日本にもあったシエスタ・タイム!?
2008年 03月 16日
昭和37年の日本のデパートでは、従業員の健康の為に、12時から3時までの3時間、店を閉めてたそうだ。で店員はその間、昼寝をしたり、おしゃべりをしたりして、休んでた…というのを、ほぼ1週間前、チャンネルの通りすがり(?)に見て、忘れないように非公開でメモしてたのでした。何チャンネルだったかはメモってないけど、「昭和のデパート○○」というようなタイトルだったかも?

日本にもシエスタ・タイムがあったのか!? と、ちょっと感動したような、そして目からウロコ的気分?

シエスタ(siesta)というのは、スペイン語で「昼寝」の事。元々は、夏の暑い日中はできるだけ体を休めるという、昔からの生活の知恵だったと思うのですが、そのテレビ番組によると、日本のデパートがそんな勤務体制を採っていたのも、暑い夏の昼間は従業員の健康保持の為に…というような理由だったらしい。

で思ったのですが、当時はデパートといえども、冷房なんてなかったとか…??

昭和37年と言うと、未だ四国の田舎に住んでた小学生。その工場町には、2階建てのデパート(一応大丸)しかなく、そこに鳴り物入りで(?)エスカレーターが出来たのは、確か中一の時。エスカレーター開通(?)の翌日には、同級の男子生徒たちが、「あれ、逆向きに駆け上ると面白いゼ」みたいな事を言ってはしゃいでいた。

たま~に行く都会(大阪)のデパートがどんなだったか、非常に断片的なイメージしか残ってないし…それに考えてみると、行ったのはいつもお正月前後、つまり冬だったので、冷房があったのかどうか、分からない。
ちなみに大阪は経由地で、行き先は母の実家がある和歌山。一応県庁所在地なので四国の工場町に比べると大きなデパートがあったけれども、そこも食堂のBランチしか覚えてないし…

昔の日本の夏は今ほど暑くならなかったけれど、湿度の高い日本で、デパートのような密閉された構造で、仮に冷房がなかったとしたら、確かに夏の昼間はかなりキツかったかも…と思うのですが…

それにしても、お昼の3時間、従業員の健康の為に店を閉めるなんて、今の日本や日本人からは考えられない大らかさ、ではないですか? 

…もしかして昔の日本人は、ちょっとスペイン人みたいだった…とか?041.gif

でもスペインじゃ、個人商店はお昼(といっても午後2時頃)に閉めるところが多いが、そのかわり4時~5時頃に又開けて、後は8時頃までやっている。夏の間は午後は休みの店とか、バカンスで2週間~ひと月閉める店というのはあるけれど、一日の営業時間は8時間位。
デパートは夏も冬もなく、昼も閉めないので、一日の営業時間は10時間以上。
最近では大型スーパーやショッピング・モールの中の店など、デパート以外でも、昼休みに閉めないところ、が増えて来てるし…
会社などで夏だけ勤務時間が変るところは結構あるけれど、その分朝早く出勤したり、夏以外の勤務時間が長かったりするし…

日本のデパートは、昔は閉店が6時頃だったと思うのですが、昼間3時間閉めて、閉店時間はそのままだったりしたら、なんか丸得みたい??…でも1ヶ月のバカンスは取れなかっただろうから、トントンですかね?(…って何が?009.gif

最近昭和レトロとか、昭和は良かったとか、昭和が一種のブームになってるようですが、そういう昭和って、多分昭和30年代まで…と、個人的には感じている。東京オリンピックがひとつの区切り?

少し美化され過ぎて、それがある意味では貧しい時代だった事は、触れられないで置いとかれてる気がするけれど、確かにのどかで懐かしいものが色々あった。リアルタイムでそれを知らない若い人たちにとっては、一種の外国のようなものかも知れない。

当時住んでた木造の古い社宅は、夜になると天井裏をネズミが走る音が聞こえ、雨の日には雨漏りがし、台風が来るという度に、親は雨戸を、木で打ち付けて留めていた記憶がある。
昔のおくどさんが勝手口の外に付いていて、電気釜が現れるまでは、実際に使っていたような気もする。

…で、昭和レトロについて色々考えている内に、初めて行った頃のスペインは、ある意味でスペインの昭和だった?…というような気がして来た…フランコの死後と日本の戦後が、一部重なるような気もするし?039.gif…という事はつまり、昭和を2度生きたラッキーな人生…ですかね?
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by peque-es | 2008-03-16 20:08 | その他、色々、なんとなく…
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