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スペインの夏の夜の夢
2006年 03月 31日
(…昔の別荘の記事を、一部改編して持って来ました…)

近所の桜が急に満開になって来た。各地では雪も降ったり、3月末とは思えないような肌寒い日が続いていたのに。明日・あさってがきっとお花見の山場、来週末はもうダメなんだろうな…
それにしても桜のシーズンて、あっという間だ。

日本はこれから夏至くらいまでの間が、一番日も長く、雨さえ降らなければいい気候…そう、雨さえ降らなければ!
昔は「冬から一気に夏になってしまう」ようなスペインと比べて、「四季のある」日本の自然て素晴らしいと思ってたのが、帰って来てみると最近の日本って、結構暑さ寒さが極端な感じがするんだけど、そう感じてるのは私だけでしょうか?
特にここ数年の夏の暑さは、昔の日本では考えられなかったような気温の高さだし!

暑くもなく寒くもなく、のーんびり散歩するのが気持ちいいという日が、日本では少ないような気がする。数えたことないので分からないけど、年間2ヶ月分もないんじゃないだろうか?
季節としては春・秋が一番いいのだけど、梅雨だの台風だのがあって、お天気が長続きしない。春の嵐とかって、風も結構吹くし…日本の国花、桜の花が、それが楽しめるのはせいぜい2週間足らずっていうのも、なんか象徴的?

そこへ行くとスペインって、比較的過ごし易い気候が長く続く。感じとしては年間半年分以上、散歩するのに気持ちがいい日…スペイン人は1年中散歩してるけど!
夏はスゴク暑いようなイメージがあって、実際場所によってはスゴク暑いのだけど、でも湿度が日本より低いので、日陰や、そして夜は結構涼しかったりする。
それに、あの日の長さ! 「スペイン時間、網走時間」でも書いたように、夏時間が適用される丁度今頃から、スペインでは、夕方から夜にかけての時間が本当にたっぷりある感じがする。

そして夏になると、暑い日中を避けて夜の散歩や外での食事を楽しむ人たちで、道路や公園はいつまでもにぎやかだ。
そういう夏の夜を楽しむために、市などが企画する野外での映画上映とか、野外コンサートとかも多い。

1982年の夏、1週間ほどバルセロナに旅行したある日、もう夕食を食べ終えた時間だったと思う。スペインの夕食は遅いので、どちらかというと夜中に近い時間だったかもしれない。旧市街を散歩してたら、通りが幾つか交差して広場のようになっているところで、そういう野外コンサートのリハーサルに出っくわした。本番は翌日だったらしいんだけど…やはり偶然その場に行き合わせた人達が、あちらこちらに立ち止まって耳を傾けていた。私がいた方角から見えたのは、かなり体格のいい(それも横に!)女性歌手の背中! 特設舞台の後ろ側に来合わせたわけだけど、歌声はそこからでもよく聞こえた。

彼女はオペラのアリアのような、つまりクラシックの歌曲を幾つか唄った。
ある曲を唄い始めた時、彼女の前方に立っていた偶然の観客の1人が「ハァッ、ア、アーックションッ」というような大くしゃみをした。そこいら中に響き渡る大くしゃみ! 
女性歌手は歌が続けられなくなって、「アーッハハハハハ・・・・・・」と、コロラチュラ・ソプラノで笑いだした。オケの団員や他の観客も一緒に笑い出して、リハーサルは暫く中断。

リハーサルの最後に彼女は、多分アンコール用の小曲をひとつ歌った。それまで聞いたことがない、だけどとても綺麗な曲で、リハーサルが終わって歩き出してからも、その旋律の余韻が残った。

1・2年後、日本のテレビで同じ曲が流れてきた。歌ではなくチェロだったけど、聴く程にそれが、あの時あのバルセロナの街角で聴いた曲だと分かった。それはカザルスが演奏するカタルニア民謡、「小鳥の歌」だったのだ。ピカソのゲルニカとか、そういう内容のドキュメンタリー番組だった。

それから更に何年か経って、私は、あのコロラチュラ・ソプラノで大笑いした、太って気のいいおばさんのような歌手が、スペインの誇る Diva モンセラット・カバジェ(カバリエ)だったと知った。

たまたまそれに街中で行き当たって、只で聴いてしまった。楽しい笑い声のオマケつき。そんな夢みたいな事が、スペインでは時々起こる…!?

この記事に「昔の別荘」で頂いたコメント&お返事
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by peque-es | 2006-03-31 19:06 | スペイン:人、物、言葉…
スペインのケータイ(番外編)
2006年 03月 30日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものをコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

a0072316_23312958.jpg「スペインの朝食」と来たら、次は当然「スペインの昼食」ってのを書こうと思ってたんだけど、ちょっと予定変更して「番外編」。
というのも、ソフトバンク、ボーダフォンを買収っていうニュースがあったから。

余談ながらスペインでは、ボーダフォンじゃなくってボダフォーネ、と言います。それから写真は、スペインのじゃなくて日本の携帯電話です、念のため。

これはボーダフォンのプリペイド携帯なのだ。お店の人に「はっきり言ってコレ、子供用ですよッ」と、吐き出すように言われたモデル!

だって大して使わないのに、月々の基本料金みたいなの払うの勿体ないもん!

スペインの携帯電話は圧倒的にプリペイドが多かった。多分私と同じように考えた人が多かったのだ。それにスペインのケータイは、プリペイドだからって子供用の仕様じゃない。確か普通のケータイがプリペイドにも使えたような気がする。

今はどうか知らないけど…というのも、私が日本に帰って来る少し前に、スペインでは、日本で言ったらNTTのような会社の、契約式携帯電話の基本料金がゼロになり、月1500円分位の通話量があれば「契約」しても勿体なくなくな…?った!(笑)からだ。

多分携帯各社が猛烈な価格競争をしかけたので、負けそうになったんだと思う。でも通信の自由化というからには、それ位やって貰わなくっちゃァ!

日本に帰って来て?と思った事は多々あれど、そのひとつがプリペイド式ケータイの種類が少ない事と通話料の高い事。 
少ない選択肢の中では一番通話料金の安かったボーダフォンに決めて買ったのが、この写真のモデルです。

でね、日本のインターネットを安くしたと言われる孫さんが、ケータイの自由化を唱えて総務省に噛み付いた(?)時にも、内心「孫さん、がんばれ」って言ってた私、今回のボーダフォン買収のニュースで、大いに期待してしまいました。日本のケータイ安くなるかな? 選択肢増えるかな?

尚スペインの電話についてもう少し知りたいという方は、HPのこちらをどうぞ。電話とは関係ないけど、スペイン語ひとくち知識≪効果的なマバタキ≫っていうのもアップしました。それから背景全般を、スペインの南の方の白壁の街風にしたので、良かったら見てみて下さい。

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by peque-es | 2006-03-30 23:11 | その他、色々、なんとなく…
レンガ造りの家
2006年 03月 23日
(…昔の別荘の記事を、一部改編して持って来ました…)

f0073246_17483725.jpgいきなりムサクルシイ写真が出て来て恐縮なのですが、これ、実はスペインの家をリフォームした時の写真です。
おまけに当時はデジカメというものが未だなく、普通のカメラで撮った写真をアルバムに貼ってあったのを、上からデジカメでパチリ! はっきり言って(言わなくても?)「やっつけ仕事」です。

何故これを載っけたか?
それは「レンガ造りの家」というタイトルで書きたかったから。

つまりね、日本の方は普通「レンガ造りの家」って言ったら、「外壁がレンガの一戸建て」を想像するんじゃないかと思って…
外国のマンション、というか集合住宅は、つまり高層建築なわけだから、日本のマンションのようにコンクリートで作られてると勘違いされてるんじゃないかと思って…

でも、ご覧のように実はレンガです。これは、日本式に言うと「地下2,3階? 地上10階くらいのマンションの8階部分」で、間取りとドアの位置を多少変えた事によって、付け足さなくてはならなくなった間仕切り、つまり「内壁」。日本のマンションの戸境壁、所謂コンクリート・スラブに当るものも、やっぱりレンガです。

短期旅行でスペインを訪れる日本人でも、リゾート地などで、たまたま建設中の建物を見ることがある。その感想は一様に、あんなんで大丈夫なんかいな~、地震がないからやろな~…

確かに、私も何度も見たけれど、床と天井の間に何本も細い丸太を立てて天井を支えて、その天井が乾けばさっさと丸太を外して上の階に進んで行くやり方は、ちょっと不安なものがあるかもね。その丸太もなんというか、デコボコの棒っきれみたいだし!

でも日本に帰って日本のマンションに住んでみると、あのレンガという素材が、実はとても優れた建築資材なのだという気がして来た。但しレンガ・タイルというのか、日本で外壁によく使われているレンガ風の磁器タイル、みたいなのではなくて、この写真のような「素焼き」の、そして「安い」レンガ。

スペインにはこの素焼きのレンガが実に色々あって、多分使われる場所や目的によって形状や強度が違うんだと思う。で超高層のオフィス・ビルなんかは知りませんが、普通の家は、戸建だろうがマンションだろうが、壁の中はレンガで出来てる。それをセメントで「えっさえっさ」積み上げたものの表面を石膏で覆って、更にその上から漆喰系の塗料を塗ったり、台所や浴室だったらタイルで覆ったりしたものが、一般的な内壁なのだ。

「えっさえっさ」って言うのはね、このセメントだとか石膏だとか、乾くのがエラク早いのだ。おまけにスペインの夏は暑くて乾燥してる。細部にこだわってたりすると、思った形が作れなくなる。だからほんとに早いの、仕事が! 終わったらそこいら中にセメントが飛び散ってる! けど、ていね~いにやってたら仕事にならない職業なのです、多分。

スペイン語で左官屋さんを意味する言葉はアルバニルだけど、日本の左官屋さんのような「仕上げ」仕事をするのは、そのアルバニルの中でもスペシャリストと呼ばれる人達で、普通のアルバニルは、むしろ日本の「土建屋さん」のようなイメージ…なんて言うと土建屋さんに叱られそうだけど、どっちかっていうと荒っぽくて、「やっつけ仕事」の代表選手なのだ。

で、このレンガが何故優れていると思うか?
専門的なことは知らないけど、低温素焼きのレンガに石膏、漆喰塗りの壁は、「呼吸」する。
コンクリにビニール・クロスの壁に比べて、格段に消臭・調湿作用が高く、そして音響効果が良い! つまり臭いや湿気がこもらず、夏涼しくて冬暖かい、更にステレオがキンキン響かない!! のであります。多分、日本の伝統的土壁もそうです。

そのレンガ造りの家が何故日本で普及しなかったのか?
やっぱり地震が多いからかなぁ…? でも、ちょっと待て。確かにスペインには地震はないけど、地震国でもレンガを使ってる国はいっぱいあるヨ。阪神淡路大地震ではコンクリのマンションも倒れたわけだし、同じ倒れるならレンガの家に住みたいもんね…

日本にレンガ造りが普及してないのは、もしかしてレンガと、そしてレンガ職人(?)が少ないからじゃないだろうか? つまりインフラ産業がない為に、コストが非常に高くつくからではないのか???

…なーんて考えてたら、ある時テレビで、旧なんとか邸っていうのを紹介してた。明治時代の洋館で、正に豪邸。地下室からレンガを積み上げて建てられたその家は、関東大震災でもビクともしなかった、そうだ。おまけに、ですよ。そのレンガ製造とレンガ積みには、当時の囚人たちが借り出されたっていうの! なんか余りにも「我田引水」すぎて、信じられない。

で思い立ってネットで調べてみたら、「マイナーなレンガをやってます」というようなページに行き当たったりして、そこで分かった事を要約すると…

≪日本でレンガ造りが普及しなかったのは、関東大震災で多くのレンガ造りの建物が壊れた為に、レンガ造りは地震に弱いというイメージが広まり…でも当時のレンガ造りは、実はセメントの調合でインチキ(?)のような事をしてたものが多く、レンガ造りでもきちんと調合したセメントを使って建てられたものは、あの震災でも壊れずに残った≫……だってサ!

折角だからあのページ、も一度探して来てここに貼っときます。あ! ここもブログになってる!!…?? 最近の記事がなくてちょっと不安だけど…

この記事に「昔の別荘」で頂いたコメント&お返事
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by peque-es | 2006-03-23 19:44 | 街、家、道…
スペインの朝食
2006年 03月 22日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものをコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

a0072316_2332993.jpg初めてスペインに行った頃、外国人同士で頷き合った事のひとつ:あの[甘いもので朝食にする]っていうの、抵抗あるよねぇ…うんダメ、慣れない…

だって甘い味の付いたお菓子のようなパン類や、時には正にお菓子を、これまた甘ーいコーヒーと一緒に食べたんじゃ、味にメリハリが出ないじゃないスか!

そう、スペインの朝食はボージョ-bollo-と呼ばれる甘パン類にコーヒーが一般的。普通は所謂コンチネンタル朝食なので、これだけ。でもホテルでビュッフェだったりすると、スペイン人でも結構、朝から色んなもん食べてるけど。

家だと買い置きのクッキーで朝食にする人もいる。でもそれよりは、街のあちこちで早くから開いているbarで朝食を取る方が、なんかゆったりしていい感じ。この場合は、バターを付けて鉄板で焼いたトーストやクロワッサンもオススメです。これなら[甘+甘]にならないし、家のトースターで焼いてからバターを塗ったのより数段おいしい!

更にスペイン的な朝食としては、[スペインのおいしい食卓から]でamigoさんが紹介されてるチュロやポラがある。
これ、確かにコーヒーと一緒に注文する人も多いけど、やっぱしチョコラテと一緒に食べたかったので作ってみた。[詳しくはこちら]
器が余りスペインっぽくないけど、あり合わせなんで…

つまりそのう…この写真とamigoさんの写真を組み合わせると、スペインの CHOCOLATE CON CHURROS という朝食になるのダヨ!
で食べ方は、チュロを手で持ち、先をチョコの中に突っ込み、チョコの付いた方をかじる。

昼食までお腹が持たないというような時には、朝からトルティージャ=ジャガイモ入りのオムレツを食べる事もある。スペイン人でも塩味で朝食する事もある訳だ。

一番の贅沢は、そういう朝食を気軽に食べられるbarが、ちょっと大きな街ならば1ブロックに1軒位はあるって事だと思う。
日本人は、あのカウンターで立ったままっていうの、苦手かもしれないけど…いやあ慣れれば、立ち食いでも十分[朝食]できます!

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by peque-es | 2006-03-22 23:13 | スペイン:人、物、言葉…
ライフログ?
2006年 03月 16日
(…昔の別荘の記事を、一部改編して持って来ました…)

f0073246_2257284.jpg

古~いミュージック・テープ3本の写真だったんだけど、前のサイトを削除してしまい、再度撮るエネルギーがないので、すみません。

以下、長すぎる前置きを省略して、本文(?)のみ。

…で今日は、その中から(?)テープ(!)を3本選んで、どういう情況でそれに出遭ったかを書いてみようと思う。

要は「知ってて買ったのではない」ってことなのだ。
どっかで聞いていいと思って買ったのではない、誰かが奨めてくれて買ったのでもない、どんな曲が入っているのかも、そして歌っている、或いは演奏してるのが誰か、その名前さえ見ないで買ってしまったのがこの3本の…あれ、そういえば未だタイトルを言ってなかった!

1.カマロン・デ・ラ・イスラ -CAMARON DE LA ISLA- の≪時の伝説 - LEYENDA DEL TIEMPO≫
2.えーと名前忘れた…CHUCK MANGIONE…チャック・マンジョーネ? それともマンジオーネ? の≪FEELS SO GOOD≫
3.そしてテレンス・トレント・ダービーの…(今度はタイトル忘れた、確かファースト・アルバムなんだけど、えーと)…≪INTRODUCING THE HARDLINE ACCORDING TO TERENCE TRENT D'ARBY≫

この3つ。いずれもテープ。CDというものが未だなかったり、レコード・プレーヤーを持ってなかったりしたからです。

で何故聞いたこともない、そして誰だかも知らない歌手のテープを買ってしまったのかというと、要はCD売り場ならぬテープ売り場で、CDジャケットならぬテープ・ジャケットを見てると、何故かどうしても、これを買わなくてはいけないという気になってくるのがあるのだ。たまに、ですけど。

3.に至っては、スペインからロンドンに旅行中、街のレコード屋で、売り出し中のレコード・ジャケットが何枚もディスプレイされてるのを見て、てっきり女性歌手だと思ってしまった。何故か女性シンガーの歌で熱狂的に(?)好きにはなるのは余りなかったので、どうしてこんなに気になるんだろうと不思議に思いながら、その店の前を通るたんびに気になった。
で最後の日にやっぱり買ってしまって、そしてスペインに帰ってから聴いてみたら、なんと男性シンガーだった。おまけに中の1曲はスペインでもヒットチャートを上昇中で、実は知ってた曲だったのだ。いかに普段、歌手や曲の名前を聞いてないかってことだね。

このブログのライフログに載せたもの、或いは載せたいもののひとつひとつについて、どう出遭ったかというエピソードを書くと、かなり長いものになりそうなので、今日は上の1.についてだけ、一番最後に書きます。読んでみたい人はクリックして開いてください。

そうやって全くの直感に頼って買ったこの3本のテープ、いずれも買って初めて聞いた時に、それを買わなくてはいけなかった理由が分かった気がした。つまり非常に好きな音楽だったのだ。出遭うべくして出遭った、とでも言えばいいのか…

人間はもしかしたら、自分が好きになる事や物に、どこかで必ず出遭うことになってるんじゃないだろうか?・・・ん? 日本語がちょっとおかしい?
…どう言ったらいいのか分からない!

でも、直感を無理に働かせようとしてもダメです! なんか買うものないかなあって、無理にジャケット眺めて買ったテープの中には、正直言って失敗作もかなりあった。結局は処分してしまったりして…

それにしても便利な世の中になったもんだ。アマゾンで探せば、日本では売ってないものも見つかる。まさかスペイン語の漫画をブログに載せることができるとは思ってなかったもんね。CDも輸入盤(!)が載っけられる…いや、日本のでも同じだと思うけど、スペインで買ったのにできるだけ近い(?)のを載っけたかったもんで!?

でもどうしても見つからなかいものもある。特に映画…ビデオが作られなかったのか、それとも廃盤になって…もう世界のどこにもないのかなあ…

という事で、ここに並べた本やCDたちは、何らかの情況で偶然出遭って、その時々でそれが「必然」だったと感じた、音楽やミュージシャンや本や物語です。こういうのを「ライフログ」って言って、いいのだろうか?

では最後に、私は1.のテープに、どう出遭ったか?
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by peque-es | 2006-03-16 17:59 | ≪Profile≫の替りに幾つか…
スペイン的休暇の取り方
2006年 03月 14日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものをコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

[英語でしゃべらナイト]という番組で、単語あてクイズ(?)をやってた。休暇が減るにつれて増えるもの-As your holidays decrease, these increase-でMで始まる言葉、ナーンダ?

休暇が残り少なくなると…お金-Money-が減って来る? 旅行とかで使って…アレ? でも問題は[増える]ものだ、そんなもんあったっけ?

答は[思い出]。(MemoriesかMemoirs…よく聞いてなかった)

今いちピンと来ないけど、休暇が残り少なくなると<休暇の思い出>が増えるって事らしい。
うむ、スペイン語じゃ思い出はRECUERDOSだからMで始まらないんだ。英語のMemoryに当るスペイン語は<記憶>とか<記憶力>の意味の方が強いし…

ビックリしたのはその後で、なんと日本人の大半は<お金>と答えたそうだ。

更に更に、英語の本場イギリスでは大半が<思い出>と答えたそうだ。

解説:日本人はholidaysを<休日>と捉えて、休日が減るという事は仕事に行く日が増える、従ってお金が増えると考える…

一方イギリス人はholidaysを<休暇>つまりバカンスと捉えて、その終りには思い出が増えていると考えるらしい…

holidaysを休暇と信じて、それが残り少なくなる頃にはお金も減ってると思った私、日本人じゃない!?

スペインでは休暇はVACACIONES…? 1日でも複数!
有給休暇は日本とそんなに変らないけど、日本じゃ年次有給休暇を取りきらない人が多いのに対し、スペインでは取りきるのが原則。だって残しても翌年に持ち越せる訳じゃなし、お給料が増えるもんでもなし!

もうひとつ、日本では多分病欠を有給休暇に振り替えるのに対し、スペインでは病欠は病欠、社会保険で補って貰うもので、病気の時に有給を使わなくてもいいのだ。

だから年22日位の休暇を何回かに分けて固めて取る。一番のシーズンはやはり夏! 学校なんか3ヶ月位夏休みだもんねー。
そして残りは祭日の多いクリスマスやイースターの頃に取る人が多い。

あ! 休暇が減ると増えるもの、それは<憂鬱>-DEPRESIONES-だ! うん、スペイン人なら絶対ッ、そう答えるネ!!

[コメント : 5]
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by peque-es | 2006-03-14 23:33 | スペイン:人、物、言葉…
Chocolate con... (チョコラテと…)
2006年 03月 14日
(ホームページの≪スペインふう家庭料理≫をブログに統合し、記事を持って来ました。記事の年月日はオオヨソです。)

チョコラテというのは手っ取り早く言うとチョコレートのことです。
a0072316_0252855.jpgでもここで取り上げるのは所謂「飲むチョコレート」、ホット・チョコレートってヤツのこと。
これ、スペインでは朝食のメニュー! と言うと、朝っぱらからチョコレートなんてそんな…と思うでしょ?
でもスペイン人に言わせたら、え? 日本人は朝っぱらからごはん食べるの? なんてヘビーな!って言われるよ。

ま、ところ変れば…です。それから郷に入れば…です。

でもどっちかっていうと、スペイン人も毎日これで朝食してるわけじゃあない。普通はスペイン語でカフェ・コン・レチェ (cafe con leche) と言われる、所謂カフェ・オ・レが、なんといっても主流。そして一緒に食べるのはボージョ (bollo) と呼ばれる甘パン類。

ちなみに言っておくと、このチョコラテを例えばチュロなどと一緒に (chocolate con churros) バール (bar) などで頼む時、普通は水も一緒に頼む。タダで出してくれる水道の水です。(「水の値段」参照)

だって喉が渇くもんね、濃厚なチョコラテだけじゃ…つまりチョコラテは飲み物ではないってことなのだ?
一緒に食べるチュロ (churro) やポラ (porra) は、小麦粉の生地を、ケーキ作りに使うような金属の口から大きな油ナベに絞りだして揚げたもので、生地には軽い塩味がついている。それに溶けたチョコレートを付けて食べると、アツアツのチョコレート菓子…というよりは、バタートーストを焼いたのにチョコレートを塗って食べるといった方が、むしろイメージに近いかもしれない。

このチョコラテとチュロスやポラス (porras) の組み合わせが、非常においしく感じられる時がある。それは「スペインのおいしい食卓から」の2006年3月6日の記事で amigoplaza さんが紹介しておられるように、お祭りなどで夜っぴて騒いだあと、夜が明けて来た頃にみんなで食べるチョコラテ・コン・チュロス。或いは少し肌寒いような日曜日に、長ーい午後の散歩を楽しんだ後で行き着いた店に、これがあったら頼んじゃうかも!

そう、チョコラテは「食べる」と言った方ががふさわしい、濃厚な飲みものです。でもおいしいチョコラテに出遭うのは結構難しい。
あのトローリとした、正に溶けたチョコレートっていう感じは、どうやったら出るのか?

ある時、マドリッド郊外に住んでた友達が、町のお祭りだからと言って呼んでくれた時に友達のお姉さんが「チョコラテを作ろう」と言い出した。
「こういう時にはチョコラテ、作んなくっちゃ!」…ふーん、そういうもんなんだ…「実はチョコラテ用のチョコラテ、買ってあるんだ!」…へーえ、チョコラテ用のチョコラテってのがあるんだ!

お姉さんは板チョコのおっきいみたいなのを削って、ミルクを温めたのに入れてかき混ぜ、チョコラテを作ってご馳走してくれた…はずだ…なんせ古い話なもんで…でもその時、その友達のお姉さんが言ったことで、ひとつ覚えていることがある。それは、あのトロリとした感じを出すために、お店などでは小麦粉を入れるってこと。

いやあ、半信半疑ながら…a0072316_0234518.jpg

PURE COCOA ってのを見つけて(→)
なんとなくスペインのチョコラテが懐かしくなったもんで、やってみました。

板チョコじゃなくて粉だけど…

…箱の裏に書いてある通りにやると、全然薄くて、サラサラで、似ても似つかなかったもんで、ココアを入れ足して、それに小麦粉を混ぜてみた。

でチュロスやポラスはないので、ミニクロワッサンで代用しました。(↓)
a0072316_0295321.jpgスペインに住んでたあるフランス人が、「パリに行ったら朝食は絶対クロワッサンだ、そしてチョコラテを頼め」と言ったのを思い出したもんで。
そのフランス人によると、スペインのクロワッサンはクロワッサンではない! そうですが。

結果はまあまあ。
でもチョコラテ用のおっきな板チョコがあったら、やっぱりそっちでやってみたいなぁ…なんか粉よりもその方が、感じ出そうな気がする…

ところでチョコラテ・コン・チュロスは、パリならぬマドリッドの名物朝食でもあります、確か…。
(2006年3月)
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by peque-es | 2006-03-14 17:19 | スペインふう家庭料理
スペインのブログ(その後)
2006年 03月 08日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものをコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

前回、文字数制限の壁に突き当たって途中で終わった≪スペインのブログ≫のその後を書く前に…

お気づきの方もいるかと思いますが(そんなに見てないとは思うけど、一応…)この1,2週間でリンクが幾つか増えました。

で昨日は遂にタイトルと説明文を変えてみた!
HPや、もうひとつのブログ<別荘?>との関係を、整理してみたのだ。未だ整理途上だけど、HPに隠れていたスペイン料理やスペイン語関係のリンクを、こっちに持って来ました。スペインやスペイン語をそれ程知らない人にも楽しんで頂けそうな、そして情報のしっかりしたページを持って来たつもりです。

で又書けなくならない内に(!)急いで[スペインのブログ]の検索結果:
先ずどっちのエンジンでも、そしてどの項目でも、日本でのヒット数の方が1,2桁多い。計算めんどくさいので(数字読む人いないと思うし?)人口当りのヒット数は省略します。

人口よりヒット数が多いの、スペインじゃ<ブログ>だけだけど、日本じゃ先ずヤフーの方は<ブログ+スペイン>以外は全て、人口よりもヒット数の方が多い!
グーグル日本でも<+サッカー>と<+スペイン>を除いては、ほぼ人口と同じか、それ以上のヒット数。
ん? <ブログ+サッカー>だけは、日本とスペインのブログ/人口比率がほぼ釣り合ってるのか…ナルホド。

そして日本の方が誰でもブログするっていうか…つまりスペインじゃ、結構濃いブログが多いみたいだった。<ブログ+日本>でヒットされて出て来たブログを覗いてみたら、かなり詳しく日本のことが書かれてて、例えば今の時期は予算の帳尻合わせで、あっちでもこっちでも道路を掘り返してる、なんて出てた。電車男っていうのも、私、スペインのブログで初めて知った!(笑)

ざっと見ただけだけど、スペインの方が読むとこ一杯ある…ウンザリするくらい…結構技術に強そうなオタクっぽいのが多い気がしたし。

でスペインじゃ<普通>の人は、ブログなんかやろうとしないんじゃないかっていうのが、私の大胆な仮説です。え? 日本でもそうだって?

だってね、スペインじゃ<普通にお喋りする>場が一杯あるの。そこでも無口な人ってのも又いる訳だけど。

そういう場について、又いつか書いてみたいと思う。

[コメント : 2]
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by peque-es | 2006-03-08 23:36 | その他、色々、なんとなく…
ちびくろ・さんぼ…とナマハゲ
2006年 03月 06日
(…昔の別荘の記事を、一部改編して持って来ました…)

これは実は、HPの≪ひとりごと≫で書こうと思って、目次にタイトルだけ用意して待機してた(?)テーマなのですが…あんまり待機しすぎて情況が変わってしまったみたい…

別荘も作った事だし、さて書くかな、と思って、昨日久しぶりに検索したら、な、なんと! かなり前に復刊されてた!!

そ、知らない方のために書いておくと、この児童書の名著はかなり前に絶版になってたのだ。その辺の事情をざっと知りたい方は、この[特別寄稿]ちびくろ・さんぼが帰ってきたっていうのを参照していただくとして、私は「絶版」に憤慨してたひとりだったのだ。こんなにいい本を、それも本が売れてなかった、つまり読者がいなかったわけではないのに、「黒人差別」だと非難されて、いわば自主規制してしまった出版社って、一体なんやねん!…て。

でスペインから帰って、ある時ネットをさまよってたら、復刊ドットコムというサイトで、この本の復刊を希望する投票してたのに行き当たったのです。勿論1票を投じた、と思う。

その時投票者の意見を幾つか読んでみたら、「子供の頃、確かこういう本があったんだけど、あれはどこへ行ったんだろう、もう一度読んでみたいなあ」みたいなのが多かった。
そうか、何故絶版になったのか、もうその理由を知らない人がいっぱいいるんだ、これは是非書かねば…と思って、忘れないように≪ひとりごと≫の目次に入れといたのですよ。そしたら復刊されたんだって! 先ずはめでたいことです。
f0073246_2317126.jpg
でも元の出版社は復刊に応じなくって、瑞雲舎というところがひとはだ脱いで(?)くれたらしい。なので、買ってみたいっていう人がいたら、そこから買ってあげてね。

で、ここに載っけた写真は、実は17年前に絶版になったというマボロシの1冊! そう! 約25年前にスペインに行った、その前に買って、スペインでもずーっと持ってて、そして日本に持って帰って来てしまった、昔の絵本です。…「1978年7月1日 第28冊改版発行 定価530円」也。今の半額だね。

まあこの本の内容が差別的かどうかってのは、読んだ人が自分で判断すればいいんだけど、私は「差別語」っていう考え方、おかしいと思う…。その言葉を使う人の気持ちに「差別」があったら、どんな言葉でも「差別語」になる。「ちびくろ・さんぼ」を「差別的」だと言った人たちは、実は自分たちの「差別する心」に後めたさを感じてたんじゃないか? とか、勘ぐってしまったりするんだけど…!?

で話はとぶけど、ある時「ナマハゲは児童虐待」っていう話を聞いたのですよ。なんかね、あの伝統行事が児童虐待に当るって言って、廃止に持ってこうとしてる人たちがいたらしくて、これは大変だ、なんとか保存せねばって思った人たちが、そのための運動を起こして…というような話だったんだけど。

「ちびくろ・さんぼは黒人差別」だっていう人たちと、「ナマハゲは児童虐待」だっていう人たちが、なんだか重なって見える私の目は、おかしいでしょうか?

でも、もっと心配なのは、差別だと非難されるよりは出版をやめた方がいいと判断する出版社や、ヤヤコシイ非難を受けるくらいなら伝統行事をやめても仕方ないと思っちゃう人が、結構いるんじゃないかって、気がするって、ことの方なんだけど…

この記事に「昔の別荘」で頂いたコメント&お返事
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by peque-es | 2006-03-06 14:59 | Japón,Japan,Nippon..
スペインのブログ
2006年 03月 04日
(ジオログ: ≪ちょっとスペイン…の玄関≫に書いていたものを、記事のみコピーしました。日付は元の記事の日付ですが、時間は出たとこ勝負です。)

できたばっかりの別荘? で、人口当たりのブログ開設数とか調べたら、日本はスペインよりずーっと多いんじゃないか、そしてそれは技術や社会が進んでるからではないんじゃあ…みたいな事を書いた後で、我ながらホントかなぁ?って思った。

で少し調べてみた。そんな統計はないと思うので(あったら教えて下さい)、検索エンジンで、キーワードにブログ(+何か)を入れて、ヒット数を見たのだ。エンジンの仕組みが同じ方がいいと思ったので、ヤフーとグーグルの、それぞれ日本版とスペイン版で比べてみた。あ、勿論スペイン版ではスペイン語で blog って入れたからね。結果は以下の通り(括弧内の前は日本、後はスペインのヒット数):

ヤフー
ブログ(365,000,000;9,130,000)
+スペイン/日本(4,530,000;248,000)
+音楽(83,800,000;2,760,000)
+映画(78,900,000:2,020,000)
+料理(30,900,000;352,000)
+サッカー(22,700,000;764,000)
+写真(94,100,000;1,190,000)
+日記(182,000,000;2,000,000)

グーグル
ブログ(155,000,000;6,470,000)
+スペイン/日本(2,040,000;289,000)
+音楽(11,800,000;2,270,000)
+映画(26,400,000;2,110,000)
+料理(12,100,000;752,000)
+サッカー(4,450,000;1,250,000)
+写真(あ忘れた;2,060,000)
+日記(61,800,000;1,810,000)

ふむむむむ…勿論ヒット数=ブログの数ではない。キーワードを含む記述が全部拾われちゃう訳だし、それに同じサイトが重複して拾われる事も多い。

でもなんとなく、自分の言ったことが、それ程無責任ではなかったような気がした(我田引水 !?)。尤も日本の数字は、これを調べた3月2日から3日にかけて殆ど同じだったけど、スペインの数字は1日でかなり増えたのもあり、スペインでは今正に爆発中?

それにしてもヤフー日本の<ブログ+日記>で1億8200万ての、圧倒的!

あ、肝心の人口調べるの忘れてた。えーと日本は今年の2月1日現在で1億2774万人(統計局)、スペインは…ん? スペイン大使館の数字、日付が古い…多分4100~4200万?

スペインでは人口よりもオリーブの木が多いとか、他にも示唆に富んだ記述を見つけたんだけど、又しても1000文字じゃ書ききれないのだ…
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by peque-es | 2006-03-04 23:40 | その他、色々、なんとなく…