<   2006年 05月 ( 11 )   > この月の画像一覧
宝のモチグサレ!?
2006年 05月 29日
(…昔の別荘の記事を、一部改編して持って来ました…)

f0073246_23272722.jpg←カフェテーラ(cafetera)=スペイン語で「コーヒー沸かし」。

スペインじゃコーヒーといえばエクスプレッソ(エスプレッソ)。多分ラテン系の国は一般にそうなんじゃないかと思う。

どこの家庭に行っても人数分のエクスプレッソを作れる大きめのカフェテーラがある。食事などに呼ばれると、大体食べ終わって一段落した頃に、家の誰かが「カフェ?」と聞いて立ち上がる。コーヒーを沸かしに行くのだ。残ったメンバーは、カフェを所望した人数分のカップ(デミタス)やスプーンなどを用意しながら話を続けて、コーヒーができるのを待つ。

でも私の家に呼ばれるスペイン人達は、インスタント・コーヒーで我慢する事になってた。
1人の時はインスタントの方が簡単だし、年に数回もないような機会の為にカフェテーラ買うの、億劫だったからだ。単なる決心の問題ですけど。
一度など予めコーヒー担当を決めて、彼女がコーヒー豆とコーヒー沸かし持参で来てくれるようにセッティングしたし!
あの時豆は挽いてあったっけか…それともミルも彼女が持って来たんだったっけか…?

でも実は密かに、いつか日本に帰る時が来たら、カフェテーラを1個買って帰ろうと、ずーっと心に決めてたのだった。
日本の家でエスプレッソ・コーヒーを飲もうと思ったら、自分でいれるっきゃない…と自覚してた事もあるけど、こういうコーヒー沸かし、ちょっといいじゃないスか?
日本じゃ多分なかなか買えない、あってもイタリアン・デザインの高級品だったり…とか、するだろうし…

で帰る前のバーゲン・シーズンにデパートに行って探しました。
左は6人用、つまりデミタス・カップ6杯分のコーヒーが作れる。普通のスペイン家庭にあるのは、この倍の大きさはある。そして断面が6角形になっていて、分厚いアルミ製が多い。
これはステンレス製で、ちょっと見にはデザイン物に見えなくもない(?)、でも6角形の断面が円形になっただけで、全然普通のお手頃価格。

うん、これにしよ、と決めたところで目についた、もうひとつのコーヒー沸かし。何をどうするもんなのか、よー分からへん…売り子嬢に聞いたら、ウィンナ・コーヒーをいれるためのコーヒー沸かし、だって!? ふーん…

…どうやって作るの…?
[PR]
by peque-es | 2006-05-29 00:15 | スペイン:人、物、言葉…
スペインのジョーク 2006
2006年 05月 25日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものをコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

スペイン人の生活はチステ-chiste-と呼ばれるジョークなしでは成り立たない。

かなり昔、マドリッドの国立語学学校のスペイン語科でチステの特別授業があった。毎回やってた訳ではないと思うけど…
ちなみに、スペイン語科の先生はチョー真面目で、特別企画のその授業は校長先生がやったのだった。

うまい人の語るチステは、まるで落語を聞いてるみたい!
長いのは覚えるだけでも大変だし、名人は常に新ネタも仕入れて、日々切磋琢磨してるようだ。

そんな訳でHPにはチステのページがあるのだけど…

今までに載せたの1ヶだけ…いや、生活習慣も違うし、ジョークを訳すのって難しい…

でも最近届いた次のメール、日本でも通じるかも?

お題は訳して≪2006年の(あなたの)生活≫

1.電子レンジで暗証番号を打ちそうになる。

2.PC以外のトランプ占いを何年もやってない。

3.たった3人の家族の電話番号が15もある。

4.隣に座ってる人にメールを送る。

5.メールがないから親には連絡できないと言う。

6.固定電話(まだあったとして)が鳴ると「何のセールス?」と思う。友達なら固定電話は使わない筈だ。

7.家から電話するのに外線の0を回してしまう。

8.過去4年間同じ机に座ってるけど実は3つの違う会社に勤めた、又は4つの違うビルに通ったけど全部同じ会社だった。

10.あなたの上司は、あなた程仕事ができない。

11.マンションの玄関でブザーを押さずに携帯メールで友達を呼び出す。

12.機械の数よりコンセントが少ないので、携帯/MP3/デジカメを充電する時はどれかを外す。

13.人生の最初の20,30,或いは60年間持ってなかった携帯を、忘れて出ると心配で堪らず、取りに戻る。

14.朝起きると先ずコーヒーを飲みながらネットに目を通す。

15. Ntnds msjs cm st(文字化けではないと思うんだけど、よー分からんのでそのまま)

16.今画面見ながら笑ったとこを誰かに見られなかったかと回りを見回す。

17.これを読んで吹きだす。

18.そしてこのメールを誰に転送しようか考え…イヤもう決めている。

19.夢中で読んだか、ぼーっと読んだか、9番が抜けてた事に気づかなかった。

20.今確認してみたが確かに9が抜けている。

21.そして今、自分自身の滑稽さを笑ってる…てない?

2006年の日本のあなたに当てはまったのは幾つ?

[ コメント : 2]
[PR]
by peque-es | 2006-05-25 11:46 | その他、色々、なんとなく…
人生=選択科目?
2006年 05月 24日
(…昔の別荘の記事をコピーして持って来ました…)

Kafka さん、別名 hendayo さんが goo の≪教えて≫で見つけた↓この質問:
(質問の全文や回答を読みたい方は、下記に貼ったリンクからどうぞ。)

質問:子供を将来医者にしたい
私の親戚関係、知り合い友達には医療関係の人はいません。-中略-子供は今4歳の男の子です。
-中略-公立の小中校からでは国立に進むのは無理ですか?お金の無い家庭から子供を医者の道に進めるにはどのような方法があるのかぜひ、ご教授いただけたらと思います。よろしくお願いいたします


…なんかヘン…じゃないですか? 方法が分かれば、本人の資質とか希望に関係なく何でも選べるっていうような感じ?

hendayo さんや回答者の何人かが書いておられるように、子供は親の所有物ではないし、子供の人生を親が決めるべきではない。でも百歩譲って、「親が決めてもいい」というか…まあ「子供にどうなって欲しい」という夢くらいは持ってもいいとして、それでも、どっかに違和感が残る。何かがひっかかって、時間が経つほどに気になるので、記事にしてみる事にした。

もしかして、この質問をした人の頭の中では、人生=「選択科目」のような図式になってるんじゃないだろうか?

大学とかで、第二外国語は何を取るか、どういう科目が単位が取り易いか…そんなノリで、職業と人生を「選択」しようとしてる、そんな感じがするんだけど…???…「必修科目」が抜けてない?


お医者さんでも何でもいいけど、先ず「なりたい」「やってみたい」というような気持ちがあって、でも気持ちだけでは何にもなれないのが「世の中」だと思ってた。
気持ちの他に、本人の資質+能力、環境、運、努力、そういった全ての要素が紡ぎ合わされて、長い年月かけて、「人ひとりの人生」になるんだと思ってた。

それとも質問した人は、自分で希望・選択したものになれてるって事なんだろうか???

↓こっちはトマトさえ、思うように選択できないって思ってんのに!(←まだ言ってる…)

この記事に「昔の別荘」で頂いたコメント&お返事
[PR]
by peque-es | 2006-05-24 19:26 | その他、色々、なんとなく…
…思い出した
2006年 05月 22日
(…昔の別荘の記事を、一部改編して持って来ました…)

なんとなく言ってみたかった事を、感覚だけで書いちゃった前の記事。コメントを頂いて、なんかもうちょっとちゃんと説明せねばと思いながら、でも裏付けとなるような知識はなし…って思ってたらですねぇ…今日、スーパーで見つけた! ↓このトマトたち!f0073246_19514850.jpg

どう? 私のモノサシでは、このちょっと緑がかったトマトの方が、少なくともサラダにするにはおいしげに見えるのだけど。
おまけにこれ3個で、ラップされたブランド・トマト1個より安かった…やりゃあできるじゃん!?
 
いえ、「前の記事の赤くてラップされたトマトの方がおいしそうに見える!」と仰る方は、勿論それでいいのです。味覚は人それぞれ。

でも、こっちのトマトの方がいいという人には、こういうトマトを選べるオプションを与えて欲しいという事が言いたかったのです。
できればいつ行ってもこういうトマト「も」あるといいのだけど、ダメならせめて月1~2回くらいでも、そういう「オプション・トマトの日!」みたいなの作って欲しい! と思うくらい、普段は真っ赤なトマトばっかりなのですね。少なくともうちの近所では!
前にこの写真のようなトマトを見たのは、記憶では一年くらい前だもんね…ちなみにそれは、1人暮らしには多すぎる5~6個も入ったパックだったのだけど、ひとつも腐らずに完食した。
普段出ている赤いのは、2個のパックを買っても1個ダメにしてしまったりするのに。
近所の美容師さんがやはり、「この辺のトマト、色ばっかり赤くて味は全然おいしくない」とゆーよーな事を洩らしてた気がする。ちなみに彼女は北海道の人です。

そして頂いたコメントから思い出したのだけど、

フランコ時代にはスペインも一種の「保護経済」だったという事。
全体主義国家として世界経済から孤立していたような感じだったらしい。
私が初めてたスペインに行った1980年頃は、そのフランコが死んで僅か数年。フランコの命日には右翼がピストルをぶっ放しながら車で街を走り回っていた。
一次生産品の物価は当時の日本と比べると格段に安かったけど、2次加工品のバラエティは信じられないくらい貧しかった。

その3年後ぐらいに生まれた社会党政権によって、スペインは当時未だECと呼ばれていたEU加盟を果たした。他の加盟国よりも安い農産物や畜産品には厳しい圧力がかけられ、鉄鋼の年間生産量など「生産能力があるのに政治的に制限」された産業もあった。
それでも政府はEC加盟、そして国際化の道を断固として推し進め、陽気なスペイン人たちは文句をぶーぶー垂れながら、それに付いて行った…

とゆーよーな事はまあ、ずーっと後になってから思い返してみて、そー感じた訳ですが。

国際社会の海に乗り出して行って、波にもまれて溺れそうな事も多々あったけど、そして残念ながら力が足らずに溺れてしまった人もいたのだとは思うけど、総体的に見ればスペインと、そしてスペイン人は生き残ったと言えると思う。
そして、生き残ったスペイン社会では、昔とは比べ物にならない程バラエティに富んだ製品が、一般市民の手に入るようになった。

全体主義によって物価を抑えられていたスペイン経済と、逆に米価のように、保護主義によって国内市場価格が高く保たれてきた日本経済を比較する事は、又々問題なのかもしれないのだけれど…

でも思い出したからっ!
日本人だって本気で競争すれば、もっと色んなことができる筈と思いたいからっ!
日本と日本人が国際社会で生き残れないっていうんじゃ、正直困ると思うからっ!

…言っとく。

この辺の事は、ホームページのフラッシュバック≪2.ヨーロッパの田舎≫、そして≪6.お店の人≫、更には全編に渡って書いたことなのですが、いずれもかなり長く、このブログと同じで学術的な根拠などまるでなく、全て自分の体験と感覚を元にしているので、警告マーク付きでリンクしておきます。!!!警告!!! ● トイレに行きたいのを我慢してる人、その他どんな些細な理由でも思いつく人は、このリンクをクリックしてはいけません。(◎ ご使用に際しては「ご使用上の注意」を読んだ上で慎重にお取り扱い下さい。特に警告マークが3つの事項は、非常に危険ですので、絶対にしないようにして下さい。)
当然の事ながら、コメントするのにこれらのページを読む必要は一切ありません!(←これは普通の感嘆符号)

f0073246_23521861.jpg最後にひとつ質問:
この記事のトマトと前の記事のトマト、どっちがおいしそうに見えますか?
だって背景が違ったら正しい比較はできないもん! という方のために、白いお皿を取り除いた写真を載っけときます。光線等の条件は、ほぼ同じ筈。すぐ下に見える筈のブランド・トマトと比べてみて下さい。

←くどいようだけど私は、こちらの「ちょっと青い」トマトたちに一票!

この記事に「昔の別荘」で頂いたコメント&お返事
[PR]
by peque-es | 2006-05-22 00:22 | スペイン:人、物、言葉…
コシヒカリの経済
2006年 05月 17日
(…昔の別荘の記事を、コピーして持って来ました…)

f0073246_231438.jpg←あれ? コシヒカリってお米のブランドの筈。なのに何故にトマト?

いや、もしかすると…トマトって分からなかったかも知れないけど、これ、近所のスーパーで、少し前から売ってるブランド・トマトです。
最初見た時は、よしてよ~! と思った。
だって、幾ら日本だからって、何もここまで大袈裟な過剰包装しなくていいよ!
スペイン人が見たら必ずや、口をあんぐりと開けて、而して後、何かの冗談だと思って大笑いするだろう、トマトのラッピング…

更に悲しい事には、このトマト、普通のトマトより良かった、のだ。
というのも、この辺で売ってるトマト、どうも柔らかすぎておいしくない。
スペインならトマト・ソース用、つまり炒めて煮込むためのトマトとして売られてるのよりも、赤くて柔らかい。それも熟れすぎというよりは、3週間くらい前から流通(?)してるような色と固さなのだ。現に冷蔵庫に入れておいても2・3日でダメになる。

なんかみんな、トマトは赤くなくちゃいけない、みたいな思い込みがあるんじゃないだろうかと、疑ってしまう日本のトマト。
買う前にそーっと触ってみるのが習慣になってしまった、日本のトマト。

こんなに真っ赤じゃなくったって、少々青みがかってたっていいから味の濃い、そして身がしまっていて、冷蔵庫なら2週間くらいは楽に持つようなトマトにお目にかかりたい。
一度産地直送で「ほぼそれに近い」のに出遭った事があるから、トマト農家のせいじゃあないとは思うんだけど…。

1人暮らしだとパックのトマトは買えない。最初の1個はおいしくても、残りは腐るか、腐らないまでもグジュグジュと柔らかく、おいしくなくなって、無駄にしてしまうからだ。
それが分かってからは、必要な時にその都度、できるだけ固くておいしそうなトマトを選んで買うようになった。スペインに居た頃のような週一のまとめ買いが、ちょっと難しい、日本のスーパー*。それでも思うようなトマトが出てなくて、サラダを諦めなくてはいけない日が少なからずある。

そんな訳で、このラッピングされたトマトを見た時、最初は呆れたのだけど、念の為に一応触ってみたら、真っ赤な色とは裏腹に、結構固かったのだ。
味もまあまあで、そして冷蔵庫に入れておけば、1週間くらいはなんとか品質保持される、という事も分かった!

以来、サラダが作りたいのに思うようなトマトがない時は、このブランド・トマトのお世話になる…

けれども、はっきり言ってかなり不本意!
これは正しいトマトのあり方ではないっ! と、口角泡を飛ばして(笑)訴えたくなって来た。

そこで思い出したのが、前々から暖めていた(?)「コシヒカリの経済」というタイトル!

先日も引用した≪分からない≫という記事で書いたように、日本のお米は、米が主食ではないスペインの何倍も高い。高いお米は買わないのだけど、それでもスペインで買ってた「ちょっといい」お米の3,4倍の値段はする。

そして≪水の値段≫という記事で書いたように、日本の消費者は、同じブランドなのに、安いカリフォルニア米よりも高い日本のお米の方が、どうもいいみたいなのだ。

コシヒカリが悪いわけじゃない。きっと、それだけの手をかけて、丹精込めて大事に作られた、とびっきりおいしいお米なのだと思う。高級旅館や一流の料亭で出すご飯は、きっとそういうお米で炊くのが当然なのだ。
でもあの値段は、日々の主食にする値段じゃないんじゃないだろうか?
スーパーじゃ、もっと安いお米も結構並んでいる。バブルもはじけた事だし…とびっきりおいしくなくても普通においしければ、とびっきり高いお米よりも安いお米の方がいい人が、テレビの実験結果よりは沢山いるんじゃないかなあ・・・

だけどもしかすると、日本の米作り農家の人たちは、殆ど皆が(?)「コシヒカリ」のようなお米を作ることを目標にしているかもしれない。丹精込めて、値段の高い、いい物を作ることを。そうさせる何かが、日本の社会や、そして経済の仕組みの中にあるんじゃないだろうか?って気もする。

未だスペインに住んでいた頃、一時帰国の折には、最近亡くなった祖母と電話で話をした。ある時祖母は、少し前にテレビで見たスペインについて、「なんとまあ豊かな国やの、て思たよー」と言った。肉・魚・野菜・果物…彩り溢れる食材が山盛りの、市場か何かの風景を見たらしかった。
当時の私は、でも日本だって一部の外国に比べればずっと色んな食材がある、野菜も魚介類も種類が多くて豊富だし…と思った。

今、日本から一度も出た事のなかった祖母の目が、なんと確かだったのだろうと思う。日本には色んな食材があるけど、買い物に行って「今日のメニューはこれで決まり!」というものが中々見つからない気がする。食材は豊富にあるのだけど、なんか、「値段」 and/or 「量」(パックの)がピッタリ来るものが少ないというか*・・・!? 

丹精込めて作られたとびっきりおいしいお米があるのは嬉しいけど、普段食べるにはまあまあというようなお米も、もっと安く作れた方がいいんじゃないだろうか? ひとつひとつ綺麗にラッピングされたトマトもいいけど、取り扱いは雑でも食べ頃のトマトが、思った時に買えるような社会の方が、本当は豊かなんじゃないだろうか?

追記: 下線を付けたところ、ちょっと分かりにくかったと思うので補足。
スペインで野菜を買う時は、スーパーでも計り売りが主体なので、人数や用途に合わせて好きな分量を買うことができる。トマトなどは、例えば「今日のサラダに1個、3日後くらいに食べるのに少し固めのをもう1個…」というような買い方ができる。野菜だけでなく、肉・魚類も含めた生鮮食料品の売り方/買い方が、今の日本と比べるとかなり「自由自在」。

同じ野菜でも大きさ、固さ、色合いの違うのが揃っていて…わざわざ揃えた訳じゃなくて自然にそうなってる可能性大!なのですが…

そしてその辺が、今の日本の生産・流通と大きく違ってるような…何が言いたいのか、却って分からなくなったでしょうか???

この記事に「昔の別荘」で頂いたコメント&お返事
[PR]
by peque-es | 2006-05-17 02:37 | Japón,Japan,Nippon..
スペインの「普通の」豚
2006年 05月 16日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものをコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

a0072316_0252524.jpgタコの次は豚って…頂いたコメントから連想したみたい?

スペインの豚というと、最近は日本でも[イベリコ豚]というのが高級豚肉として評判が高まってますが、このブログには高級食材はあまり出てこない事になっており(!)、それについてのウンチクは皆無…

なので MICAN さんのこの頁や amigoplaza さんのこれと、そしてこれもご紹介。

でスペインの[普通]の豚ですが…

1980年頃の或る日、あるスペイン人に「日本じゃ鯨は、肉も脂も皮も骨も…とにかくその全てを利用するの」と言った。
捕鯨が禁止された頃だったか、鯨保護を主張するスペイン人に、日本の捕鯨はヨーロッパのように、ほんの一部だけを香料として利用する為に鯨を殺している訳ではない…とまあ、受け売りで日本の捕鯨を弁護したのだ。

話を聞いたスペイン人曰く…つまりアレだな…日本の鯨はスペインの豚のようなもんだな?

は? 豚?…は家畜、鯨は野生動物…この人ちょっと勘違いしてる…と思ったのだけど、説明が大変そうだったので省略してしまった…

彼が言いたかったのは、スペインでは豚はその全てを利用するという事。
豚足、耳や内臓に血まで食材として利用する。豚はスペイン人の食生活を根底から支えてると言ってもいい食料なのだ。

そしてスペインには、既に紹介した生ハムの他にチョリソ、モルシージャ、サルチチョン…豚の加工製品がゴマンとある。

チョリソは生ハムと並んで日本でも有名になりつつある。けど…かなり違ってる日本製チョリソ!

煮物用の安いチョリソとかは先ず輸入されないし…で写真は、代用品として使ってみたカナダ産のドライ・チョリソというもんです。それで作ってみたのは具沢山の豆入りスープ、でした。

[ コメント : 10]
[PR]
by peque-es | 2006-05-16 11:50 | スペイン:人、物、言葉…
ちょっと…
2006年 05月 11日
(…昔の別荘の記事を、一部改編して持って来ました…)

スペインから帰って来てすぐの頃、日本や日本人について「分からない」と思うことが一杯あった。
でホームページを作った時、先ず最初に書いたのが≪わからない≫っていう小文だった。

それから3年近くが経って、あの時分からなかった事が分かるようになったかというと、どうもアヤシイのだ。
多少は慣れたと思うし、「分からない」事は分からないなりに、何故そうなのか、ある程度理由を想像できるようにはなったと思う。理由が分かると益々、「分かりたくない」というか「分かってしまってはいけない」と思う事があって、ちょっと困るのだけど…

≪分からない≫の中に書いた事のひとつに、何故大人向けの天気予報がアニメ仕立てなのだろう? というのがあった。
いえ、お日様マークとか雨マークとか、そういうのじゃないですよ。あれはスペインの天気予報にだってあった。日本のより少し原始的かもしれないけど、一応地図の中で太陽がキラキラ輝いたり、雨粒が流れるように見えたりもしてた気がする。
あの程度の事は「天気を一目瞭然で分かり易く見せる」という「親切」の範疇に入ると思う。

だけど…(笑)、例えばヨロイカブトの「冬将軍」とか「カミナリさま」とか、絵本みたいなキャラクターが出てくるの、ちょっとヘンじゃないですか? 大人の時間に!

そしたら今日、大人の番組で「・・・わんこ・・・」っていうタイトルのコーナーを見てしまった!
ま一種の「新語」と言ってしまえばそれまでだし、「…犬…」ではゴロが悪かったのかもしれないのだけど…
そういえば最近、ブログなどでもチラホラそういう書き方してるような?
もしかして、ただ「犬」って言ったら、なんか素っ気無いというか、乱暴にでも聞こえるのかしらん???

今まで私は、小さな子供に対してもむやみに赤ちゃん言葉で話しかけるべきではないと、結構固く信じて来たのに…。(ま、そういう言葉遣い、苦手っていう、個人的理由もあるけど…)

スペインに居た時、「子供は小さい人」、つまり「子供は小さな大人」という言い方を聞いた事がある。相手が子供だからって、きちんと話を聞かなかったり、説明を誤魔化したりしてはいけない、子供だってちゃんと分かってるんだから…というようなシチュエーションで聞いた気がする。

もしかして今の日本、「大人は大きな子供」になりつつある???

この記事に「昔の別荘」で頂いたコメント&お返事
[PR]
by peque-es | 2006-05-11 00:12 | その他、色々、なんとなく…
スペインの(ガリシア風)タコ
2006年 05月 10日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものをコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

a0072316_11202025.jpg最初に断っておきますが、この写真、実は見た目ほどオイシクないです。見た目もおいしくなさそう、とか言われると困るけど…

いや、味はそれなりに良かったんだけど…

でも、スペインのタコ料理の代表格、タコのガリシア風(pulpo a la gallega)っていうのを、日本で再現したいと思ったら、うまく行かなかったのだ。

理由は…「日本のタコ」=「スペインのタコ」じゃなかったから!!

でも、世界の海は繋がってるんでは?
外国の海で獲れて日本に輸入される魚介類もいっぱいあるし、タコだって、種類の違いとかはあるのかもしれないけど、あの見かけにスペインと日本の差は感じられなかったし。

だのに、日本の「お刺身用」に湯がいたタコでは、スペインはガリシア地方の名物料理の味が出せなかったのだ…

お刺身用の日本のタコとガリシア風タコのどこが違うか?

1.お刺身用タコは冷たく、ガリシア風タコはあったかい(ホットな料理)。
2.お刺身タコはコリコリと固め(?)で、ガリシアタコはホクホクと柔らかい。

で、詳しくはこちらにも載せましたが、スペイン人はタコを柔らかく湯がく為に、どうも茹でる前に叩くらしい! ぶん殴ってKOするイメージ?

「茹でる前にタコの頭をナベの内側に」2回とか3回、叩きつけるって聞いた気がして…で、なんかオマジナイみたいって、ずーっと思ってたんだけど!

でも記憶がちょっとアヤシイ…ので、いつものように amigoplaza さんの記事を参考にさせて頂くと、まな板の上で叩くっていうのでもいいみたいです。
でオマジナイじゃなくって、ちゃんと科学的な(?)根拠があるみたいです!

でも、いずれにしても叩く!

いやあ、あのタコの足を掴んで、それを振り回して、頭をナベの内側に叩きつけるところを想像してたんだけど…
でこれはちょっと、かなり勇気が要る料理かも…って思ってたんだけど…
でも、まな板の上に載っけて何かで叩くんなら、もしかしたらできる?
でも生のタコ、この辺じゃ売ってないし…

やっぱりガリシアのレストランで、おいしく出来上がったのを食べるだけの方が、私はいいです、タコって…

どう…?

[ コメント : 11]
[PR]
by peque-es | 2006-05-10 11:57 | スペイン:人、物、言葉…
Pulpo a la gallega(タコのガリシア風)
2006年 05月 09日
(ホームページの≪スペインふう家庭料理≫をブログに統合し、記事を持って来ました。記事の年月日はオオヨソです。)

スペイン人はタコも食べる。以前≪ひとりごと≫の中の「生ハムにケチュップ」という記事で、コルドバに行く電車の中で出遭った、カリフォルニア人の若い男性の事を書いた事がある。彼はスペインのバールにタコの料理が並んでいるのを、「ベリー・キュリアス!」と表現していた。

カリフォルニア人という事はつまりアメリカ人な訳で、アメリカ人やイギリス人はイカやタコを食べないというから、きっとビックリしたのだと思う。
…まあでも彼は、何でも「ベリー・キュリアス!」って言ったんだけどネ。

…でもイカの方があっちこっちに並んでるのに、イカの事は「ベリー・キュリアス!」って言って
なかった? 確かにイカよりもタコの方がキュリアスって感じがしないでもないけど…?

でタコですが、ポピュラーな料理法のひとつに「ガリシア風」というのがある。
(ガリシアはスペインの北西部、雨が多く、緑が多く、そして魚介類がおいしい事で有名な地方の名前です。)
これ、一部に誤解があるようなのだけど、あったかい料理なのだ。タコを正にユデダコにして、適当な大きさに切り、塩、パプリカ、オイルで和えただけのシンプルな料理。

実は個人的な好みでいうと、タコは特に好きな食材ではない。なくても生きていける!
でも、おいしい「タコのガリシア風」は、そんな私が「おいしいっ!」っていう位、おいしいっです!

ところがですね。イカ料理の例えばチョピートスが、どこで食べても当たり外れが少ないのに比べて、このタコのガリシア風、かなり「ハズレ」があるのだ。

ハズレというのは、タコが固かったり、冷たくなってたり、はた又それを電子レンジで再加熱なんかされたら、とりたててタコ好きではない私なんか、食べる気しません。

そんな私が生涯最高の「タコのガリシア風」を食べたのは、本場ガリシアの、サンティアゴ・デ・コンポステーラという所の魚介類レストラン。
輪切りやブツ切りにされたタコの身と皮の間に、厚いゼラチンのような層があって、特にタコ好きではない私は、なにこれ? もしかしてヌルヌル? ギトギト? べチョべチョ? などと心配したのだけど、口に入れた切り身は、身と皮とそのゼラチンのようなものが一体となって、柔らかく、ホクホクとして、しかも適度なプリプリ感があって、なんとも言えないジューシーな味!

さて、そのあったかくて柔らか~いタコをどうやって作るのか? ということなのだけど…

ある時、友達数人とガリシアに旅行した。中に1人ガリシア人が居て、彼の家族が古い田舎家を買って、セカンド・ハウスのようにして使っている、そこで夏休みを過ごそうというのに、10日ほど便乗したのだ。

ガリシア人の家族が、マドリッドから行った総勢5人と5匹のために、前以って食料を幾らか買い込んで置いてくれていた、その中に…タコ1匹! 
テレビとかでは見た事あっても、実物大のタコを丸ごと見るのって、かなりインパクトがある。ベリー・キュリアス!って言いたくなる。
ちなみにこの時のタコは、全長(?)60センチくらい。

でそのタコを3日目くらいに調理したのだけど、なんとも固い!
最後は細かく刻んでサラダにしたのだけど、それでもどうにもならないほど固く茹で上がってしまったのです。ガリシア人が茹でたのに!

翌日やって来たガリシア人の妹曰く、タコはね、茹でる前にナベに3回叩きつけけるの、そしたら柔らかくなるんだから!

タコの足を持って(?)、寸胴ナベみたいな丈の高い(全長60センチが縦に入る位?)お鍋の内壁に、その頭を(?)数回叩きつけてから茹でる、すると柔らかく、おいしく茹であがるんだって!

以来ずーっと誰かに確かめたかったのだけど、そのチャンスなし……
いや自分で確かめるのはちょっと…あのベリー・キュリアスなものの足を掴んで、で振り回して、頭を何かに叩きつけるのって、ちょっと勇気が要りそう!
それに日本じゃ、それを試せるようなた生ダコ、売ってないもんネ。
お刺身や酢だこ用に、茹でて切ったのしか置いてない…

でも amigoplaza さんのこの記事を読むと、やっぱりそうみたいです。

で、タコを叩いて柔らかくするのは今後も実験の予定ないですが、「ガリシア風タコ」は試してみた事あります。
a0072316_111937100.jpg使ったのは、お刺身用の全長10センチ位の足の切り身!
ラップを通して見たそれが、結構ツヤツヤしてて、切った断面に、ガリシアで食べたあのタコのゼラチン質のようなものが見えたから、もしかしたら…って思ったのだ。!

でそれをどうやったら「あったかく」できるか?
電子レンジだと固くなりそうだし…
お鍋にお湯を沸かして、水っぽくならないように「ほんの一瞬」だけ湯通しする事にした。
それを輪切りにして、地中海のミネラル塩っていうのかけて、オリーブ・オイルとパプリカを振り注いで食べてみたのだけど…

a0072316_11202025.jpgやっぱりダメです。水っぽくはならなかったけど、柔らかくもならない!
一応あったかくはなったけど、ホクホク、プリプリ、ジューシーにはならない!!
きっと振り回して叩いてないんだよ! 茹でる前に…

酢だこや刺身にするタコは、コリコリと冷たいのを、噛み噛みして食べる、そういう歯ごたえを楽しむために茹でられてるから、目指しているものが違うのだ…
残念ながら、そういう結論に達しました。

以前明石のタコについてテレビでやってた事があるのだけど、ああいうタコの産地(?)に行けば、日本でも生のタコを売ってるのだろうか?
なんか干してたような気もするんだけど…

関西のタコ焼きは、絶対関東よりおいしいと思うんだけど…関係ない?(2006年5月)
[PR]
by peque-es | 2006-05-09 11:03 | スペインふう家庭料理
スペイン人は日本人より働く??
2006年 05月 05日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものをコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

日本のゴールデン・ウィーク、昔は飛び石連休だったのに…
スペインから帰って来たら連続連休になってる!

日本とスペイン、どっちが休日が多いか?
なんとなく日本人=よく働く、スペイン人=余り働かない、みたいに思われてる気がするのだけど、実は休みの[数]は日本の方が多い!
いや最近、その話になって数えたら、日本の祭日、4月から来年の1月までで13日あった。(2月と3月はカレンダー破いちゃってたので、数えられなかったのだ…)

でスペインじゃ年間12日、だそうです。
お正月休みも日本より少ないし、祭日が土日と重なってもずらしてくれない事の方が多いし、祭日の数に限っていうと…スペイン人の方がよく働く?

そのスペインで一番の連休シーズンというと、やっぱりセマナ・サンタ、つまりイースターの頃かな?
このイースター、何故か年によって、3月の末にあったり、4月に入ってからだったり…
 
でも日にちは年によって違っても、毎年ちゃんと祭日になる。基本は[聖木曜日]と[聖金曜日]で、地方によっては翌週の月曜日が[復活祭の月曜日]っていう祭日になる。

うん、スペインには地方や県によって違う祭日があるのだ。
例えば市の[守護聖人]の日、なんていうのが祭日になる。
だから全国に支社のある会社じゃ、社員の年間労働日が全国平等になるように、イースターやクリスマスの休暇で調整したりする。

連休をスペイン語で言うと puente。意味は「橋」。
例えば火曜日が祭日で、月曜日に有給取れば4連休になる、そんな時に[橋を作る]、つまり[橋を架ける]と言う。

そうか、日本じゃ国が、5月の3日と5日の間に[橋を架け]ちゃったんだ!?

ところで[市の守護聖人]って、どうやって決まるんだろう?
カソリックの国じゃ年間365日、必ず[今日は聖誰それの日]ってなってるんだけど…そしてスペイン人の名前は皆(!?)その内のどれかと一緒。なので、みんな自分の誕生日の他に[今日は私の聖人の日]っていうのがあって、家族で祝ったりもする。

だから町の守護聖人の日には町がお祝いして、休みになっちゃったりするのかもしれない?…でもマドリッドの守護聖人は聖マドリッドではなくて聖イシドロ…由来は…今度調べとく!…

[ コメント : 2]
[PR]
by peque-es | 2006-05-05 12:15 | スペイン:人、物、言葉…