スペインとフランス
2008年 01月 14日
前の記事(「見えないゴールを目指す力…」)と同じく、タイトル予告までしてあったのに、よくよく考えてみると、大した事が言いたかった訳じゃないな~と気が付いた「スペインとフランス」…いや、スペインとフランスって、結構似てるんじゃあ? という、ただそれだけの事だったのですよ、こっちは…(・・;)

しかもそれは、ケーブル・テレビで「女警部ジュリー・レスコー」っていうフランスのシリーズを見て感じたという…学術的根拠(?)ゼロのお話です。((・・;)×2)

まあ同じラテン系の国で、地中海文化の影響もある、当然といえば当然のような事なのだけど…

以前は、なんとなく勝手に、仏伊西の3国が「ラテン3兄弟」みたいなイメージを持っていた。
ラテン語から進化した言葉を国語としている5つの国(イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、そしてルーマニア)の中で、なんとなく仏がしっかりものでエレガントな長女、伊が3人兄弟の真ん中に挟まれて我が道を行く真ん中の弟、そして西が上の2人に比べるとやんちゃで、でも性格は素朴な末の弟、みたいな擬人化をしていたのですね。
(…ンじゃ、ポルトガルとルーマニアは? と思った方の為に付け加えると…ポルトガルは父親がヨソの女に産ませた異母弟、ルーマニアはハトコ…???041.gif

で、フランコ時代が長く、ECに加盟するのも遅かった、ピレネーを越えればアフリカだと言われていたスペインよりも、イタリアの方がやはりヨーロッパ的で洒落てるしィ、フランスに近い?というような感じを持ってたのだけれど…

「女警部ジュリー・レスコー」を見てるうちに、必ずしもそうじゃないんじゃないか? むしろスペインの方がフランスに近い?…というか、スペイン人とフランス人って、イタリア人とフランス人、或いはスペイン人とイタリア人よりも似てるかも? という気になって来た。

まあスペインには長く住んだけど、イタリアとフランスは旅行でしか知らないので、本当のところは、それぞれの国に長く住んでみない事には分からないと思うけれど…

テレビを見ていると、街の感じ、道路の雰囲気(路駐*風景を含む。朝出勤して来た女性巡査と本部長が路駐スペースを巡ってぶつかったシーンなど、笑えた)、カフェ(スペインならバール)やお昼の定食を食べるところの雰囲気とか、更には薬屋の緑十時のネオンサインとか、ゴミ・トラック*後続の渋滞風景を含む。これも笑えた)とか、あ、これスペインとおんなじやん…と、理論的根拠なく懐かしくなるような場面、ディテールの連続なのでありますが、何よりも、主人公とその同僚たちの職場の雰囲気、人間模様、そして様々なやりとり…主人公の家族や、部下である刑事達などが、お互いに言いたい事言い合って、でも深刻な喧嘩には発展しないようなやりとりの妙味が、なんかヒジョーにスペイン的(!?)なのですね~…

それからこれは配役の妙なのか、出て来る人物像が、「居る居る! こういう人、スペインにも…」っと、ニンマリしたくなるような顔だったり、物腰だったり、態度だったり…主人公自身の人物像は、ちょっと出来すぎのような気もしますが、上下左右を取り巻く、例えば格下の巡査達とか、逆に上に乗っかってる(?)上司達(主に上の本部長と検事)とか、或いは回毎に違いますが、私立大学の学長だとか、銀行の重役だとか、中小企業の経営者だとか、税務署の役人だとか、マンションの管理人だとか、そういう登場人物が、みんな実にそれらしく見えるのは、気のせいでしょか?

更には警察署内のコーヒー販売機を巡るやりとり(小銭がなくていつも人に払わせるヤツが出て来たり、カップが出てないのにコーヒーが出てきてレスコー警部が悪態をついたり…)、コピー・マシーンを巡ってのやりとり(コピー・マシーンが不調の時の女性巡査の悪態、とか…)、その他些細なやりとりや、時にはひとりごとなども、なんかスペインの会社の様子を再現してくれてるみたいで、ヒジョーによく分かって笑っちゃうのであります!

かなり長く続いている人気シリーズらしく、携帯電話やパソコンもなかった初期のシリーズと、インターネットが活躍する最近のシリーズを見比べると、登場人物の中年太りも相俟って、何だか同じ道を辿って来たような妙な親近感も湧いたりして…

おまけにさすがラテン語系! 端々に聞き取れる、或いは意味の想像できる言葉が出て来るのが、意味もなく嬉しい。一応フランス語勉強した事あるので、聞いてる内に思い出す単語もあるし…

メーッと聞こえる単語が、スペイン語の Mierda ! (ミィダッ、意味は「クソッ」)に当る間投詞だという事はすぐ分かったし、パタティン・パタタンなんていう擬態語(?)が、ほぼスペイン語そのままの発音で聞こえて来た時には、思わず感動してしまったのだった。

余談ながらケーブル・テレビ、日本の地上波テレビにはないチャンネル・オプションを求めて加入したのですが、そうは言ってもやっぱり、アメリカ系のチャンネルや番組が主体だろ~な~…と予測していたら、イギリスやフランスなど、結構ユ~ロピ~アンなミステリーをやってるのは、嬉しい誤算というべきか? ま、イギリスのミステリーには、ラテンの薫りはしないけどね。そこが又、面白かったりするのです。

(でもやっぱり高いので、最近基本パックからもうひとつ下のに下げましたが…そう、基本パックが基本ではなかったのですね。スタンダード、だったんだって…009.gif

尚、スペインの路駐事情やゴミ・トラックについては、このブログでも再三触れておりますが、興味を持たれた方は、例えば「マドリッドの路駐事情、他…」「マドリッドの一方通行」「ゴミ行政…」などを、ご参照下さい。)
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by peque-es | 2008-01-14 18:21 | その他、色々、なんとなく…
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