虫の音
2006年 08月 31日
今年の夏はなんか「あっ」という間。長かった梅雨がやっと終ったと思ったら、もう秋の気配。
でも束の間の夏に、やっぱり蝉が鳴いている…ジージー、ミーンミンミン…短かった今年の夏よりも更に短い、僅か1,2日の地上生活で、次世代を残そうと頑張ってる蝉たちには悪いけど、かなりウルサイ!

でも例えば、日本にずーっと住んでおられる皆さんも、蝉の鳴き声ってウルサイですか?
ウルサイと応えた方、それじゃ蝉以外の虫の声、例えば秋の夜の虫の声、なんていうのはどうでしょう??(というのも、前に母に聞いたら、「蝉はウルサイけど、虫の声は別に気にならない」って答えたもんで…)

マドリッドには蝉がいなかった。住宅が建て込んではいるけれど、マンションの裏の竹薮に狸が出るような(たま~にですが!)この辺りと比べると、なんだかんだ言ってマドリッドは都会だったなと思う。ゴキブリ以外の昆虫は少なかったもんね。

そして蚊もいなかった。ベランダの花には蜂が来たけど、そして時々蜘蛛や蝿、蟻を見る事はあったけど、蚊が殆ど居なかったのは、やはり乾燥してるからだろうか? それともドブや溝がないからだろうか??

で日本に帰って来て気が付いた事のひとつが、蚊に喰われるのにも免疫があるという事!
帰国して3年目になる今年の夏は、多少免疫が出来てきた気がする。
最初の年はもう喰われまくり! 回りの人は平気なのに、ひとりだけ蚊に刺され、刺されると大きく腫れて、かゆみがいつまでも続く…キンカン塗りまくりの夏でした。



そしてもうひとつ気がついたのが、虫の声がウルサイ!という事。

昔新聞か何かで読んだのですが、右脳と左脳とか、そういう脳の働きや機能は民族によって違う事があり、例えば欧米人の耳には虫の声はただの雑音に聞こえるのに、日本人は虫の声を、音楽を聴くのと同じ脳の部分で聴いている…というような話。日本には昔から鈴虫を飼ったりとか、「虫の音」を愛でる伝統がありますよね。

スペインに行く前には、今よりもっと虫の多い環境に住んだこともあったのに、虫の声がウルサイと感じた覚えはない。上の新聞記事を読んだ時も、ふーん、なるほど…などと思ったくらいで…ということは、スペインはマドリッドで20年余りを過ごした間に、脳がスペイン風になっちゃった? 

スペイン語脳というようなのはあると思う。日本語脳とスペイン語脳では得手不得手が違っていて、同じ事を考えても違う結論が出たり(?)、或いはどちらかの言語の方が考え易い事とか、表現し易い事があるというのは、外国語を多少やった方なら、思い当たるのではないでしょうか?

でそれとは又ちょっと違うかもしれないけど、とにかく夏の蝉の鳴き声や、秋の夜の虫の音が、私には騒音に聞こえるのです。
朝は日の出から鳴き始める蝉の声がうるさくて目が覚めてしまうので、窓を開けて寝られない。昼間はその声が更に大きくなり、蝉の鳴きやむ夜は他の虫たちが鳴きはじめる。
窓を開けてるとテレビも聞こえにくくてボリュームを上げなくてはいけないので、やはり窓を閉める。
で窓を閉めると、それ程暑くない時でも、コンクリのマンションはなんだかムレてくるような…乾燥した国に長く居たせいか、湿度に極端に弱い私、クーラーをかけずにはいられなくなります。温度設定は28度くらいで、要は「除湿」。
すると今度は、余り新しくはないクーラーの音がうるさくて、やっぱりテレビのボリュームを上げなくてはいけなくなる…

何やってんだか…

まあウルサイものは他にもあるんだけどね…
「ただ今発券中です」ってワザワザ言ってくれる駅の券売機、とか…
モニターに出るメッセージを読んで一生懸命確認してる最中なのに「確認ボタンを押して下さい」って催促する銀行のATMだとか…
探してる冷凍食品が未だ見つからない内にピーピー鳴り出す冷蔵庫のアラームとか…

「日本人の作る機械って、なんで喋るん?」と思いますが、こういうのも他の方たちは、別にウルサくはないんでしょうか? 是非、お伺いしたく… 
私は冷蔵庫には時々「ウルサイッ、ワカッタ」などと答えておりますが!
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by peque-es | 2006-08-31 00:21 | その他、色々、なんとなく…
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