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スペイン(とブログ)の夏休み
2006年 07月 24日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものをコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

日本では未だ梅雨が明けず、ちょっと感じ出ないけど、なんだかんだ言って学校ももう夏休み。スペインやヨーロッパでは記録的な暑さのようで、このブログも「夏休み」について。

以前このブログで≪スペイン的休暇の取り方≫という記事を書きましたが、スペインでも普通の会社の有給休暇は年に20日ほど。取り方が日本とは違うってだけで…

但し学校の夏休みとなると話が違う。
スペインでは秋が新学期で、一学年は大体10月から翌年の6月まで…という事は、休み3ヶ月!

但し年度末の試験で落第点を取ると、追試や再試を受けなくてはいけない。
6月の追試で合格すれば夏休みを楽しめるけど、それも落としたり、或いは6月中に追試がない場合は、9月に再試、つまり夏休み中も勉強…

そして9月の試験にも落っこっちゃったら…落第です。
ちなみにスペインじゃ、義務教育でも落第がある。

夏休みの中味については、とても1回の記事=1000文字では書けそうになく、おまけにちょっと身辺慌しくなって来ました。
スペインの落第生の夏休みでもいいから欲しい~! という情況なので、暫くブログをお休みします。

スペインやスペイン語に関心を持って、このブログに来られた方は、「スペイン関連お奨めサイト」のリンクをご参照下さい。
これらのサイトで、少しでもスペイン気分や夏休み気分を感じて頂けたなら幸いです。

[ コメント : 4]
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by peque-es | 2006-07-24 12:51 | その他、色々、なんとなく…
お稲荷さん
2006年 07月 23日
…て「いなり寿司」ではなくって、狐をご神体として祀るアレです。
母の実家には、このお稲荷さんの祠が、私が物心ついて以来ず〜っとあったのですが、そのお話です。

後から聞くと私の曽祖父にあたる人が、あるきっかけから信仰して、庭に祠まで作って祀ってあった「ご神体」。
小さい頃の私は、どこのおばあちゃんの家にも「そういうもの」がごく普通にあるものだと思っていた。

多少大きくなると、どうもそういうものではないとは分かってきたけど、とにかくずっと自然にそこにあったものなので、どういう由来があるかとか、考えた事もなかった。

私が小さい頃は、年に一度くらいは祖父母の家に、何日か泊りがけで行った。
そういう時、朝起きて台所に行くと、おばあちゃんは前日お稲荷さんにあげた水とお米を持って来て、それを新しいお米と水に取替えて用意している。おじいちゃんは新しいお米と水をお稲荷さんにあげて、お参りしてから出かけて行く。昨日あげたお米はお昼の茶粥の一部になる。…というのが日常の光景として、毎日繰り返されていた。

そしておばあちゃんは、家族の病気だとか、孫の受験だとか、それから私がスペインに旅立つ日とか、とにかく何か事あるごとに、お稲荷さんに向かって無事を祈ってたわけですね。

そのお稲荷さんが、もう10年以上も前になるだろうか、私がスペインに住んでた間になくなってしまった。

その経緯は…
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by peque-es | 2006-07-23 23:35 | その他、色々、なんとなく…
カエルの子はカエル?
2006年 07月 21日
テーブルの上にあったメモ用紙をふと見たら、ひとつ前の「富士山」の記事を書くきっかけになったテレビを見てメモしたもの…「うん、もう書いたから捨ててもいいや」と取り上げて、捨てる前にも一度読むと…又しても「ん?」というか「あ!」というか…

…エンジェル・フォールのカエルについて、書くの忘れてた事があったではないか…

滝つぼ、つまり水の溜まる場所がないところに棲息するこのカエルは、水かきを退化させただけじゃなくて、オタマジャクシにならないんだって!

…つまり卵からイキナリ小さなカエルが出てくる??
卵はどんなところに産むんだろう??
テレビではそこまでやらなかったような? それとも見逃してしまった?

「オタマジャクシにならないカエル」って、なんか劇的な気がするんだけど、そういう劇的な変化、つまり進化を遂げるのに、一体どれくらいの時間がかかったんですかね???

「オタマジャクシはカエルの子」、じゃなくて…「カエルの子はカエル」?

…でもそういえば、ガマとかツチガエル(?)とか、他にも「必ずしも水辺に棲んでなさそう」なカエルがいるけど、あれはやっぱり水の中に卵を産んで、それがオタマジャクシになって、そっからああいう風になるんスかね?????
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by peque-es | 2006-07-21 23:08 | その他、色々、なんとなく…
富士山
2006年 07月 18日
又々 cazorla さんの記事&コメントからインスパイアされました。

特にコメントで、世界遺産の認定基準だとか、富士山が世界遺産に認定されない理由というのを読んで、ふーん、そういえば前に≪玄関≫の方で「ん? と世界遺産」という記事を書いたことがあったっけ、あれも富士山だった?…などと考えてたら、偶然、昨日・今日と続けて、テレビで「世界遺産」そして「富士山」についての番組を見てしまいました。

まずNHKの世界遺産100という番組で、南米大陸にあるイグアスの滝とかエンジェル・フォールとかいうものを見ちゃったんだけど…¡ ○×%※●!…ちょっと規模がちゃう…ヮ

富士山は日本人にとっては大事な、或いは象徴的な意味があるとしても、「世界遺産」としてはやっぱり少し不足なのかも…って思った。

どんなものにも政治がからむ世の中なので、世界遺産の認定もそれを免れられないとは思いますが、世界遺産というからにはやっぱり、一応「人類全体」にとって大事にする意味のあるようなものを選ぶんでしょう?

上記エンジェル・フォールは落差1000メートル、水はすべて水蒸気になってしまうので、下には滝つぼというものがない。その水のない環境に、水かきを退化させて生き残った、非常に珍しいカエルの一種がいる…

それにしても、その日本人にとっては大事な、多分心のよりどころのようなものかもしれない富士山がゴミでいっぱいっていうのは…日本人って一体どういうことよ!??

私は富士山登った事ないのですが、登ったことのある方、富士山は本当にゴミだらけなんですか?

そういえば前に hendayo さんがこの記事で教えてくれた富士山のウェブ・カメラっていうのがあったっけ…でも富士山はライトアップされてないので、夜行っても何も見えません…

追伸: 曇りや雨の日もダメです…
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by peque-es | 2006-07-18 00:08 | Japón,Japan,Nippon..
手抜きガスパッチョ
2006年 07月 14日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫の記事を頂いたコメントごとコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

a0072316_1311216.jpg暑くなって来ましたね…と思ったら、急に食べたく(飲みたく?)なった、スペインの夏の冷たいスープ=ガスパッチョ!(東京ガスのCMじゃないよ、ちなみにスペルは gaZpacho)

ので、急遽作る事にしました。と言っても実はこれ…手抜きガスパッチョ…

ミキサーやフードプロセッサーでできるので、元々簡単と言えば簡単な料理なのだけど、でも野菜の下洗い、下準備、そして最後にミキサーの後片付け、意外に時間がかかって億劫。只でさえ暑いのに…

でスペインから帰って以来、実験を繰り返した結果、トマト・ベースの野菜ジュースを使って、簡単且つ結構感じが出るように作るのに成功した、というのが「手抜きガスパッチョ」であります。

この夏初めての「手抜きガスパッチョ」を作ったついでに写真を撮ったので、ホームページに追加しました。更にこの≪玄関≫でも公開。

でもここは写真1枚しか載せられないので、興味のある方はちょっと長いですが、上記リンクから3年越しの実験結果をお読み下さい。

要は市販のトマト(野菜)ジュース→ガスパッチョに持って行くのに一番足りないと思われる味、キュウリと玉ねぎとニンニクを、おろし金でおろして、混ぜて、漉して、オリーブ・オイルとワイン・ビネガー,塩,レモン,スパイスで味付けて出来上がり!

スペインのレストランでは、トマト,ピーマン,キュウリ,玉ねぎなど、ガスパッチョに使ったのと同じ野菜+パンを小さな角切りにしたものを別途持ってきて、好みに応じてスープに散らしてくれる。グヮルニシオン(guarnición)とかトロペソン(tropezón)とか言う。グヮルニシオンは「付け合せ」、トロペソンは「躓く」という動詞の名詞変化形…つまりゴクゴク飲もうとしたらケッツマズク物!

喉ごしだけじゃなくて歯ごたえが欲しい人には、噛む物も入れてくれるって?

でスープ皿からスプーンで[食べ]ますが、家庭では写真のようにコップに入れて、ゴクゴク飲む事も結構ある。水分&ビタミン&ミネラル&塩分が補給できる、スペインの暑い夏にうってつけのドリンク、スペインじゃカートン・パックでも売ってる。日本でも発売してくれたら、もっと手抜きできるのに…

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by peque-es | 2006-07-14 13:08 | スペイン:人、物、言葉…
フランス、パリ、ジダン…
2006年 07月 13日
実は前の記事を書く前、ワールドカップでフランスが優勝したらフランスについて書こうと思ってたのだけど…イタリアに負けちゃって、おまけにジダンの頭突き退場騒ぎで、どうまとめたらいいか分からなくなってしまった(笑)。でスペイン製のフック(コート掛け)で逃げましたが…でもやっぱり書いておこうかな?

a0072316_0502577.jpgそもそも私はフランスに住んだことないし、フランスやパリに詳しいわけでもない。それが「フランスについて」なんていうのはオコガマシイのだけど…でもま、シロートのフランス、っていうのもあるじゃあないですか?

実は大学では…仏文専攻だった…(汗)
でも全然モノにならなかったのですよ。モノにしようとするのを途中でやめてしまって(笑)…そして時はめぐり、縁あってスペイン語の勉強を始め、それが面白くてスペインまで行ってしまったのだった。

更に時はめぐり、引き算すると23年目くらいに日本に帰って来たのだけど、帰る前にパリに行ったのです。この写真はその時泊まった3つ星ホテル…そういえばホテルの入口の隣にある ANTIQUITES のお店、何故か一度も入らなかったな…ここを選んだ理由は、パンフレットに「17世紀の建物」って書いてあったから!

当時感じていたのは、ひとことで言うと「ヨーロッパの底力」
リンクは長いので要約すると、私が子供の頃には、日本のお手本=アメリカ、一方でヨーロッパ→老大陸→古いものばかりで若い活力はない、もうダメな国々というような捉え方をされていたように思う。
でも何故かヨーロッパの端っこの国で20年以上過ごした後では、アメリカよりもヨーロッパの方がスゴイと思うようになってたのですね。特にEU統合に伴う諸プロセス、社会の変化には、肌で感じる力強さがあった。

あ、それからテレビの影響もあったんですが!(笑)
フランスには、ドイツとの共同で arte というテレビ・チャンネルがあるのだけど、こういうチャンネルをタダで流せる国、タダモノじゃない!と思う。
スペインでデジタル衛星放送が始まった時に、キャンペーンでアンテナをタダで付けてもらって加入したら、このチャンネルがタダで受信機に入って来る…日本のテレビ局は有料でもこんな番組構成はできない、あと何十年経ってもできないかもしれない…とため息が出るような内容です。シチメンドクサイ事や難しい番組をやるというのではなく、素直に質の高い番組をやる。文化・教養・芸術番組やドキュメンタリー…日本でもマイナーな日本映画や前衛芸術、ヒップホップのパフォーマンスなどもやっちゃったりする。
でこのチャンネルを垣間見てるうちに、こういう番組をタダで流すチャンネルが存在できる国の、国や一般の視聴者もひっくるめた文化度の高さ、みたい事を考えさせられてしまったのだ。

そういう「古くてスゴイ」ヨーロッパを見に行くんだから、17世紀の建物って聞いたら、そそられるじゃあないですか?

実際に行ってみたら、圧倒的な街の魅力! 街の成熟度、文化の成熟度、移民や観光客までもがパリになってしまう、大人の文化のゆるぎなさのようなものを感じたのですね。

…うーん、なんで大学でフランス語続けて、フランス留学とかしなかったんだろう? スペインなんて子供やん! 行くとこ間違えた?? 

そういう「大人の国」のイメージと、ワールドカップのフランス・チーム、ベテランが輝いて勝ち進んで行く姿とが、なんか重なっちゃったりして…

そしたらその、輝いてたジダンが最後に頭突き退場??

いやあ私って、思い込みが激しい割には知識ないので、そしてそれを自覚してるので(笑)…それにサッカーに詳しいわけでもないし…え? 私の思ってたような国と違った? とぐらついてしまいました。
でもテレビ・ニュースを見たり、又 cazorla さん ayapan さんのブログにお邪魔してる内に、少し考えがまとまって来て …うんでもやっぱり、フランスってすごいと思うな!

ちなみに私がパリに居た間に一番かっこいいと思ったもの
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by peque-es | 2006-07-13 13:21 | その他、色々、なんとなく…
鍵…
2006年 07月 11日
a0072316_0102894.jpg
…だとしたら「ジャックと豆の木」の巨人の家用。横60cmくらいもある…実はコート・フック。
鋳鉄製? 余り詳しくは知らないのだけど、スティールでない事は確か。
10年くらい前にマドリッドのラストロ(蚤の市)の端の方にあったお店で、最後の2つだったような…市の計画で少し離れたところに鍛冶屋(…だったか?)が集められる、もうじきそこに移るんだって、お店の人が言ってた記憶があります。

vanillaleaf さんのこのペーパーホールダー見て、なんかセットになりそうって思ったんで写真に撮ったんだけど、考えてみたらトイレの中と玄関で、別にセットにする理由もないですよね…(笑)

蚤の市が立つのは基本的に日曜・祝日ですが、辺り一帯には平日も店を開けてる家具屋、骨董屋、その他モロモロのお店があります。
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by peque-es | 2006-07-11 00:49 | スペイン:人、物、言葉…
Gazpacho Chapuza (手抜きガスパッチョ)
2006年 07月 08日
(ホームページの≪スペインふう家庭料理≫をブログに統合し、記事を持って来ました。記事の年月日はオオヨソです。)

a0072316_11205517.jpgガスパッチョ (gazpacho) というのはトマトやきゅうりなどの野菜で作った冷たいスープのことです。
スペインの夏の代表的な家庭料理。材料を揃えてミキサー等でジュース状にすればいいだけのようなもんなんだけど、必要な野菜を揃えて洗ったり、あらかじめ適当な大きさに切ったりするのって、結構手間がかかる。ミキサーやフード・プロセッサーのたぐいを出したりしまったり、使ったあと洗ったりっていうの、なんか億劫だし…それにスペインじゃ、ミルク・ブリックのようなカートン・パックに入った「出来合い」のガスパッチョが、いっぱい売られてたんだもんね。好みのブランドを見つけたら、それ、買っちゃった方がラクなんだもんね。

カートン・パックのまま冷蔵庫に入れておいて、飲みたい時に飲みたいだけ飲めばいい…というわけで、スペインに居たときは自分で作ったことなかったのだ。20余年の間についぞ一度も!! です。
でも日本のスーパーじゃ、そんなもん売ってないもんね。2004年の酷暑のさなか、どうしてもガスパッチョが飲みたくなって初めて挑戦した、これはそのシコーサクゴの記録です。

先ず、材料を確認してみよう。大昔、留学した時に買った料理のエンサイクロペディアがあった筈だけど…a0072316_1124370.jpgあった、あった! →

…それにしても色が悪いね。こんな色の悪い写真ばっかじゃ、全然おいしそうに見えない。実物のスペイン料理を知らない人は、先ず買わないと思う、こんな本。
それを買ったのは、2年間の留学を終えて日本に帰る時に、これ1冊あれば普通のスペイン料理をモウラしてるような感じがしたのと、その割に安かったからです。
コスト削減のシワヨセは、カラー印刷の色に出ている。

材料は先ずトマト、きゅうり、にんにく、ピーマン、玉ねぎ、そして味付けは塩にお酢、オリーブ・オイル… COMINOというスパイスの名前が書いてあるけど、これは日本語、或いは英語ではなんというのか? 日本で手に入るスパイスなのか? ま、追求はあと回しにして、とりあえずは COMINO なしで作ってみよう。トマトの皮と種は取るのかな? ピーマンはやっぱり赤ピーマンか黄ピーマンを使うんだろうけど、とりあえず日本の普通のピーマンがあるから、これでやってみよう。量は全部テキトー。

スペインから持って帰った、いわばハンド・ミキサーのようなものを、一緒についてきた0.5リットル位の容器にセットする。いっぱいにはできないので、生野菜をちょっとづつ、切っって小さくしてから入れて回す。それを何度か繰り返す。やっぱし結構、時間と手間がかかる。おまけに緑のピーマンてのはやっぱりガスパッチョには向いてないみたい。
百科事典の写真とおんなじくらい色の悪いガスパッチョができてしまったヨ。
それに幾ら回しても完全に細かい粒子にはならない。ま、少々舌にぶつかるけど、これ以上回してらんないから、このヘンで妥協しよう。
ええっと、COMINO はないから、代わりにパプリカをちょっと入れよう。パプリカの原料って赤ピーマンみたいなもんでしょ? 色も少しよくなるかもしれないし!

今イチ思った味ではなかったけど、まあ不味くはない。それにしてもトマトの種を取るのってヒジョーに手間がかかる。スペイン人の友人にメールで聞くことにした。返事に曰く、「だからさ、ワガハイは種を取ったトマトの缶詰を使うことにしてる。いずれにしてもガスパッチョってのは、みんな自分のガスパッチョが一番だと思ってて、百人いれば百の作り方がある。もし知りたければ、次のサイトにいっぱい出てる…」

イエ、知りたくありません。他人のガスパッチョのレシピを百も読む根気はありませぬ。
それにしても缶詰のトマトでガスパッチョを作るとは! 缶詰ってのは火を加えてるんじゃないのか? ガスパッチョってのは「生野菜」のスープなんじゃないの?

半信半疑ながらスーパーへ行くと、「ナチュラル・トマト」の缶詰というものがある。
「ナチュラル」ということは生? 分かんないけど買ってみよう。ついでにスパイスの棚を端から眺めてみることにする。COMINO に一番近いのは「クミン」という名のスパイスだが、「説明」を読むと「カレー」などに入れると書いてある。色もそんな感じだし、ちょっとイメージが違うなあ…

ナチュラル・トマトの缶詰でシコーサクゴを重ねる内、ある日、母から電話がかかって来た。「今テレビでガスパッチョやってるよ!」
慌ててつけたら、スペイン人のコックさんがガスパッチョを丁度作り終えたところでした。どーやって作ったの? 
でもどうやらCOMINO はやっぱり「クミン」らしいと分かって来た。今度はクミンを足してみよう。

スーパーにクミンを買いに行ってハタと思いついた。トマトの缶詰でガスパッチョが作れるなら、トマト・ジュースで作ればもっとカンタンではないか! これは実験してみるっきゃない!

2004年の夏はこの辺で終わりました。一連の実験から導きだした結論としては

1.ガスパッチョはトマト・ジュースでも作れる。
2.オリーブ・オイルは[オソルオソルでなく]入れた方が感じが出る。
3.米酢よりもやはり、ワイン・ビネガーの方が感じが出る。
4.緑のピーマンは使わないほうがいい。きゅうりの皮も剥いたほうがよい。
5.赤のピーマンも、緑のピーマンも、別になくても、そんなに味は変わらない。

でも、どうやっても、舌にあたるツブツブがなくならない。まあ「歯ごたえ」があると思えばいいんだけど…

秋に休暇で一時帰国してきた別の友人に話を聞いた。彼女はスペイン人と結婚してる。
「COMINO が日本じゃどういう名前なのか、なかなか分かんなくってさ…」
「あ、うちじゃ COMINO 使わない。キライだからって」(あ、そう…)
「で、いくらミキサーかけても、舌にあたるツブツブがなくならないんだけど…」
「だから…漉すよ! ミキサーにかけたあと。」

そうだったのか! ミキサーだけでああいう舌触りになるわけではなかったのか!!
まイイヤ、冬にはガスパッチョ食べないし、来年の夏に又実験しよう。

そしてその2005年の夏、私は素晴らしいアイデアを思いついたのである:
トマト・ベースの野菜ジュースを買って来て、にんにくその他をおろし金ですりおろして入れればいいんじゃん? 
早速実験。先ずはジュースの味をみて、味が足りないと思われる材料を想像する。
にんにく、玉ねぎ、きゅうり… ジュースにはガスパッチョには入ってない野菜も混じってるけど、大きな影響はないです。
にんにくひとかけ、玉ねぎもひとかけ(?)、それに皮をむいたきゅうりくらいなら、おろし金でおろした方が、後始末も含めて、ずっとカンタンだ。味付けは塩、ワイン・ビネガー、オリーブ・オイル、レモン汁、それにパプリカとクミン…これらをよおく混ぜて、少量の水でうすめる。お味は、と…… グー! グーですよ、これは!! カンタンで、しかも感じが出てる。ちょっとキメが荒いけどさ。百人百様っていうんだから、こーゆーのもあっていいでしょう。

全てのガスパッチョと同じく、作った翌日くらいの方が、味がなれて更においしいハズだ。
味見した残りは冷蔵庫に入れておきませう。
大型のフード・プロセッサーとかでタンネンに作れば、もっとキメの細かいものができるのかしらん? 
次の実験で、冷蔵庫で余ってたきゅうりきぜーんぶ入れたら更に感じが出た。つまり目安としては、トマトと同じくらいきゅうりを入れると、感じが出るってことです。
尚、表題の Gazpacho はいいとして Chapuza の方は、ドロナワでやった作業とか、イイカゲンな仕事とか、そういうものを指します。つまりこれは…
「手抜きガスパッチョ」てことです。

追記:2006年の夏、暑くなったので急にガスパッチョが作りたくなり(飲みたくなり?)
作ったついでに写真を撮って追加しました。もひとつついでに、ジオログにも載っけました。
でも写真に写ってる野菜ジュースは、ちょっと甘さが過ぎてオススメではありません。
お好み次第ですが…なんか3年越しの実験になってしまった…(2006年7月)
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by peque-es | 2006-07-08 11:05 | スペインふう家庭料理
日本ってこんなに…
2006年 07月 07日
…気候悪かったっけ?

スペインで暮らしていた頃のイメージとしては、高温多湿の夏や梅雨はヤだけど、全体としては温帯の、そして四季の変化もある、過ごしやすい気候…
暑さ寒さが極端で、乾燥したスペイン中央部の気候より、潤いがあって穏やかな気候だと思ってたのに…

2003年の夏の終りに帰って来てから、その幻想(?)が崩れ去るようなお天気ばっかり!

夏は昔と比べると信じられないくらい暑くなるし!
秋は台風は来るし!(おまけに地震も!)
冬は湿気のせいか、下からズンズン冷えるし!
春の嵐は吹くし!
そして結構極端!

冬からいきなり夏になってしまうような感じもあるスペインと違って、日本に帰ったら楽しめると思っていた春と秋、殆ど楽しめません!
思ってたよりすぐ暑くなったり寒くなったりするし、それに穏やかな気温と爽やかな空気を楽しみながら散歩できるような、お天気のいい日が数えるほどしかない!
「五月晴れ」や「秋晴れ」って言葉は、「死語」になってしまったのか?

梅雨や台風、秋の長雨に加えて、伏兵は風と、そしてやはり湿気。 
湿度が高いと、気温がそれ程高くなくても汗をかく。
汗をかくと乾かない。
肌や下着がいつも湿ってる感触、耐えられません! (風邪もひくし!)
クーラーかかっているところでも、なんか湿った冷気が出てくる感じ。

摂氏40度でも汗をかかなかった、そして汗をかいてもすぐに乾いた、マドリッドの乾燥が懐かしい。
夕方の散歩を、風や虫に悩まされることなく楽しめる、スペインの長~い夏が懐かしい。

日本はやっぱし、標準時変えるべきです! いや、関西以西の人はピンと来ないかもしれないけど、関東は関西よりも、年間を通して日の暮れるのが早いのですよ!

今頃は一年で一番長い太陽が楽しめる時期のはずなのに、梅雨で肝心の太陽、出ない!
雨や曇や、むしむしする天気ばっかり!
そう言ってる間に耐えられないほど暑くなって、そして日はどんどん短くなって行ってしまうんだよね…。

午後7時過ぎまで明るい今頃の日の長さを、せめて初秋くらいまで楽しみたいって思いませんか?
日が暮れるのが遅くなったら、セカセカした日本人も、少しはゆったりした気持ちになれるんじゃないかと思うんだけど!?
そのためには標準時をずらすしかない! ではありませんか?

日本で一番北にある北海道で、サマータイムの試みが続いているそうな…今年で2年目とか。
でも聞いてみると、役所や企業単位で参加するらしい。
それじゃカワイソウだよ! やるんなら社会全体でやんないと…
だって朝は早起きして仕事に行くのに、テレビの番組時間が変んなかったら、寝不足になるだけじゃあないですか? ねえ!

という訳で、日本の標準時を明石から網走に移そうという「ちょっとスペイン的提案」にご賛同下さる方は、古~い記事ですがお読み下さい。 
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by peque-es | 2006-07-07 00:19 | Japón,Japan,Nippon..
スペイン語の親戚
2006年 07月 05日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものをコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

ワールドカップの準決勝一戦目でイタリアがドイツに勝ち、これでどこが優勝しても「ラテン語圏のヨーロッパ」の国が優勝という事になった。つまりイタリア、フランス、ポルトガル、この3つの国はどれも、ラテン語から派生した言語を使ってるのです。

でもしかしてサッカーってラテン系の国に起源があるのかと思って、ウィキペディアを覗いたら、「古代中国に遡る」…ちょっとビックリ!

ラテン語は既に死語、カソリックのミサなどを除いて、現在その言葉を喋って日常生活している民族はいない。

でもラテン語から派生した言語を使っている国は上の3つの他にスペインとルーマニアがある。

近年スペインでは、ルーマニアからの移民が増えた。経済の苦しい東欧圏から脱出しようとする人達の目的地のひとつがスペインなのは、やはり言葉が似ているからなのだと思う。

実際これらの国、中でもスペイン、イタリア、ポルトガルのネイティブ達がそれぞれの国語で喋っても、ある程度の意思疎通ができる。私もイタリアではスペイン語で通した。分かってくれるのです! こっちはイタリア語分かんないけど…

そしてスペインには、スペイン語の他に更に3つの言語がある。カタルニア語、ガリシア語、そしてバスク語。
スペイン語の別名は castellano つまりスペインの中央部カスティージャの言葉という事で、それがスペインという国の標準語になっているのだ。
起源不明のバスク語を除いて他の2つはやっぱりラテン語系。ガリシア語はポルトガル語に似ていて、カタルニア語は…バレンシア方言に似ている(笑)

バレンシア人に、彼らの言葉をカタルニア語と言うと、気分を害する…けど、バレンシア語っていうのは認められてないのです。

言語と方言がどこで分かれるかというと、≪すいよ、しめま≫に書いたように、その言葉で書かれた文学作品の有無…つまりその…始めっからしまいまで関西弁で書いた小説があったとしたら、関西弁もひとつの言語になるていう事や?

そんなアホなぁ…?

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by peque-es | 2006-07-05 13:14 | その他、色々、なんとなく…