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ニッチとミス・マッチ~>マス・メディア
2007年 09月 28日
a0072316_1913822.jpg←日本の「酸っぱいリンゴ」(青リンゴのグラニー・スミスほどではないけれど…)紅玉です。市場に出て来るのは1,2週間先?…と思っていたのに、先日ゲット!

座布団にのっかって(↓)a0072316_19204934.jpg







3個480円也。

お隣に、紅玉が出てくるまで、これで命を繋ごうと思っていた「さんさ」が出ていた。3個499円也。
ついでに分かった事: さんさは「ガラとあかねを交配した…」って、値段の下に書いてあった。カソルラさんがスペインで買ってて、紅玉みたいと教えて下さったガラと、親戚だったのね。

座布団なし、1個百円のリンゴが山積みになっていたけれど…これは酸っぱくないのダヨ!

前の記事のコメントを総括(?)すると、このブログでは何故か、「酸っぱいリンゴが好き」という方が圧倒的(?)多数なんですが、これは「類は友を呼ぶ」っていうだけで、日本全体ではやっぱりマイノリティなんですかね?…(・・?

でこっから、6月の記事で予告してあった「マス・メディア」というテーマに突入…
どう入るかというと…


日本にも実は酸っぱいリンゴの好きな人、或いは食べてみたら結構おいしいっていう「潜在的ファン」、もう少し居るんじゃないかと思うんだけど…

マジョリティではないにしても、少なくとも市場の一部、つまりニッチ(?)を占める程度には、居るんじゃないだろうか?
けれど生産者は、ヒタスラ酸っぱくないリンゴを作る事に一生懸命???

「酸っぱいリンゴ」の記事のコメントに書いたように、生産者と消費者のミス・マッチ、みたいな事が、どっかで起こっているような気がしてしょうがないのですね。

もしかすると、物流のシステムとか、お店やビジネスの仕組みとかが、「本当は売れる」ものを排除しちゃってるのではないか?と疑ってみたり…

で、以前から書きたいと思っていた「マス・メディア」に、頭が飛んだのです。

例えば書籍やCD、
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by peque-es | 2007-09-28 12:04 | Japón,Japan,Nippon..
酸っぱいリンゴが好きなのに…
2007年 09月 24日
a0072316_1264565.jpg…何故か日本じゃ、酸っぱくないリンゴばっかり売ってるんですね。

子供の頃、青リンゴというのがあった。あれはそういう品種だったのか、それとも早生みかんのように、普通のリンゴが熟れる前の状態だったのか?
酸味が強く…そして固かったように思う。いつの間にか市場から消えてしまって、もう長い事食べてないので、記憶もオボロゲですが…

スペインにはその青リンゴを大きくしたようなリンゴがあった。確かグラニー・スミスという品種名で、やはり酸味が強かった。
スペインはどちらかというと暑い国で、リンゴの産地ではないようなイメージですが、でもリンゴ、一年中売ってます。赤いの黄色いの、そして青いの(…って、実際には緑色ですが、信号と同じで「青」って言っちゃうのね、日本人は…)…中には梨のような色をしたのもあった。

味も甘いの酸っぱいの…日本の甘くて赤いフジリンゴも、15年くらい前から(?)リオハ辺りで栽培されて、売られております。

そんな中で約20年間ほぼひと筋に買い続けた、昔の日本の青リンゴの兄貴分みたいな上記グラニー・スミス。夏場の1ヶ月ほど、新鮮なのがなくなる事はあったけど、一年中あったし…

ところが最近の日本じゃ、最初に書いたように、酸味が余りないリンゴばかりなのですね。
日本人、お酢は好きでも、リンゴの酸っぱいのは嫌い?

今日本で売ってるリンゴで、唯一酸味があっておいしいと思うのは、紅玉(こうぎょく)くらいなのですね。
でもこれが中々売ってなくって、しかも出る季節が限られているのですね。

リンゴの国というイメージの(?)イギリスには、1日1個のリンゴで病気知らず(one apple a day keep you from ナントカ away)という諺があるそうなのですが、今の日本でそれを実行するのは、個人的に不可能なのですね。
一年の半分くらいはリンゴなしで生きております。

でも日本人はほんとに皆、甘いリンゴが好きなんでしょか?
酸っぱいリンゴが好みの日本人は、他にいないんでしょか?

まあでも、スペインでも、グラニー・スミスが好きっていう人は少数派かも?…考えてみると、他の人が買ってるのを余り見た覚えがないような…でも店にいつも出てたって事は、他にも買う人がいたんだよね…(・・?
どっちかって言うと甘いもの好きのスペイン人、エクスプレッソのコーヒーに入れる砂糖なんて、日本の3倍くらいだし…それなのに、酸っぱいリンゴもちゃんと売ってるんですね。
なんで??(*注)

写真に写っておりますリンゴの夫婦(?)は、ヒダリが玉林とかいう甘~いリンゴ。紅玉が店先から消える春頃から、ず~っとリンゴを食べてなかったら、リンゴ欠乏症(?)に罹ったみたいで、無性に食べたくなり、この玉林、余りに青かったので、もしかしたらグラニー・スミスみたいかも?と思って先日買ってしまったのですが…完全に色に騙されてしまった(…ってェ、勝手に思い込んだ自分が悪いのでは?)…甘いばっかりで、全然食べられません。
そしてミギは、この「さんさ」っていうの、紅玉ほどではないけど、割合酸味があっておいしいよと言われて買ってみたら、結構おいしかった。食べられました。

紅玉が出て来るまであと暫く、これで何とか命を繋げそう?
…でも近所のスーパーは、年中フジばっかりなんですね…(;一.一)

*注: なんで??… と思ったもので、
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by peque-es | 2007-09-24 11:53 | その他、色々、なんとなく…
ハッパかけたら…
2007年 09月 21日
a0072316_0222415.jpg…咲いちゃったんですが…

…という、ちょっと嘘みたいな話。
先日、野ボタンとバンマツリの花が咲いた時の記事で、クレマチスとブーゲンビリアは、買った翌年から一度も花をつけてない。「来年はチミタチも頑張ってね~」と書いた、そのブーゲンビリアの花が、なんと今頃咲いちゃったではないですか!

今日、部屋の中からベランダを、視界の隅でボーっと見てると、あれ? ブーゲンビリアの葉っぱ、なんかヤケに白っぽくない? …ん? 葉っぱじゃないよ…花だよ、花! ブーゲンビリアの花が咲いてるっ!

あんな記事書いたから、頑張って、今年の内に花を付けたのかしらん???
もう夏も終ろうかっていう時期に…なんかいじらしいというか、記事でハッパかけた事にちょっと罪悪感を感じたりしております…(・・;)…ってェ…花にもブログが読めるのだろうか?????(@@?)

そういえば、2株買った内のひとつは白い花だった…というのを忘れるくらい、咲いてなかったのに、です。花に見えるのは、ほんとはガクだそうですが。
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by peque-es | 2007-09-21 00:50 | コーヒー・ブレーク
お稲荷さんとスペインの関係?
2007年 09月 18日
このブログの検索キーワードで毎月トップ10に入ってる言葉がある。(今月は今のところ、堂々のトップ1)…それはなんと…お稲荷さんっ!

以前こういう記事を書いたからですね。
でも「お稲荷さん」を探してやって来た人は、「ちょっとスペイン」のタイトルと、グラナダはアランブラ宮殿(Alhambra: 日本ではアルハンブラと言われる事が多いけど、スペイン語では h は発音されません)の薄暮の写真(ホアン一色さんの傑作です)を見て、一瞬ちょっと「???」になるんじゃないかと思う。

実は少し前に、「スペイン語 HERO」とか「HERO スペイン語」とか、書き方は違うけれど、そういう検索ワードでこのブログに辿りつく人が、急に増えた事がある。
でその時は、こっちが「???」となって…考えてみたら、勝手にリンクさせて頂いてウォッチしてた某ブログのタイトルに、ヒーローに関係のある言葉が入ってたのですね。そのブログ、非常においしそうなブログだったのですが、無断リンクでミスリード(?)では何だか申し訳ない気がして、リンク取ってしまいました。

で、もしかすると、「スペイン語でヒーローって、どう言うのか知りたい」という方が結構いるのでは?…と思ったんだけど…!??

スペイン語のヒーローは héroe と書いてエーロエと読みます。アランブラ宮殿と同じで h は発音されず、最初のにアクセントが付くので、これをちょっと伸ばす感じになる。
スペイン語のアクセントには、非常に明快なルールがあって、そのひとつは母音又は n, s で終る単語は、最後から2番目の音節にアクセントが来るというもの。但しその場合は「普通の発音」な訳で、アクセント記号をつけなくても良く、逆にそのルールから外れる場合には、常にアクセント記号を付けて表記しなくてはいけないのです。
つまり同じ綴りで仮にアクセント記号がついてなかったとすると、真ん中の o にアクセントが付いてエローエのような発音になってしまうのだ。

ま、日本人でも書けない漢字があったりするのと同じで、スペイン人でもアクセント記号を付け間違えたり、或いは全然付けなかったり、発音されない h をつい抜かして書いちゃう事もあるのですが、ルールは一応そうなっておりますので。

ちなみにスペイン語でヒロインは heroína (エロイーナ、「エロイな~」ではないので、お間違えなきよう…)となって、麻薬のヘロインと同音異義也。
この i にアクセント記号が付くのは、上とは別のルールで、hiato (イアート)と言う現象…強母音の o と弱母音の i が繋がってくっついちゃう、つまり二重母音=1音節とならないようにするルール…だったと思う。エ・ロ・イー・ナは4音節だけど、仮にアクセント記号がなかったとしたらエ・ロイ・ナ…つまり、本当にエロイナ~になっちゃうのである!?

蛇足ながら、スペイン人、綴りやアクセント記号を間違える事はあっても、サスガに耳から入った発音は間違えませんので。
日本でスペイン語を勉強すると、どうしても耳より綴りから入る事が多いので、アクセントのルール、最初はちょっとメンドウかと思いますが…でも結構明快なルールなので、覚えちゃうと楽だと思う。

…ところで又、「HERO スペイン語」でこのブログに辿りつく人が増えるのだろうか?…
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by peque-es | 2007-09-18 13:24 | スペイン:人、物、言葉…
失敗作が溜まって来たので…(fracasos acumulados...)
2007年 09月 17日
…まとめて載せてみます。≪スペインふう家庭料理≫の話です。

≪スペインふう家庭料理≫は、そもそも料理のページというよりは、日本でスペインふうの家庭料理(…ふうのもの)を食べるにはどうすればいいか?という、シコーサクゴの実験室、という主旨でスタートしたので、まいっか…て事で…でも写真は小さめにしました…(・・ゞ
a0072316_123069.jpg
←先ずこちら、アリオリ・ポテト(Patatas alioli)の失敗作。
何が失敗って、残ってたパセリを、え~い、全部入れちゃえ!と使ったら、ちょっと多すぎたんダナ…(^^ゞ
これはほんとは、アリオリ・ソースというのを作って和えるのですが、「ちょっとスペイン風」にはマヨネーズ&ニンニクとパセリのみじん切りで代用…でそのマヨネーズも、ちょっと多かったんダナ…(゜.゜)
a0072316_12302076.jpg
次にこちら(→)は、スペイン語でパドロンのピーマン(Pimientos de Padrón)と呼ばれる、所謂シシトウの揚げたの…の失敗作。これもほんとは、油で素揚げのようにして作るものなのだけど、シシトウがはぜると非常にコワイものがある!…ので、「ちょっとスペイン風」にはいつも、炒める程度の油で焼き目を付けて、あとはフライパンにちょっと水を入れて蓋をする。すると蒸し焼きされて、揚げたのと同じ位柔らかくなる…という手順なのですが、洗いものとか、他の事をやりながら片手間にやってたら、焼き目焦げ目になってしまったんダナ…(・・ゞ
スペインでパドロンのピーマンを食べる時、誰かが必ず口にする Pimientos de Padrón, algunos pican y otros no (パドロンのピーマンは、辛かったりそうでなかったり)という言い回しについては、又別の機会に。
a0072316_12303359.jpg←そしてこちらの失敗作は、Marmitako (Marmitaco)と呼ばれる、バスク地方の料理。
リンク先に書いているように、生のカツオの代わりに「カツオのナマリ」を使う事を思いつき、暫くそれでやっていたのですが…新鮮そうなお刺身用のカツオのカタマリを見つけて、久しぶりに思い立って作ったら…煮込み時間が絶対的に不足してるんダナ…(++;

煮物はやっぱり時間をかけて煮込まないと、味が出ない…急に思い立って作っちゃダメなのです!?
それからイタリアの「裏ごしトマト」っていうのがあったので使ってみたのだけれど…トマト味が(そして色も!)強くなり過ぎてしまったんダナ
…それともうひとつ、ないので仕方ないのだけれど、こういう白いスープ皿よりは、やっぱりスペインの土鍋というか、赤土色の焼き物の器に盛った方が、感じの出る料理なんダナ…と思ってしまったのダナ

a0072316_23501272.jpg最後の失敗作は、↑で余ったイタリアの裏ごしトマトを使って、キューバ風ライス(arroz a la cubana)というのにしたかったのだけれど…

…一瞬の差(数瞬の差?)で目玉焼きが焼けすぎて、固くなってしまったんダナ…(@@;)…(でもこれだけは昼間作って、自然光で撮ったので、写真は奇麗?

全部、「それなりにおいしかった」のではあるけれど…けれどけれど…ちょっと欲求不満…
料理はちょっとしたタイミングのズレや量の違いで変ってしまう。幾ら実験でも、やはり雑に作ってはダメだった、のでした…反省っ…(--;

ちなみに「失敗(作)」はスペイン語で、fracaso(s) と言います。
いつか成功作が出来たら、又載せますんで…_(._.)_
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by peque-es | 2007-09-17 22:31 | スペインふう家庭料理
スペインの身分証
2007年 09月 15日
前の記事のコメントで miriyun さんが「年金問題」に触れて下さったお陰で、前から一度書こうと思っていた事を思い出した。

a0072316_23474749.jpg≪フラッシュバック・スペイン≫の「5.アイデンティティー」という章にも書いた、健康保険カードのエピソード。
スペインでかれこれ10年以上も前くらいに導入された物で、写真の一番上に置いてあるのがそれです。それまでの紙の保険証に替わって、磁器データの入ったカードが作られる事になり、それを申請したら、何故か2枚、違う番号のカードが出来ちゃったのでした。

スペインの健康保険と年金制度は、同じ省庁の管轄。で「年金がダブって支払われる」なら別にいいか?って気もしたのだけど、先ずそういう事はありそうもないし、逆に「万一何かの間違いがあって、年金が貰えなくなったら大変だ、早い内にはっきりさせとけ」…と、同僚のスペイン人たちが口を揃えて言うもので、半日潰して社会保険の診療所に行き、でも結局そこではラチがあかず、社会保険庁のナンタラ部という所にタライを回されて…

でもまあ数日後に、どっちのカードが無効ですと、向こうから連絡して来て、それで余ったカードを返却して、一件落着したのでした。

で当時、こういう事が起こるのはスペインだからだよね? 日本じゃあり得ないよね?…と話し合ったのに、日本に帰ってみたらそうでもない。日本の年金も色々揉めていて…そもそも年金制度の始まった時には、今のような情報管理システムなんて、世界のどこにもなかった訳で、日本のお役所の方がきちんとしてるというのは、一種の幻想だったんじゃないだろうか?というような感想を、上記ホームページの元になった原稿に書いたのが、今から3年くらい前だった。

このところ、その感想が裏付けられるような年金問題のニュースで、なんだかな~と思っております。

写真の中の残り2枚のカードは、身分証明書(「外国人」なので、正確には在留&労働許可書)と、上記ホームページにも出て来る納税者番号のカード。いずれも個人データ及び番号などは消させて頂いておりますが…a0072316_0301785.jpg

…そして真ん中の身分証明書の裏にはしっかりと、本人の指紋が捺印(?)されているのであります!→

今からかれこれ30年近くも前の古い話ですが、日本では、身分証によって国民を管理するのは「人権侵害」だというようなロンギが確かあった。あれって、指紋を取られるからだったんですかね?
でも初めてスペインに行った時に、在留許可証を貰うのに指紋を取られて、だからって別にどうって事ないよな?と思った覚えがある。
それに当時から、確か日本でも、外国人には指紋を登録させてるんじゃなかったっけ?

で現在の日本には住民番号制度のようなのがありますが、でもあれって身分証制度ではないんですよね?
で、それで管理されたら困るというか、何か抵抗のようなものが、やはりあるようなのですが、それって何に抵抗してるんでしょう??
日本に居なかった間に導入されてた制度で、詳しい経緯を知らないのですが、どういう反対があったのか? その「反対の理由」みたいなのを、どなたか簡単にまとめて、教えて頂けないでしょか?(゜.゜)
…事ある毎に住民票や戸籍抄本を発行して貰うより、身分証1枚持ってた方がずっと簡単な気がするんだけど…(・・?

尚「健康保険」、つまり医療保険制度についても、昔は、公立の病院でも民間の開業医でも同じように使える、日本の健康保険の方が、使い易くて便利と思ってたんスが、日本じゃ未だ紙の保険証で、救急診療を断られて流産しちゃった女性のニュース…なんていうのを聞くと、これ又なんだかな~と、複雑な気持ちになる昨今であります。でもスペインの救急病院の話をすると、又長くなるので、今日はここまで…
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by peque-es | 2007-09-15 01:40 | スペイン:人、物、言葉…
ミギかヒダリか…
2007年 09月 09日
≪村人生活@スペイン≫のcazorla さんによると、今スペインで与党となっている社会党(PSOE)と野党の民衆党(PP)の争点のひとつに、移民問題があるらしい…

そっから又、水平思考(?)をしちゃったのですが…

少し前にあるブログで、アメリカの共和党と民主党、そのどちらもが実は「民主主義」と知って、ビックリしたというような事が書いてあった。
これは「民主主義」だの「何々主義」という言葉が、日本では曖昧に使われていて、勘違いしちゃってたから…ではないでしょか?

「民主主義」っていうのは、絶対王政や独裁政治に対して言うのだと思うのですが…

だから今世界の大半の国は民主主義…ですよね?
特に所謂先進国とか、西欧に属する国では全て、制度は異なっても「普通選挙」による民主政治が行われてる筈。

でその民主政治の中で、社会主義とか資本主義がある?

…ところででも、社会主義って一体何よ?と思ったのですが…

だって資本主義(経済)に対するのは共産主義(経済)?
でも共産主義経済っていうのは、世界の殆どの国で、ある意味破綻してるんでは??
今、欧米先進国の間で、社会主義の政党を与党に抱いている国はあっても、純粋な共産主義経済を取っている国はないのでは?

強いて言えば、みんな民主主義なんだけど、その中で福祉を重視する政策を取るのが社会主義政党とか…???

そういえば「保守」だの「革新」だのって言葉も、一体何を指すのか、訳が分からなくなって来てるような…

ベトナム戦争時代、或いは冷戦時代には、タカ派、ハト派なんて言葉も使われましたが…(今でも使ってる?)…でその頃は、アメリカの共和党はタカ派で、民主党はハト派だったんだよね?

社会科学系、つまり政治・経済・社会・地理・法律・歴史…といった課目には、まるで向いてない人間なので(…何に向いてるんだ…(・・?)、色々見当違いをしてるかもしれませんが…

そういえば去年スペインを再訪した時、目を惹いた事のひとつが、バールなどの入口にあった「Se permite fumar」(煙草吸えます)の表示。普通は「Se prohibe fumar」、つまり「禁煙」って書くんじゃあ?…

…と思ったら、過去2,3年の間に、スペインでは、現在与党である社会党が、禁煙法みたいなのを通して、公の場所で煙草を吸えなくしちゃってたのですね。レストランやバールなどでも、喫煙コーナーと禁煙コーナーが分けられて、更に喫煙コーナーが許可される為には広さや換気などの条件が整ってないとダメとか…
でスペインの首都マドリッドは、国政レベルでは野党に回ってる民衆党が政権を握っているのですが、社会党に対抗して、喫煙できる場所を増やす条例を通したとか通そうとしてるとか…

笑い話みたいで、実際話してくれたスペイン人の友人も笑ってましたが、ほんとの話らしい。

「煙草吸えます」って入口に書いたバールの写真、どっかで撮った気がして探したのに見つからない…あっちこっちにあったので、今度撮ればいいやって思ってて、結局撮れなかったんだっけか?…ので、写真はなしです。(*)

ところで福祉を重視する政策を取るには資金が必要で、そのせいか、社会党政権下のスペインでは、日本に比べて税金が高かった。同じ年収で比較して倍くらいの税率の所得税を取られてた気がする。…でも、民衆党政権に変わってから税率が下がった訳でもなかったか…?

日本は先進国の中で福祉に充てられる予算が最低だとか…

スペインの職場では、結構政治の話が出る。特に男性職員の井戸端会議(?)の2大テーマは、政治とサッカーと言っていいと思う。
オレはミギだ、ヒダリだ、オマエはアカだ、クロだと、お互いに相手を罵りながら(?)、でも冗談交じりで、何か政治的なニュースがある度に、つまり毎日のように延々とやり合いながら、でも仕事は仕事で一緒にやっていく…そういうスペイン人の精神風土(?)みたいなの、結構面白くて好きだったりするんですが…でもまあこれは、職場にもよるのかも知れません。

スペイン第一次社会党政権の初期は、フランコ時代に非合法、つまり地下で社会主義運動をしていたような、ある意味気骨のある政治家やカリスマ性のある党首もいて、その政府の下にスペインはEC加入を果たし、バルセロナ・オリンピックやセビージャ万博に向けて経済発展をして行く(彼らの経済政策は、ある意味でむしろミギ寄りだったと言える)のですが、その末期には汚職事件や大臣のスキャンダルなどが続発した。
当時「自分はヒダリだ、今までず~っとヒダリを支持して来た」というスペイン人が、「今回はミギに投票する、ヒダリは色々間違った事をした、間違いは罰しなくてはいけない、これは罰投票なんだ」と言った事があった。ミギがヒダリよりいいからではなく、ヒダリを罰するためにミギに投票するという事ですね。
その時の選挙で社会党は負け、民衆党政権になったのですが、その民衆党政府はイラクに派兵して、そして2004年のマドリッドの大テロ事件が起きた。
同じ年にあった選挙で、今度は民衆党が負けて、「イラクからの撤兵」を掲げた今の社会党政権になった…と記憶している。

自分の回りの人と話をすると、誰も今の政治に満足してるようには思えないのに、日本は政権が変らないのは何故だろう…と、選挙の度に思います。もしかして、日本人って「罰する」のが嫌い?
人の間違いを罰する社会では、自分が間違えた時にも罰せられる…のではありますが…でも逆に正しい事をした時には、それをちゃんと認めてくれる社会、頑張ったら報われる社会、であって欲しいと…そう思いません?

…その他、色々、なんとなく…でした。

(*)追記: cazorla さんがコメントで、カソルラ村の例をひとつ、紹介して下さってます。
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by peque-es | 2007-09-09 14:38 | その他、色々、なんとなく…
三びきの子ブタの家
2007年 09月 02日
a0072316_134957.jpgこれは、子供の頃の最大の愛読書のひとつ、イギリス童話集。

石井桃子さんの名訳で、主にジョーセフ・ジェイコブズ(Joseph Jacobs、ご参考)という人がまとめた、イギリスやアイルランドなどの昔話が集まっている。ジェイコブズっていうのは、言ってみればイギリスのグリム兄弟…みたいな人だったのだと思う。大人になってからも何度も読み返して、サックはご覧の通りボロボロです。

その中に入ってる「三びきの子ブタ」、昔は結構有名でしたよね?
NHKの幼児番組「ブーフーウー」は、この子ブタたちからインスピレーションを受けて作られたキャラクターじゃないかと、ず~っと思ってたんですが…

念のために「3びきの子ブタ」のストーリを書いて置きます。
~~むかし、あるところに3匹の子豚がいて、最初の子豚は藁束を持ってる男に遭って、分けてもらったワラで家を作る。a0072316_2194363.jpgするとオオカミがやって来て、ワラの家を「フッとふいて、プッとふいて」吹き倒し、中に居た子豚を食べてしまう。二番目の子豚はハリエニシダを持った男に遭って、ハリエニシダを貰って家を作るけれど、やっぱりオオカミに吹き倒されて、食べられてしまう。3番目の子豚はレンガを持った人に遭って、レンガを貰って家を作る。オオカミがやって来て吹き倒そうとするけれど、レンガの家は倒れない。そこでオオカミは、今度は子豚を誘い出そうと色んな事を言うのですが、a0072316_21142217.jpg子豚はその度にオオカミを出し抜いて、最後は逆にオオカミをやっつけ、オオカミ鍋にして(?)食べてしまったのデシタ、メデタシメデタシ~~
ちなみにNHKのブー、フー、ウーは兄弟で、一番上のブーはいつもぶうぶう言ってる文句たれ?、真ん中のフーはいつもふうふう言ってる弱虫?、そして一番下のウーが一番のしっかりもので頑張り屋、というような性格設定だった。

ある時、当時ロンドンに居た若い友達のブログに、この「3匹の子豚」の話が登場。彼女は確か英語の本を読んで、「日本の気候や風土には木の家の方が合ってる」「レンガの家が木の家よりいいというのは、何でも自分たちのものが一番という、偏見から作られた話ではないか」…というような感想を書いていたのだった。

そんな風には考えた事がなかったので、へぇ~っと思ったのですが…でもジェイコブズは、この話を創作した訳ではなく、古くから民間に伝わる話を編集したので、これは他の多くの民話と同じく、「人生の寓話」のようなものだと思う。
…けれどもしかすると、今の日本では、昔話としての「3びきの子ブタ」、昔ほど有名じゃなくなったのかしらん? (「ブーフーウー」も??)

で話は変るのですが、その後、他のブログでも、「ヨーロッパの家は奇麗だけれど、日本の風土には合わないのではないか? 日本はやっぱり木の家がいい」というような意見を、幾つか目にしたのですね。

…これって、どういう事なんだろう?
…だって、日本の伝統的な家は、必ずしも木で出来てた訳じゃないと思うんスが…

…というような事を、実は書いてみたかったのデシタ。
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by peque-es | 2007-09-02 20:44 | Japón,Japan,Nippon..