春はあっという間? 
2007年 04月 01日
「春は曙…」と言ったのは、確か清少納言?
でも平安時代の春と今の春って、大分違うんじゃないだろうか?

スペインから帰って来て、毎年この季節になると思うのは、「春はあっという間」!a0072316_18415528.jpg
多分今日あたり、あちこちのブログに桜の写真が載るとは思いますが…

これはうちのすぐ近所…
先週末には未だ咲いてなかったのよね…
それが「あっという間に」咲いて、満開になって…
で今度の週末にはきっと、もう散ってるのよね…

おまけに今年は、暖冬の終わりに寒波が来て、気象庁が桜の開花予報を間違えて…
でや~っとあったかくなったと思ったら今度は一気に20何度の陽気になったり…

スペインに居た間中、スペイン人たちに、「日本は気温や気候の変化がこんなに激しくないの。春と秋がもっと長いの。」って説明してたのに、最近の日本、合服を着る日が少なくて、ちょっとスペインみたい…??

でまあ、一気に春になっちゃったので、ちょっと機を逸した感じもするのですが、「春眠暁を覚えず」っていう諺のスペイン語版(?)について書こうと、思ってたのです。a0072316_1921174.jpgそもそも「春眠暁を覚えず」状態になるのは、春が来る頃になると色んな体調の変化があって、それは人間に限った事ではないという話を読んだ事があるのですが…

本のタイトル、忘れちゃったんだけど、確かヨーロッパのどっかの国の森で、ある時狩人が狩の途中に、どうにもこうにも眠くてたまらなくなり、ひと休みして眠った。で目が覚めてみたら、目の前に、兎だったか鹿だったか、とにかく「獲物」が、やはりどうにも眠くてたまらなくなって寝ていた…というようなエピソードが紹介されていた。
で著者によれば、例えば寒い冬の間「冬眠」する動物がいるけれど、冬眠しない動物にも同じような生理が受け継がれている。春、暖かくなってそろそろ冬眠から起きるかと出てきたら、又寒さがぶりかえしたりする自然を警戒して、「未だほんとの春じゃないかもしれないぞ、用心しろよ」と体が言ってるのだ…というような話だったと思うのですが…すみません、ウロオボエで。

a0072316_193163.jpgとにかく春先になると疲れが出たり、春に体調が狂ったりというのは、かなり共通してるようなのですね。少なくとも冬のある国では。

でスペインですが、春先の眠くてたまらない時期の体のだるさをズバリ、fatiga primaveral (春の疲労)という言葉で表現する。それから春は体調が狂い易いというのを Primavera altera (春は変調させる)と韻を踏んで言う諺もある。

韻を踏むと言えば、Abril aguas mil (4月は水が千)なんていうのもあったっけ…意味は「4月は雨が多い」という事ですね。さしづめ「春の嵐」?

そういえばイースター(…スペイン語ではセマナ・サンタ-Semana Santa-聖週間、聖なる週って事ですね…)の頃のスペインって、いつも寒さがぶり返したり、雨が降ったりする事が多かった。今年のイースターは確か今週辺りと聞いた気がするけど、果たしてお天気はどんなでしょう?

ん? こ~してみると…日本とスペインの気候って、結構共通点があったりする???

でも…「Hasta el 40 de Mayo, no guardes el sayo (5月の40日までは外套を仕舞うな)」というのもあって…
5月40日というのはまあ、6月の10日くらい?
とにかく、その頃までは、いつ又寒さが戻るか分からないと、ちょっと誇張して言ってる。
sayo (サージョ)は Mayo (マージョ-5月)と韻を踏むためで、冬の外套、つまりオーバーには、普通の会話では sayo ではなく abrigo ((アブリーゴ)という単語を使う。

…6月の10日っていうと、日本じゃそろそろ梅雨に入ろうかって頃で…衣替えも済んでる?
まあ湿気と夏の日の長さになると、日本とスペインじゃ、やっぱり違うよな…
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by peque-es | 2007-04-01 20:00 | その他、色々、なんとなく…
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