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モノづくり日本の復活
2005年 02月 01日
(ホームページの「ひとりごと」から。作成日は月までしか書いてなかったので、日時分は出たとこ勝負…)

・・・って言ったのだ、テレビで。大手の製造企業が2社、ある分野で合意して、その発表で「モノづくり日本の復活をめざして」ウンヌン、カンヌン、・・・。
そーだったのか! 「復活」ってことは衰えてたってことか ・・・日本のモノづくりは、やっぱり私がスペインに居た間に衰退してたんだ!?

スペイン市場に「アケルノカンタン」というキャッチフレーズで最初に出て来た商品は何だっただろうか? ミルクのカートン・パック? それともロース・ハムのパック?
もう忘れてしまったけど、当初それらの商品は「アケルノカンタン」って、どこが簡単なの? と笑い出したくなるくらい、開けるのが大変だった。指先に渾身の力(?)をこめないと開かなかったのです。今まで通りハサミで切る方がずっと早いや・・・と思うくらい。

私はスペイン人に言った。「あのアケルノカンタンってやつさ、全然カンタンじゃないよ。あなたたちは、まだ「ほんとに簡単に開く」商品を知らないから、あれでも「簡単になった」と思うけど、日本にはああいうパッケージ商品がずっと前からあって、もっと、ずーっと、ほーんとにカンタンに開くんだから」・・・
私は日本の製造業のQC活動、つまり品管運動などの説明を知ったかぶりにして、日本の会社は現場で実際にモノを作ってる人たちの意見を吸い上げるだの、工場で働いている人たちが、どうやったら自分達の作ってるものがより良くなるか、そういうことを考えながら仕事をするためのモティベーションができるような態勢になっているだの、だから彼らは本当に細かいことでもアイデアを出して、「アケルノカンタン」っていったら本当に簡単なものができるんだ、スペインみたいにネクタイしめてデスクに座ってる管理職が頭で考え出したアイデアとは違うんだ・・・
とゆーよーな説明を致しましたです。今考えると、なんかかなりこじつけみたいで、おまけに日本の企業のこともスペインの企業のことも深くは知らないで、よくまあそんな知った風なことを・・・と顔が赤らみますが。

それが15年前くらいだとすると、それから更に5年ぐらいたって、スペインにはアケルノカンタンなパッケージ製品が色んな種類にひろまって、中には本当に簡単にあくような商品も出て来た頃、私は日本食品店から買って来た日本製のラーメンを作っていて、そのつゆのパックを開けようとして手間取った。切れ目の入っているところから簡単に破れるはずのそれが中々破れなかったのだ。
その時は、あれ? 不良品かな? と思ったけど、それから時々そういう製品に当たるようになり、時にははさみを使った。ラーメンのつゆのパックだけでなく、他の商品でもそういうのに、チラホラと当たるようになった。

で大げさな私としては又、「ウーン、日本の品管がおかしくなって来のか??」などと思ったりしたんだけど・・・

そうなのですか? やっぱり日本の品管って、衰退してたのですか? 
それともこれって、全然トンチンカンなコジツケ理論? 
なんせずっと日本を留守にしてたもんで、どなたか教えて下さい、マシ。

2005年2月
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by peque-es | 2005-02-01 23:58 | Japón,Japan,Nippon..
ころんだことがない?
2005年 02月 01日
(ホームページの「ひとりごと」から。作成日は月までしか書いてなかったので、日時分は出たとこ勝負…)

最近の子供は転ぶ時に手を出すことを知らない・・・という話を聞いた。
普通なら自然に手が出て、顔などが地面にぶつかって怪我しないように支えるはずが、そうしないで、ただ(?)ころんで、顔に怪我してしまったりする・・・そうです。

ウーン、と思った。色んな理由がはあるんだろうけど、要はころんだ経験が少ないのでころび方を知らないのではないかしらん??? 
「ころび方」ってのは、頭では学習できないもんね。

もしかしたら日本の親は、子供がころばないように気をつけ過ぎるのではないか? 
危ないところを歩かせない、目につく限りの「けっつまづきそうなもの」は子供の行く道から取り除いてやる・・・ 

何故こういう話をするかというと、日本人が一般に、「ころぶことを恐れる」傾向が強いような気がするからだ。そしてそれは社会がころぶこと、つまり「人生における失敗」に対して、寛容ではないからじゃないかって、そんな感じがするのです。 

たとえば日本のドライバーの運転、というか駐車を見てると、一般に皆さん、回りの車にぶつけないように、すごく早めに切り返しますね。「まだ1mも空いてるのに大袈裟な」ってところで、心配そうに切り返す・・・多分日本じゃ、ちょっとコスっただけで大騒ぎになるんだなと思って、私もスペインにいた頃よりは早めに切り返すようにしてます。

でも「どこまでならぶつからない」かを会得するには、「どこまで行ったらぶつかる」かを知らなくてはいけない・・・つまり何回かぶつかってみて初めて、そのカゲンが分かるということなのだ。

路上駐車が一般的なスペインでは、駐車時、或いは発車時に前後の車に当てないでは出られないこともままある。みんな器用に、ちょっとづつ当てながら、そしてちょっとづつ切り返して、出たり入ったりする。低速でちょっと当てる程度なら普通は大した疵もつかない。

そういうお国柄だから、車をぶつけることに対しては日本より寛容なようだ。諦めてるのかもしれないけど・・・。
で新米ドライバーは、あっちでコツン、こっちでゴツンとやってる内に、自分の車は前後左右どのくらいでぶつかるかという距離が測れるようになり、当たっても疵にならない程度のスピードを会得し、そして自分の腕では「駐車しようとしてはいけない」スペースというのも区別できるようになるのだ。

そういう「学習の機会」を与えられていない日本の新米ドライバーは、いつまで経っても1mあけて切り返す・・・
 
で「ウーン」とうなったのは実はこっからで、人は失敗することによって学習する、つまり失敗できない、失敗しにくい社会というのは、その構成員がを学習する機会を奪ってるわけで・・・

ということは、日本人はだんだんバカになるしかないのか?? それに、失敗させてくれない親に反抗する子供がいるように、安全すなわち過保護な社会に飽き足らない日本人が当然いるはずで、失敗する気概のある(?)人たちは海外に出て行く・・・ということは人材の海外流出? 

なんか、日本の将来がスゴク悲観的に思えてきたけど・・・

2005年2月
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by peque-es | 2005-02-01 00:06 | Japón,Japan,Nippon..
ヘンだよ
2005年 02月 01日
(ホームページの「ひとりごと」から。作成日は月までしか書いてなかったので、日時分は出たとこ勝負…)

やっぱりおかしいよ、今の日本ってヘンな事件が多すぎるよ!
わけのわからない殺人事件だの、放火事件だの・・・
児童相談所が「虐待」を知ってて子供が殺されるのを防げなかったり、子供が子供を殺したり、人のいっぱいいる電車の中で刃物を使う武装スリ集団がいたり、スーパーや、そして学校でいきなり人が殺されたり・・・

日本の安全神話が崩れて来たとか、日本も安全でなくなったとか、言う人がいるけど、それもちょっとおかしい。スペインは日本より安全ではなかったかもしれないけど、こんなヘンな事件が連日のように起こるってことはなかったゾ!
人通りの少ない夜道で襲われることはあったかもしれないけど、白昼、そして回りに人がいっぱいいる電車やスーパーで、命を脅かされる心配なんて・・・しなくて良かったゾ!!

スペインが日本より安全ではなかったというのは、スリやひったくり、ちょっとした詐欺とかが、多分日本よりはずっと多かったのだ。統計は知りませんが・・・
ETAのテロもあったけど・・・そしてもしかしたら、普通の強盗事件や殺人事件、或いは交通事故なども日本より多いのかもしれないけど・・・けどけど、
「普通のですよ!! ふ・つ・う!!!」

オノボリさんやお金を持ってそうな旅行者がスリに狙われるのは「ふつう」だ。
だけどそこに住んでて毎日その電車に乗ってる人が、白昼、回りに人がいっぱいいるその車中で、刃物を持ったスリ・グループに囲まれて脅されるってのは「ふつうじゃない」んじゃないの?

人通りの少ない夜道で、一人でATMに行ってお金を引き出してはいけない。これは、スペインでは常識だ。
銀行が強盗に狙われるのは、これ又「アタリマエ」だ。銀行にはお金があり、犯人はお金を目的としているのだから。日本のように自動ドアで、「入って下さい」といわんばかりの態勢で待ってる方がおかしいのだ。

日本の道路よりスピードの出せる道路で、日本より凄惨な交通事故が多かったとしても、それも「ふつう」だ。

けど、けど、スーパーの前に立ってる時に、回りに突然刃物を取り出して自分や子供を襲う人間がいるかもしれないと考えたり、学校に先生を訪ねて来た人間が、もしかしたらその先生を恨んで殺すつもりで来たのかもしれない、はては自分が代わりに殺されるかもしれないと疑わなくてはいけないとしたら、これは明らかに「ふつうじゃない」と思いませんか? 

数年前にマドリッドの病院で、事件後精神分裂症と分かった医師が、病院の職員や入院患者にいきなり切りつけて数人を死傷させた事件は、随分異常な感じがした。
けど、日本じゃ同じくらい、又はもっと異常な感じのする事件が、次から次へと起こって、覚えてられないくらいだ。

その「異常な感じ」というのは、事件の動機が「ふつう」の人の想像を超えてるからだ。日本の「ヘンな事件」の犯人たちは一体を何をどう考えてそんな行動に至ったのか、その動機を、いくらニュースで聞いてもピンと来ない。
自分の気持ちをきちんと伝えることができなかったり、些細なことですぐキレル日本人が多くなったというけど、何故??

日本社会は平等っていうけど、実は「悪平等」だったんじゃないのか?
安全ではなくて「お節介で過保護」だっただけじゃないのか?
自由ではなく「無関心」、或いは無責任に「放任」してただけじゃないのか?
「集団の力」に優れ、それに頼って発展して来たというのは、実は「卓越した個人」を育てることができなかった…からじゃないのか?

そしてそういう「スリチガエ」が、長い年月、日本の社会を歪めてしまった、のじゃないのか?

飛躍しすぎ???????

2005年2月

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by peque-es | 2005-02-01 00:00 | Japón,Japan,Nippon..