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『スペイン電話事情その後』…の、その後
2007年 06月 29日
先日の記事で予告(?)したタイトル、早々に変更…_(._.)_
というのも『スペイン電話事情その後』というタイトルは、以前こちらの記事で既に使っていた…のを発見したのでありました。
前の記事では固定電話について、電話の加入権が「日本はスペインよりもかなり高い」という話をしたのですが、今度は「携帯電話も日本は高い」というお話。

a0072316_23312958.jpgスペインから日本に帰って来て、携帯電話を買おうとしたら、スペインで使ってたようなプリペイドの選択肢が殆どなくて困惑。日本には何故プリペイドが少ないのか? 携帯電話をそれほど使わない人まで、プリペイドじゃなくて「契約」にするのは、どうしてなのか?…というような事を、ホームページのこの辺にも書いてますが、当時思ったのは、要は日本の電話市場は、未だ本気で自由化されてないんじゃないか??というような事ですね。

でソフトバンクがボーダフォンを買収した時、当時別のブログだった≪ちょっとスペイン…の玄関≫に、実はこういう記事も書いたのだった。
今使っているケータイは、この時と同じ「子供用」のプリペイド、2ヶ月毎に3000円、近くのコンビニでリチャージしております。(→)
このリチャージ、ちょっとややこしい自動機を使うのですが、携帯電話の店でアテンド順を延々待ってたのに比べると楽になった。

a0072316_23434130.jpgさて、今までの経緯はこの位にして、左の写真は去年の11月、マドリッドに2週間滞在した時に使ってた、スペインのケータイ(+α)。電話機は友達の、今は使ってないお古をタダで借りて、確か18ユーロくらい払って「携帯電話番号」を買い、滞在中使えるようにしたのです。18ユーロには6ユーロくらいの通話料が含まれていたと思う。その後最低金額の5ユーロづつ、4,5回料金をリチャージしたと思う。日本にも1,2度かけて、最後に少し余った金額は、電話機を貸してくれた友達にそのまま付けて返しました。課金方法を選べば、市内やケータイへの通話料がもっと安くなったのだけれど…いずれにしても感覚的には計5,6千円で、2週間の旅行中携帯電話が使えたという感じ。
追加料金のリチャージは、泊めて貰った家の隣にあったスーパーのレジ、携帯電話店、煙草屋さんなど街のあちこちで可能。スーパーのレジでリチャージすると、レシートに電話番号などの情報の入ったバーコードが印刷されて出て来る。次からはそれを見せて、レジのスキャナーで読んで貰えばいいだけなので、チョー便利だった。(…えーと、サンプルにレシートを一枚残しておいた筈なのに、時間が経ち過ぎて、居場所が分からなくなってしまった…(・.・;) もし見つかったら、あとから写真を載せます。)

何故こういうことができるのか?
それは最近日本でも話題になってる(?)携帯電話のカギってヤツが、スペインの携帯電話には「かかってない」からですね。つまり最初に18ユーロ、引くことの6ユーロ、イコール12ユーロ出して買ったモノは、そのカギ=SIMカード。上の写真の「+α」は、そのSIMカードの付いてた台紙…(電話の右のMの字が書かれた紙に、小さい長方形の穴がくり抜かれてるの見えますか? あそこにSIMカードがあったのです。それをくり抜いて、電話機の中にセットします。)…や使用マニュアルなどなど、だったのだ。
それにしても、総務省が市場の活性化、自由化の促進の為に、ケータイ各社に「カギ」=SIMカードの使用制限の解除を働きかけるっていう事は…お上が企業に、君タチもっと競争しなさいって言ってる??
ちょっと古いこの記事によると「夏までに検討」なんて書いてあるけど、答えはもう出たんでせうか?

a0072316_23482287.jpgそしてこちらは、2003年当時、既に街のあちこちにできていて、ホームページでも触れている、インターネットによる電話を使ったロクトリオ(locutorio)という電話屋さん。今回(…って、もう半年以上前ですが…)泊めて貰った家のすぐ近くに1軒あったので、日本に電話するのに2,3度利用しました。
中には電話のブースが幾つかあって、普通にダイアルして電話をかけた後で料金を払う。でも普通の電話回線に比べてチョー、チョー、超お得! 日本と10分くらい話しても1ユーロとか、そんな値段です。今マドリッドの人口のかなりのパーセンテージを占めてると思われる移民達も、こういうロクトリオを使うと、心置きなく国の家族に電話する事ができるのですね。
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ついでにこれは、街で見かけたネット・カフェ?…だったと思うんだけど、1.95ユーロっていうのは何の値段だったんだろう…???(*注)

尚今年になって、ボーダフォン変じてソフトバンクが、月額使用料1000円っていう契約携帯電話を売り出した時、これなら契約にしても見合うじゃないか? スペインのテレフォニカが数年前に英断(?)した「月額使用料ゼロ、但し月の通話料金=最低1500ペセタ」というのに肩を並べるケータイが、日本にもやっと現れた?(3年前の読みが当った???)…などなど思って、プリペイド・ケータイから契約ケータイへの宗旨替えを検討したが、余り安くない電話機を新たに買わねばならない上に、第3世代とかになったら電波の情況がどう変るか予測不可能…とかとか、お店の人に言われて、今暫く見合わせてしまったのだった。こ~なったらSIMカード解禁(?)まで「子供用ケータイ」で…待つ?

(*注: 元の写真を拡大してみたら、下の方に「1/2h」という文字が見えたので…つまり、半時間当たりの使用料?)
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by peque-es | 2007-06-29 20:20 | スペイン:人、物、言葉…
シクラメンの種! ~>執事が欲しい?
2007年 06月 23日
a0072316_12253019.jpg先日の記事でお話ししたシクラメンの花のあとに出来た球状物体…



←こんな風になりました。




先ず段々乾いていって、写真左のようになり(↓拡大図)a0072316_12273157.jpg







…それがはじけて中央のようになり(↓同じく拡大図)a0072316_12304981.jpg









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中にはこういう黒っぽい(実物はもう少し茶色です)ものが一杯入っておりました…(→)

これってやっぱり種ですよね?

今週はこれで終わりなのですが、ブログを読んで下さってる方たちに「言い訳」をひとつ。

ブログを始めてつくづく自覚したのは、自分は書くのがヘタだという事。
週一の更新がやっとなのに、書きたい事は次から次へと浮かんで来る→書けないでいる内に、頭がこんぐらがる→イザ書こうとすると話が飛んで、まとまらなくなる…という悪循環で、やっとこさ書いても、ダラダラと長い文になってしまい、それを何とか少しでも整理しようと無駄な努力をして、時間ばっかりかかる、という事を繰り返しております。
いつも分かりにくい長文に付き合って下さってる皆さま、ほんとにありがとうございます。こんなブログですが、これからもよろしくお願いします。

ちなみに、今書こうと思ってる…というか前から書きたいと思っていて、中々書き始められないでいるテーマ…

1.見えないゴールを目指す力
2.大人もゆとり教育?
3.日本経済の駐車場コスト

…あ、でもその前に、以前書こうとして、既に写真をアップロードしてるのが幾つかあったんだった…
4.スペイン風ミックス・サラダ
5.スペイン風焼き魚
6.スペイン電話事情その後

…そういえば「記事編集」なんていうメニューがあった筈…とオサライしたら、最近になって、こういう記事も書こうとしていたのだった…
7.ゴミの収集時間
8.これって…DINKS?(新築マンションの掲示板)
9.スペインとフランス

…それから、この間思いついた、≪スペイン語ひと口知識≫の番外編も忘れないようにしなくちゃ…
10.象は鼻が長い 

…とそして、「記事編集」を更に昔に遡ると、こんな記事も書きかけていたのだった…
11.マス・メディア
12.執事が欲しい…

…執事って、色んなものをきちんと整理整頓して、スケジュールを管理して、必要な調べ事をして…なんか身の回りをオーガナイズしてくれるような気がしません? ちょっと(かなり?)憧れてるんですが…で「先ずこれから書くのがよろしいのでは?」とか言ってくれたりして…?
…そうだ、これで12.は書けた事にしよう(…っていいのか?)

真面目な話、一番最初にモノにすべきは、やっぱ既に写真をアップロードしている4.から6.、特に6.の「スペイン電話事情その後」かな?と思ってるんですが…だって、去年の11月にマドリッドに旅行した時のネタだもんね…
我ながら「…ったく! タイトルばっかりあっためて、どうすんねん…」と思いますが、ちょっと「言い訳」&「自己プレッシャー」でした。…あ~あ、遅筆…

追記(同日): タイトル変更しました(「~>執事が欲しい?」を付け足し)。12.はこれでいい事にしようという魂胆です?
…さんざん「書いては消し」するくせに、いつも出してから又直してるような…_(._.)_
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by peque-es | 2007-06-23 00:20 | その他、色々、なんとなく…
シクラメンの種?
2007年 06月 14日
a0072316_1852204.jpgなんだか慌しく過ぎてしまった1週間。
おまけに、エキサイトのサーバー不調で、他のブログの訪問やコメントも、思うようにできなかったけど…果たして記事は書けるのか? 

この写真、冬に買って寄せ植えしたガーデン・シクラメンが、ず~っと次から次へと花を咲かせて、でもここへ来て、さすがに花も葉っぱももう終りだなぁ…という図なんですが…
画面左下の方、植木鉢からはみ出た軸の先に付いてる丸いもの、見える?
花が終ったあとが、こんな風に膨らんで来て、直径1.5cm位の球体になってるんですが。
シクラメンって球根だったと思うんだけど…でもこの丸いものが段々乾いて行って、種のようになって、それを植えてみたらちゃんと芽が出て、シクラメンになった、と言う人がいるので、目下観察中。

そういえば球根だって最初は何かからできる筈(?)で…何からできるんだろう? とか…

この丸い物が地面に潜って球根になるのだろうか?? とか…

…思いながら、見ておりまする…

(写真では分かりにくいのですが、先に丸い物の付いた茎が土に向かって行く感じなのです。花が付いてた間は上を向いて立ってた茎が、しおれるというのではなく、しっかりしたままで下の方に曲がって行く。画面手前の中央より少し右、植木鉢の土が見えている空間に、そうやって地面に達した丸い物がひとつあります。)

a0072316_1855685.jpg追記&写真追加: 実は上の写真は少し前のものだったのですが、今日見たら球状の物体は全て地面に着地しておりました。ので、アップで写真を撮り直し…丁度デジカメの電池が切れてしまい、一枚しか撮れなかったのですが…こんな感じ→

ほらね、地面に潜って行きそうな感じがするでしょ?(2007年6月15日)
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by peque-es | 2007-06-14 21:29 | コーヒー・ブレーク
王様と「あなた」
2007年 06月 07日
スペイン語の「あなた」には Usted (ローマ字読みでいいのですが、語尾の d には母音が付いてないので「ウステッ」という感じ)と Tú (同じくローマ字読みで「トゥ」)の2種類あって、それをどう使い分けるのか? という話です。

その前に、日本語の「あなた」って、あれ比較的新しい言葉ですよね?
時代劇で「あなた」って言ったら、ちょっと違和感がある。(最近増えてるような気もするけど…)
現代でも面と向かって話をする時には、「あなた」というより「○○さん」と、名前で呼ぶことの方が多いんじゃないでしょか? 特に目上の人やお客さんに「あなた」っていうのって、抵抗ありません?
本来の日本語では、2人称代名詞というものがなかったというか、そもそも自分に対して相手、そしてそれ以外の彼、彼女なんていう概念が薄かったというか…そんな考察を大昔、新聞か何かで読んだ気がするのですが。

でスペイン語には「あなた」という概念は存在すると思うのだけれど、その「あなた」によって、代名詞、そしてそれに対応する動詞を使い分けるのですね。

一般に Usted の方が丁寧な言葉で「あなた」(*)、 それに対して Tú の方は、例えば「君」(…「お前」「あんた」「貴様」「おぬし」「おのれ」「ワレ」…あれ?)とか…というような説明もあるけれど…

…でも目上の人や年配の人に対しても、お互いに Tú で話す事も多い。
…上司と部下の関係は、お互い Tú で呼べる方が、うまく行っていると言える。
…かと思うと、先日の記事で紹介した「蝶の舌」という映画では、ひと昔前のスペインの小学校で、定年を迎える歳の先生が、子供の生徒に対して Usted を使っている。

Usted と Tú の違いは、年齢差や社会的な上下関係よりも、むしろ人間関係における距離感のようなものにあって、Usted の方が「距離がある」という説明の方がいい気がします。例えば…

勤めていた会社で、ある時、今まで Usted で話していた客のエライさんが、初めて Tú で呼んでくれたと、大喜びしてた営業部長がいた。それは彼にとっては、自分を対等に扱って貰えた象徴だったのですね。
逆に、慣れ慣れしくして欲しくないヤなヤツには、ワザと Usted で話して、相手にも Tú とは言わせないようにするってのもアリだし…

でも、「あなた」という概念さえ確立していない(?)日本人にとって、どういう「あなた」が Tú で、どういう「あなた」が Usted なのか、年齢や上下関係に拠らないとすると、益々判断が難しくなってしまう場合も多い。
友達や同僚の間なら、普通は年齢などには関係なく全て Tú でOKなのだけど、でも例えばその友達や同僚の親とか祖父母に紹介されたら…どうしたもんですかね?
一般に初対面の時、中にはむこうから「Tú で話そう」と言ってくれる人もいるけれど、そうでなければ、どっちにするか迷ってしまう…

そういえば、日本でも知られている映画監督のペドロ・アルモドバールは、テレビなどで見てると、自分の母親を Usted と呼んでいた。今のスペインで、子供に自分を Usted で呼ばせる親は先ずいないので、初めてそれを聞いた時は「へぇっ」という感じだった。仮にペドロ・アルモドバールと知り合いになってお母さんを紹介されたとしたら…やっぱり Usted で話すんでしょね?
でも友達の両親の中には、Usted なんて止めてくれっていう人もいたし…
一方で、自分の母親には Tú で話してるのに、姑には Usted で話してたりする友達もいるし…

これはもしかしたら、スペイン人にとっても、時には微妙な使い分けを必要とするものなのかもしれない?

でもね、スペイン中でただひとり、誰に対しても Tú で話せる、というか「話すべき」人がいると思う。それはスペイン国王!

実は平民が王様と話す時には、Usted より更にややこしい言い方をしなくてはいけないのですが、ま、そんな機会は余りないと思うので…要は「直接呼びかける」には畏れ多い存在ということで、その majestad (マヘスタッド…これも「マヘスタッ」っていう感じ、意味は英語のマジェスティですね)に対して呼びかけるという事なのだと思うのだけど。

でも王様の方は「我が民」に対して Usted なんていうヨソヨソシイ呼びかけをしてはいけないのだと思う。そして他のヨーロッパ王室や皇族の方々に対しても、常に同等の親しい関係でなくてはいけないんじゃないでしょか?

だから王様が Usted を使うところって聞いた事がない…と思ったのだけれど、考えてみれば、王様が誰かに話すのを、直に聞いた事がある訳でもなかったのでした。(笑)

でも、ごくたまに、テレビのニュースなどで王様が庶民と触れ合ってる姿を見た事があって、Tú で話してた記憶が…少なくとも、行事におけるスピーチなどで国民に呼びかける王様、常に Tú の複数形である Vosotros を使ってるよね? Usted の複数形である Ustedes を使ってるの、聞いた事ない。親しみを込めて「オマエタチ」って言ってる感じがするんですが。

…あ、それから、もうひとり! 中古のマイカーを修理に持って行ってた近所の町工場の親方、マリアーノは、誰に対しても Tú だったっけ…ホームページのこの辺にも書いた事があったけど…実に徹底してました!(思い出したので一応リンクしときましたが、記事とは余り関係ありません。)

…で、ふと思ったのだけど、あのマリアーノ親方がスペイン国王と話すような事があったら、彼は王様をどう呼ぶのだろう…???(…と想像したら笑えて来た…わははっ)

*追記: ちなみに Usted は、実は Vuestra merced という古い敬称が約まったもので、直訳すると「あなた方の恵み、慈悲、御意」というような意味になる。だから(2人称なのに)動詞が3人称単数形になるのですが…で、この「あなた方」も実は「おまえ達」だったりして(ややこしくてスミマセン)、複数なのに2人称単数の敬称として使われたようで、スペインの時代劇を見てると、昔の騎士なんかが使ってる。日本語の「お前」も、本来の意味は「オンマエ」だったりするので、面白いなあと思うのですが、どうでしょう?(2007年6月8日)
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by peque-es | 2007-06-07 20:33 | スペイン:人、物、言葉…
スペインの電圧と日本の電力会社
2007年 06月 01日
a0072316_1830782.jpg…はて、これは何?

…と思われた方、実はこれは、右下の写真に写ってるものを、裏(?)から覗いて見たものでした。
スペインの電気製品を日本で使う為に、はるばる秋葉原まで出かけて買って来た、コンセント・プラグのアダプター…
a0072316_18313784.jpg
目のように見えるのはネジの穴…こんなに大きいとは知らなかったヨ。
このアダプターを使えば、ヨーロッパ・サイズの、直径5mmくらいの頑丈なプラグが付いた電気製品を、日本のコンセントに繋いで使える訳です。もし電圧さえ違わなければ…ネ。

前の記事の中で、日本の掃除機のパワーが今イチなのは、家庭用電圧が100Vと「低い」事も影響してるのかも?と書いたけど、実は、初めてスペインに行った1980年頃のマドリッドには、確か電圧が110Vの家と220Vの家があった。古い家は110V、新しい家は220V。それが今では全て220Vの筈です。

マドリッドでは地区によって、2つの電力会社が電力を供給している。料金は同じだけれど…
そして、そのどちらもが、110Vから220Vへの切り替えを敢行したんじゃないかと思う…詳しい事は知らないのだけれど…

110Vのところと220Vののところが混在していた言わば「過渡期間」が、いつ頃始まって、いつ頃終了したのか、これも詳しくは知らないのですが、ある時気が付いたら、家電売り場で物を買う時に「電圧はどちら?」と聞かれなくなってたのだ。ま、家電なんてしょっ中買う物ではないからね…

そこで思い出すのが、日本の電力会社、関西と関東で周波数が違うって事。
1960年代の半ばに関西から関東へ引越しした我が家では、家電類を全て買い直さなくては行けなかった筈…まあ当時の家電類って、今に比べたら数が知れてますが、古いビクターの蓄音機を、親が親戚に譲ってた記憶がある。

その約35年後、スペインから日本に帰って来て買った家電類、気が付いたら、周波数の仕様がみんな「50Hz、60Hz共用」となってる…そりゃそうだよね、この狭い日本で、関東向け製品と関西向け製品を分けて開発して、分けて売って…なんて、やってらんないですよね?

そういう企業努力は勿論必要だと思う。でも国や電力会社が、同じ国の中で周波数が違うという問題を放置(?)してるのって、ど~ゆ~事なんだろう?と考えてしまうのです。

周波数と電圧じゃ技術的な難しさが違うのか?とか、専門的な事は分からないのですが、でも場所によって電力供給の仕様が違うのって、日本の家電メーカーのコストを圧迫してる筈…という事は、海外の企業と比べて、日本企業の体質を弱くしてる筈…(そして最終的なツケは消費者が払ってる筈?)…などと思ってしまうのですが(・・?

スペインで使ってた家電製品、大きいものは家と一緒に置いて来たけど、持って帰ったものの中に、パソコン用のモニターとプリンターがあった。電圧の仕様は100V~240V。どういう事かというと、多分世界中のどの国でも使えるって事です。
日本でそれをパソコンと繋いで、最初に写真を載せたアダプター経由でコンセントに差して、何の問題もなく立ち上がった時には、おおッ、これぞほんとのマルチナショナル!と感動したものだった。
ちなみにモニターは聞いた事のない名前の中国製、プリンターは日本でも有名なアメリカン・ブランド。でもどちらも実にインタナショナル!

それに比べると日本のメーカーは、多くの製品で、海外仕様と国内仕様を分けてるんじゃないかって気がするんですが…(・・?
例えば掃除機のように、ヨーロッパ向け製品は重厚なデザインで、パワフル且つシンプルなのに、日本向け製品はなんかプラスチックのおもちゃみたいで、力が弱く、しかも使いづらい?…とか(・・??

で電圧の話に戻りますが、日本でも、やろうと思えば200Vにできる、200Vは既に家のすぐそこまで来てると聞いた事があるのだけど…なら、どうして、やらないんでしょ?
スペインで電圧が切り替えられた裏には、国の方針とか、指導とか、奨励策とか、従って企業や消費者への補助金とか、色んな要素があったのだろうと想像はするのだけど、同じ事を日本では、何故できないのだろう?

というのも、電圧には許容範囲というものがあるらしく、200Vならば220V用の製品も使えるらしいのです。だから日本の電圧が200Vになれば、家電メーカーも輸出もし易くなるのでは?っていうのは素人考えですかね?

それから日本国中到るところで見られる醜い電線と電柱は、いつになったら地下に埋まるのでせう?
そういえば、クレーン車が電柱にぶつかって電線が切れ…じゃなくって電線にひっかかって電柱が倒れ、だったか…とにかく人身事故も起っていて、それはクレーン車側の過失だけではなく、電線が規定より低かったからで、実は日本中で、送電線や配電線が規定の高さより低いところが、かなりあるのだ、というレポートを最近見たのですが、引用しようと思って検索したら、い~っぱい事故(?)があって、どの記事なのか分かんなくなってしまったので省略…
実際近所を歩いていて、ふと目を上にやると、今これらの電線のどれかが、何かの事故で切れて垂れ下がってきたら…とゾッとするくらい沢山の電線が見える。風の強い日なんか、かなりゆれてるもんね…
近所で建設中のマンションの工事現場で、一帯の電線が全て覆われているのも、多分事故防止の為だろうと想像するのですが、これをやる手間とコストは一帯どれ位?…などなど考えてしまうし…(・・ゞ

a0072316_2315584.jpgそれ以外にも、少し前の記事に書いたような、こういう狭い歩道に立ってる電柱の問題もあるし、


f0073246_10244054.jpg折角のお花見も邪魔してるし…

これは2006年のお花見だったのですが(→)、




…実は2007年のお花見では…
a0072316_1952371.jpg電線や電柱が写らないように配慮したり、撮った写真から電線やガードレールをカットしたり(←)…してたのでした。

83年から85年にかけて、日本で何人かのスペイン人たちと仕事をする機会があった。
彼らが一様に言った事:

日本の道は狭いのに、何故ヨーロッパ式の小型車じゃなくて、アメリカ式の大型車が多いのか?
そしてあの醜い電柱と電線が、どうして街中にあるのか? 何故地下に埋めないのか?

…あれからもう20年以上も経つのに…ほんとに、何故?

どなたかテーマに詳しい方がいらしたら、教えて下さい!

それから各電力会社さんは料金の値下げ…
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by peque-es | 2007-06-01 20:03 | Japón,Japan,Nippon..