gif

全てを知る事は、所詮ひとりの人間には不可能。
でも自分の知っている事が「殆ど全て」だと思うのと、世界にはまだまだ自分の知らない事があると思うのでは、大きな違いがある。

だから「日本標準」と「世界標準」、どっちがいいか? という問題ではなく、世界には別の標準=違う価値観があると知る事が大事、と言いたいのです。

最近の日本では、「日本標準」は「世界標準」ではないという感覚が、昔より薄れているような気がする。
言い換えると、「日本標準」に対する疑問符が、昔より確実に少なくなっているという感じ。
これは日本が経済大国となったので、自信が増したという事か? と思いますが、イメージ的な「日本の良さ」みたいなものだけがやたら広まり、本当の日本の良さがどんどん消えて行ったり、少なくなったりしているにも係わらず、みんなしてそれを信じてる、みたいな感じ。

エレベーターの「閉」のボタンのように、20~30年くらい前には「これは日本だけ」、いわば「日本標準」だという自覚のようなものがあったのに、今の日本人は「それが世界標準」と何故か確信(?)してしまってるか、或いはそんな事は考えもしないという事が、色々ありそうな気がするのですね。

特に世界や他の国、他の文化への関心が少ない…というか、あっても、それはどうせ「海外の事」で、日本はこれでいいのだ…というような心理が働いているように見える事が、気になる。例え海外に出ても、「日本標準」を基準にして海外を見てるような…ってまあ、それは仕方のない事なのだけど、なんかモドカシイのよね。日本が鎖国から抜け出して100年以上、ひと昔前と比べても海外に行く人が格段に増えたにも係わらず、鎖国的メンタリティ…のようなものは昔のままか、時には昔より強い感じがするっていうのは…

日本は四方を海に囲まれた島国で、元々異文化に触れる機会が少ない。
大陸にある国々のように、国境をせめぎあって来た歴史もない。
これは「世界は色々」という事を体の芯で学ぶには、大きなハンディですね?

でも、世界には色んな標準があるという事を学ぼうとしない、又学ぶ機会が限られた社会は、非常に不安…

…それは所詮、鎖国社会と同じなのではないか? そして、「他の価値観」を知らない国民は、同じ国の中でも微妙に異なる価値観を受け入れにくく、無意識の内に、自分とは違う人間を排斥したり、抑圧したりしてしまうのでは? という気がするから…?

2008年8月9日: カテゴリー≪日本標準、世界標準≫は≪Japóm, Japan, Nippon≫に統一し、タグとしました。
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# by peque-es | 2008-03-05 17:43 | Japón,Japan,Nippon..
エストール
2008年 03月 02日
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百円ショップで見つけたロール・カーテン&別売の部品(それぞれ100円)



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                 →
スペインで自作した2代目のストール(スペイン語式に発音するとエストール)の中の1枚

…を組み合わせたら、ある場所に掛けるストールが作れるのではないか? と思いつき、上記購入して実行。
a0072316_19363992.jpg
←これは布の一部拡大(? 写真は縮小ですが…)。縫い目の裏は右下のようになっていて、グラスファイバー製の棒を通す筒状の布と、ストールを引っ張り上げるための紐を通す輪っかを付けてある。でもグラスファイバーの棒、日本では見た事ないなあ、何で代用しようか…と思っているうちに…
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…でもキレを持って帰ったんなら、棒も持って帰ったんではなかったか?と思い始め…
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…あった! 未だ運送屋のテープが付いたまま、仕舞ってあった!

ヨクゾ持って帰ったものよ、そしてヨクゾそれを思い出したものよと、暫しひとりで感動し…a0072316_1938114.jpg

    
…でも一緒にテープで留めた鉄のバー →

…タペストリー風のハギレ(?)を壁に掛けるためにワザワザ買って持って帰ったのに、今の家にはそれを付けられる壁がないのよね…
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…ちなみにその部品も持って帰った筈だけど、どこに仕舞ったっけか? と探して、
 
←あった、これこれ…とちょっと脱線し…
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100円のロールカーテンに戻って、プラスチックのバーの端を引っ張ってみると、思った通り蓋(?)が外れ、布を引っ張り出す事ができる…

なるほど、こういう仕組みねっと…

a0072316_19573832.jpgロールカーテンの端に縫い付けてある厚紙様の物の代わりに使える物はないかと、ここで又100円ショップに戻る。(余談ながら、日本は百円ショップ、充実してます…商店街の代わり?)

← でゲットした竹ひご(?)をスペインの布の端に縫い付けて、見事成功!emoticon-0116-evilgrin.gif 元の生地より厚いので、最初挟み込むのにちょっと苦労しましたが!

a0072316_20134531.jpg

     完成図 →


  リビングから台所への入口。

台所は玄関を入った所からも入れるようになっていて、そこにはスライド式のドアが付いてるのですが、こっちかわには何もなかったのよね。

リビングの暖房効率が、これで少しは良くなるか??

あとは来客時の目隠し用…

a0072316_19405695.jpg半分引き揚げるとこうなる。

グラスファイバーの棒は、こうやって生地が拠れたり歪んだりしないで、タックを取りながら(?)巻上げられる為に通す。スペインではデパートやホームセンターなど、インテリアやカーテンを扱ってるところで、ストール用の部品や棒も買える。
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…ちょっと微調整すべき所が残っておりますが… →

元々微妙に長過ぎて、生地の巾一杯一杯だった棒が…生地が洗濯で更に縮んでしまったのだ…って、サッサと棒を切って直せばいいのですが、暫く、このまま放って置きそうな予感。


…但し問題がひとつ…
百円ショップの部品の仕組みだと、リビング側からはストールを引っ張り上げられない。強引に手を回して紐を引っ張ったり、或いはカーテンのように押し開けたりも、できなくはないけれど…まあ取りあえず数歩歩いて、台所に入る時は玄関側からにしますか?emoticon-0140-rofl.gif

a0072316_20344165.jpg

…で、100円のロールカーテンの生地は、又いつか、何か思いついた時に使えるかも知れないので、とりあえず置いておく…っと。
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# by peque-es | 2008-03-02 21:16 | コーヒー・ブレーク
5年目の日本
2008年 03月 02日
スペインに住んでた間、つまり「日本を留守にしていた間に起こった事」というのがあるのですね。
2003年にスペインから帰って来た時に受けた、色々なカルチャー・ショック
その間時々帰って来てはいたものの、住んでみると一時の帰国旅行では気が付かなかった事が見えて来る。これは逆の場合も又真なりで、観光旅行に行って分かるスペイン、仕事で行ってみて分かるスペイン、一年住んで分かるスペイン、5年住んで分かるスペイン、そして20年住んでや~っと分かるスペインや、未だ分かってないスペインもある訳です。

スペインから帰って一年目、日本はなんか20年前と同じ、というか、スペインの20年間に比べて社会の変化が少な過ぎるではないか? 「なんで?」…と思っていたら、「失われた10年」という言葉を教えてくれた人があり…

で日本に帰って来て5年目の最近、「前川レポート」というものがあった事を知ったのですが…
これは「日本経済は内需中心で行く」という方針を打ち出したものだったそうで(…少なくともそう聞こえた…)
…日本の○○は高いと言われても、それしか知らないとピンと来ないのは当然で、そういう事をよく言う≪ちょっとスペイン≫は、もしかするとケチと思われており、そしてそれは一部(?)当っておりますが…emoticon-0140-rofl.gif
日本のビジネスやマスコミ、その他色々な局面で感じる、日本の消費者は海外の事情や値段を知らな過ぎるんじゃないだろうか? そしてそれは生産者や企業が、国内市場に頼りすぎて、「国内市場を取り込もう」としてるからじゃないだろうか? というような漠然とした陰謀疑惑(?)に対して、それは国が公にそう決めてやって来たんだから当然じゃないか、そんな事も知らなかったのか!と言われた気分。

社会科系学問に弱く、且つ不勉強なのは事実ですが…

でネットで検索してみたら、この「前川レポート」、「内需拡大、市場開放、金融自由化」というような事を柱にしていたらしい…でも「内需拡大」と「市場開放」って、どっか矛盾してない??? (・・?

とにかくこれって、過去20年に渡って、日本の消費者は外国のモノよりも日本のモノを買うように、そして生産者や企業は外国向けのモノより日本向けのモノを作るように、指導されて来たって事ッスか?
そしてその結果が、「日本は食糧自給率が40%で先進国中最低」だったり、工業製品などでも国際競争力が落ちて、中国や韓国に押されてる(多分?)訳ですか??

で、この前川レポート、20年前のものだって言うじゃないですか?
という事は、今の30代位までの人は、そうじゃない経済を知らない事になり…

少し前に「ゆとり教育の見直し」というニュースをやってたけれど、それを聞いた時に感じたのは、「でも、そのゆとり教育で育った世代が、既に親であり、先生である…そして、それ以前の教育がマズイという反省があったからこそ「ゆとり教育」が生まれた訳で…小学校から「ゆとり教育」で育った人たちに、そうでない教育の仕方を教えるのは、誰なんでしょう?」という事。

そういえば「差別用語の自主規制」も、スペインに住んでた間に始まってるし…

他にも色んな現象が、この間に起こったか、加速したような…そして全然違う分野で起こっているそれらの現象が、どっか深いところで全部繋がっているんじゃないかという気が、ず~っとしているのだけれど…(例えば、家は新建材に覆われ、商店街は廃れ、地方は疲弊し、イジメが増え、産婦人科医が少なくなり、テレビ番組から外国物が消えてバラエティばっかりになり…??? 産婦人科医は余り関係ないかも…(・・;)

で突然話は世界に飛びますが、例えば「ベルリンの壁崩壊」なんていうのも、スペインに住んでた間に起こった訳ですね。
その頃から、昭和レトロの小学校で習った世界地図は、どんどん塗り替えられて行き、子供の頃、得意になって覚えた世界の国の名前だとか、国旗の柄だとか、一体何の為に覚えたのか? もうフォローしてられへんっ、いつか世界が落ち着いたところで新しい世界地図を買って、又復習(?)するから…と思っていたのが、こないだ、ふと気づいた。
もしかして、世界地図はどんどん塗り替えられる方が当たり前なのではないか? むしろ歴史の中では、「地図で塗り分けられた状態が続く」という事の方が稀なんじゃないだろうか? と。

むかぁし習った世界史を思い出してみても、国なんていう概念が生まれたのは比較的最近。ヨーロッパの国の国境なんて、昔っからバンバン変わって来たのよね?
でもそんな風に国境がコロコロ変るのは、何故か「歴史の中だけ」、つまり過去の事だと思っていた。という事は、たまたまその頃は「安定期」だったというだけなのに、それが「あたかも恒久に続く」状態であるかのように学んだ事の方がおかしかったのではないか? と。

そしたら、社会科系に弱いのを少しでも補おうとメルマガ購読している「田中宇の世界ニュース解説」、その「タイミングの悪いコソボ独立」という記事の最後の方に、「…コソボ独立を機に、第一次大戦で作られた世界体制が解体される…」という一節があり、

…そ~か、小学校で習った世界地図は、言ってみれば、「第一次大戦で作られた」世界地図だったのね? と納得した気分になった。

このメルマガ、折角定期購読しているのに、以前にも書いたように、長~い記事が次から次へと送られて来るので、実際は10本に1本読むかどうか、それもざざ~っと目を通す程度、なのですが、少し前にざざ~っと目を通した「イギリスの凋落」という記事にはもうひとつ、「明治維新前に戻る日本」という衝撃的な(?)一節があった。

日本は何だかオカシイと思う時、でもこれは、一体いつ頃からこうなって来たのだろう? と考えると、よく分からない。日本を留守にして居た間に始まった事でも、それはその前から続いて来た何かの結果なのかもしれない…と思う訳ですね。
何かが起こり始めたのは、バブルが崩壊したからだけではないのじゃないのか?という事。
むしろバブルが始まった頃から、或いはその前の高度経済成長時代から引っ張って来てるモノがあるんじゃないだろうか? それとも戦後からとか、もしくは戦前からとか、もっと、ず~っと遡って明治維新から…だったりもするのか?

…だとすると、この際「明治維新」からやり直すのもいいかも? とも思いますが…でも鎖国は困る!emoticon-0145-shake.gif…んですが。

一見国際化された今も、色んな場面で鎖国的メンタリティを感じてしまう日本。
田中氏の記事にも書かれているように、江戸時代の日本は「必ずしも暗黒の嫌な社会ではなかったので、明治維新前に戻ることは、日本人にとって苦しいことではない」のだろう。むしろラクな事かも知れない。そして鎖国時代の日本人は、もしかすると今より幸せだったかもしれない。でもそれは、鎖国日本は、その中では幸せでないという感情を、抑えつけたり締め出したりする事によって成り立っていたという事なのでは?
…そしてその間に、世界はどんどん変わって行って、或る日黒船がやって来たのでは?

とまあ、ちょっと飛躍(?)しましたが、5年目にしてやっと、例えばエレベーターで閉のボタンを押すのは、必ずしも日本人がみんな数秒を争ってアクセクしてるからではなく、「最後に乗って来た人が、中で待ってた人に対するエチケットとしてやる」場合もある?…という事が分かって来た…(・・;)

でもそれにしてもやっぱりおかしいよ、と思ってしまう。だって、1分も遅れる訳ではないのに、乗って来ようとする人がいれば、閉まりかけたドアを開けてでも、待ってあげるのは当然じゃないですか?
そんな当たり前の事に気を遣わなきゃいけない日本は、ちょっと窮屈じゃないですか?
…だからやっぱり、エレベーターの閉のボタンは絶対押さない事にしているのだ。
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あの時代のスペインに、あの時代の日本から行った、そしてこの時代の日本に帰って来たという事は、やっぱり唯一無二に近い体験だったと思う。その視点は、そう簡単には変わらない。
但し、同じような体験をした人が少ないという事は、理解されにくい(?)体験だったり視点だったりする訳で、うまく説明できないで、つい表現が屈折してしまう。
これは開き直って、できるだけストレートに書くっきゃないか…と思いつつありますが、それでも修正ばっかりしてしまう(…例えばこの部分、とか!…)のは、要は自分自身未だ分かってないからか?…(・・;)…などなど思う、今日この頃。

この記事を書いている途中で、ck-photo さんがタイムリーな地図を載っけて下さったので、ここに引用させて頂きます。今はこうやって、ネットで色々調べられるようになったので、新しい世界地図はもう買う事がなさそう?

追記: 上の青字に変えた部分、注が必要だった事に気づいた。ので、以下、「注」です。

スペインのエレベーターには閉のボタンはない。(…日本以外で、エレベーターに閉のボタンがある国って、あるんでしょうか?)
乗ったら行きたい階のボタンを押して、一定時間経って自動的にドアが閉まるまで待つだけです。で閉まりかけたドアを開ける「開」のボタンはあり、誰かが挟まれそうになったり、急いで乗って来ようとする人が見えれば、ボタンの近くに居る人が開のボタンを押す。
乗って来た人は「ありがとう」(Gracias)と言い、それに対しては「どういたしまして」(De nada-何でもありません)と答えるのが普通です。
エレベーターについて、他にも面白いディテールがある事に今気づいたのですが、長くなるので又別記事にします。(2008年3月3日)
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# by peque-es | 2008-03-02 19:45 | Japón,Japan,Nippon..
日本経済の駐車場コスト
2008年 02月 26日
スペインから帰って来た直後、日本の銀行に行くと、やたらと従業員が多い気がした。窓口やATMコーナーは余りにも無防備だし、何だかその「遅れた雰囲気」にショックを受けた。
暫くすると日本の銀行には「失われた10年」というものが存在した事が分かった。
最近では、支店の従業員の数も少し減ったような気がするし、各銀行とも合理化に色々努力している最中なんでしょうか?

でマイ・バンク、クレジット・カードの使用明細と一緒に、毎月色んな宣伝を送って来る。中に、○○保険を申し込まれた方に、障害保険を無料でプレゼント、というようなのがあり、でもよく読んでみるとその額は50万…だったか…(…ビラ捨ててしまったもんで、分からなくなった…(・・;)

ウソでしょ? スペインの銀行は、給与を自動振込みにするだけで、確か1500万円位の障害保険が付いて来たゾ、VISAのゴールド・カードも付いて来たゾ! 日本の銀行、幾らなんでもシケ過ぎてないか?と思ったのですが…

ここいらの新興住宅地では、各銀行の支店、その殆どが駐車場を持っている。マドリッドみたいに1ブロックに必ずひとつは銀行がある()ような街ならともかく、この辺じゃ徒歩15分圏内にマイ・バンクがあればいい方? そして道路には、マドリッドのような路駐スペースはないのだから、当然と言えば当然の話なのですが…

で、自前の駐車場がない駅周辺の支店などでは、別途「お客さま用」の駐車場を借りることになるのですね。
例えばオトナリの駅前にある某銀行の支店では、近くのコイン・パーキングのサービス券を出してくれる。でも駐車券のサービスって、銀行に融資の相談に来る人とか、多額の投資商品を契約する人が対象だろうと思っていたら、聞いてみると、ATMを使うだけでも貰えるんだってサ!
…でも、そこにはATMが20台くらいも並んでる自動サービス・コーナーがあるんだけれど…仮に5千円の振込みを1件するだけでも、300円の駐車券が出る?…これって割に合うんだろうか…(・・?

まあ、同系列の会社の駐車場を安く借りてる…なんて事もあるのかも知れないけれど…(・・?

でも仮に、自前の駐車場があったとしてもそれは、スペインの銀行だったら「考えなくてもいいスペース」を考慮に入れて建物を作らなくてはいけないという事であり…

「路駐が普通」のスペインの銀行には、こういうコストは要らない訳で、考えてみると日本の銀行って、スペインの銀行に比べて大きなハンディを背負ってるのかも…などと、つくづく考えたのでした。

銀行だけではない。近所のスーパー、ファミレス、コンビニ、ラーメン屋…日本の住宅地では、どんな商売をするにも「駐車場」が要る。
もしかして「路駐スペース」がないという事は、日本経済にとって、路駐スペースのある国では必要のないコストがかかっているという事にならないだろうか??

他にも、道幅の狭さ、その他インフラの問題が、余分なコストを生み出していると思う事が結構ある。例えば道路の補修、ガスや電気の工事、マンションの建設や家の建て直し、そういう事がある度に、片側一車線でかつかつ対抗してるこの辺りでは、交通整理をする係の人を雇わずには出来ない、のであります。
…で、行け行けって身振りで、「でも向こうから車来てるよ、見てないけどいいの?」というような交通整理をしてくれる「係の人」、結構居たりして…?

最近騒がれていた、道路税のナンタラカンタラというの(…すみません、不勉強で、正確な名前知りません…)、ある議員が国会での質問に持ち出した統計を見ていると、日本は諸外国に比べて「その他の道」というのが、圧倒的に多かった。これは高速道路とか、国道級とか、そういうような分け方をして、それぞれが全国で何キロメートルあるか?というような表だったんですが、その他の道って、要はこの辺の道のようなのを言うのだろうか?…(・・?
こういう道、きっと日本中あちこちにあるもんね?
道幅が狭く、歩道もないか、あっても超オソマツ、街灯は暗く、電信柱があちこちに突っ立っていて、時に意味のないガードレールなどが付いている、そんな道?
車社会にも、高齢化社会にも対応していない、日本の住宅地の道…

どういう財源を、どういう事に充てようと審議してるのか知りませんが、新しく道路を建設して「道路の長さを増やす」のではなく、「その他の道」の道幅を何とかして、歩道や街灯なども整備する事を考えている政治家はいるのだろうか? と思ったりして…emoticon-0138-thinking.gif

)注: スペインでは、税法上の優遇措置なども関係していたらしいのですが、銀行の支店の数が実に多い。最初にスペインに行った時、同居のアメリカ人女性に、「店などを壊して改築してるところがあったら、その後に出来るのは先ず、バールか銀行よ」と言われて、ふ~んと思ったものですが、その後見てると、ほんとにそうなのだ!
で、新しく開発される区域などでも、地上階の商業用スペースに先ず入るのが銀行とバール。住民が入る前に生活にとってバイタルなサービスが揃う感じで、結構いいな~、と思うんですが!?emoticon-0100-smile.gif
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# by peque-es | 2008-02-26 21:09 | 街、家、道…
Pescado a la plancha (スペイン風焼き魚?)
2008年 02月 26日
a0072316_13135198.jpgこれは厳密に言うと「焼き魚」ではなく、フライパンに油を垂らして焼いた魚。スペイン語だと a la plancha (ア・ラ・ランチャ)…plancha はここでは鉄板の事なので、要は鉄板焼きですね。emoticon-0100-smile.gif

でもスペインにも「焼き魚はある。「a la parrilla」と言って、炭火焼のようなもんですが、普通の家で炭火焼は、ちょっと難しい。日本の魚焼き器のような調理用具は、スペインにはないのですね。で家庭での魚の食べ方で一般的なのは、揚げる、炒める、茹でる…(あれ? 結構あるな~…更に、boquerrones a la vinagre のように生でマリネのようにするのもあるし、それから炒めたり揚げたりした他の物と一緒に煮込むというのも…それにオーブンで焼くっていうのもあるじゃあないか…)

…挿入句が長くなって来た(・・;)ので、一挙に結論(?)に飛ぶ事にする。

事ほど左様に、色々ある魚の食べ方、それはつまり、スペインが日本と同じく、「魚介類を沢山食べる国」だからですね。ところがさ、魚の国日本でスペイン風の焼き魚を食べようと思ったら、それが以外に難しいのよ…というお話。

それは何故か?
築地の魚市場にでも行けば別かもしれないけれど、近所のスーパーのオサカナたち、ちっちゃい切り身やお刺身、或いはお刺身用のサクになってるのが圧倒的に多く、それでは、スペインのあのど~んと言う焼き魚の醍醐味を味わえないのである…emoticon-0101-sadsmile.gif

スペインの焼き魚は、お皿に乗るサイズの魚なら一匹丸ごと(…と言っても、オカシラ付きではない)か、大きな魚の場合は切り身ですが、その切り身が日本のに比べると、かなり大きい!のであります。

で例えば、カツオの胴体丸ごと、厚み2,3cm位の輪切りにしたのを、じゅ~じゅ~言わせて焼いて、それを切り分けて食べる…という雰囲気は、日本の懐石用(?)の切り身では出せないのでありますね…下線部の食べ方は、あるスペイン女性に教わったものですが、ニンニクを楔形に切ってカツオの身のあちこちに差し込んで、あとは塩と油、時間をかけて焼くだけ。こうするとニンニクが焦げないのである。
でも日本の小さな切り身じゃ、ニンニクの楔を打ち込む余地がないのだ…emoticon-0125-mmm.gif

a0072316_2320304.jpg中で比較的大きい切り身を見かけるのが、このカジキ! でもこの時は、この切り身を見つけて、スカサズ買って来たのはいいけれど、パセリがなかった…これはニンニクとパセリで風味をつける事が多い。スペインでもこのカジキ(emperador と言う事が多いが、emperador と言って別の魚が出て来るところもあり、でもそれはもう少し白くて、別のところでは pez espada という名前で出て来る魚だったりする事もあり…まあ、日本でも同じ魚を時期によって別の名前で呼んだり、地方によって名前が違ったりする事はありますが…)

又しても挿入句が長くなりましたが、要はこの魚、スペインでも、安い定食屋などでは、結構薄い(でも面積は広い)切り身で出て来たりする。…ので、まあまあ感じ出てるんですが…

a0072316_13264599.jpgやっぱりパセリがあった方が感じ出るかも…と思って最近やり直したのが、こちら→

肝心のパセリがなんんとなく固まっておりますが、これはパセリの調達と、比較的大きいカジキの切り身の調達に2週間以上の時間差があったからで…(・・;)

或る日、おぉっ、生きのいいパセリが出てる、とりあえず買っとこ…と思い、
一度には使い切れない量だったので、萎れる前に洗って、刻んでから冷凍しとこうと思い、
日々他の食材を出す時に、冷蔵庫を開けるとパセリが見える。で「そうだ、これを刻んで冷凍しておかねば」と思うのに、閉めると忘れてしまい…(・・;)
そうする内に1日、2日と過ぎて行き…(・・;)(・・;)
うむ、これはもう冷凍室に入れないと、折角のパセリがムダになる、この際このまま入れてしまおう…と袋ごと冷凍庫に入れていたのを…

或る日、このカジキの切り身、結構良いかも…それにお買い得?…と思い、
でもその日は別のオカズにしたのでとりあえず冷凍しておき…
その2,3日後に、今日のオカズはカジキに決定!っと思い…

…カジキの切り身を焼き始めてから思い出したのよね…(・・;)(・・;)(・・;)

そうだ! 冷凍パセリがあったじゃないか! 乾燥パセリじゃなくてアレを使おう!
と思いついて、パリパリに凍ったパセリの枝をもいで、洗ってなかったので簡単に振り洗いして、それをみじん切りにして、取り急ぎ振りかけたら…こ~なったである。emoticon-0107-sweating.gif

尚この切り身は120gほどありましたが、、面積(?)は小さめで、お皿に乗っけると、こんな感じ…a0072316_1342206.jpg
…量は同じ位かも知れないけれど、やっぱり上の、面積の大きい方がスペインっぽく見える…

で話が後先になりましたが、今まで色々やった中で、一番「ど~ん」という感じを出せたのが、最初に載っけた写真だったのだ。
…が実はこれは……赤魚の干物だったのである。emoticon-0140-rofl.gif

一般にスペインの魚は、日本で売ってるものより魚臭くない。これは何故なのか?といつも思ってるんですが、新鮮なまま干された(?)干物を使ってみるのも一手かも?と思って、生干し(?)っぽい赤魚の開きを見つけて、試してみたのだった。
赤魚の干物(…ニンニクが少々焦げておりますが、そしてパセリは乾燥ですが…)、アッサリしていて肉厚で、身も締まっていて(…干物だからね!emoticon-0136-giggle.gif)中々感じが出ておりました。emoticon-0100-smile.gif 
でもこれってシーズンが限られてるようで…日本でスペイン風焼き魚を食べるのは、食材ゲットのタイミングが色々と難しい…のだった。

ちなみに、日本では非常に普及してる「干物」という食べ方、スペインでは一般的ではない。でも、ある日本人に聞いたところによると、海辺の町で、朝市のようなところで魚を売ってた漁師のオカミサン(?)、売れ残った魚をその場で処理して、半干しにして持って帰ったそうな。
昔からの保存の知恵なのでしょう。
最初に書いた炭火焼、そして鉄板焼きなども、海辺の観光地などに行くと、結構安くて、色んなオサカナがた~っぷり食べられるお店があったりします。そういう所に行く機会があったら、是非お試しあれ。目印は現地の人、つまりスペイン人がいっぱい入ってる店!emoticon-0105-wink.gif

ところで日本のオサカナ屋さん、どうして「解凍」して売るんスかね?
スペインでは冷凍パックになった魚介類を、ごく普通に売っていて、結構便利です。
メルルーサの切り身の冷凍パックとか、フライ用に衣を付けた状態で冷凍されてるのもある。
でも日本では、圧倒的に解凍してから売ってるのが多いみたい…
 
一度解凍したものを又冷凍すると、品質が落ちるそうで、毎日買い物に行く訳ではないので、冷凍できない食材、つまり「解凍」の表示のあるものは買わないようにしてるんですが…
それに解凍の切り身って、身が柔らか過ぎたりして、どうもおいしくなかったりするのである…
日本人、その日食べるものを毎日買い物に行くって人が殆どなのだろうか…?
折角新鮮なまま(多分!?)冷凍されてるものを、解凍せずに売る方法を考えてくれっと思う人、他に居ない?…(・・?
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# by peque-es | 2008-02-26 21:08 | スペインふう家庭料理
スペインの水道屋(フォンタネーロ)さん
2008年 02月 03日
温水暖房の記事とコメントから思い出した事が幾つかあるので、今回はその「続き1」という事で(…つまり「続き2」もあると、暗に示唆している?)…先ずは「壁の中の配管」という話から思い出した、スペインの配管業者-フォンタネーロ(fontanero)と言います-のお話。日本の水道屋さんと重なるところが多い職業だと思うので、以下水道屋さんと言う。

f0073246_17483725.jpg先ず、温水による集中暖房が、何故日本では普及しないのか? その理由のひとつは、壁の構造にあるんじゃないか? という事を書きましたが、じゃスペインの壁って、どういう構造? と思った方…  こんなです…→

これは内壁。これを更に石膏で固めて、その上に塗料を塗って仕上げる訳ですが、このレンガは「レンガ造りの家」でも書いたように、日本で良く見かけるレンガ・タイル(?)のようなものとは全然違い、多分低温度の素焼き。外壁用のレンガとも違っていて…もっと簡素で低価格?…そういえば以前、近所の百円ショップのガーデニング用品のところで、似たようなのを見かけたっけ…(・・?
ちなみに外壁に使われるのは、例えばこういうの。a0072316_13275626.jpg
この外壁レンガは多分、内壁用のものより固く焼き上げられていて、値段も大分違うんでは? と思う。日本で今、「輸入レンガの家」などと言って(?)売られているのに近い質感??
ひと口にレンガと言っても、色々あるのです。

で話は戻って、上のような壁に水道や給湯、更には温水暖房の配管が通ってる訳ですが…
つまり、こういう風にレンガを積み上げた内壁の上に配管して、一緒に(?)石膏で固めちゃってる? そして更に上から塗料(漆喰系が多い)やタイル(台所や浴室)、壁紙などで表面を仕上げる訳ですね。

スペインで最初に住んだ家(…という事は、1980年頃の話…)では、アメリカ人留学生の女性(当時30代半ばだったか…ふと考えてみると、名前忘れてしまってるゾ…(・・;)…以下米女と略す事にする…)が家主と契約を交わして、それを他の2人(内1人=me)とシェアしていた。この米女、いつもスペインとアメリカを比較し、何でも自分のやり方がいいと思ってるところがあって、フラット・メイトとしては今イチ。ま、こっちも初めて親元を離れ、又初めての外国暮らしで、色々未熟でトンチンカンなところもあったと思いますが…それやこれやで、その家には3ヶ月位しか住まなかった。その短い期間の或る日、米女が「浴室と廊下の間の壁に湿気のしみみたいなのが出てる。心配だ…」と言い出した。

当時はスペインの家どころか、日本の家の作りについてもノー・アイデア。言ってみればそんな事、それまでの人生で気にした事もなかった訳で…でも「へ~そ~」位は言ったかと思う…(・・?

米女が言うには、「何か配管のトラブルじゃないだろうか…もしそうだったら、誰に修理を頼んだらいいのか…スペインの水道屋なんて全然当てにならないし…どうしたらいいんだろう…」

こっちは配管がそんな所を通っている事さえ知らなかった。日本の家だって、何か問題があった時には親が処理してた訳で、そんな私に相談されてもね~…(・・ゞ

で数日後、彼女、遂に決心したらしく、管理人の紹介だという水道屋がやって来たのですが…

浴室と廊下の間の壁の、しみが日に日に大きくなっていたあたりを廊下側から壊して行くと、問題の配管が出て来て、最後はそれに穴が開いていた部分に行き当たった。

でもそれって、どういう事かと言うとですね。今までは壁のレンガや石膏にジワジワと染み出していた水が、廊下に向けて、細いながらも勢いよく噴出す事にっ!(@@;)

大急ぎで元栓を閉めて戻って来た水道屋のアンちゃん、そこで「今日の仕事はもう終り。後は明日…」って…まあ夕方だったし、修理に必要な材料とか揃えなきゃいけないので出直し…って事も、考えられなくはないけれど、それならそれで、そんな中途半端な時間に始めなきゃいいじゃない?

でそれはどういう事かと言うとですね、その部分に通じる水道の元栓を閉めたままにして置かなくてはいけないという事で…

「えぇっ? それじゃ今晩はシャワー使えないの?」と聞いた私にアンちゃん、「栓を開ければ廊下でシャワーが浴びれるぜ」…っとか、不敵な(?)冗談を言ったのだった…emoticon-0140-rofl.gif

米女曰く、「仕事を途中で放り出して帰るなんて、こんな事、スペインじゃなきゃ起こらない。誰に頼んだらいいか分からないから、管理人に相談したんだけど、あれは水道屋が管理人にコミッションか何かやって、仕事を回させてるに違いない。ほんとにタチの悪い管理人なんだから…」って…知ってて相談するあなたも悪いでしょうが…とは言うものの、外国で何かあると、どこのどの業者に頼んだらいいか分からないってのはありますね。…自分の国でもよく分からんか…!?

米女は管理人と水道屋の悪口を散々言い、未熟な日本人のフラット・メイトは、「もう少しあのまま様子を見てても良かったんじゃなかろうか? そうすれば今晩はシャワー使えたのに…」などと呑気な事を、内心思っっていたかも…です…(・・ゞ

でもその水道屋さん、翌日(?)戻って来て、一応直してくれました。米女、今度は「この修理代、大家に請求しなきゃいけないけど、きっとナンタラカンタラ言って払おうとしないのよね、全くウンザリするわ、この国…」と言っておりましたが。

その後、自分でも水道屋と付き合わなきゃいけない場面や、大家と交渉しなくてはいけない場面に何度か行き当たったが、まあ水道屋(或いはその他の業者、職人)、そして管理人や大家も、ピンからキリまで色々あります。日本と違って不動産屋が中に入らない、つまり直接交渉が多い分、それに慣れてない日本人にとっては厄介で、そしてうまく行かない事もあるけれど、結論としては「郷に入れば郷に従え」、その国に住むからには、その国の一般的なやり方をマスターするっきゃないのです。

話が逸れてしまいましたが、要はこういうシステムなら、多分かなり自在に配管を通す事ができ、しかもトラブルがあった時には、壁の一部を壊して修理し、その上から又石膏を塗って壁を作る。そして時期を見て、壁全体を塗り直せばいい、のです。
上の写真の壁は薄っぺらい内壁ですが、外壁部分や戸境などでは、多分その外壁の内側に内壁があったり、内壁レンガが二重になっているかも…でもし、そういうところを温水暖房の配管が通っているのだとしたら、断熱効果も暖房効率も高まる気がしません? それに、これは一度センモンカの方に聞いてみたいのですが、レンガや石膏って、木やコンクリよりも熱伝導率というのが低い、つまり断熱効果が高い気がしてるのですが、どうでせう?

ちなみに下の写真は、配管ではないですが、天井に新しく照明器具を付ける為に電気の配線工事をして貰った時の、その跡。a0072316_11551262.jpg電気屋さんと albañil (アと呼ばれる職人さん-辞書などには「左官屋」と出てますが、日本の左官屋さんとはかなり違う部分もある気がするので、以下スペイン語のまま)がやって来て、先ず電気屋さん(electricista-これは日本とほぼ同じ?)が、部屋の隅等にある配線ポイント(caja de electricidad)や、他のコンセント、照明器具などの位置から、部屋の配線ルートを想像し、新しく工事したい場所に向けて、どこからどのように配線するかを考える。そして albañil のオッちゃんに、壁のどことどこを壊せと指示する。壊した穴から穴へ配線をめぐらして、照明を取り付け終わったら又 albañil のオッちゃんの出番で、壊した所を石膏で埋めて均す…というような手順。
壁の部分は多分レンガと石膏が主体で、色んな隙間があるらしく(?)、ところどころ穴を開けただけで電線を通せたのですが、天井の部分はさすがに、セメントでガッチリ固められていて、壁から灯具のあるところまで、その上塗りの石膏を、配線に沿ってずっと壊した跡が見えますか? あの中に、配線パイプ(?)を埋めたのです。

上の水道屋さん、そういう albañil の仕事もやってくれた訳で、今から考えると、そう悪い人でもなかった?? …とも思うのだけど…(・・??? 

日本より古い家が多いという事は、当然水漏れその他の事故も多い訳で、考えてみると、20年以上に渡るスペイン滞在中に住んだ、そのどの家でも、必ず一度は水難に遭遇している?
中でも最大の水難事故については、≪フラッシュバック・スペイン≫の「7.終の棲家?」のこの辺に出て来ますので、興味のある方はどうぞ。

という訳で、スペインに一定期間住もうと思ったら、fontanero という単語は必須です。emoticon-0100-smile.gif
2,3日家を留守にする時は必ず水の元栓を閉めて行くという人もいた。
未熟だった日本人も、数年後には、新しい家に引っ越したら水の元栓の位置を確認するようになった。イザって時にすぐ閉められるようにね…emoticon-0140-rofl.gif
家(フラット)全体に水(&お湯)を配給している元栓の他に、普通は浴室などに、その部分だけの元栓がある。

で今の日本のマンションに来た時にも、クセで(?)確認しようとしたのですが…
…洗面所の下にはそれと思しきものがあるけれど、台所の流しの下には見つからへん…
…トイレの水もお風呂の水も、そして洗濯機の水も、一体どっから来てるんだか…
…日本の家の配管って、ど~なってるの???

日本より古い建物や家の多いヨーロッパ、
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# by peque-es | 2008-02-03 18:27 | スペイン:人、物、言葉…
温水暖房…とスペインのコタツ
2008年 01月 24日
地球温暖化ってどこの話? と言いたくなるような寒い日が続いている。
2003年にスペインから帰って来て以来、一番寒い冬じゃないかと思う。
でもこの寒さで皆が暖房器具を目一杯使ったら、又温暖化が進むのよね…と思っていたら、現に、今日来た電気代の請求書、史上最高額…ガァ~ンemoticon-0146-punch.gif

決して安くなかった先月の電気代より、更に6千円近くもアップ!(@@;)
冷暖房の要らない月、つまり電気代が最も安い月と比べると5倍近く!!(◎◎)

スペインのマンションには集中暖房が付いていたので、年間を通して電気代は一定だった。レンジは電気だったが、それでも今のマンション(レンジと湯沸かし器はガス)の一番安い月位の電気代…しかも集中暖房込みの管理費も、今のマンションより安かった。広さは同じ位なのに…ついでに言うと、エレベーターも付いてなければ、管理人も常駐していないマンションの管理費が、エレベーターが複数付いていて、管理人が常駐していて、集中暖房と集中給湯のあったスペインのマンションより高いのは何故だ? emoticon-0138-thinking.gif と、前々から思っているのだ。

おまけに日本じゃ、夏は冷房、冬は暖房で光熱費が跳ね上がる。今月はちょっと例外としても、今概算してみたら、年間の管理費&光熱費、日本の方が2~3倍はかかってるかも…正にダブル(トリプル?)・パンチ…emoticon-0146-punch.gifemoticon-0146-punch.gif 又は emoticon-0146-punch.gifemoticon-0146-punch.gif+emoticon-0146-punch.gif

…これってスゴク効率の悪い話じゃない? という訳で、前々から一度書こうと思っていた、温水暖房の話。

スペインで住んだ家、8軒位ありますが、大体ミドル・クラスの建物で、古さは今を基準に数えると、築20年~60年位の間? その殆どに温水式の集中暖房(calefacción central、カレファクシ・セン)が付いていた。
(住んでた所で一番新しかった建物には、集中給湯はあったのに、暖房用のラジエーターはなく、未だにどういう暖房システムだったのかよく分からない…(・・;)…部屋の温度を設定するようになっていて、寒くはなかったのだけれど…(・・?)

この集中暖房というの、システムはどんなかと言いますと、建物に集中ボイラーがあって、それで温められたお湯が、建物内の各戸に、そして各部屋に供給される。そして部屋にはラジエーター(radiador-ラディアドー)があって、その輻射熱(…って言う?)で部屋が暖まるという仕組みですね。(スペイン Wikipedia の radiador についての説明はこちら。モダンなラジエーターの写真もあります。)
このラジエーターの中を温水が循環してる訳です。だから温水暖房、と言う事にする。

一昨年泊めて貰った友達の家では、建物全体ではなく、各戸ごとの集中暖房になっていた。
つまり建物の集中ボイラーの代わりに、ガス湯沸かし器と暖房がセットになったような装置が台所にあって、そこで沸かされたお湯が、台所や浴室のお湯と各部屋の暖房の両方に使える仕組み。

つまり「温水暖房」といっても燃料は色々あって、でも実際に部屋を温めるのに使われるのは、温水の循環してるラジエーターって訳です。

でこの、スペインでは一般的だった温水暖房システム、日本に帰って来て以来つくづく、あれって結構効率のいいスグレモノだったな~…と思うのです。

先ず、部屋ごとにストーブを買ったりエアコンを取り付けたりする必要がないっ!
共通の熱源で、全部まかなえちゃうのですよ! (家にもよりますが、集中暖房のある家では大体、各部屋にその部屋のサイズに合わせたラジエーターがあり、玄関、廊下、浴室などにも必要に応じて設置されている。)
それから、熱源はそこにないので事故や火災の心配もない。
エアコンのように風が来たり、音もしない。
更にラジエーターの寿命は、エアコンやストーブよりずずず~っと長いと思われる。お湯を沸かすボイラーや湯沸かし器は一定期間を過ぎれば買い替えが必要になると思われますが、各部屋のラジエーターは、それよりず~っと長持ちなのだ。
ちなみにうちにあったのは30年以上経ってたと思う。家を買った時に取替える予算がなかったので、古いのをそのまま使っておりました。栓の部分から僅かに水漏れがあったのを、借りて来たスパナで締めたら直ったし…(゜゜)

そして最近思うのは、温水が配管を通って各戸、各部屋に運ばれる。その配管は壁の中を通ってる訳で、要は壁の断熱効果が高まるというか、建物全体が暖まる仕組みになってたって事じゃないか? という事。但し、これには壁の構造が大いに関係してると思われますが…

エアコンやストーブって、回りの空気を暖めるだけなので、切ったらすぐに寒くなる。
それに引き換え、水はすぐには冷めない?
上に書いたように壁の構造もあるでしょうが、気温から言うと今住んでる所と同じか、時にはより寒くなると思われる内陸部マドリッドのマンションで、毎日午後の数時間、集中暖房が入るだけで良かったのだ。(マンションの共同管理なので、決まった時間帯しか入らないのですが、それで足りてたって事です。)
外で冷たく乾いた冬の洗濯物を、ラジエーターの上に置いておくとホッカホカになるという、副次効果(?)もあった。

しかも、その為の光熱費は、今日本のマンションで払っている額の何分の一って単位な訳ですよ。

日本の、部屋それぞれにストーブやエアコンを点けて、それぞれに光熱費がかかって、しかも切ったらすぐに寒くなって、家全体は温まらないっていうシステムよりも、ずっと効率いいと思いません?

フランコが死んで間もなく、未だヨーロッパの田舎と言われ、ピレネーを越えればアフリカと言われ、ECにも加入してなくて、バブル経済目指して驀進中だった日本に比べると、一見遅れて見えた80年頃のスペインで、集中暖房は当時既にスタンダードな仕様だった。

それから30年近く経った今、日本に集中暖房の家や建物がどれ位あるのか?
こんなにスグレた暖房システムが、何故日本で普及しなかったか? と考えると、色んな方向に話が飛んで行きそうなので…止めておこう…でも日本の家やマンションを売ってる皆さん、地球温暖化防止の為にも、ゼヒゼヒ、もっと暖房効率のいい家を研究して建てて下さいマシ…と、常にも増して切に思った、今月の電気代だったのだ…

ところで、初めて行った頃のスペインでは、
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# by peque-es | 2008-01-24 01:22 | 街、家、道…
スペインとフランス
2008年 01月 14日
前の記事(「見えないゴールを目指す力…」)と同じく、タイトル予告までしてあったのに、よくよく考えてみると、大した事が言いたかった訳じゃないな~と気が付いた「スペインとフランス」…いや、スペインとフランスって、結構似てるんじゃあ? という、ただそれだけの事だったのですよ、こっちは…(・・;)

しかもそれは、ケーブル・テレビで「女警部ジュリー・レスコー」っていうフランスのシリーズを見て感じたという…学術的根拠(?)ゼロのお話です。((・・;)×2)

まあ同じラテン系の国で、地中海文化の影響もある、当然といえば当然のような事なのだけど…

以前は、なんとなく勝手に、仏伊西の3国が「ラテン3兄弟」みたいなイメージを持っていた。
ラテン語から進化した言葉を国語としている5つの国(イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、そしてルーマニア)の中で、なんとなく仏がしっかりものでエレガントな長女、伊が3人兄弟の真ん中に挟まれて我が道を行く真ん中の弟、そして西が上の2人に比べるとやんちゃで、でも性格は素朴な末の弟、みたいな擬人化をしていたのですね。
(…ンじゃ、ポルトガルとルーマニアは? と思った方の為に付け加えると…ポルトガルは父親がヨソの女に産ませた異母弟、ルーマニアはハトコ…???emoticon-0140-rofl.gif

で、フランコ時代が長く、ECに加盟するのも遅かった、ピレネーを越えればアフリカだと言われていたスペインよりも、イタリアの方がやはりヨーロッパ的で洒落てるしィ、フランスに近い?というような感じを持ってたのだけれど…

「女警部ジュリー・レスコー」を見てるうちに、必ずしもそうじゃないんじゃないか? むしろスペインの方がフランスに近い?…というか、スペイン人とフランス人って、イタリア人とフランス人、或いはスペイン人とイタリア人よりも似てるかも? という気になって来た。

まあスペインには長く住んだけど、イタリアとフランスは旅行でしか知らないので、本当のところは、それぞれの国に長く住んでみない事には分からないと思うけれど…

テレビを見ていると、街の感じ、道路の雰囲気(路駐*風景を含む。朝出勤して来た女性巡査と本部長が路駐スペースを巡ってぶつかったシーンなど、笑えた)、カフェ(スペインならバール)やお昼の定食を食べるところの雰囲気とか、更には薬屋の緑十時のネオンサインとか、ゴミ・トラック*後続の渋滞風景を含む。これも笑えた)とか、あ、これスペインとおんなじやん…と、理論的根拠なく懐かしくなるような場面、ディテールの連続なのでありますが、何よりも、主人公とその同僚たちの職場の雰囲気、人間模様、そして様々なやりとり…主人公の家族や、部下である刑事達などが、お互いに言いたい事言い合って、でも深刻な喧嘩には発展しないようなやりとりの妙味が、なんかヒジョーにスペイン的(!?)なのですね~…

それからこれは配役の妙なのか、出て来る人物像が、「居る居る! こういう人、スペインにも…」っと、ニンマリしたくなるような顔だったり、物腰だったり、態度だったり…主人公自身の人物像は、ちょっと出来すぎのような気もしますが、上下左右を取り巻く、例えば格下の巡査達とか、逆に上に乗っかってる(?)上司達(主に上の本部長と検事)とか、或いは回毎に違いますが、私立大学の学長だとか、銀行の重役だとか、中小企業の経営者だとか、税務署の役人だとか、マンションの管理人だとか、そういう登場人物が、みんな実にそれらしく見えるのは、気のせいでしょか?

更には警察署内のコーヒー販売機を巡るやりとり(小銭がなくていつも人に払わせるヤツが出て来たり、カップが出てないのにコーヒーが出てきてレスコー警部が悪態をついたり…)、コピー・マシーンを巡ってのやりとり(コピー・マシーンが不調の時の女性巡査の悪態、とか…)、その他些細なやりとりや、時にはひとりごとなども、なんかスペインの会社の様子を再現してくれてるみたいで、ヒジョーによく分かって笑っちゃうのであります!

かなり長く続いている人気シリーズらしく、携帯電話やパソコンもなかった初期のシリーズと、インターネットが活躍する最近のシリーズを見比べると、登場人物の中年太りも相俟って、何だか同じ道を辿って来たような妙な親近感も湧いたりして…

おまけにさすがラテン語系! 端々に聞き取れる、或いは意味の想像できる言葉が出て来るのが、意味もなく嬉しい。一応フランス語勉強した事あるので、聞いてる内に思い出す単語もあるし…

メーッと聞こえる単語が、スペイン語の Mierda ! (ミィダッ、意味は「クソッ」)に当る間投詞だという事はすぐ分かったし、パタティン・パタタンなんていう擬態語(?)が、ほぼスペイン語そのままの発音で聞こえて来た時には、思わず感動してしまったのだった。

余談ながらケーブル・テレビ、日本の地上波テレビにはないチャンネル・オプションを求めて加入したのですが、そうは言ってもやっぱり、アメリカ系のチャンネルや番組が主体だろ~な~…と予測していたら、イギリスやフランスなど、結構ユ~ロピ~アンなミステリーをやってるのは、嬉しい誤算というべきか? ま、イギリスのミステリーには、ラテンの薫りはしないけどね。そこが又、面白かったりするのです。

(でもやっぱり高いので、最近基本パックからもうひとつ下のに下げましたが…そう、基本パックが基本ではなかったのですね。スタンダード、だったんだって…emoticon-0108-speechless.gif

尚、スペインの路駐事情やゴミ・トラックについては、このブログでも再三触れておりますが、興味を持たれた方は、例えば「マドリッドの路駐事情、他…」「マドリッドの一方通行」「ゴミ行政…」などを、ご参照下さい。)
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# by peque-es | 2008-01-14 18:21 | その他、色々、なんとなく…
見えないゴールを目指す力…
2008年 01月 14日
…というタイトルで記事を書こうとしていて、予告までしてあったのだけれど…

…よくよく考えてみると書きたかったのは、「見えないゴールを目指す力…というようなものが、あるように、思う…」という、ただそれだけの事だったりして…(・・;)

…でもまあ気を取り直して…
つまり、意味が分からない事でもとりあえずやってみる、すぐに結果が出なくても続けてみるというような事が、得意(?)な人と苦手な人がいる気がするのですが、それを気が長い(⇔短い)とか、根気がある(⇔ない)とか、或いは呑気(・・・の反対は何だ?)とか、おっとり(…これも反対語が分からん…)とか…そういった性格ではなく、「見えないゴールを目指す、のようなもの」と呼んでみた訳です。

(…ハイ、そういう自分はかなり気が長くて(?)、すぐには結果の見えない事ばっかりやっておりますね…(・・;))

今やっている事の結果は、今は分からない。
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# by peque-es | 2008-01-14 18:20 | 土曜年
ジプシーのやる事
2008年 01月 11日
gitaneo (ヒタオ)というスペイン語について書こうと思ったら、スペイン王立アカデミー(Real Academia España)の辞書には、そういう単語は登録されてないそうな。余談ながら、このスペイン王立アカデミーというの、日本の国語審議会をず~っとエラくしたような(?)感じで、新語なども、ここで認められるとスペイン語の言葉としての市民権のようなものが得られる…と、昔、マドリッドの語学学校の先生が、口を酸っぱくして(?)言っておりました。

でその RAE の辞書には登録されてなかった gitaneo ですが、これはこの言葉が正式に認められてないというよりは、gitanear (ヒタネール)という動詞から出来た、一種の派生語のようなものなので、そこまでは辞書に載せないという事なのかも知れない。例えば日本語でも、「食べる事」、「歩く事」など、全ての動詞にを付ければ、その動詞を名詞化(?)できるけれど、でも辞書には多分、「食べる」「歩く」という動詞しか出て来ないもんね。

つまり gitaneo という言葉は、gitanear という動詞を名詞化したようなものなのだけど、それじゃその gitanear という動詞の意味は? というと、これは上記 RAE の辞書にも、そして日本で売られている西和辞典にも、ちゃんと出ておりました。西和辞典の訳は: お世辞を使う; 人の機嫌を取る; ずる賢く商売する…だってサ…(最初の2つは知らなかったヨ…(・・;)

で gitanear という動詞は、gitano (ヒーノ)、つまりジプシーという名詞から来ているので、gitaneo はまあ簡単に言うと「ジプシーのやる事」というような意味で、それにちょっと侮蔑的なニュアンスが感じられるのですが…

少し前の記事に登場した、スペイン時代の上司兼友達のA○○、彼は会社の購買部門のチーフだった。
ちょっと大きな商談が入ると、購買部門では幾つかの業者に競争で見積りを出させる。業者の中には、他の業者がどれ位の値段を出しているか、どの程度なら入札できそうか、あの手この手で探りをかけて来るのがいる。中には、他の業者に決まったあとで、「それより安くするから、幾らだったか教えてくれ」などとと、未練がましく言って来るところも…

そういう時彼は、決まってこのヒタネオという言葉を使った。
「そんなのはヒタネオだ。許さんッ!」「ヒタネオはダメだ! 最初から、自分が出せるベストのプライスを出せってんだ…」

…んな訳で私は、gitaneo という言葉は、「ジプシーのやる事」ではなく、必ずしもジプシーではない人が、「ちょっとコスイというか、ミミッチイというか、セコイ事をする」のを、指す言葉だと思っておりました…(・・ゞ

(RAE の辞書の gitanear の定義には、「欲しいものを手に入れる為に、ジプシーのようなお世辞を使う」というようなのがある。…ジプシーって、そんなにお世辞言うんですかね?(・・? ちなみに、本物のジプシーのオバサンのエピソードに興味のある方は、≪フラッシュバック・スペイン≫「11.路上の人」のこの辺をお読み下さい。)

2003年、スペインから日本に帰って来た時、
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# by peque-es | 2008-01-11 20:23 | Japón,Japan,Nippon..
年の瀬にパソコン・トラブる
2007年 12月 29日
いつも使ってるパソコンが、昨日の夜からインターネットに繋がらなくなってしまった・・・
・・・新年をトラブルで開始するよりも、今壊れてくれた方がいいような気もするけれど・・・?

ま、パソコンも年末年始はお休みという事で・・・

皆さま、どうか良いお年を!
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# by peque-es | 2007-12-29 12:01 | その他、色々、なんとなく…
FELIZ NAVIDAD
2007年 12月 24日
a0072316_1728508.jpgサンタさんが…



…良い子のところだけでなく



…良い大人(?)のところにも



…降りて来てくれますように

…ちと飾ってみました…(*・・)v
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# by peque-es | 2007-12-24 12:29 | コーヒー・ブレーク
200年持つ家
2007年 12月 21日
前の記事を書いた翌日、テレビでやってた…と言っても、多分再放送で、そのオシマイの5分程しか見なかったのですが…青森市で「歩ける範囲で暮せる町」というのをやってるそうな。
市場やショッピング・モールから歩いて1分のところに、市の補助による高齢者用のマンションを作り、中にはホテルのような受付や、内科クリニックなどもあるそうな。で周辺から越して来たお年寄りの孤立化を防ぐために、地元の商店街が色んなイベントを企画してるそうな。

で、一旦は前の記事の追記に入れたのですが、よくよく考えてみると、ちょっとズレてる…(・・?
…と思ったので、別にしました。要は自分の頭の中では、ぜ~んぶ繋がっちゃってるという事なのですね…(・・ゞ

番組のテーマのひとつは、町からスーパーが消えて行く、市の中心部の空洞化、というような事だったらしいので、最後に見た「青森市の町づくり」は、それへの対策として…というような事だったんでしょか?

でそっから、確かにこの辺りでも、以前あったスーパーの支店が撤退したりしてるし(「街になれなかった町」)…高度経済成長時代にできた新興住宅地というのは、何もこの辺りに限った事ではないから、似たような事が色んなところで起こってるのかも…と思い、

でも、青森市の中心部は、別に「新興住宅地」ではないんでは? と気づき、

という事は、同じような事が、新興住宅地に限らず、日本全国色んなところで起こってる? と感じ…

…そういえば確かに、「地方の疲弊」とか、「地域社会の荒廃」とか、何かにつけて聞く言葉のような気が、するではないですか?

出演者(ゲスト?)のひとりが最後に、日本の(今までの)町づくりは、お年寄りに優しくなかった…というのを聞いて、(優しくないのはお年寄りに対してだけではないけれど…)やっぱり「壮年期」の、地元で過ごす時間なんて余りない人たちが、町を作ってるからだよ…と我田引水した結果、前の前の記事、「誰も居ない公園」と繋がっちゃったのですね…と自己分析…(・・ゞ

で今度は昨日のニュースで、政府が200年持つ住宅というのを助成する為の予算を取るとかどうとかいうのを聞いて…

建築廃棄物(?)による環境問題対策としてというような話で、結構な事ではあるけれど…でもこの問題、個人の住宅への助成金だけじゃなくて、「家の使い捨て」を促進して来た(?)日本の不動産業界や建築業界のあり方とか、更には税制なども含めた日本経済のあり方みたいなものから見直さなくてはいけないんじゃあないの?…という気がするのですが、でもそうなると事が大きすぎて、経済の知識もなんもない個人の頭では考えられない。
ま、詳しい分析と対策はセンモンカの方たちにお願いするとして、個人的には、日本経済は国内消費者の「使い捨て」にばかり頼らないで、何とかもっと別の事で頑張って欲しい、というような事を思う。ますです。

で、本題の(?)家の話。
gyu さんのこちらの記事、写真が一杯ありますが、4枚目から、古い建物の正面を保存しながら建て直してるところが写ってます。

スペインでは市民戦争の影響もあってか、文化財や古い建物の保存が遅れていた感じがあるけれど、それでも日本に比べると、古い建物が一杯残っている。古い町の旧市街は保護されていて、建て直しの場合にも、こうやって旧い正面を保存しなくちゃいけない訳です。

でも建物ごと建て直しになるのって、多分1世紀、2世紀と経った超古~い建物。そんなに古くないのに建て直しになるのは、混乱期などに建てられた余り造りの良くない建物…ってイメージなのですね。
普通はこんな風に全面的な建て直しになる前に、各戸でも、又建物全体でも、色んな手直しやリフォームが施されて、人が住み続けて行く。もっと古くてもビクともしてない石造りの建物、な~んてのもある訳だし…

日本の新興住宅地で、近くの戸建が、僅か30年位(?)で丸ごと建て直しになるのを日々眺めていると、この町がこういう成熟した街に育って行く日は、果たしていつか来るのだろうか? 自分が生きてる内には来ないんじゃないか…と、ちょっと悲観的な気持ちになってしまった。

木造の戸建だけではない。近所の公団は多分50年も経たないで建て直しになった。新築のマンションも、10年経つと何となく色褪せて見えて来る。

このブログにも時々来て下さる nakanokeiichi さんが、以前、日本の今の(?)家は「建った時が100%!」というような事を仰ってましたが、スペインの家、そして多分ヨーロッパの家は大体、新築から何年もかけて、徐々に完成されて行く。つまり建った時は100%じゃないのです。動かせる家具だけではなくて、作りつけのタンスや浴室のアクセサリー、更にはドアノブのようなものも、ひとつひとつ個人の好みで付けて行ったりもする。

スペイン人はよく、Las cosas de la casa nunca terminan (家の事は決して終らない)と言う。新築、中古、いずれの場合でも、家を買った当初というのはお金もないし、家具も揃ってなかったり、思うように手直しできなかったところが残っている。それを徐々に、あそこに棚をつけ、ここにタンスを作り付け、窓を取り替え…と、予算に応じて直して行って、やっと一通り終ったと思ったら、壁の塗り直しの時期が来ていたり…で暫くすると又色々変えたくなって(?)、水回りや台所のリフォームに踏み切ったり…
日本でも最近は、リフォーム・ブームなどと言われてるようだけれど、なんのなんの、日本のリフォームは、スペインと比べると未だ、ほんの赤ちゃんだよ、と思う。
でもそれは、家の作り、つまり素材や構造が違うからでもありますよね?

先日、スペインに住んでた間に失われたもの、そして今も失われ続けているものがあるのではないかと書いた。その時は、社会のもっと深いところで起こってるような、表に余り見えない裏の傾向のようなものをイメージしてたのですが、表面的な現象だけを並べてみても面白いかも? と思ったので、ちょっと連想(?)してみました。

2,30年前の日本にあって、今は無くなった、或いは数や量が減ったもの:
…喫茶店…個人商店…そしてスーパーも?
でここで突然、「野菜がおいしくなくなったヨ」…と思ったのですね。その時食べてたほうれん草に、ほうれん草の味がしなかったからだけど…(@@;)
更に続けて、テレビ(地上波)から海外ドラマや海外の歌番組などが消えた…
(…そして酸っぱいリンゴも…!?)
…その他エトセトラ、エトセトラ…

一見なんの脈絡もないのだけれど、でもこういう現象って、全てどっかで繋がってる気がするのですね…家の作り方や素材の事とも・・・・・・・・・繋がってない???
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# by peque-es | 2007-12-21 19:08 | 街、家、道…
…そして誰も居なくなる?
2007年 12月 15日
マンション掲示板…というのがあるのですね、最近は。
要はマンションを買いたい人とか、購入検討中の人が、あのマンションの立地はどうとか、環境はどうとか、値段はどうとか、別のマンションと比べてどうとか、この立地でこの値段は高すぎるとか、いやこれ位はするでしょうとか、そういうあなたはデベ(デベロッパーの略? 販売業者の事みたいですが…)の手先?…などなど、色々書き込んでる訳です。

数ヶ月前に、近所の新築マンションを面白半分に検索してて見つけた。そこにあった書き込みに、「子供のいる家庭が多いとウルサクなるのでイヤなんだけど、そういう人も購入するのだろうか?」というような主旨のがあった。
「○○小学校の校区だから、当然そういう人もいるでしょう」なんて、親切に回答してる人までいたりして…!??

ま、世の中には、子供好きな人もいれば、そうでない人もいる。けれど…と思う。
回りに子供が全然居ない環境って、淋しくないか?
自分と同じような生活パターンの人を隣人に求める気持ちも分からないではない。自分だって、生活時間がまるで違うような、全くかけ離れたタイプの人たちに囲まれて生活するのは、多分イヤかもしれない。でもちょっと待て…と思う。
上の書き込みをした人は、自分と同じような人たちだけが住んでる…ようなところを望んでるんだろうか?

で、全く余計なお世話ながら、子供の居ないマンションの20年後、30年後、というのを、想像してみました。(・・ゞ
…今は多分壮年期で、社会的にも順調な人たちも、30年後には、老年期に差し掛かる。年金生活に入って、もう仕事をしてないかもしれない。
健康とお金がある内は、それなりに地域社会での生活も楽しめるかもしれない。
でもその内、病気になったり、介護が必要になったりするかもしれない。
…そして回りには、そういう人ばっかりが住んでいる! 
DINKS の揃った(?)お洒落な新築マンションは、スタッフの居ない老人ホームみたいになっている…!?

ところでこれは、その新築マンションのすぐ近くの住宅地で、今実際に起こっている事にかなり近い。
30~40年前に、同じような年齢層の、同じような家族構成の人たちが集まった新興住宅地。
当時は DINKS なんて居なかったので、大半の家では専業主婦たちが家庭を守り、お父さんたちは毎日会社に行って、子供達は学校に通っておりました。今では多くの家庭で、お父さんたちはもう仕事に行かなくなり、子供達も巣立ってしまって、老夫婦のみ、或いはどちらかが亡くなって単身高齢者となったお宅もチラホラ。
中には2世帯住宅になってる家庭もあるけれど、子供の住んでる家は本当に少ない。多くの家で高齢化が進んでいて、毎日介護施設の送迎車が行き来している。
まあ高齢化と少子化は、ニッポン全国で進んでいるのだけれど、この辺りでは特に顕著で、その率が全国平均より高そうだ。

そしてそれは、「住み替え」という事が思ったようには進まない日本の住宅事情と、少なからず関係してる気がする。
多分、「ある時代」に「特定の購買層」をターゲットに開発された住宅地や住宅の仕様は、別の時代の別の購買層、或いは別のライフ・スタイルの人たちには好まれなかったり、向いてなかったり、買えなかったりしたのですね。

そして憂鬱なのは、今新しく開発されている住宅地やマンションも、根本的な開発の方向や姿勢は余り変わってないように見える事。それは、その時のニーズに合わせてギリギリのコストで作り、それをできるだけ高く売るという姿勢だ。

確かに、30~40年前には気にもかけられてなかったバリア・フリー設計とか、表面的な工夫や設備の改善は多々見られるのだけれど…最新設備なんてすぐに、次世代の「最新設備」に取って変られ、色褪せてしまうのですよ。
住まいの値打ちというのは、もっと別のところにあるべきように思える。

民間のビジネスなんだから仕方がないと、言ってしまえば、それまでだけど、30年後の地域社会を本気で考えて、住宅地や家、そしてマンションを売ってる業者は居ないんじゃないだろうか? 

…あれ? なんだか話がズレて来てるみたい?…(・・;)

…要は、前の記事のコメントに書いたように、地域が地域として成長し、成熟して行く為には、その地域社会に色んな世代の人が混じっている事が必要な気がするのだけど、どうでせう?…というような事が言いたかったんですが…(・・ゞ
 
そしてその為には、世代間の住み替えみたいな事がスムーズに進むような「住宅事情」が、ひとつのキーになるんじゃないだろうか?と思ったんで、話がズレて来てしまったけれど…
「回りに子供が住んでたらイヤだ」という書き込みをした人の、人生観というか社会観というか、ちょっと考えてしまったのです。いや、全く余計なお世話でしょうが…

でもその人、もしかしたら、その人自身が新興住宅地育ちで、生まれた時から回りには、自分たち家族と同じようなライフ・スタイルの人ばかりが居たとか…?
 
昭和レトロの小学校には色んな家庭の子供が混ざっていて、地域には子供の縦社会があったけれど、新興団地で育った子供たちは、そういう事を経験してないのかも…そしてそういう世代が、今もう「壮年期」なんだよな…などという事を、ふと考えてしまった。

そういえば最近、高齢化社会をテーマにしたドキュメンタリーなどに良く出て来る。住民の半数以上とか、かなり高い率の世帯が高齢者となった団地で、ひとり暮らしの老人が孤独死するのを防ぐために、あの手この手を模索している自治会だとか…まあ自分が買おうとしてるマンションが将来そんなふうになるかもしれないという事は…誰も余り考えないですよね?
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# by peque-es | 2007-12-15 18:21 | 街、家、道…
誰も居ない公園
2007年 11月 30日
うちの近所には、
a0072316_1216069.jpg


…誰も座っているのを見た事のないベンチとか


     (← & ↓)





a0072316_12164889.jpg








…誰も遊んでるのを見た事がない滑り台とか (↓)


a0072316_12184898.jpg

…ん? 何だかまるで、合成写真のように見える?…(・・?





…それから名前を知らない別の遊具とか (↓)


a0072316_12201295.jpg…などのある、いつ行っても誰も居ない公園というのがあちこちにあって…

…これは、高度経済成長時代に壮年期だった人たちが作った町なんだな…と思う。
戦後日本を支えた猛烈サラリーマンたちが、将来高齢化社会や少子化社会が来る事など夢にも思わず、同世代のささやかなマイホームの夢をかなえる為に宅地造成した町…その随所に、まるで自然破壊の申し訳のように(?)残された「公園」の大半は、いわば「取ってつけた」公園…なのだ。今では草ぼうぼうになっている所もあり、そしてきちんと手入れされている場所でも、そこに人が居るのを見かける事は滅多にない。

例えば、子供やお年寄りや犬が入り混じり、夜も明るい街灯が点いて、一日中沢山の人が行き来する広場や公園のあるヨーロッパの街、そういうものをイメージして町づくりをするのは、あの時代の彼らには不可能だったんだろうと思う。

でもじゃあ、今の壮年たちは一体どういうイメージを目指してるんだ???…という事が、気になるのですが…

スペインから帰って来て一年目くらいには、その20余年間に一大変身を遂げたスペイン社会と比べて、日本って時の流れが止まってるようだと思った。
四年目の今、いや時は止まってたんじゃない、この間に失われてしまったもの、そして引き続き失われつつあるものが、一杯あるんじゃないか? と思い始めている。

書きかけの記事は、その後もち~とも進行してない!…のですが、ちょっと思いついたので書いてみました。(・・ゞ

…ついでに愚痴:
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# by peque-es | 2007-11-30 13:56 | 街、家、道…
つくづくブログに向かない性格?
2007年 11月 24日
最近思ったのですが、つくづくブログに向いてない性格してる。(前から思ってるのだけど、それを「つくづく」って事です!?)

先ずテーマの切り分けがヘタだ。…というか出来ない。
ひとつの事について書き始めると、すぐ他の事に飛んでしまう。
でも何故そこへ飛ぶかというと、それは自分の中では繋がってるからですね?

でAについて書き始めて暫くすると、頭がBに飛んで、Bについて考え始める。
で暫くすると、Cについて思い当たる。
でAからB、BからC…なんていう風に書いて行くと、とめどもなく長い文になって来る。
で、う~む、これはマズイ、読む人には分からないのでは? …というか、読む気しなくなるのでは? などと思う。
(中には、自分で読み返しても「結局何が言いたかったんだ?」と思うのもある…(・・;)

で「A~B~C」の他に、「D~E~F」「G~H~I」…などというテーマもあって、それぞれが微妙な相関関係を成している…(・・?
…なので、ひとつの記事を何とか形だけ仕上げても、自分の中では不完全な感じがして、その記事だけ出すのをためらってしまうのですね。

…という訳で、色んな記事を書きかけていて、どれも一向に結論にたどり着かない…(・・;)
…同時進行で、たまにそれぞれ思いついちゃあ、書いたり消したりしておりますが…(・・ゞ

で要は、無理矢理(?)ひとつづつまとめて行かなくてもいいんじゃないか?と思ったの。

全体がまとまった時、或いは自分が納得できた時点で、出せばいいのではないか?
そもそもホームページの元になった「フラッシュバック・スペイン」は、そうやって書いたものを、ほぼ一挙に出したのだった。
その後、更新がホームページよりもラクなブログというツールを見つけて、試行錯誤しながらやって来ましたが、自分本来のスタイルというものがもしあるとすれば、それは毎日、或いは毎週更新するといった、ブログのそれではないな…

でもブログというツールは便利なので、逆に自分のスタイルに合わせて、それを使えばいいのではないか?…

…というような事を思ったので…元々不定期なブログですが、今後はもっと不定期になるかもしれません。
…でもしかしたら、ある時急に、一挙に記事が増えている…というような事もあるかもしれません!? …(・・?
スペインの生ハムのように長期熟成して、おいしくなればいいのだけれど、結果は我ながら「???」です。

最後に、何とかまとまった記事をふたつ、下にアップしました。でもどちらも、かなりとめどもなく長いです…_(._.)_
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# by peque-es | 2007-11-24 12:38 | ≪はじめに≫の替りに幾つか…
コマココ頂上付近…
2007年 11月 24日
…と言って分かる人、どれ位いるのだろうか??
今を去る事30ン年、大学を出る前に取った運転免許。当時、交通法規の筆記試験の為に暗記した呪文(?)のひとつです。
駐車や停車をしてはいけない場所、徐行しなくてはいけない場所などを指していた。でも「頂上付近」はいいとして、「コマココ」の方は何だったっけか? その一文字づつが、そういう場所の頭文字だったんだけど、肝心の意味を忘れてしまった…

この呪文は母に教わったので、作られたのは更にその10年位前かもしれない。

あと「ヒダリコマワリ、ミギオオマワリ」な~んていうのもあった。車は左側通行の日本では、左折は膨らまさないように、右折は逆に余裕を持って回れって事です。これも母が言っていた。余談ながら仮免のテストで、イジワルな試験官に、「左折時に内輪が縁石より1m以上離れていた」として落っことされたので、よく覚えているのだ。

「内輪1m」なんて、普段の教習じゃ一度も言わなかったじゃないかっ!…と思ったのですが、普段の教習では、多分自然に1m以内で左折してたのですね。で試験だから緊張して、縁石を擦らないようにと慎重に回った余り、少し離れてしまったのは認めるけれど、試験管、走行中にドアを開けて何を見てるのかと思ったら、角からの距離を目測してたらしい…目測だよ、目測! 実際に計ったら99cmだったかもしれないのにサ…(゜゜)
ま、当時は合宿して免許を取るなんていうシステムはなくて、教習は1回ごとにお金がかかる。そして試験は、無免許で乗ってた人や、バイクの免許を持ってる人などを除いて、大半の受験者が必ず1回は落とされるという、ミエミエのシステムでした。余談ながら、当時の車はギアが3段まで(ハンドルの横)で、すぐエンストした。勿論パワステなどなく、「クランク」や「幅寄せ」など、半クラッチ(…って言ったっけ?)でやる操作は、女の細腕(?…当時は!)にはかなり大変で、渾身の力を込めなくてはいけなかった。

で何が言いたいのかというと、うちの近所の道を走ってると、どうも最近の車は、コマココ頂上付近にも、ヒダリコマワリ、ミギオオマワリにも頓着してないんじゃないか? 最近じゃ、こういう標語は教えないのだろうか? などと、ちょっと思ったの…

赤信号で停まってると、右左折して対抗車線に入ってくる車、大袈裟に言うと「ミギコマワリ、ヒダリオオマワリ」、ヘタすると擦られるんじゃないかっていう角度と勢いで入って来る車が、異様に多く感じられるのだ。
(…あ! コマココののひとつは「交差点」? きっとそうだ、交差点の手前では徐行すべし、交差点とその付近には駐停車はしてはいけない…と)

そもそも昔はオートマチック車なんてなかったので、交差点や曲がり角に入る前には必ずギア・チェンジして、一段くらい落としたと思うのだけど…最近は、そしてうちの近所では、それまでと全く同じスピードで角を曲がろうとしてる車が多いように見えるのですが、気のせい?
なんか日本では、オートマチック車が圧倒的に増えた分、基本的な運転技術は衰えてるんじゃないだろうか?と思ったりする。
 
そういう自分はどうなんだ?と突っ込まれそうですが、ヘタはヘタなりに、自分の腕でどれくらいの運転ができるか、一応自覚して運転してるつもり。
それはつまり、このカーブはこのスピード(と自分のハンドル捌き)では曲がれないと思ったら、自分の腕で曲がれる程度にスピードを落とすという事です。
でも対抗車線にはみ出しながら曲がって来る車っていうのは、それをしてない訳よね…(・・?
(…あ! は曲がり角のマ?)

今住んでるところは、これまでにも何度か触れてるように、細い道が多く、大半は歩道もなく、そして坂道が多く曲がりくねっている。あっちこっちにカーブ・ミラーが立っていて、でもかろうじてそこに写る範囲を確認しただけでは、迂闊には出て行けないような道ばかりなのだ。

で制限時速は大体30キロ。…という事は…そっか~、スペインだったら、未だ2番のままか!(スペインではマニュアル車が絶対的主流なのです。詳しくは(…詳しすぎる!?)こちらでどうぞ。)…と気がついたので、最近じゃオート車を、時々2番にギア・チェンジしながら走ってる…!?
なんせ軽い車なので(…関係ない?)、下り坂などではアクセル踏まなくても30キロ位すぐ出てしまう。ブレーキを踏みつつ走る事になるので、エンジン・ブレーキを効かせないとブレーキの減るのが早いんじゃないかとか…(…シロート考え?)

上記のような車の他に、歩道のない道の真ん中を、後から来る車に全然気づかないで歩いてるお年寄りとか、見通しの悪い角から飛び出して来る子供とか、散歩中に出遭って挨拶してる犬同士(と飼い主同士)とか、時速を10キロ位(又はそれ以下?)に落とさなくてはいけない要因には事欠かないのだ。

それから「優先権」なんてのもあったと思うのだけど…

例えば坂道で対抗する時、どちらかが待たなくてはいけないような情況になったら、下りの方が待ってあげるんじゃなかったっけ? これもマニュアル車だと、上り坂で坂道発進すると下がってしまう恐れがあったので、上から降りて来る方が停まって上げるって事だったのかしらん?…(・・?

何故かノボリでもクダリでも、又は平坦な道でも、その場の情況や優先権にはかかわりなく、(…更には相手の車種、人種、犬種を問わず?)、いつも待ってあげる方になってしまうのは、何故でせう??…(ドグサイってだけ?)…(・・??

で、譲って貰ったら、普通は挨拶するもんでしたよね?
何の挨拶もなく、こっちを見る事さえしないで、真っ直ぐ前を向いて同じスピードで走り去る車は、何なんだろう…(・・???

他にも、スペインだったら、ドライバー同士でどうしようとしてるのか、何となく分かったのに、日本のドライバーは何をしようとしているのか、こっちにどうして欲しいのか、読めなくて困惑する事がままある。「先に行け」とか、「ちょっと待って」とか、「こっちに行きたいの」とか、ちゃんと分かるように合図して欲しい。「え?、そう来るの?」「…一体何がしたいのだ?」などなど、ひとりでブツブツ言いながら走っておりますが…

スペインでの最後の3年間、オフィスが郊外に移転して、高速道路を使った。スペインの高速道路は制限時速が100キロ~120キロ。マドリッドを出る辺りは、最高時速100キロで最低時速が80キロ。まあ都市への出入り口なので、時に渋滞しますが、そうでなければ最低80キロ以上で走らなくてはいけない。でもその「最時速80キロ」の道路を中古のマニュアル車で走るよりも、「最時速30キロ」の道をオートの新車で走る方が、ずっと難しくて気が抜けない…と思うのだ。

…で、最後に気がついた事: あそっか…この辺の道は全てコマココ頂上付近だったんだ…(・・;)
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# by peque-es | 2007-11-24 12:36 | Japón,Japan,Nippon..
13日の金曜日…
2007年 11月 15日
a0072316_1754184.jpg…ではなくて、「13日の火曜日(Martes el trece)」が縁起の悪い日という事に、何故かスペインでは、なっている。

昨日(*)はその、13日の火曜日…

…だったのですが、暑くもなく寒くもないこの時期に、最近の日本では(?)ちょっと珍しいくらいの青空&太陽に恵まれ、前述のプチ・リセット敢行。
(↑その朝の、ウラノタケヤブ)

       …そして、お昼頃の太平洋はこんな風でした(↓)
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こういう海を見ながら、ちょっと洒落たテラスでランチなどしてたら、隣のテーブルからは、「日本じゃないみたい」「日本語の通じる外国だよ」などという声が…

…気持ちは分かるのだけれど、それにはちょっと無理がある…というのも、実はこの海とテラスの間には…
a0072316_23583760.jpg…こういう典型的な日本の自動車道路があったのだ。片側一車線、双方向通行、ひっきりなし…

切り取らないと絵にならない、と思いつつ、あまりに光がまぶしすぎて、デジカメの画面が殆ど見えない。とりあえずこの辺なら道路は写らないだろう…という角度でテキトーにパチパチやった一枚が上の写真。

で次に、どっちからも車が来ない一瞬を狙って、道路も入れてみようかと思ったのだけれど…

a0072316_17553811.jpg←失敗…



  …惜しかった?(↓)

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←これももうちょい…



…ま、仕方ない。日帰りで行ける範囲だと、こんなもんです。

そんな訳で、ひっきりなしに通り過ぎる車をヒタスラ無視しながら、海を眺めて…
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空も眺めて…

     …ついでにトンビも見て来ました。
         (真ん中の黒いもの→)


…でもまあ、日本に帰って来て以来初めて!という位の、爽やかな好天気だったし。

3年ぶりに海を見て、近すぎる車の騒音にウンザリしながらも、海岸線に沿って散歩して…

ck-photoさんのこの空間には及ばないけれど、まあまあの時間が過ごせた感じ。

…その他は省略しようと思ったけれど、1個だけ…
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     …お稲荷さん(→)

何故か、そこにお稲荷さんがあると、行ってみてしまう…のですね。

(*)うかうかしてる内に「おととい」になってしまったので、取り急ぎ…

追記: ぅぐぐ、道路を撮らなかった筈の写真(2枚目)にも、車の一部が写ってたのを、発見してしまった。右下隅、ほんのちょびっとだけど…(2007年11月15日)
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# by peque-es | 2007-11-15 01:01 | コーヒー・ブレーク
気がついてみると去年の今頃は…
2007年 11月 11日
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…こういうところに泊めてもらって、



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     …こういう空を見上げたり、


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…こういう街を眺めたり、


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     …こういう裏庭を見下ろしたり、





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    …で、こういうバスで出かけて、



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…こういうところを歩いたり、







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     …又はこういう地下鉄を使って、



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…こういうお店を見つけたり、


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     …こういうところでご飯を食べたり、



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…更には、こういうゴミ・トラックのお兄ちゃんと話したり


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…そして時々、こういうところから日本へ電話かけたり…とか、してたのだった。

3年ぶりのリセット旅行から、早や一年経過。
もしかして秋は、リセットの季節なのだろうか…(・・?
と思ったりして、今年は「日帰りプチ・リセット」などしてみようかと、もくろみ中(…天気予報、外れないでよね…)。

そういえば去年のリセット旅行では、2週間の旅行中、半分くらい雨に降られたのだった。

…合間に(?)会った懐かしい顔たち、順不同…
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# by peque-es | 2007-11-11 00:32 | その他、色々、なんとなく…
どらまちっくなるもの…
2007年 11月 02日
ヤフー・ポッドキャストの≪ちょっとスペインの音色 & petitesmusiques≫の登録者数が200人に近づいて来ました。
登録者数が100を越した頃(「プチ・ジャズ100」-このブログでは「久しぶりにプチ・ジャズ…」という記事からリンク)から数えると、ほぼ1日に1人の割合で登録して下さってる勘定になり…
…「ピアノ」「音楽」なんていうタグで検索すると、結構上位に出て来るし…(・・;)
…「作曲」「オリジナル」なんていうタグだと、なんと1番に出てきたりして…(**;)

約3ヶ月間、音楽を全然更新してないのに、ジヮっジヮっと登録して下さった方たち、そして☆☆☆☆☆を付けて下さった方、本当にありがとうございました。_(._.)_

で実は少し前から、そろそろ「プチ・ジャズ200」なんていうのを企画(?)した方がいいのかなあ…などと考えたりしてたのだった…(・・ゞ

で、でも前回プチ・ジャズだったから、今度は久しぶりにアレンジとか?…などとも思ってみたのでしたが、丁度ジャズ課題で、「う~んどらまちっく!」…というのを与えられて、結構のめり込んでしまったので、やっぱりプチ・ジャズになりました。

音楽は感じるもの。
…ならば、頭で色々考えて計画したものより、何かを感じて湧いて来たものの方が、自分らしい気がする…

…という訳で、その結果はこちらでご試聴ください。
音をどらまちっくにするもの、という事について、自分なりに、ちょっとだけ(…ほんのちょっとだけですが!)考えてみた事もあるので、タイトルは「プチ・ジャズ200」ではなくて…「どらまちっくなるもの…(lo dramático...)」という事になりました。
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# by peque-es | 2007-11-02 17:45 | コーヒー・ブレーク
地上○階からの風景
2007年 10月 26日
a0072316_17585870.jpgたまたま行った東京都心、地上42階の窓から眺めた夜景…

午後から居て、スペクタクルな夕陽の沈むところなども見えたのだけれど、なんだか余り写真を撮る気がしなかった…
…地上42階から眺めると、人なんて全然見えないもんね…

a0072316_1805072.jpg…でこっちは、おなじみ、マンションのベランダから眺めた、裏の竹薮…

一応地上2階ですが、斜面に建ってるので、表通りから見ると地下1階?

余談ながら、先日のブーゲンビリア、まだ咲いてます!(→)

この窓からも人は見えない。あ、狸は出た事があったけど、多分、今伐採中の隣の竹林から出稼ぎに来ていたので、もう出ないんじゃないかと思う。

a0072316_18181336.jpg…そしてこっちは、マドリッドで住んでた地上7階…だけど、日本式に数えると8階…の窓から見えた眺め…

え~と、木々の色を見るに、季節は秋ですね。
あ、普通の写真をデジカメでパチリとやったので…ボケてみえるのは多分そのせいです…(・・?

この窓からは、いつも通りを行く人が見えた。老若男女、さまざまな人が、散歩してたり、仕事に行くとこだったり、買い物から帰るとこだったり、配達中だったり、車を駐車してたり、車に乗って出て行ったり、バールに入るとこだったり、友達をインターフォンで呼び出してたり、知り合いと出遭って挨拶や立ち話をしてたり…ちょっと離れた広場で犬や子供を遊ばせている人たちの声が、風に乗って聞こえて来る事もあった。サッカー中継で悪態ついてるご近所の誰かの声も聞こえて来たけど…そういうの、結構好きだったナ…

東京都心の地上42階も、新興住宅地の地上2階も、窓から見える風景に人の息吹が感じられない。窓を開けたらお隣の軒下…というようなのはちょっと困るかもしれないけれど、ぜんぜん人の見えない風景というのも淋しい。

…その辺のところ、街のあり方みたいなので前から書きたい事が幾つかあるのですが、リセット続行中ですので…(・・ゞ
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# by peque-es | 2007-10-26 19:50 | 街、家、道…
なんだか盛り上がりに欠ける日々…
2007年 10月 20日
…なのだ。書きかけの記事、い~っぱい溜まってるんですが…

a0072316_1114491.jpgインターネットをやってると、どうも、どこへ行っても皆さん忙しそうだったり、何となく動きの少ない日というか、エネルギーが盛り上がってない週とか、そういう感じのする時があるんだけど…月や天体の動きみたいなものが、人間に何らかの影響を与えるっていうような事と、何か関係があるかしらん…(・・?

…とか言って、書きたいことがどうもうまくまとまらないというか、書いても今いちパンチに欠けてるなあというか、そ~ゆ~事のいい訳のような気もするのだけど…(・・;)

こ~ゆ~時には、出発点(Punto de partida)に戻ってみる? という事で選んだ写真は…

a0072316_1105045.jpg…最初のブログ≪ちょっとスペイン…の玄関≫をブログ村にイメージ登録するのに使った、スペインはイビサ島のある丘の上から見た風景(↑)と…

(←)…そのブログが現在の≪ちょっとスペインの音色 & Petitesmusiques≫になった時に、同じくヤフー・ポッドキャストへのイメージ登録に使った、スペインの南、カディス地方のある町の、市役所の中庭から撮った風景。このブログのネーム・カードにも使っています。

尚、上記≪ちょっとスペイン…の玄関≫で書いた記事は、現在このブログにコピーを持って来てあります。(同名のタグをご参照下さい。)
…で、そのコメントもこっちに持って来て、色々整理しようとしてるのだけど、これが又なかなか進まないのよね…

ちょっとリセット、してみます...
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# by peque-es | 2007-10-20 00:48 | コーヒー・ブレーク
スペイン語とスペイン音楽のリンク週間?
2007年 10月 12日
風邪ひいてしまい、何となくグズグズ過ぎた一週間。
ひき始めの時に行った美容院で聞いた話では、季節の変わり目に風邪をひいたりするのは、体の細胞が入れ替わっていいという説も、最近はあるのだとか。熱は出なかったものの、かなりの細胞が入れ替わったような気がするな…?
という訳で、書きたい事は色々あるのだけれど、今いちエネルギーの盛り上がりに欠けるというか…

…で、スペインやスペイン語に関するキーワードで、このブログに辿り着く方が増えている折、スペイン語とスペイン音楽のリンク、な~んていうので軽く…と思ったノダッタ。

先ず、最近「ちょっとスペインなサイト」のリンクに加えた、スペイン語のポッドキャストふたつの、簡単な説明:

1.NHKのスペイン語放送
もうひとつのブログ「ちょっとスペインの音色 & petitesmusiquesが番組になってるヤフー・ポッドキャストで、「スペイン」というキーワードで探したら、他にどんな番組がひっかかるのか、実験してみたら出て来たノダ。内容は「ニュース」です。

2.で、NHKがポッドキャストやってるんなら、スペインのラジオだってやってるんでは?と思って検索したら、RNE(スペイン国営放送…って訳していいんだろうか?)のポッドキャストが見つかった。幾つかチャンネルがある中から「海外向け放送(REE)」の、El español - un idioma sin fronteras (スペイン語-国境のない言語)という番組をリンクしました。スペイン語とスペイン文学についての教養番組みたいな感じ?

ついでに思いついて、 ブログで取り上げた事のある音楽など、探してみたノダッタ。記事だけではイメージが伝わりにくかったかもしれないけれど、今なら YouTube などで見つかるかと…
以下、見つかったもの。一般にイメージされてる「スペイン音楽」とは違ってるかもしれないけれど、そこはちょっとニッチな(?)「ちょっとスペイン…」ですので…(゜゜)

1.先ず最初は、カマロン(Camarón)の「時の伝説」(La leyenda del tiempo)。以前「ライフログ?」という記事で触れた「伝説のアルバム」のトップを飾る曲。同名のアルバムには、ロルカの詩などに曲をつけた(この曲もそうですが)「ひと味違うフラメンコ」が収められていて、あまりフラメンコでない(?)≪ちょっとスペイン≫のライフログにも入っちゃってるノダ。
[音楽ブログで取り上げた「タララ」(La tarara)の方は、見つからなかったノダ…残念。]

2.次はカタルニア民謡の「小鳥の歌」。昔バルセロナの街角で聴いたのは、スペインのディーバ、モンセラット・カバリエ(カバジェ-Monserrat Caballé)のオケをバックにした歌でしたが(「スペインの夏の夜の夢」)、その野外演奏をビデオに撮ってた人はいなかったようで…YouTube にはなってなかったノダ(笑…余談ながら、彼女とロック歌手フレディ・マーキュリーの競演ビデオが多かったノダ!)。という事で、リンクはパブロ・カサルス(Pablo Casals)のチェロ演奏です。歴史的には、この演奏の方が有名でしょう。
[音楽ブログでは混声スキャット(?)にしてみたのを載っけております。]

3.最後は、80年代のスペイン J ポップ(?)の旗手と言ってもよかったグループ、メカノ(Mecano)の「月の子供」(Hijo de la luna)。上記モンセラット・カバリエが唄ってるのをスペインのテレビで聴いた事もある。

どうでしょう? 「ひと味違うスペイン音楽」を聴けた…と思って頂くと嬉しいです。

それにしてもモンセラット・カバジェって、オペラ歌手のくせにロック歌手と競演したり、ポップスを唄ったり…一体どういう人よ? と思った方の為に、オマケ。数ヶ国語(?)によるインタビューですが、時折入る笑い声から、リンクした記事に書いたエピソードの光景を想像して頂ければと思います。音楽を聴いてみたい方は、YouTube のページの右にあるリンクからテキトーに、クリックしてみて下さい。例えばこちらの曲なんか…

…軽~く、のつもりが、結構リンクに、時間がかかってしまったノダッタ…

追記: ポッドキャスト、YouTube 共に、サーバーやアクセスのの状態によって、聞きにくい時があるようです。うまく聴けなかった方、ごめんなさい_(._.)_(2007年10月14日)
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# by peque-es | 2007-10-12 19:47 | スペイン:人、物、言葉…