音楽著作権その後
2006年 10月 21日
2つ前の記事で書いたヤフー・ポッドキャストのダブル・エントリーが、中々直りません(汗)…ヤフーのカスタマー・サポートとやりとりした結果、ポッドキャストの画面から「違反報告」をすると、削除してもらえる(?)可能性があると理解したので、ダブってるエントリーを自己告発(?)してみたんですが…そしたらブログに[blog verification]てところからTBが来て、おっ、これは多分削除の前のプロセスだ、直るのも間近?…と思ったのに、以後進展なし…

考えてみたら、違反報告がひとつあったからって即削除できる訳ではない。報告内容を検証して、違反かどうか判定して、そして削除するかどうかを決めて、最後にしかるべき方の承認も得て…とモロモロの手続きがあるはずだから…当然ですよね?

…それに、たまたま検索でひっかかったサイトに行ってみたら、違反したのかしないのか?(…JASRAC のリファレンスが付いてた気がするんですが…)、聴けないエントリーが一杯あるし! あれを全部、しかも上記の手続き(?)を踏んで削除するとしたら、ヤフーも大変なこった…

いつ直るか見当がつかないので、とりあえず前に進むことにしました。「なかなか弾けない曲」っていうのをアップしたので、お時間と興味のある方は、試聴してみて下さい。

元はといえばこの「違反報告」っていうの、「不適切な内容」のもの…つまり、公序良俗に反する内容や、著作権に触れるものを削除するためにある筈ですよね?

音楽著作権については前にもちょっと書いたのですが(音楽著作権と「小鳥の歌」)、その時いただいたコメントで、気になっていた事がある。

それは「著作権は登録制」というもので、私の理解は「登録しようがしまいが」、著作権自体は作品と共に発生するというものだったので…昔見たこのページを、もう一度開いてみました。



するとやっぱり! たとえ登録はしなくても、著作権自体は法律で保護されている…じゃ登録は何のため?
それが自分の作品であることを証明するひとつの手段と書かれてますが、でもそんなん、誰かが盗作して、真の作者より先に登録したりしたら、ややこしいだけやん???
今じゃ、登録する団体も幾つかあるみたいだし?

まあその作品が実際に利益を生み出した場合には、訴訟とかになるんでしょうね?

このページを読み直してみて、今まで知らなかったことが幾つか分かったのだけど、でも依然として分からないことや、そして前よりも分からなくなったこともあったりして…

その一: 作者の死後、著作権が存続する年数が、日本の作品よりも外国の作品の方が長い理由は、何と先の戦争にあるらしい! つまり戦争中は、相手国の著作権を尊重してなかったと見做されて、その期間が加算されるそうです。しかも「連合国側の」なんていう言葉が使われてたりして!
…でも戦争中って、著作権料を払わずに外国の曲を演奏してたんではなくって、敵国の音楽なんか演奏しなかったんじゃないの??
 
その二: 編曲については、JASRAC でも許可を与えることはできないらしい。つまりアレンジの許諾権は「著作権者」のみにあり、JASRAC では管理してないってことですね…
…ところで著作権者っていうのはこの場合、作曲者のこと? でも作曲家が死んだあとは…誰?…どうも著作権というのは、財産のように相続されるものらしく、JASRAC が管理してないものについては、著作権者が誰であるかを調べて…な~んて書いてあるけど、実際問題として、50年以上前の作品について、そういうことを個人で調べるのには、限界あるんでは??

実は上の「なかなか弾けない曲」っていうの、以前あるところにアレンジ譜を載せた事があり、その時タイトルの確認と著作権について調べるのに一苦労したのです。
オリジナルのタイトルは「12番街のラグ」っていう、昔からよく聞くポピュラーな音楽だけど、例によってタイトルがウロオボエ…ほらよく、音は知ってるのに何の曲だか知らないっていうの、あるじゃないですか? あれだったのです!
ウロオボエのタイトルを日本語で入れたり英語に直してみたり、数字に替えたりして検索して…やっと分かった作曲者名はボウマン(Bowman)で、次にアメリカのどっかで見つけたラグタイムのサイトで曲を聴いて、そのウロオボエのタイトルが合ってた事を確認し、更に「作者の死後○年」と聞いていた年数をクリアしてたと思ったのに、今度調べ直してみたらその人は「1949年没」…戦時加算すると未だ著作権がある???

そして JASRAC の作品検索サービスでひっかかったのは、いずれも他の人による編曲作品…つまりオリジナルは JASRAC の管理下にはない??

それらの編曲作品を元にしたのではなく…というか、オリジナルの楽譜も見たことがなく、どんなバージョンの楽譜も、レコードも、CDも、テープも、元にした訳ではないアレンジは、一体どなたに許しを請えばいいのでせう? 

どなたか分かったら、教えて下さい。

それにしても、外国の作品の著作権については、国によって保護期間が違うが、日本国内では日本の法律に準拠して保護される、つまり死後50年。但し国によっては上記「戦時加算」をして、死後約60年っていうの…なんかどっか、ロジックがおかしいような気がするんだけど…どこだろう???

追記: なんとっ、上記作曲者名が間違ってたので、直しました(冷や汗)…
そしてそして、こんなサイト、見つけてしまいました。未だごく一部しか読んでませんが(英語だし!)、なんか、あれだけポピュラーな曲を作ったのに、作曲家自身は、著作権による利益は殆どなかったみたい??(10月22日)
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by peque-es | 2006-10-21 16:52 | その他、色々、なんとなく…
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