昔住んだところ
2007年 08月 14日
…毎日暑いですね…お盆ですね…夏休みモードですね…書きかけの記事を仕上げる気力ないですね…何となく回顧モードですね…

…という訳で、昨年11月、マドリッドを再訪した時に撮って来た写真の中から何枚か…

a0072316_1362459.jpg…初めてスペインに行ったのは1980年の8月の終り…そういえば当時の日本は、夏でも、こんなに暑くならなかった…30度を超えたらもう、猛烈に暑い感じがしたと思うのですが…

…そして語学学校と陶芸学校に通いながら、マドリッドに2年間滞在した、その頃に住んでた辺りです。

マドリッドの中心部に比較的近い、アンドレス・メジャード(Andres Mellado)という通りの62番地、ここに1年間。
最初の3ヶ月間、アメリカ人の女性とスイス人の女の子と、いわゆる「シェア」をして住んでたピソ(Piso、英語のフラットです)を出て、次に住んだところです。

部屋貸し、つまり下宿のような形だったけど、大家さんと同居ではなく、台所や、小さいけれどサロンも使えたので、ピソのシェアに近い感じでもあった。

a0072316_1372169.jpg外から見ると建物の玄関の左側、その1階だったので…多分この写真の、日本で言うと2階部分に窓が3つ並んでる…その一番左の、木の葉に隠れた窓が、自分の部屋だった筈…と思って撮った一枚。

この家で起こった色々な事件については、『フラッシュバック・スペイン』のこの辺に、ほんのちょっとだけ書いてます。いつかもう少し詳しく…特に大家のオバサンのゴジについては、是非書きたいと思ってるんですが…いつ書くんだろう?…(゜.゜)

a0072316_138147.jpg部屋の窓から見えた向かいの建物の、日本で言う1階部分には、映画館シネ・カリフォルニアがあった…今は入り口にレンガが積まれて…閉鎖されちゃったみたい。

このシネ・カリフォルニアには、一度、語学学校の同級生だったフィリピン人の女の子が、「『エレファント・マン』を見たい」と言って一緒に行った覚えがあるのだけれど…あんまり好きな映画じゃなかったナ…(@_@;)
a0072316_1381735.jpg通りを少し下に行った反対側にあった Mercado (メルカード、市場)の入口…これも閉鎖されちゃったのか? それともこの日は、普通のお店はみんな閉まる祝祭日だったんだっけ…?

メルカードというのは、中に色んな個人商店が沢山入ってるような感じなのだけど、≪フラッシュバック・スペイン≫の「6.お店の人」に出て来る、八百屋さん魚屋さんなどは皆このメルカードの中にあったお店で、パン屋さんや、卵屋さん…というか鶏肉屋さんは、このメルカードの通りを挟んだ反対側にあった。
「1ペセタ貸し」のシステムを初めて教えてくれた(?)肉屋さんは、メルカードの中の…確か2階の一番手前辺りにあったような…
a0072316_138417.jpgBar (バール) Los Chicos (ロス・チコス)は、昔のまま!
ここには陶芸学校で知り合った友達に連れられて、よく来た。この日も同じ友人たちと一緒だったのだけど、中に入る時間がなかったのは、ちょっと残念。

…せめてもう少し近づいて、店の名前が見えるところで写真をもう一枚(↓)。

a0072316_1385112.jpgそういえば2002年の終り頃、同じ職場の同僚が、数年机を並べて仕事をした後で、ある日突然この地区の出身だと分かり、「え~っ、その頃どっかですれ違ってたかも…」「ロス・チコスのパタタス・ブラバスは最高だったよな…」という話で、暫し盛り上がったものだった。

パタタス・ブラバス(Patatas Bravas)というのは、スペインのバールで出てくる、典型的なジャガイモ料理のひとつで…、≪スペインふう家庭料理≫のメニューにも、ず~っと前から載っけてるんですが…未だ作ってみてない…いつか載っけますので_(._.)_

この辺は旧市街に比較的近く、でも旧市街に比べると道が広くて、碁盤の目のように整然と並んでいる。

でも中には、以前「マドリッドの路駐事情」で紹介したような狭い道も…(…って言っても、日本の「新興住宅地」であるこの辺より広いけどね…(・・?

a0072316_13545021.jpg友達のお父さんは、アンドレス・メジャード 62 番地から歩いて5分くらいのところにあるこの通りで、家具の町工場をやっていた。
そのお父さんが亡くなったあと、工場は閉められてしまったが、友達のお母さんは、今もその上にある小さな家で、同じく未亡人となった妹と一緒に暮している。

a0072316_17194779.jpgこの通りには、古くて、どちらかというと質素な家が並んでいる。建物もあまり高くないですね。
マドリッドっ子の友達が子供の頃には、未だこの辺りに牛屋さん(…とでも訳せばいいのか?) - vaquería というのがあって、牛を数頭(?)飼って、牛乳を売っていたとか…
写真の左手前は、古い建物が取り壊しになった跡の空地。そのすぐ隣は、窓の感じなどから見て、新しく建て直された建物のよう。

昔住んだところ…日本も含めて沢山あるのだけど…初めての海外暮らしをしたこの辺りと、マドリッドで最後に住んだ家の辺りが、やっぱり一番思い出が濃いかも…

スペイン語で El tiempo pasa... (時は過ぎて行く)と言います。

追記: アンドレス・メジャード通りのメルカード(市場)、記憶を辿ってみると、未だ続いているけれど、中に入ってるお店の数がグンと少なくなって、寂れた感じだと、友達との会話で出てきたような…写真を拡大してみると、入口には未だ Mercado と書かれているし…この日はやっぱり、祭日だったのでしょう。(2007年8月15日)
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by peque-es | 2007-08-14 20:52 | その他、色々、なんとなく…
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